everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-

Mr.Childrenのシングル (1994)
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everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』(エヴリバディ・ゴーズ ちつじょのないげんだいにドロップキック)は、日本バンドMr.Childrenによる7枚目のシングル。1994年12月12日にトイズファクトリーより発売された。

everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
Mr.Childrenシングル
初出アルバム『BOLERO
B面 クラスメイト
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル トイズファクトリー
作詞 桜井和寿
作曲 桜井和寿・小林武史
プロデュース 小林武史
ゴールドディスク
ミリオン(日本レコード協会
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1995年度年間21位(オリコン)
Mr.Children シングル 年表
Tomorrow never knows
(1994年)
everybody goes
-秩序のない現代にドロップキック-

(1994年)
奇跡の地球ほし
1995年
LAND IN ASIA 収録曲
雨のち晴れ
(6)
everybody goes
-秩序のない現代にドロップキック-

(7)
【es】
〜Theme of es〜

(8)
BOLERO 収録曲
幸せのカテゴリー
(9)
everybody goes
-秩序のない現代にドロップキック-

(10)
ボレロ
(11)
Atomic Heart 収録曲
innocent world
(4)
クラスメイト
(5)
CROSS ROAD
(6)
EANコード
EAN 4988061280295
(TFDC-28029)
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映像外部リンク
ライブ映像
「everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~」 (2019)

概要 編集

前作『Tomorrow never knows』からわずか1ヶ月後のリリース[1]で、Mr.Childrenのシングルでは前作との間隔が最も短い。アートディレクター信藤三雄

チャート成績 編集

4thシングル『CROSS ROAD』から4作連続となるミリオンセラーを達成した。初週で約37万枚、累計売上は124.0万枚。なお、本作発売の前週の1位は6thシングル『Tomorrow never knows』(2週連続、通算3週目)で、Mr.Childrenは本作と併せて3週連続でオリコンシングルチャート1位を獲得している。

収録曲 編集

全作詞: 桜井和寿、全編曲: 小林武史 & Mr.Children
#タイトル作詞作曲時間
1.「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-」桜井和寿桜井和寿・小林武史
2.「クラスメイト」桜井和寿桜井和寿
3.「everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- (Instrumental Version)」桜井和寿桜井和寿・小林武史
合計時間:

楽曲解説 編集

  1. everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
    • 小林武史桜井和寿の間で浮かんだ「コンサートで盛り上がる新たな曲を作ろう」という構想を下に作られたアップテンポのロックナンバー[1]社会風刺的な歌詞について桜井は小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」に影響されたと語っている[2][3]
    • 小林の提案したコード進行へ桜井がギターリフを作り始め、そこからアドリブでメロディーを乗せていき作られたという[1]
    • 詞は『TOUR INNOCENT WORLD』の最中に移動中の車内などで作られたが、その過激さ故かMr.Childrenのシングルでは珍しくタイアップが付いていない[1]。桜井も「あの曲はどこの会社もタイアップについてくれなかった(笑)。もっとも、『社長の上に跨って』なんて歌詞じゃ、それも無理なんですけど…。試みはしたんですけどね」と語っている[2]
    • 当初は前作『Tomorrow never knows』のカップリング候補だったが、あまりにも出来が良かったため、B面として出すのは勿体無いということで急遽シングルA面での発売となった[1][4]
    • 作曲はシングルA面曲の中で唯一桜井と小林の共作名義となっており、 コーラスにakko(MY LITTLE LOVER)が参加している。
    • 間奏のギターソロは桜井によるもので、ほとんどのライブでは桜井が弾いているものの、時たま田原健一が弾くこともある[注 1]
    • ベスト・アルバムMr.Children 1992-1995』及び配信版(本シングルと「BOLERO」収録のものを含む)では、副題の記号が異なり、「〜秩序のない現代にドロップキック〜」となっている。
    • 歌詞の中には当時のヒットチャートへの風刺として「退屈なヒットチャートにドロップキック」とあるため、1994年12月23日放送『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で初披露した際には、当該箇所[注 2]をカットして演奏した。
    • Mr.Childrenのシングル曲としては珍しくミュージック・ビデオが制作されておらず、これは自身のシングルA面曲では初となる。
  2. クラスメイト

テレビ出演 編集

番組名 日付 放送局 演奏曲
ポップジャム 1994年12月12日 NHK ラヴコネクション
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
ミュージックステーション[5] 1994年12月23日 テレビ朝日 everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1995年2月20日 フジテレビ CROSS ROAD
花はどこへ行った
Tomorrow never knows
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
FAN 1995年6月9日 日本テレビ CROSS ROAD
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
フラジャイル
【es】 〜Theme of es〜
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1995年7月24日 フジテレビ Dance Dance Dance
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP 1997年3月17日 フジテレビ Tomorrow never knows
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
名もなき詩
Everything (It's you)
FAN 1997年4月4日 日本テレビ Everything (It's you)
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
ALIVE

ライブ映像作品 編集

everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-

作品名
【es】 Mr.Children in FILM[注 3]
regress or progress '96-'97 tour final IN TOKYO DOME
Mr.Children TOUR '99 DISCOVERY
Mr.Children Concert Tour Q 2000-2001
Mr.Children CONCERT TOUR POPSAURUS 2001
Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜
Mr.Children Dome Tour 2019 Against All GRAVITY

クラスメイト

収録アルバム 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ Mr.Children Tour 2009 〜終末のコンフィデンスソングス〜』など。
  2. ^ 「everybody goes everybody fights 退屈なヒットチャートに ドロップキック everybody knows everybody wants 明るい未来って何だっけ?」
  3. ^ ドキュメンタリー映画作品。

出典 編集

  1. ^ a b c d e Mr.Children 1992-1995』ライナーノーツ
  2. ^ a b 月刊カドカワ角川書店、1995年1月号、294頁
  3. ^ SPA!扶桑社、1995年4月26日号
  4. ^ 『【es】 Mr.Children in 370 DAYS』 角川書店 1995年4月1日
  5. ^ ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 1993.12.23.FRI”. テレビ朝日. 2021年8月30日閲覧。

外部リンク 編集