FNBスタジアム
ファースト・ナショナル・バンク・スタジアム(英語: First National Bank Stadium, "FNB Stadium"、サッカー・シティ・スタジアム、英語:Soccer City Stadium)は、南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグにある球技場。エジプトのミスル・スタジアムに次ぎアフリカ2番目の規模を誇る。
ファースト・ナショナル・バンク・スタジアム First National Bank Stadium(FNB Stadium) サッカー・シティ・スタジアム" "Soccer City Stadium | |
---|---|
施設情報 | |
所在地 | 南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグ市都市圏 |
位置 | 南緯26度14分5.27秒 東経27度58分56.47秒 / 南緯26.2347972度 東経27.9823528度座標: 南緯26度14分5.27秒 東経27度58分56.47秒 / 南緯26.2347972度 東経27.9823528度 |
起工 | 1986年 |
開場 | 1989年 |
拡張 | 2009年 |
所有者 | サッカー・スタジアム開発信託 |
運用者 | 南アフリカ共和国サッカー協会 |
グラウンド | 芝 |
建設費 | 33億ランド |
設計者 | Boogertman & Partners, POPULOUS[1] |
使用チーム、大会 | |
チーム ・サッカー南アフリカ共和国代表 ・カイザー・チーフスFC 大会 ・2010 FIFAワールドカップ ・アフリカネイションズカップ2013 | |
収容人員 | |
94,700(サッカー) | |
(最多:94,807 (Kaizer Chiefs vs Orlando Pirates, 1 August 2015)[2][3]) | |
アクセス | |
メトロレールNasrec駅 |
概要
編集開場当初から南アフリカの金融機関であるファースト・ナショナル・バンク(FNB)が命名権を保有している。
2010年に開催されたFIFAワールドカップでは決勝戦の会場になったが、FIFAの規定により、照明設備付屋根を設置した。また、大会中はFIFAスポンサーおよび大会サプライヤー以外の企業名は排除される。命名権を保有するFNBも大会スポンサーであるが、スポンサー権利範囲が南アフリカ国内に限定されている種別での契約であるため、大会中は名称を一時的に「サッカー・シティ・スタジアム」に変更される。
歴史
編集1989年に建設。1996年と2013年のアフリカネイションズカップ決勝が開催された。2010年8月21日にはラグビートライネイションズのスプリングボクス対オールブラックスの試合(フリーダムカップ)が開催された[4]。
2011年2月13日に開催されたU2の360°Tourでは94,232名を動員した[5]。
2013年8月17日、「第1回ネルソン・マンデラ・スポーツ&文化デー(Nelson Mandela Sport & Culture Day)」として、ザ・ラグビーチャンピオンシップの南アフリカ共和国対アルゼンチン戦、サッカーの国際試合、音楽コンサートが実施された。当時、ネルソン・マンデラ 元 南アフリカ共和国大統領は病気のため危篤状態であり、彼の功労を称えるとともに、健康回復を願うイベントとなった。
脚注
編集- ^ Soccer City architect Populous
- ^ "2015 Carling Black Label Cup"
- ^ "Carling Black Label Cup Soweto Derby breaks FNB Stadium attendance record"
- ^ http://www.scrum.com/trinations2010/rugby/story/121658.html
- ^ Hot Tours: U2, André Rieu, Linkin Park Billboard February 17, 2011
- ^ マンデラ元大統領称賛の公式追悼式 雨の中、惜別の歌と踊り スポーツニッポン 2013年12月11日閲覧