Flu-flu矢 (フルフルや)とは、狩猟用のである。色鮮やかな矢羽根に特徴があり、わざと回転が起きるよう空気抵抗を大きくすることで直進性を高め、射程も短くしている。だいたい30mで失速する[1]。遠くに飛ばないため事前の事故防止、そして精密な射撃と、外した際に自分が放った矢の回収を容易にしている。

Flu-flu矢の矢羽根

通常の矢を使うこともあるが、特殊な矢尻として鳥を引っ掛けるワイヤーがついた矢尻を取り付けることがある。これは森の中のリスを含めた獲物を狙った際、木に当たって抜けなくなるのを防ぐ効果も期待されている[2]

ディスクゴルフのように、アーチェリーゴルフの一種の遊びとして使われることがある。

参考文献 編集

  1. ^ Wingshooter's Guide to Washington: Upland Birds and Waterfowl 著者: Dan Brandvold p79 ISBN 1626365369
  2. ^ Exploring the Outdoors with Indian Secrets 著者: Allan A. Macfarlan p46