GODZILLA ゴジラ
『GODZILLA ゴジラ』(原題: Godzilla)は、日本の同名映画キャラクターに基づいた2014年のアメリカ合衆国のSF怪獣映画である[4]。また、レジェンダリー・ピクチャーズ製作の怪獣映画を同一世界観のクロスオーバー作品として扱うモンスターバースシリーズとしては第1作目の映画である。2014年5月16日に全米公開。日本では同年7月25日公開。
GODZILLA ゴジラ | |
---|---|
Godzilla | |
![]() | |
監督 | ギャレス・エドワーズ |
脚本 |
マックス・ボレンスタイン フランク・ダラボン[1] デヴィッド・キャラハム ドリュー・ピアース デヴィッド・S・ゴイヤー(ノンクレジット) |
原案 | デヴィッド・キャラハム(ストーリー) |
原作 | 東宝株式会社 |
製作 |
メアリー・ペアレント ジョン・ジャシュニ トーマス・タル ブライアン・ロジャース |
製作総指揮 |
坂野義光 奥平謙二 アレックス・ガルシア パトリシア・ウィッチャー |
出演者 |
アーロン・テイラー=ジョンソン 渡辺謙 エリザベス・オルセン ジュリエット・ビノシュ サリー・ホーキンス デヴィッド・ストラザーン ブライアン・クランストン |
音楽 | アレクサンドル・デスプラ |
撮影 | シェイマス・マクガーヴェイ |
編集 | ボブ・ダクセイ |
製作会社 |
ワーナー・ブラザース レジェンダリー・ピクチャーズ ディストラプション・エンターテインメント ラットパック=デューン・エンターテインメント |
配給 |
![]() ![]() |
公開 |
![]() ![]() |
上映時間 | 123分 |
製作国 |
![]() |
言語 |
英語 日本語 |
製作費 | $160,000,000[2] |
興行収入 |
![]() ![]() ![]() ![]() |
次作 |
キングコング: 髑髏島の巨神 (モンスターバース次作) ゴジラ キング・オブ・モンスターズ (ゴジラ次作) |
概要編集
「ゴジラシリーズ」のリブートであり[6][7]、アメリカ合衆国の資本でゴジラ映画が製作されるのは1998年公開の『GODZILLA』以来16年振りの2作目。また、日本でゴジラ映画が公開されるのは、2004年公開の『ゴジラ FINAL WARS』以来、10年振りとなる。ワーナー・ブラザース映画 = レジェンダリー・ピクチャーズ提供、レジェンダリー・ピクチャーズ製作。
ストーリー編集
1999年、フィリピンでの炭鉱崩落事故を調査中の芹沢猪四郎博士らは、炭鉱の深部で巨大な恐竜のような生物の化石を発見する。化石には別種の生物の繭が寄生しており、付近には巨大な何かがはい出たような痕跡が残っている。一方、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務する核物理学者のジョー・ブロディは、原子炉直下で発生する不可解な地震について調査を要請する。ジョーの妻で技師のサンドラが原子炉の安全確認に向かうが、突如起こった巨大な揺れによって原子炉が暴走し、原発は倒壊した。
15年後、ブロディ夫妻の息子でアメリカ海軍爆弾処理班のフォード大尉は、父のジョーが日本で警察に逮捕されたという知らせを受ける。ジョーは妻の命を奪った原発事故の真相を探るべく、立入禁止区域となった原発跡地に侵入し逮捕されていた。原発跡で15年前と同じ事態が起きつつある兆候を察知したジョーは、フォードと共に禁止区域へ再侵入し当時の居宅に残されたデータを回収するも、付近をパトロールしていた武装集団に捕まり、原発跡地内の研究施設へ連行される。
施設内にはかつての地震の原因となった巨大な繭があり、「モナーク」と称する秘密機関が調査を行っていたが、すでに繭は羽化を開始していた。羽化を遂げた生物は研究施設を破壊して東へ飛び去り、施設の倒壊に巻き込まれたジョーは命を落とす。芹沢らはジョーの遺した情報を持つフォードとともに原子力空母「サラトガ」[注 1]にて「ムートー」と名付けられた巨大生物を追う。モナークの目的は、ペルム紀末の大量絶滅を生き延びた太古の巨大生物「ゴジラ」を研究し、その存在を社会から隠蔽することだった。芹沢はムートー排除のためゴジラも再び現れると推測する。
ムートーは洋上でロシア海軍アクラ型原子力潜水艦を襲い、その核燃料を捕食するためオアフ島に上陸する。怪獣はさらにホノルル市街に侵攻し米軍と交戦するが、間もなくしてそこにムートーを追って来たゴジラが60年ぶりに地上に姿を現す。両者は空港で対峙するがムートーは飛行して逃亡、それを追うゴジラも海へ消えた。
一方、アメリカのユッカマウンテン放射性廃棄物処分場に保管されていたフィリピンの繭から新たなムートーが羽化し、ラスベガスを破壊しさらに西へと進行する。ジョーの遺したデータを分析した芹沢は、日本に現れたムートーが雄、ユッカマウンテンから現れた個体が雌であり、2体のムートーは繁殖のために同じ場所を目指していると断定する。
サンフランシスコ湾で3体の怪獣が衝突すると推測する軍指揮官のステンツ提督は、芹沢の反対を押し切って戦略核兵器の使用許可を得る。弾頭には電磁パルスの影響を受けないアナログ式の時限装置を使用し、3匹の怪獣を太平洋上へ誘引し、殲滅する作戦が実行されることになった。米軍は2基の核弾頭を列車でサンフランシスコへ輸送しようと試みるが、雌のムートーの襲撃を受けて弾頭1基を飲み込まれてしまう。もう1基の弾頭はサンフランシスコ湾内への輸送には成功するものの、海上で雄のムートーに奪われ、雌がサンフランシスコ市街地に築いた巣へ運ばれる。弾頭の起爆装置は既にカウントダウンを開始しており、数時間後には逃げ遅れた市民が核爆発に巻き込まれてしまう。フォードは弾頭起爆阻止を目的とした軍の部隊に参加し、HALO降下によってサンフランシスコ市内へ突入する。
湾内に浮上したゴジラは軍の攻撃を受けながらゴールデンゲートブリッジを破壊し市街地へ侵攻。ゴジラはフォードの妻のエルが勤める病院の近くで2体のムートーと交戦する。その傍らにあるムートーの巣でフォードたちは弾頭を発見するが、その破損状態は思ったよりも激しく時限装置を停止させることが出来ない。部隊は船で弾頭を洋上へと持ち去り、少しでも市街地から引き離す作戦に移行する。一方フォードはムートーが既に巣に無数の卵を産み付けていることに気付き、瓦礫の中で横転しているタンクローリーのガソリンを利用し受精卵もろとも巣全体を爆破する。
ゴジラは二体のムートーの連携攻撃に苦戦を強いられていたが、巣が爆破されたことに気を取られた雌のムートーが戦闘を中断したことで形勢が逆転、熱線を放ち雌のムートーを一時的に戦闘不能にし、さらに襲ってきた雄のムートーを強烈な尻尾の一撃で倒す。一方で核弾頭を奪われたことに気付いた雌のムートーが復活し部隊を壊滅させ、更にフォードに迫るが、追って来たゴジラに直接放射熱線を口内に放たれ絶命する。だが、エネルギーを消耗したゴジラもその場に崩れ落ちた。核弾頭はフォードによって小型船で洋上へ運ばれ、彼が救助された後で遥か遠くの沖合いで大爆発した。
翌朝、フォードは避難所のオー・ドットコー・コロシアムに訪れ、そこでエルら家族との再会を果たす。一方で、瓦礫の中で倒れ死んだと思われていたゴジラが覚醒し、海へ戻り始めた。その姿を捉えたテレビ映像には「怪獣王は救世主か?」というテロップが躍っている。万感の思いで見つめる芹沢らを背に、ゴジラは人間には目もくれず、咆哮を上げながら海中へと姿を消していったのであった。
登場人物編集
- フォード・ブロディ大尉
- 演 - アーロン・テイラー=ジョンソン、日本語吹替 - 小松史法[9]
- アメリカ海軍の爆弾処理を専門とする部隊(Navy EODと呼ばれる空挺等の技能を有する特殊部隊)の隊員。
- 医師の妻エルとまだ幼い息子のサムを持つ。少年時代に母のサンドラを日本で起きた原発事故で失ってから、陰謀論に傾倒する父のジョーとは距離を置いていた。しかし、日本でムートーと遭遇した際に父が死亡したことをきっかけにその主張が事実であったことを知り、ゴジラとムートーの戦いに関わっていくことになる。少年期を日本で過ごしたためか、多少の日本語は話せる模様。
- 芹沢 猪四郎(せりざわ いしろう)博士
- 演 - 渡辺謙、日本語吹替 - 渡辺謙[9]
- 特別研究機関MONARCH(モナーク)に所属する生物科学者。放射線が生物に与える影響を調査しており、フィリピンで発見された謎の巨大生物の化石と、それに寄生する蛹の謎を追っている。父が広島の原爆投下で被爆しており、劇中では触れられていないが被爆2世であることがうかがえる。
- 劇中では父の形見である壊れた懐中時計を見せるだけにとどまっているが、渡辺によれば当初は父の広島での体験をステンツ提督に語るシーンが企画されており、撮影も行われたが最終的にカットされた[10]。
- 名前は、1954年版に登場した平田昭彦演じる芹沢大助博士とゴジラシリーズの監督を務めた本多猪四郎に由来する[11]。
- ジョー・ブロディ
- 演 - ブライアン・クランストン、日本語吹替 - 原康義[9]
- 核物理学者で、フォードの父。日米合弁の原子力発電所「雀路羅原子力発電所」にて技師として働いており、日本語も話せる。大地震による原発事故(真相はムートーの襲撃)により、自分の誕生日に妻サンドラを失う。妻の死後、日米両政府の情報隠蔽を疑い、その原因となった原発事故について日本で英語教師として生計を立てながら単独調査している。羽化したムートーが放射汚染地域の施設を破壊した際、フォードの目の前で建物の倒壊に巻き込まれて重傷を負い、米軍空母へ搬送されたのちに死亡する。
- エル・ブロディ
- 演 - エリザベス・オルセン、日本語吹替 - 波瑠[9]
- サンフランシスコ総合病院救急救命室 (ER) 勤務の医師で、フォードの妻。病院で働きながらフォードの帰還を待っていたが、サンフランシスコに現れた怪獣たちの戦いに巻き込まれ、シェルターに閉じ込められてしまう。しかし物語終盤、避難所でフォードやサムと再会する。
- サム・ブロディ
- 演 - カーソン・ボルド、日本語吹替 - 櫻井優輝[9]
- フォードとエルの息子。サンフランシスコからの避難途中、ゴールデンゲートブリッジでゴジラと米軍の戦闘を目撃する。父の子供時代と同じく、お気に入りのおもちゃは恐竜や兵士のフィギュアである。
- ヴィヴィアン・グレアム博士
- 演 - サリー・ホーキンス、日本語吹替 - 高橋理恵子[9]
- MONARCHに所属する古生物学者。芹沢博士の助手。水爆の洗礼を受けながらもその生命を維持するゴジラを地球上の生態系の頂点「神」と呼び、畏怖の念を抱いている。
- サンドラ・ブロディ
- 演 - ジュリエット・ビノシュ、日本語吹替 - 山像かおり[9]
- ジョーの妻。夫とともに雀路羅原子力発電所で技師として働いていたが、15年前の大地震によって発生した原発事故に遭遇。放射能汚染の広がりを防ぐための区画閉鎖から間一髪逃れられず、隔壁の向こうのジョーに「フォードを守ってあげて」と言い残し命を落とす。
- ウィリアム・ステンツ提督
- 演 - デヴィッド・ストラザーン、日本語吹替 - 佐々木勝彦[9]
- アメリカ海軍第七艦隊司令長官。階級は少将。ゴジラとムートーの殲滅作戦を指揮する。軍人として国民の安全確保に信念を傾けるが、芹沢やグレアムの反対を押して核兵器の使用を決断したため、事態の悪化を招く。劇中ではカットされているが、父はかつて広島投下用の原子爆弾を輸送する任務に関わっていたという設定であった。
- ラッセル・ハンプトン大佐
- 演 - リチャード・T・ジョーンズ、日本語吹替 - 乃村健次[9]
- ステンツ提督の副官。核兵器に絶対の信頼を置いており、メガトン級の核爆弾で3怪獣を殲滅できると豪語した。
- トレ・モラレス軍曹
- 演 - ヴィクター・ラサック、日本語吹替 - 櫻井トオル[9]
- 作戦に使用する核弾頭の輸送を行うアメリカ陸軍の兵士。上官やフォードによく軽口や冗談を言う。
- マーカス・ウォルツ少佐
- 演 - パトリック・サボンギ、日本語吹替 - 根本泰彦[9]
- アメリカ海軍少佐。
- 降下指揮官
- 演 - ジャリッド・キーソ、日本語吹替 - 阪口周平[9]
- 降下部隊の指揮官。
- マルティネス下士官
- 演 - キャサリン・ロッホ・ハグクウィスト、日本語吹替 - 鶏冠井美智子[9]
- ステンツ提督の部下。通信兵。
- タカシ
- 演 - 山村憲之介[12]、日本語吹替 - 北田理道[9]
- ジョーやサンドラが勤める雀路羅原子力発電所の職員。
- スタン・ウォルシュ
- 演 - ゲイリー・チョーク、日本語吹替 - 楠見尚己[9]
- ハヤト
- 演 - ヒロ・カナガワ、日本語吹替 - 山岸治雄[9]
- 雀路羅原子力発電所の職員。
- ウィーラン
- 演 - ブライアン・マーキンソン、日本語吹替 - 金尾哲夫[9]
- MONARCHに所属する科学者。
- ジェインウェイ
- 演 - タイ・オルソン、日本語吹替 - 丸山壮史[9]
- MONARCHに所属する科学者。
- ハドルストン
- 演 - アル・サピエンザ
- ムートーの研究施設の警備主任。
- 軍事分析官
- 演 - テイラー・ニコルズ、日本語吹替 - 佐野史郎[9]
- ステンツ提督に核兵器の使用を提案する。
上記のほか、宝田明が日本の入国審査官役でカメオ出演する予定で撮影も行われ、エンドクレジットにも名を連ねているが、そのシーンはカットされた。これについて後年に宝田が明かしたところによれば、彼は渡辺に「お前のところ、1分か2分カットしてもらえば、俺が入るだろう」と茶化した一方、ギャレスから謝られたうえで次にゴジラ映画を作る際には「絶対宝田を出すんだ」と言われたそうである[13][14]。
登場怪獣編集
ゴジラ / GODZILLA編集
- 身長:355フィート(108,2メートル)[16]
- 尾の長さ:167.74メートル[17]
- 体重:9万トン[16]
- 総体積:8万9千724立方メートル[17]
- 地上が天然の放射能で満ち、巨大生物が跋扈していた2億7000万年前(古代ペルム紀)に、地球の生態系の頂点に君臨、支配していた種族の末裔。ゴジラの一族はペルム紀末の大量絶滅以来、地下深くに潜んでいたが、度重なる核実験で地上の放射能濃度が上昇したため、地上に再進出を図ったと考えられている。
- 規則的に配列された鱗は極めて頑丈で、戦車砲やミサイルはもちろん核攻撃にも耐える。首元には鰓があり、水中での呼吸も可能。また、体内には原子炉のような器官があり、莫大な熱エネルギーを生成できる。敵との戦いで危機に陥ると、体内の原子炉型器官で生み出したエネルギーを青白い放射熱線に変え、敵に向けて発射する。その際には背びれが青色に光る[注 2]。熱線の威力は絶大だが、体力を激しく消耗するので、多用はできない奥の手である(小説版によると実は敵怪獣ムートーからの影響で体内原子炉の活動が阻害されていたために本領発揮できていない状態だったことが示唆されている)。劇中では2度、いずれもメスのムートーに使用している。
- 本作のゴジラは日本版のゴジラとは異なり、人間には一切見向きせず、たとえ攻撃を加えられても咆哮や身じろぎをするだけで反撃はしない。しかし、その巨体は移動するだけで高波の発生や建物の倒壊といった天災的な被害をもたらす。冒頭の資料により、メイン号なる米軍艦を爆破沈没させている[注 3]ことが暗示されている。対照的に、敵怪獣のムートーには、凄まじい敵意を露わにしていた。人智を超越した神に近い存在として描写されており、ゴジラがムートーを追う理由についても、天敵に対する攻撃本能なのか、理解しきれない部分が少なくない。
- なお、劇中での呼称は英語読みの「Godzilla」(ガズィーラ)であるが、芹沢博士役の渡辺だけは一貫して「Gojira」(ゴジラ)と発音している(詳細は#プロモーションを参照)。由来については劇中では明言されていないが、設定では初代と同様「大戸島の伝説の怪獣『呉爾羅』」に倣って呼ぶようになったとされる[18]。
- 結末で表示される「King of Monsters」(日本語吹替版では「怪獣王」)とは、ゴジラシリーズ第1作の英語版『Godzilla, King of the Monsters!』(日本では『怪獣王ゴジラ』)に由来する。日本、アメリカをはじめとする国々で、ゴジラが持つ由緒ある「称号」である。
ムートー / M.U.T.O.編集
ゴジラと同じく、古代ペルム紀に棲息していた巨大生物。名前は、Massive Unidentified Terrestrial Organism(未確認巨大陸生生命体)の略である。三角形の長い頭部、紅く輝く単眼、1対の脚に2対の巨大な腕と、胸部のものより小さい1対の副腕の計4対8本の肢を持つ。
放射線をエネルギー源とし、天然の原子炉といえるゴジラの体内に産卵する習性を持つ(小説版によるとゴジラの体内原子炉の活動を阻害する何らかの波長を放出しており、これによってゴジラを全力で戦えないよう弱体化させていたことが示唆されている[要ページ番号])。ゴジラとは太古の昔から敵対しているが、現代ではゴジラよりも容易にエネルギー源となる核兵器や原子力発電所などが豊富に存在するため、そちらを優先して狙う。肉体はゴジラと比較すれば脆弱であるが、銃火器や戦車砲、対戦車兵器程度では傷一つ付かない。
劇中に登場するつがい2頭のうち、オスは腕の1対が翼となっており、飛行能力を有している。メスはオスより大柄で、登場時点では腹部に卵を抱えており、四足歩行を行う。互いが遠く離れていてもエコロケーションによって交信できるほか、周辺の軍用機の電子機器や大都市を一時的に無力化させるほどの電磁パルスを体内から発生させる[注 4]。
産卵後、オスの飛行能力とメスの肉弾戦による連携攻撃でゴジラを劣勢に追い込むが、フォードの機転で巣を破壊されたことに動揺したメスが戦闘を中断したことによって形勢が逆転し、オスはゴジラの尾の一撃でビルへ叩き付けられ、死亡する。その後、メスも核弾頭を奪還したフォードに執着したことが災いして背後からゴジラに組み伏せられ、無理やりこじ開けられた口内へ放射熱線を放射されて首が焼き切れ、死亡する。
登場兵器・メカニック編集
銃火器編集
車両編集
艦船編集
- ニミッツ級航空母艦「サラトガ」
- タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦
- アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦
- インディペンデンス級沿海域戦闘艦
- 原子力潜水艦「ノーチラス」(オープニング)
- アイオワ級戦艦「ミズーリ」(オープニング)
- アクラ型原子力潜水艦
- 伊号第一潜水艦(オープニング)
航空機編集
スタッフ編集
- 監督 - ギャレス・エドワーズ
- 製作 - トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、メアリー・ペアレント、ブライアン・ロジャーズ
- 製作総指揮 - パトリシア・ウィッチャー、アレックス・ガルシア
- エグゼクティブプロデューサー - 坂野義光、奥平謙二
- ストーリー - デヴィッド・キャラハム
- 脚本 - マックス・ボレンスタイン
- 撮影監督 - シーマス・マッガーヴェイ
- 特殊視覚効果 - ムービング・ピクチャー・カンパニー、ダブル・ネガティブ、WETAデジタル
- VFXスーパーバイザー - ジム・ライジール
- VFXプロデューサー - アレン・マリス
- VFXアドバイザー - ジョン・ダイクストラ
- サウンドデザイン - エリック・エーダール、イーサン・ヴァン・ダー・リン
- 音楽監修 - デイブ・ジョーダン
- 音楽 - アレクサンドル・デスプラ
- 総美術監督 - オーウェン・パターソン
- 衣装デザイン - シャレン・デイヴィス
- 編集・プロデューサー補 - ボブ・ダクセイ
- 編集応援 - ロン・ローズン
- 日本語版スタッフ
製作編集
企画編集
2004年の『ゴジラ FINAL WARS』公開時に、東宝は今後しばらくはゴジラ映画を製作しないことを発表し、それまで数々のゴジラ映画などの海上シーンで使用した東宝大プールを解体した[20]。『ゴジラ対ヘドラ』(1971年)の監督である坂野義光は東宝から同作を基としたIMAX 3Dによる短編映画の製作権を獲得したものの、出資者を得られなかった。その後の2007年、坂野はアメリカのプロデューサーのブライアン・ロジャースと会い、プロジェクトに取り組むことを計画した。ロジャースは2009年にレジェンダリー・ピクチャーズに話を持ちかけ、長編映画を製作するプロジェクトへと移った[21]。
2009年8月、レジェンダリーが東宝と共同で新しいアメリカ版『ゴジラ』を製作して2012年に公開されると報じられ[22]、そして2010年3月29日、レジェンダリーがゴジラの権利を獲得していたことが表面化した。レジェンダリーはワーナー・ブラザースと共同製作・共同出資し、シリーズをリブートすることを発表した[6]。『GODZILLA』(1998年)を製作したトライスター・ピクチャーズは2003年に製作権が期限切れとなったため、本作には関与していない。レジェンダリーは『GODZILLA』に登場した「イグアナのような生物」ではなく、オリジナルのゴジラに近い新作を計画した[23]。レジェンダリー・ピクチャーズ会長兼CEOのトーマス・タルは、「ゴジラは世界でも有数のポップカルチャー・アイコンであり、我々もその一ファンとして、ファンが見たいと思う映画を作りたいと考えている」と説明した[24][25]。プロデューサーとしてダン・リン、ロイ・リー、ダグ・デイヴィソン、レジェンダリーのタル、ジョン・ジャシュニがロジャーズ、坂野と共にプロジェクトに加わった[26]。
2010年9月にユニバーサル・ピクチャーズで行われた「3Dサミット」において、ブライアン・ロジャーズは2012年の公開を計画していることを明らかにした。リブート版はフルCGによるゴジラが登場する実写作品で、ゴジラは他の怪獣と対決せず、『GODZILLA』と同じく軍隊と戦うことになる構想であった[27]。また、ロジャーズは当時インターネット上に出回っていた、レジェンダリーが作成して東宝に送ったと噂されているゴジラの頭像は偽物であり、単にファンが作ったものであることを確認した。さらにロジャーズは、レジェンダリー側は『バットマン ビギンズ』と同じ方法によるゴジラの復活を望んでいることを明かした[28]。
2010年10月、『Latino Review』誌により、ゴジラ・プロジェクトに関する2つの噂が報道された。1つはギレルモ・デル・トロが監督を打診されたというもので、後にデル・トロ本人が否定した[29][30]。もう1つは、レジェンダリーがトラヴィス・ビーチャム脚本による『パシフィック・リム』と題された企画に取り組んでおり、それはゴジラ映画を基として使い、「邪悪な怪物が地球を脅かす未来を舞台とし、地球人たちが団結し、高度な技術を駆使して戦う」という内容であった[31]。しかしその後、『Latino Review』誌はこの報道を撤回した[31]。
2010年10月14日、『HitFix』の芸能ニュース[30]やその他のメディアにより[32]、デヴィッド・キャラハムが脚本を書くことが報じられた[33]。
2011年1月4日、『ハリウッド・リポーター』誌により、イギリスのギャレス・エドワーズが監督を打診されていること、また、既にデヴィッド・キャラハムは脚本作業から手を引いていたことが報じられた[34]。2011年1月12日、エドワーズはティムール・ベクマンベトフと共同で取り組んだ脚本を含むいくつかのアイデアに集中していることを明した[35]。エドワーズとの契約が発表された際、キャラハムによる第1稿が書き直されることも発表された[36][37]。
2011年7月、デヴィッド・S・ゴイヤーが脚本の書き直しに参加し[38]、同年11月にはさらにマックス・ボレンスタインがゴイヤーの脚本を完成させるために雇われた[39]。
2012年9月、レジェンダリー・ピクチャーズは2014年5月16日に3D[40][37]及びIMAX 3Dで劇場公開することを発表した[41]。日本では東宝、その他の国々ではワーナー・ブラザースが配給する[37]。また、それと同時にレジェンダリー・ピクチャーズはアレックス・ガルシアとパトリシア・ウィッチャーをエグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)に追加した[37]。2012年10月、レジェンダリーはドリュー・ピアースが脚本の最終稿を研磨し、スタジオがキャスティングするつもりである俳優に合わせて主要キャラクターの年齢を調整した[42]。
2013年1月6日、プロデューサーのリンとリーがプロジェクトから離脱した[43]。『ハリウッド・リポーター』によると、両者は金銭面及びクリエイティブ面でスタジオと意見が食い違っていた[44]。1月9日、リン、リー、デイヴィソンを訴えた。訴状によるとレジェンダリーは契約に従って違約金を支払って3人を解雇しようとしたが、彼らはそれに従わなかった。一方で3人は契約の無効を主張し、賠償金の支払いを求めた[45][46][47]。
2013年1月7日、フランク・ダラボンが追加で脚本を執筆し、メアリー・ペアレントがプロデューサー陣に加わることが報じられた[1]。ダラボンはインタビューで、「『ゴジラ』を見て我々が学んだことは、ゴジラが広島と長崎の原爆、そして当時我々アメリカ人が行った核実験のメタファーであるということだ」と答え、今回のゴジラを「自然が生み出した驚異」として描くと説明した。映画には「非常に魅力的な人間ドラマ」が追加され、ゴジラはオリジナルの原子爆弾でなく「別の現代的な問題」を踏まえたものとなるとのこと[48]。1月9日、ワーナー・ブラザースはゴジラ以外にも2体の怪獣を登場させるつもりであり、プロットは個人の兵士を中心に展開されることが報じられた[49]。
2013年1月7日、2012年秋にジョセフ・ゴードン=レヴィットへ出演の話が持ちかけられるも断られており、ヘンリー・カヴィル、スクート・マクネイリー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主演候補となっていることが報じられた[50]。1月10日、レジェンダリーは主演候補として他にアーロン・テイラー=ジョンソンにも興味を抱いていることが報じられた[51]。さらにブライアン・クランストンとエリザベス・オルセンも出演の話が来ていることが報じられた[52]。2013年の英国アカデミー賞授賞式にて、オルセンは関与を認めた[53]。さらに、ジュリエット・ビノシュとデヴィッド・ストラザーンが契約を交わした[54][55]。2013年3月18日、渡辺謙の参加が発表された[56]。同日には宝田明のカメオ出演も発表された。スタッフは、宝田の出演を「今回の作品を、オリジナル版『ゴジラ』と象徴的につないでくれるもの」と語っている[57]。2013年4月5日にはサリー・ホーキンスの出演が報じられた。
撮影中に行われたインタビューでブライアン・クランストンは、「今作の描き方はスティーヴン・スピルバーグの『ジョーズ』に似ていて、ゴジラの姿を大っぴらにさらけ出すのではなく、その存在感を暗示して、ほのめかすことで観客が恐怖を覚えるような演出がされている」と答えた[58]。
日本公開を控えて行われたラジオ『渡辺謙 ゴジラを語る』に出席した渡辺によれば、撮影を終えた結果4時間を超える内容になってしまったため、原爆を語るシーンや登場人物たちの背景等が大幅にカットになってしまった模様[要出典]。
撮影編集
撮影は、2013年3月18日にバンクーバー島のナナイモ周辺で始まり[59][60]、6月30日にはハワイのホノルルでの撮影[61]等を経て、2013年7月18日にクランクアップした[62]。しかし、2014年3月10日に『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)に出演した渡辺謙によれば、クランクアップ後も再撮影が続けられていた模様[63]。
撮影監督はシェイマス・マクガーヴェイが務めている[64]。
撮影にはArri Alexaのカメラが使用され、一部のシーンでは1960年代前半のビンテージレンズが使用された[65]。
視覚効果編集
視覚効果は、『ロード・オブ・ザ・リング3部作』にてアカデミー視覚効果賞の受賞経験を持つジム・ライジールが担当する[66]。着ぐるみを用いる日本版と異なり、モーションキャプチャを用いたCGでゴジラを描いている[67][68]。
音楽編集
映画音楽には、アレクサンドル・デスプラが起用された[69]。デスプラはNHK BSプレミアムのテレビ番組『音で怪獣を描いた男〜ゴジラVS伊福部昭〜』でのインタビューに際し、オリジナル版の音楽を多く担当した伊福部昭にも触れて「伊福部の音楽を学ばずして、ゴジラという存在を表現することはできない」と敬意を表している[70][71]。
プロモーション編集
2012年7月、アメリカのサンディエゴで開催されたコミコン2012にて1分強のフッテージが予告なしに公開された。上映後、エドワーズは監督を任されたことについて「責任は十分承知している」とコメントし、「(ゴジラによるパニックが)実際に起きたらどうなるか、現実的に描きたい」と語った[72]。
2013年7月20日にサンディエゴ・コミコン2013にて『ゴジラ』のパネルディスカッションが行われ、監督のギャレス・エドワーズ、出演者のアーロン・テイラー=ジョンソン、エリザベス・オルセン、ブライアン・クランストンが登壇し、新たなフッテージの公開やファンとの質疑応答が行われた。エドワーズは、「プレッシャーは自ら課してしまったものだと思う。というのも、これこそ(自分が)やりたかったことだから。この作品が東宝のゴジラの一部になってほしいと思う。これこそ本物のゴジラ映画だ、といわれるように。」とコメントした[62]。また、撮影のためにカナダへ入国する際、エドワーズは作品の説明に「ノーチラス」というコードネームを使ったが、それでは不十分で『ゴジラ』の監督であることを説明すると、入国審査官たちに「絶対に変なもんつくるなよ!」と言われ、彼らと20分もの間、どうしたら良いゴジラ映画が撮れるかについて語りあったという[62]。東宝からも「これまでの『ゴジラ』映画のレガシーを受け継ぐ作品にして欲しい」と言われたという[73]。
2013年12月9日に開設されたヴァイラル・サイトでは数本のビデオ・クリップが公開され、同月11日に第1弾予告が公開された[74]。
2014年2月28日には、ドイツのハンブルクにて本編の冒頭20分のフッテージが公開された。出席していたエドワーズは質疑応答の際に『GODZILLA』(1998年)について質問されたところ、「本当のゴジラ映画ではない」と断言した。また、エドワーズは質疑応答の最後に「ゴジラのような怪獣映画を見たい時、人間の闘いなんて見たいとは思わない」と語った[75]。
2014年3月12日にはアメリカのサウス・バイ・サウスウエストにて新フッテージ映像が上映され、上映終了後に会場は拍手喝采に包まれたという[76]。上映前と後にエドワーズへのインタビューが行われ[77][78]、エドワーズはFacebook上でファンとの一問一答の交流を行った[79]。このインタビューで、エドワーズは「優れたSF作品に共通するのは、作品が2つの事柄で構成されていることだと思うんだ。1つは、ただただ面白いこと。1つのエンターテイメント作品として怪獣の闘いを観たいという観客の思いに答えることだね。でも別の事柄として物語の背後に隠れた意味というかその『ポイント』を、説教臭くしないで伝えることも重要なんだ。そのためにはいくつかの視点で映画を語る必要がある。」と答えた[80]。
2014年3月28日にはヴァイラルサイトにて、登場人物の情報が公開された[74]。
2014年4月にはゴジラの背後に赤と白の集中線をあしらったプロモーション用ポスターが公開されたが、韓国で「旭日旗を連想させる」との抗議があり、ワーナー・ブラザース・コリアは謝罪したうえで同ポスターを他国でも今後一切使用しないことを明言した。その後、このポスターの画像は公式サイトやフェイスブックからも削除された[81]。
2014年5月8日にはアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターでワールドプレミアが開催され、妻の南果歩を伴った渡辺謙をはじめ出演者とエドワーズが登壇した[82]。本会場での上映は『ゴジラ』シリーズ史上初のことであり、渡辺やエドワーズらは作品ともども観客から喝采をもって迎えられた。また、来賓としてハリウッドのセレブらと共に『パシフィック・リム』監督のギレルモ・デル・トロの姿もあった。なお、渡辺は劇中における「ゴジラ」の発音について、撮影の際にエドワーズらスタッフから英語調の発音を依頼されたが、日本人としてのこだわりから頑なに拒否し、日本語のままに発音したことを明かしている。エドワーズも喜ぶ観客を見て、渡辺の表情や演技ともども称賛を贈っている[83]。
2014年6月5日にはゴジラ60周年と本作の公開を記念して東宝スタジオの壁面にゴジラの巨大壁画が登場し、落成式には宝田明とエドワーズが来場した。アメリカで本作を二度観賞した宝田は、「観客が、ゴジラが現れるのをいまかいまかと待っているのをひしひしと感じるんです。そして、ゴジラが出てくるとウワァーって拍手が沸き起こってビックリしました。何でこんなに愛されているんだろう? と涙が出てきました」と感激を口にしていた。エドワーズは「日本でヒットするまでは祝福はできないよ」と慎重な姿勢をしながらも、「続編のオファーが来たらメガホンを握りたいか?」という質問には「YES!」と即答した。その際に『ゴジラ』シリーズから起用したい怪獣を尋ねると「キングギドラかラドンかな?」と楽しそうに思いを巡らせていた[84]。
2014年7月10日には東京国際フォーラムでジャパンプレミアが開催され、渡辺をはじめ、宝田、エドワーズ、日本語吹替版の声優を務める波瑠に加え、1984年版に出演した武田鉄矢、サッカー選手の澤穂希、アマチュアレスリング選手の吉田沙保里、元フィギュアスケート選手の安藤美姫、ファッションモデルの蛯原友里や押切もえらが登壇して舞台挨拶が行われたほか、元プロ野球選手の松井秀喜からのビデオメッセージが紹介された[85][86][87]。
公開編集
興行収入編集
初日興行収入は3850万ドル(約39億円)に達し、世界オープニング興行収入1位の1億9,621万ドル(約196億円)。2014年6月23日時点で、アメリカ合衆国で1億9291万ドル、全世界で4億7731万ドルを売り上げている[2]。全米では初日興行収入が3850万ドルに達して、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の3690万ドルを上回り、2014年の初日興行成績の最高記録を塗り替えた[2]。
日本では7月25日から全国427のスクリーンで公開され、同月26日、27日の土日2日間で33万9048人を動員し、興行収入5億844万9700円を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった[88]。最終的な興行収入は32億円となり、第3期ゴジラシリーズ(ミレニアムシリーズ)で最大のヒットになった『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の27.1億円を上回った[89]。観客動員数は218万人を記録[90]。
評価編集
映画監督のジョー・ダンテは本作を「1954年版以来最高のゴジラ映画だ」と称賛した[91]。Rotten Tomatoesには278件のレビューがあり、74%の支持を受けている。New York Magazineのマット・ゾラー・サイツは4ツ星満点中3.5を付け、「巨大怪獣の破壊の進行よりも、小さな人間がその進行をはるか遠くかテレビの出来事のように見ていることに興味を惹かれる」と語っている[92]。
日本においてゴジラシリーズに関わった面々も高い評価をしている。『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の監督を手掛けた金子修介は「映画は監督を選ぶことから始めたほうが良いものなのですよ。この映画、監督選択に成功した例でありましょう。」とコメントしている[93]。ミレニアムゴジラ作品の監督を手掛けた手塚昌明は「『畜生!やりやがった!……でも、正直、羨ましい。』というのが素直な感想です。」と語っている[94]。平成ゴジラ作品の特技監督を務めた川北紘一は「ゴジラとムートーの戦いは、ちゃんとやっていたと思います。ゴジラも恐竜の延長じゃなくて、怪獣として描いているので、そのあたりは良かったんじゃないかな。」とコメントしている[95]。昭和ゴジラ作品の特技監督を務めた中野昭慶は今作の3D制作について語り、「手前と奥とのカットバックや、全体のバランス、ドラマの作り方も徹底して3Dを研究している。」と話した[96]。
一方ガーディアン誌は「日本のゴジラに込められていた反核の風刺が、この映画では滑稽なほど弱まっている腹立たしいリブートだ」と批判している。ワシントン・ポストはアーロン・テイラー=ジョンソンの演技について、「ハリウッド映画のステレオタイプの肉体派俳優に成り下がってしまった」と評している[97]。
受賞編集
- 第38回日本アカデミー賞 優秀外国映画賞[98]
続編編集
『ハリウッド・リポーター』誌は、ワーナーとレジェンダリーが3部作構成での続編を企画していることを報じた[99]。その後、コミコン2014にて、続編2作目にはゴジラの他にラドン、モスラ、キングギドラを登場させることが発表された[100][101][102]。2018年6月8日に全米公開予定となっていた[103]が、2019年3月22日に公開が延期された[104]。また、続編3作目ではキングコングとの対決が描かれることが決定した[105][106]。
映像ソフト編集
海外では、2014年9月からワーナーが販売開始。日本国内では2015年2月25日発売。発売・販売元は東宝。
- GODZILLA ゴジラ(2枚組、2015年2月25日発売、Blu-ray版:TBR-25054D、DVD版:TDV-25055D)
- GODZILLA ゴジラ 3D&2D Blu-ray(3枚組、2015年2月25日発売、TBR-25053D)
- GODZILLA ゴジラ 完全数量限定生産5枚組 S.H.Monster Arts GODZILLA[2014] Poster Image Ver.同梱(Blu-ray 4枚組+DVD、2015年2月25日発売、TBR-25052D)
- GODZILLA ゴジラ(廉価版、2016年6月15日、Blu-ray版:TBR-26099D、DVD版:TDV-26100D)
関連商品編集
- ガイドブック
- 『GODZILLA ゴジラ OFFICIAL BOOK』(2014年6月30日刊行、ビジネス社)ISBN 4828417613
- ノベライズ
- 『ゴジラ』(2014年7月25日刊行、著:グレッグ・コックス/訳:片桐晶/刊:角川書店)ISBN 4041020700
- コンセプトアート
- 『GODZILLA ゴジラ アート・オブ・デストラクション』(2014年7月25日刊行、著:マーク・コッタ・ヴァズ/富原まさ江・平林祥/刊:小学館集英社プロダクション) ISBN 4796875158
- コミック
- 『ゴジラ:アウェイクニング〈覚醒〉』(2014年7月25日刊行、著:マックス・ボレンスタイン、グレッグ・ボレンスタイン/刊:ヴィレッジブックス)ISBN 4864911509
- 本作の前日章にあたる内容で、劇中に登場する芹沢博士の父親が主人公。「モナーク機関」創設の経緯やゴジラが現代に覚醒した理由などが明らかになる。また、ムートーとは別の「死の群れ」(シノムラ)という名の怪獣が登場する。
- サウンドトラック
- 『GODZILLA ゴジラ オリジナル・サウンドトラック(日本盤)』(2014年7月23日発売、Sony Music Japan International SICP-4174)
- 日本盤のみリバーシブルジャケット仕様で、ボーナストラックに「GODZILLA 2014 ROAR(ゴジラの咆哮2014)」が収録されている[107]。
テレビ放送編集
回数 | テレビ局 | 番組名(放送枠名) | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 視聴率 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 日本テレビ | 金曜ロードSHOW! | 2015年9月25日 | 21:00 - 22:54 | 114分 | 11.3% | 地上波初放送 |
2 | 2016年7月29日 | 10.4% | 『シン・ゴジラ』の公開を記念する形で二度目の放送。 | ||||
3 | フジテレビ | 土曜プレミアム | 2020年6月20日 | 21:00 - 23:10 | 130分 | 8.7% | 「2週連続巨獣SP!!」と題して『キングコング: 髑髏島の巨神』と連続放送。 |
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
その他編集
- フォードとジョーが、雀路羅市の実家を訪れるシーンに「MOTHRA(モスラ)」と書かれた水槽が登場する。手書きの筆跡のMOTH(蛾)と、活字体のRAが重なって「MOTHRA」と読めるようになっている。
- 冷戦期に撮影された記録映像を多数織り交ぜたモキュメンタリーの体裁を採るメイン・タイトルは、カイル・クーパーとPrologue Filmsがデザインしたもの。自身ゴジラの大ファンというクーパーは日本版シリーズ28作の『ゴジラ FINAL WARS』でもタイトルデザインを手掛け、10年ぶり・2作目のゴジラシリーズ参加となる。本作でも見どころの一つと言えるが、地上波放映ではタイトル部分はカットされた。
- このタイトルはジョークの要素もあり、ソフト版をコマ送りで調べて初めて分かるほどのものながら、ブライアン・クランストンの名前が表示される際一瞬だけ「ウォルター・ホワイト」の名前があり、ギャレス・エドワーズ監督の名前に続き『モンスターズ/地球外生命体』のタイトルも付く。さらに「ワーナーブラザーズとレジェンダリー・ピクチャーズが贈る、大災害と大惨事の物語」「潜水艦で現地を捜索したサリー・ホーキンス」、「ビキニ島地表で1メガトンで爆発した渡辺謙」、「イルミナティが生物の研究目的で秘密裏に設置したプロダクション・デザイナーのオーウェン・パターソン」、「火を吐くトーマス・タル」などのクレジットがある。一連の文章を繋げると、本編以前に起こったゴジラ発見から核爆弾使用までの顛末を記した内容となる。
脚注編集
注釈編集
出典編集
- ^ a b Fleming, Jr., Mike (2013年1月7日). “UPDATE: Mary Parent Boarding ‘Godzilla’, Which Is Getting A Frank Darabont Rewrite And Losing Roy Lee And Dan Lin” (英語). 2013年3月19日閲覧。
- ^ a b c d e “Godzilla (2014)” (英語). Box Office Mojo. IMDB. 2014年7月31日閲覧。
- ^ 2014年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
- ^ Buchanan, Kyle (2011年1月5日). “Monsters Director Lands Godzilla Reboot” (英語). New York Magazine 2011年1月30日閲覧。
- ^ “「GODZILLA」、2014年7月25日公開決定 ハリウッドで生れる超大作”. アニメ!アニメ!. (Desember 11, 2013) 2013年12月13日閲覧。
- ^ a b McNary, Dave (2010年3月29日). “'Godzilla' stomps back to screen” (英語). Variety 2010年9月3日閲覧。
- ^ “ハリウッド・リブート版『ゴジラ』、「日本オリジナル版のルーツに基づいた作品」に”. シネマカフェ. (2013年2月12日) 2013年11月22日閲覧。
- ^ 『GODZILLA THE ART OF DESTRUCTION』小学館集英社プロダクション、2014年、133頁。ISBN 978-4-7968-7515-8。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “GODZILLA ゴジラ”. ふきカエル大作戦!!. (2014年7月25日) 2019年2月2日閲覧。
- ^ 鈴木元 (2014年7月16日). “渡辺謙「GODZILLA」出演に込めた日本人としての願い”. 映画.com. 2014年7月28日閲覧。
- ^ 藤井克郎 (2014年7月25日). “映画「GODZILLA ゴジラ」 渡辺謙 60年前の原点、恐怖と希望は不変”. msn産経ニュース. 2014年7月28日閲覧。
- ^ Barton, Steve (2014年4月28日). “New Godzilla Images; Akira Takarada Cut from Theatrical Print” (英語). Dread Central. 2014年4月29日閲覧。
- ^ “宝田明「ゴジラ」最後の“日劇襲来”に感無量「終生忘れることができません」”. 映画.com (カカクコム). (2018年2月4日) 2018年2月23日閲覧。
- ^ “映画「ゴジラ」の新作に出る! 宝田明の誓い/芸能ショナイ業務話”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2018年2月10日) 2018年2月23日閲覧。
- ^ “Godzilla: Andy Serkis on Mo Cap & Monster's Motives - WonderCon” (英語). IGN. (2014年4月21日) 2014年5月1日閲覧。
- ^ a b Barry, Vic (2014年4月29日). “Godzilla Ultimate Trivia” (英語). The MovieBit.com 2014年6月3日閲覧。
- ^ a b 「宇宙船YEARBOOK2015」pp30-31、『宇宙船vol.148』、HOBBYJAPAN
- ^ 劇場パンフレットより。
- ^ a b c “【スタッフこぼれ話】『GODZILLA ゴジラ』いよいよ公開!”. 映像テクノアカデミア公式ブログ (2014年7月24日). 2019年6月23日閲覧。
- ^ “Bucket Hall of Fame: The Toho Big Pool”. 2011年2月16日閲覧。[リンク切れ]
- ^ Based on a presentation at the '3D Summit' conference by Brian Rogers. A report on the presentation is available at Abraham, Zennie (2010年9月21日). “Godzilla 2014: Brian Rogers On Legendary Pictures Film Plans” (英語). 2011年2月16日閲覧。
- ^ MrDisgusting (2009年8月13日). “The Mighty "Godzilla" Will Roar Once More!” (英語). Bloody Disgusting. 2013年3月19日閲覧。
- ^ Graser, Marc (2010年7月17日). “Legendary Pictures dances geek to geek” (英語). Variety 2010年9月3日閲覧。
- ^ Fernandez, Ace (2010年3月). “Godzilla stomping back to theaters via Legendary” (英語). Hollywood Reporter 2013年3月19日閲覧。
- ^ “ハリウッドが「ゴジラ」を再リメイク!2012年公開へ”. 映画.com. (2010年3月30日) 2013年3月19日閲覧。
- ^ Kit, Borys (January 4, 2011). “EXCLUSIVE: 'Monsters' Director Stomps to 'Godzilla'” (英語). Hollywood Reporter 2011年2月9日閲覧。.
- ^ Abraham, Zennie (2010年9月21日). “Godzilla 2012: Brian Rogers On Legendary Pictures Film Plans” (英語). 2010年9月21日閲覧。
- ^ “Godzilla reboot will take inspiration from Christopher Nolan's Batman – Coventry Telegraph – The Geek Files”. Coventry Telegraph (coventrytelegraph.net) 2011年1月27日閲覧。
- ^ “Guillermo Del Toro Offered Godzilla Reboot?”. Comic Book Movie. (2010年10月13日) 2011年2月8日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b McWeeny, Drew (2010年10月13日). “Guillermo Del Toro on 'Godzilla'? Not so fast, says director” (英語). Hit Fix. 2013年3月19日閲覧。
- ^ a b “Exclusive: Guillermo Del Toro Offered 'Pacific Rim' AKA 'Godzilla' Reboot!”. Latino Refiew. LatinoReview.Com (2010年10月13日). 2010年10月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Pacific Rim isn’t merging with Godzilla reboot”. Killer Film. killerfilm.com (2010年10月15日). 2011年1月27日閲覧。[リンク切れ]
- ^ Fischer, Russ (2010年10月14日). “Rumor Control: ‘Pacific Rim’ and ‘Godzilla’ Not Merged; No Offer to Guillermo del Toro” (英語). Slashfilm. Slashfilm.com. 2011年1月27日閲覧。
- ^ “EXCLUSIVE: 'Monsters' Director Stomps to 'Godzilla'”. Hollywood Reporter. (2011年1月4日) 2010年1月5日閲覧。
- ^ “Nuneaton film director could be offered Hollywood blockbuster deal”. Coventry Telegraph 2011年1月27日閲覧。
- ^ McNary, Dave (2011年1月4日). “'Monsters' director to helm 'Godzilla'” (英語). Variety. オリジナルの2011年2月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d “THE ICONIC MOVIE MONSTER GODZILLA STOMPS INTO THEATERS ON MAY 16, 2014” (英語) (プレスリリース), Legendary Pictures, (2012年9月13日) 2012年10月24日閲覧。
- ^ Finke, Nikki (2011年7月13日). “Legendary Hires David Goyer For 'Godzilla'” (英語). www.deadline.com. 2011年7月13日閲覧。
- ^ Kit, Borys (2011年11月9日). “Legendary's 'Godzilla' Remake to Be Written By Max Borenstein (Exclusive)” (英語). Hollywood Reporter 2015年10月1日閲覧。
- ^ Weintraub, Steve (2012年9月13日). “CCI: GODZILLA Invades Theaters May 16, 2014; Studio Expects 3D Release” (英語). Collider. 2012年9月13日閲覧。
- ^ “IMAX and Warner Bros. Partner to Bring 20 New Pictures to IMAX® Theatres” (英語). IMAX (2012年11月15日). 2012年11月15日閲覧。
- ^ Chitwood, Adam (2012年10月4日). “IRON MAN 3 Scribe Drew Pearce to “Age Up” Characters in GODZILLA with Pre-Casting Rewrite” (英語). Collider. 2012年10月22日閲覧。
- ^ McWeeny, Drew (2012年1月6日). “Exclusive: 'Godzilla' loses two producers but gains a start date” (英語). 2013年3月19日閲覧。
- ^ Kit, Borys (2013年1月7日). “'Godzilla' Producers Wage Battle Against Studio” (英語). The Hollywood Reporter 2013年3月19日閲覧。
- ^ “Legendary Pictures Inc. vs. Lin Pictures, Vertigo Entertainment, Dan Lin, Roy Lee and Doug Davison (pdf)” (英語). Deadline.com (2013年1月9日). 2013年1月10日閲覧。
- ^ Patten, Dominic (2013年1月17日). “‘Godzilla’ Producers Bite Legendary Back In Legal Battle” (英語). Deadline.com. 2013年3月19日閲覧。
- ^ “リメイク版「ゴジラ」プロデューサー、スタジオを訴える”. 映画.com (2013年1月22日). 2013年3月19日閲覧。
- ^ Woerner, Meredith (2013年1月23日). “How Frank Darabont will return Godzilla to his rightful place as a terrifying force of nature” (英語). io9.com. 2013年1月23日閲覧。
- ^ Kelly, Tim (2013年1月9日). “EXCLUSIVE: LEGENDARY’S GODZILLA TO FEATURE MORE THAN ONE MONSTER” (英語). 2013年3月19日閲覧。
- ^ Schaefer, Sandy (2013年1月7日). “‘Godzilla’ Shortlist Includes Henry Cavill and Scoot McNairy; Not Joseph Gordon-Levitt” (英語). ScreenRant. 2013年3月19日閲覧。
- ^ Fleming Jr., Mike (2013年1月10日). “Godzilla’ Reboot: Will Aaron Taylor-Johnson Dodge Those Giant Reptile Feet?” (英語). Deadline.Com. 2013年1月10日閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2013年2月6日). “Elizabeth Olsen, Bryan Cranston circling ‘Godzilla’” (英語). バラエティ. 2013年3月19日閲覧。
- ^ Armitage, Hugh (2013年2月11日). “Elizabeth Olsen confirms 'Godzilla' involvement” (英語). Digital Spy. 2013年3月19日閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2013年3月11日). “David Strathairn Rounds Out Cast of ‘Godzilla’ Reboot” (英語). バラエティ. 2013年3月19日閲覧。
- ^ Kroll, Justin (2013年2月26日). “Juliette Binoche Eyes ‘Godzilla’ (EXCLUSIVE)” (英語). バラエティ. 2013年3月19日閲覧。
- ^ “GODZILLA” (英語). Legendary Pictures (2013年12月10日). 2014年1月9日閲覧。
- ^ 福田麗 (2013年3月28日). “初代『ゴジラ』俳優・宝田明、ハリウッドリメイク版に出演決定!”. シネマトゥデイ. 2013年8月11日閲覧。
- ^ “Cranston Fulfills Childhood Dream in 'Godzilla'” (英語). ET Canada News. (2014年1月16日) 2014年1月23日閲覧。
- ^ “'Godzilla' is coming to Nanaimo”. canada.com. (2013年3月15日)
- ^ McCue, Michelle (2013年3月18日). “Aaron Taylor-Johnson, Ken Watanabe, Elizabeth Olsen, Juliette Binoche, David Strathairn, Bryan Cranston Cast In GODZILLA Film” (英語). 2013年3月19日閲覧。
- ^ “Godzilla Movie Sets Sights On Hawaii” (英語). Huffington Post Canada (2013年6月4日). 2013年6月5日閲覧。
- ^ a b c “「GODZILLA」コミコンで映像初公開、いよいよ動き出す 2014年夏、全国東宝系公開”. アニメ!アニメ! (2013年7月25日). 2013年8月11日閲覧。
- ^ “笑っていいとも!(2014年3月10日放送分)”. TVでた蔵. (2014年3月10日)
- ^ Chitwood, Adam (2012年11月14日). “Cinematographer Seamus McGarvey Says GODZILLA Starts Filming in March; Reveals Joss Whedon Has Asked Him to Return for AVENGERS 2” (英語). Collider.com. 2012年11月21日閲覧。
- ^ “The fine art of cinematography – interview with Seamus McGarvey ASC, BSC” (英語). pushing-pixels.org (2013年10月3日). 2013年11月24日閲覧。
- ^ “Mid island to provide setting for two Hollywood flicks” (英語). CTV News. (2013年3月13日) 2013年8月23日閲覧。
- ^ O'Hara, Helen (2014年2月24日). “Meet Empire's Godzilla Subscriber Cover” (英語). EMPIRE Online 2014年3月2日閲覧。
- ^ “Awesome New Look At Gareth Edwards’ ‘Godzilla’; Andy Serkis Worked On Certain Sequences”. flicksandbits.com (2014年2月24日). 2014年3月2日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Alexandre Desplat to Score ‘Godzilla’ Reboot” (英語). filmmusicreporter.com (2013年8月29日). 2013年8月31日閲覧。
- ^ “ゴジラを稀代の大スターにした伊福部昭の音楽! 緊迫感、悲哀、怒りを凝縮”. J-CAST (2014年7月6日). 2014年7月11日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “番組情報 - 音で怪獣を描いた男 〜ゴジラVS伊福部昭〜”. NHKオンライン (2014年7月27日). 2014年7月11日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “ハリウッド版『ゴジラ』映像がコミコンで突如上映!そのシルエットはオリジナルそのもの!?【コミコン2012】”. シネマトゥデイ (2012年7月12日). 2013年8月11日閲覧。
- ^ “ハリウッド版新『ゴジラ』映像がコミコンで上映!渡辺謙のクローズアップに会場から拍手!【コミコン2013】”. シネマトゥデイ (2013年7月21日). 2013年8月11日閲覧。
- ^ a b M.U.T.O
- ^ “Exklusive Story-Infos zu Godzilla”. moviepilot.de (2014年2月28日). 2014年3月1日閲覧。
- ^ “Legendary@Legendary” (2014年3月12日). 2014年3月12日閲覧。
- ^ “SXSW Exclusive: Gareth Edwards Talks Godzilla’s Design, Easter Eggs & How Close Encounters Influenced the Film”. shocktillyoudrop.com (2014年3月12日). 2014年3月13日閲覧。
- ^ “Gareth Edwards Talks GODZILLA, Godzilla’s Origins, Making Him a Character with Layers, Hints at Additional Monsters, And More”. collider.com (2014年3月12日). 2014年3月13日閲覧。
- ^ “Godzilla” (2014年3月12日). 2014年3月13日閲覧。
- ^ “'Godzilla' director Gareth Edwards explains why monsters still matter”. CTV News. (2014年3月13日) 2014年3月16日閲覧。
- ^ “映画「ゴジラ」のポスターに「旭日旗」? 配給会社が謝罪・・・「今後使用しない」で全面削除=韓国”. サーチナ映画 (2014年5月10日). 2014年5月10日閲覧。
- ^ “渡辺謙「GODZILLA」に確かな手応え「ゴジラに国境ない、世界中に愛されている」”. 映画.com (2014年5月10日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “渡辺謙「ゴジラに国境も国籍もない」 『GODZILLA』ハリウッドで初お披露目”. シネマカフェ (2014年5月10日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “誕生60周年! 東宝スタジオに『ゴジラ』巨大壁画出現で宝田明、感慨”. シネマカフェ (2014年6月5日). 2014年6月20日閲覧。
- ^ “渡辺謙、“ゴジラ”松井からのエールにニッコリ”. 映画.com (2014年7月10日). 2014年7月11日閲覧。
- ^ “渡辺謙&宝田明「GODZILLA」ジャパンプレミアで固い握手”. 映画.com (2014年7月10日). 2014年7月11日閲覧。
- ^ “渡辺謙、松井秀喜氏のメッセージに感激=米国版「ゴジラ」公開に「お待たせしました」”. 時事ドットコム (2014年7月10日). 2014年7月11日閲覧。
- ^ “『マレフィセント』興収40億円突破!今年公開の洋画実写作品で初めて!『アナ雪』は公開20週目で圏外に【映画週末興行成績】”. シネマトゥディ (2014年7月29日). 2014年8月3日閲覧。
- ^ “2014年洋画興収ベスト10、ディズニー2作品で320億円!” (2014年12月11日). 2015年1月12日閲覧。
- ^ “東宝はなぜ「国産ゴジラ」を再び作るのか ハリウッド版2作目にガチンコ勝負!?” (2014年12月21日). 2015年1月14日閲覧。
- ^ “Joe Dante@joe_dante” (2014年5月9日). 2014年5月16日閲覧。
- ^ Godzilla Movie Review & Film Summary (2014) | Roger Ebert
- ^ 『キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.48
- ^ 『キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.49
- ^ 『キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.51
- ^ 『キネマ旬報』2014年7月下旬号 p.50
- ^ 『ゴジラ』好スタートも、欧米メディアは酷評 “日本版の風刺が滑稽なほど弱まっている”
- ^ 第38回日本アカデミー賞最優秀賞発表!、日本アカデミー賞公式サイト、2015年1月18日閲覧。
- ^ Kit, Borys (2014年5月22日). “'Star Wars' Spinoff Hires 'Godzilla' Director Gareth Edwards (Exclusive)”. Hollywood Reporter 2014年5月25日閲覧。
- ^ Davis, Edward (2014年7月26日). “Gareth Edwards Confirmed For ‘Godzilla 2’; New Monsters For Sequel Revealed”. Indiewire.com. 2014年7月27日閲覧。
- ^ “‘Godzilla 2’ Confirmed At SDCC With Rodan, Mothra, And Ghidorah”. Inquisitr.com (2014年7月26日). 2014年7月27日閲覧。
- ^ “「GODZILLA ゴジラ」続編決定 ラドン、モスラ、キングギドラ登場 コミコンで正式発表”. アニメ!アニメ! (2014年7月27日). 2014年7月27日閲覧。
- ^ McClintock, Pamela (2014年8月14日). “'Godzilla' Sequel to Hit Theaters Summer 2018”. Hollywood Reporter 2014年8月14日閲覧。
- ^ “ハリウッド版「GODZILLA」続編、2019年に公開延期”. 映画.com. (2016年5月11日) 2016年5月12日閲覧。
- ^ Burbank, CA (2015年10月14日). “LEGENDARY AND WARNER BROS. PICTURES ANNOUNCE CINEMATIC FRANCHISE UNITING GODZILLA, KING KONG AND OTHER ICONIC GIANT MONSTERS”. Legendary.com. 2015年10月15日閲覧。
- ^ “「ゴジラVSキングコング」ハリウッドで映画化!2020年全米公開” (2015年10月15日). 2015年10月15日閲覧。
- ^ “GODZILLA ゴジラ オリジナル・サウンドトラック日本版に、最新のゴジラの"咆哮"が収録!”. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2014年7月1日). 2014年8月17日閲覧。
外部リンク編集
- 公式ウェブサイト(英語)
- Godzilla (@GodzillaMovie) - Twitter
- GODZILLA - allcinema
- GODZILLA ゴジラ(2014) - KINENOTE
- Godzilla (2014) - オールムービー(英語)
- GODZILLA ゴジラ - Movie Walker
- GODZILLA - 映画.com
- Godzilla - インターネット・ムービー・データベース(英語)