Goose house Phrase #11 Bitter』(グース ハウス フレーズ イレブン ビター)は、Goose houseの通算7作目のアルバムである。2015年2月25日に発売された。通称「Bitter」。

Goose house Phrase #11 Bitter
Goose houseスタジオ・アルバム
リリース
録音 2014年 - 2015年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル Goose house
チャート最高順位
Goose house アルバム 年表
Goose house Phrase #07 Soundtrack?
2013年
Goose house Phrase #11 Bitter /
Goose house Phrase #10 Milk
(2015年)
Goose house Phrase #15 HEPTAGON
(2017年)
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タイトルについた「#11」というのは単に11枚目のアルバムという意味ではなく、Goose houseがこれまでに発表した、シングル、配信限定曲、アルバムを含む通算の番号である。

概要 編集

前作の『Goose house Phrase #07 Soundtrack?』より約1年半ぶりのリリースで、『Goose house Phrase #10 Milk』との2枚同時発売[2]。『Milk』がメジャーレーベルから発売されるのに対し、『Bitter』はインディーズレーベルから発売される[3]

2014年4月に元メンバーのd-iZe脱退後、現在の7人のメンバー(工藤秀平、竹渕慶竹澤汀、マナミ、沙夜香、ワタナベシュウヘイ、齊藤ジョニー)では初のアルバムである。

グループの代表曲「Sing」の最新バージョンや、2014年のライブツアーで披露された「未来の足跡」を含む全8曲が収録されている。これまでのアルバム同様、7人全員での歌唱曲もあれば、2〜4名のユニットでの歌唱曲もある。音楽性としては、同日発売の『Milk』に対して従来の作品を踏襲したアコースティック調の楽曲が多く収録されている[2]

収録曲 編集

  1. Sing 2015 [5:30]
    • グループの代表曲「Sing」の再録バージョン
    「Sing」はこれまでに『Goose house Phrase #01』や『Goose house Phrase #03 Wandering』にも収録されてきたが、ワタナベシュウヘイ加入後では初となる。
  2. ドミノエフェクト [3:52]
  3. ハルノヒ -合唱- [4:54]
    ボーカルのパート分けやコーラス・アレンジは主に竹渕が担当した。齋藤は「すごく自由で、最初は心配だったが実際にやってみるとすごく良くて、すごくスリリングなものになった。」とコメントしている[4]
    本アルバム発売に先立ち、エフエム横浜の『YOKOHAMA RADIO APARTMENT カタコトラジオ』(2015年2月12日放送回)で初オンエアされた[5]ほか、2015年2月4日に先行配信された[3]
  4. Humming bird [4:46]
  5. トーキョー・シティ [4:35]
    当初はアコースティック・ギターとリズム・セクションのみのシンプルなアレンジだったが、当初より決められていた「声」をテーマを元にアレンジが加えられた[4]
    ベースはワタナベが担当[4]
  6. セダンガール [4:13]
    メインボーカルは齊藤ジョニー、工藤秀平、ワタナベシュウヘイ、竹渕慶、竹澤汀も参加
  7. シオン [4:23]
  8. 未来の足跡 [4:49]
    2014年のライブツアーで披露された曲で、「Sing」を発表してから4年間でメンバーが感じたことやファンに対するメッセージを込めた楽曲。竹渕は「苦悶の末に出来た曲だけど、それもあって自分たちのスの思いがつまっていると思う。」とコメントしている[4]

脚注 編集

  1. ^ “Goose house『Milk』がオリコン週間8位獲得で自己最高位更新”. OKMusic (株式会社ジャパンミュージックネットワーク). (2015年3月3日). https://okmusic.jp/news/70366 2019年12月8日閲覧。 
  2. ^ a b もりひでゆき(インタビュー)「Goose house「Milk」「Bitter」インタビュー(1/3)」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャhttps://natalie.mu/music/pp/goosehouse2019年12月8日閲覧 
  3. ^ a b “Goose house、2枚同時リリース『Milk』&『Bitter』詳細発表”. BARKS (株式会社ジャパンミュージックネットワーク). (2015年1月31日). https://www.barks.jp/news/?id=1000112297 2019年12月8日閲覧。 
  4. ^ a b c d もりひでゆき(インタビュー)「Goose house「Milk」「Bitter」インタビュー(3/3)」『音楽ナタリー』、株式会社ナターシャhttps://natalie.mu/music/pp/goosehouse/page/32019年12月8日閲覧 
  5. ^ “片平里菜ラジオの竹渕慶&竹澤汀ゲスト回でGoose house新曲解禁”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2015年2月12日). https://natalie.mu/music/news/138341 2019年12月8日閲覧。 

外部リンク 編集