Gunicornは、PythonWeb Server Gateway Interface(WSGI)を実装するHTTPサーバーである。Gunicornは「GreenUnicorn」の略称であり、jee-unicornまたはgun-i-cornと発音する[2]RubyUnicorn英語版プロジェクトから移植された、プリフォークのワーカーモデルを使用している。Gunicornサーバーは、多数のWebフレームワークと広く互換性があり、実装がシンプルで、サーバーリソースが少なく、かなり高速に動作する[3]

Gunicorn
作者 Benoit Chesneau
開発元 Gunicorn Developers
初版 2010年2月20日 (14年前) (2010-02-20)
最新版
21.2.0[1] ウィキデータを編集 / 2023年7月19日 (8か月前)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Python
対応OS UNIX
種別 ウェブサーバー
ライセンス MIT License
公式サイト www.gunicorn.org ウィキデータを編集
テンプレートを表示
Gunicornの作者であるBenoit Chesneau

アーキテクチャ 編集

サーバーモデルは次の要素から構成されている。

  • ワーカーを管理するCentral Master Process
  • ワーカープロセスによって処理されるリクエスト
  • コンポーネント
    • Master
    • Syncワーカー
    • Asyncワーカー
    • Tornadoワーカー
    • AsyncIOワーカー

特徴 編集

  • WSGIweb2pyDjangoPaster英語版をネイティブにサポート
  • 自動的なワーカーのプロセス管理
  • シンプルなPythonの設定
  • 複数のワーカーの設定
  • 拡張性のためのさまざまなサーバーフック
  • Python2.6以降およびPython3.2以降と互換性がある[4]

関連項目 編集

出典 編集

  1. ^ Gunicorn 21.2.0 has been released” (19 7月 2023). 26 7月 2023閲覧。
  2. ^ Ambiguous Pronunciation · Issue #139 · benoitc/gunicorn” (英語). GitHub. 2018年8月2日閲覧。
  3. ^ Gunicorn - Python WSGI HTTP Server for UNIX”. gunicorn.org. 2021年5月18日閲覧。
  4. ^ Gunicorn 19.3 Documentation: Requirements

外部リンク 編集