HENHEN事変
HENHEN事変(ヘンヘンじへん)は、かつて存在していた日本の女性お笑いコンビ。ホリプロコムに所属していた[1]。
HENHEN事変 HENHEN JIHEN | |
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![]() 左から、アイドル鳥越、おおのまりあ(2017年10月) | |
メンバー |
おおのまりあ アイドル鳥越 |
結成年 | 2015年[1] |
解散年 | 2019年4月 |
事務所 | ホリプロコム[1] |
活動時期 | 2015年 - |
出身 | 東京アナウンス学院 |
出会い | 東京アナウンス学院 |
芸種 | 漫才、コント |
受賞歴 | |
mysta festa 2018 優勝 |
メンバー編集
- おおのまりあ(1990年7月14日(29歳)[2] - )
- ツッコミ担当
- 本名は大野 万里愛(おおの まりあ)
- 愛知県[2]刈谷市出身[3]。
- 身長165cm[4]、血液型はB型[2]
- 名古屋大学経済学部卒業[1][3]。
- 高校生時代からのあだ名は、まりあ → まりりん → マリリン・モンロー → モンロー → モンちゃん[3]。ぷらんくしょんのやほしからは「ちゃんまり」と呼ばれている[5]。
- 趣味は管釣り[6]、ルアーフィッシング、フライ・フィッシング[4]、鯨グッズ収集[6]、ギター、自己啓発書読書、円周率暗唱、旅行(日本の47都道府県すべて行ったことがある)[7]。
- 釣り堀でアルバイトをしている[6]。
- 特技はマネジメント、作曲[6]、映像編集[6]、書道(特待生)、球技全般、ヲタ芸[4]
- モーニング娘。、AKB48、乃木坂46、欅坂46など、アイドルファン[8][6]。
- お笑いではラーメンズのファン[3]。好きな芸人は山里亮太(南海キャンディーズ)[9]。
- 男性に見える風貌が特徴で、相方・鳥越の母親にも男性と間違われたことがある[1]。
- 喋る仕事がしたく、日本に貢献できる形で喋る仕事として、政界入りして総理大臣になることを目指していた。議員について活動していたこともあったが、今やる仕事ではないと思い、人を笑顔にすることが好きなことからタレントを目指すようになった[1]。
- 東京アナウンス学院時代から「大野くじら」の芸名で活動していたが[10]、2016年4月に正式にホリプロコム所属となると共に活動名義を本名に変更[11]。その後外見がマネージャーみたいとよく言われることから、2017年から芸名を「マネージャー大野」に変更した[12]。しかし同年中には芸名を現在の「おおのまりあ」に変更している[13]。
- 2019年12月、自分のYoutubeチャンネル『おおのまりあの坂道ばなし』を開設。
- アイドル鳥越(アイドルとりごえ 1994年10月28日(25歳)[7] - )
- ボケ担当
- 愛称は「とりちゃん」[1][14]。
- 福島県[7]郡山市出身[15]。
- 身長157cm[4]、血液型はO型[4]。
- 元々声優志望だった[1]が「歯並びが悪いから声優は無理」と言われる[14]。その後アイドル界にスカウトされ[14]、東京アナウンス学院時代の2013年頃からアイドル活動もしており、オリジナル曲も4曲持ち、CDも出している[1][12]。
- 学生時代は吹奏楽部[16]。
- 趣味は少女漫画[2]、ラテアート巡り、ジェルネイル、半身浴、女子会[4]。特技は吉高由里子の物真似[2]、即興アイドルソング、自撮り、みんなから愛される事[4]。
- 風貌について、相方の大野に「おかめ納豆」などと言われたことがある[8]。
- 両手の人差し指と中指をハート形に突き合わせて作る「らぶぅ~ポーズ」がある[17]。
- ピン芸人になってからのネタは、主に漫談。「らぶぅ~~」の決め台詞をネタ中に取り入れ、出囃子とブリッジに自分の曲『とりちゃん』の一節を使用している。ネタの最後の「超絶可愛いー、とりちゃーん」の台詞はコンビ時代から継続している[動画 1]。
来歴編集
二人は東京アナウンス学院で出会う。大野は芸能バラエティ科、鳥越は声優科に在籍[1]。同校主催のオーディションの時、二人とも同時期に芸能事務所の人に芸人を勧められたのがきっかけで二人ともお笑いの道に入る[1]。2015年結成[1]。鳥越曰く、一人は寂しいから組むことにしたとのこと[12]。
コンビ名は「生ハムとおしるこ」など大野が提示し、鳥越に任せた結果[1]、HENHEN事変に決定した。
その後ホリプロコムにスカウトされ、2016年4月より同事務所に所属となる[11][14]。
AbemaTV『お願い!マンピンコン』2016年11月決勝大会にて第2位となる[18]。
2018年2月25日に決勝大会(東京・スパイラルホール)が行われた「mysta festa 2018」にて優勝[19]。
2018年5月26日、初単独ライブ「超絶アイドル『せーのっ らぶぅ♡』」(2回公演、東京・Eggman tokyo east)を開催した[20]。
2019年4月15日、解散を発表。その後鳥越はピン芸人として、おおのは新たに相方を探す予定で、ともに芸人を続けている[21]。なお、HENHEN事変としての最後のライブ出演は同年4月12日のホリプロライブ(ゴールドプレート)だった[22]。ホリプロコムには鳥越だけが残り、おおのは退所した。おおのは2019年6月1日から「加藤悠の生き別れた妹」としているプロレスラーのHARUKAZEとのコンビ「ネバーギブアップ」を組んで活動している[9](ネバーギブアップとしてのライブ初出演は、2019年5月31日の『勝手に漫才GP』)[23]。
芸風編集
以前は時事ネタを出して大野が説明し、それに対して鳥越が意見を出すという掛け合いなどの漫才をしていたが、その後鳥越の不細工ぶりを大野がいじり倒すというネタなどを展開していた[12]。ネタ中で小道具を使ったこともあった他、歌を歌ったり、客にサイリウムを持たせて踊らせたこともあった[9]。「知っている曲をアイドル風に変える」というネタも持っていた[19]。
ネタの最後は必ず鳥越が「超絶可愛いー、とりちゃーん」のコールを発し[24]、大野が「これがメインです」などと言って締めるというパターンとなっていた。
コントのネタも持っていた。
出演編集
テレビ編集
- なら≒デキ〜○○なら××デキるはず〜(テレビ朝日)- 2016年10月27日
- カンニングの恋愛中毒(BSフジ)- 2016年11月19日
- ウチのガヤがすみません!(日本テレビ)- 2017年5月2日初出演。2019年12月3日(解散後)は、おおののみ「ネバーギブアップ」のメンバーとして出演。
- キミスタ(テレビ東京)- 2018年4月5日
- サタふく(福島テレビ)
- 以下はHENHEN事変解散後の出演
- ものまねグランプリ(日本テレビ) - 2019年5月7日(鳥越)
- 村上マヨネーズのツッコませて頂きます!(関西テレビ放送) - 2019年7月7日(鳥越)
- さんまのお笑い向上委員会(フジテレビ) - 2019年7月13日から「モニター横芸人」として出演(鳥越)
- 有田ジェネレーション(TBSテレビ) - 2019年8月12日深夜(鳥越)
- 水曜日のダウンタウン(TBSテレビ) - 2019年12月4日、「2代目むつみ荘住みます芸人」決定戦の企画に出演[25]
ラジオ編集
- サンドウィッチマンの天使のつくり笑い(NHKラジオ第1放送)- 2017年3月14日[26]
- ひるどき情報ちば(NHK千葉放送局・FM)- 2017年5月25日[27]
- はみだし しゃべくりラジオ キックス(山梨放送ラジオ)- 2017年8月16日「銀座8丁目しゃべくり劇場」コーナー[28]
- 以下はHENHEN事変解散後の出演
- マイナビ Laughter Night(TBSラジオ)- 2019年9月27日初オンエア(鳥越)
WebTV編集
- お願い!マンピンコン(AbemaTV)
- アイドル鳥越のぱろぷんて(SHOWROOM)
- おぎやはぎの「ブス」テレビ(2019年 - 、AbemaTV)鳥越のみ[29]
舞台編集
- 暮らすフィクション(東京・明石スタジオ 2017年3月30日〜4月2日 鳥越のみ)[8]
脚注編集
出典編集
- ^ a b c d e f g h i j k l m “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(305)】変なアイドルとマネージャー!?の異色漫才コンビ、HENHEN事変(1/3)”. サンケイスポーツ (2017年3月12日). 2017年5月10日閲覧。
- ^ a b c d e “スタ☆スケ 大野万里愛のプロフィール”. ザテレビジョン. KADOKAWA. 2017年5月10日閲覧。
- ^ a b c d 名古屋大学「Me~dia」2009年6月号(p.19)
- ^ a b c d e f g #外部リンク節掲載の「公式プロフィール」を参照。
- ^ ぷらんくしょん・やほし twitter 2018年9月29日 8:44
- ^ a b c d e f HENHEN事変 おおのまりあ twitter 冒頭の自己紹介(2017年4月10日閲覧)より。
- ^ a b c “スタ☆スケ アイドル鳥越のプロフィール”. ザテレビジョン. KADOKAWA. 2017年5月10日閲覧。
- ^ a b c “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(305)】変なアイドルとマネージャー!?の異色漫才コンビ、HENHEN事変(3/3)”. サンケイスポーツ (2017年3月12日). 2017年5月10日閲覧。
- ^ a b c 東京スポーツ 2019年7月21日 24面『馬鹿よ貴方は新道竜巳「女芸人馬鹿売れ前夜」』
- ^ アイドル大喜利王決定戦ホームページ 2014年
- ^ a b HENHEN事変 マネージャー大野 twitter 2016年3月19日(2017年4月10日閲覧)より。
- ^ a b c d “【ビッくらぼんの365日・芸人日記(305)】変なアイドルとマネージャー!?の異色漫才コンビ、HENHEN事変(2/3)”. サンケイスポーツ (2017年3月12日). 2017年5月10日閲覧。
- ^ (twitter上の名義は、2017年9月時点では「おおのまりあ」)となっている。
- ^ a b c d “オモプラニュース「声優志望で現役アイドルの女子が芸人になった理由」”. オモプラッタ (2017年4月19日). 2017年5月10日閲覧。
- ^ アイドル鳥越 HENHEN事変 twitter 2018年6月10日(2018年6月23日閲覧)
- ^ アイドル鳥越 HENHEN事変 twitter 2014年9月14日(2017年5月10日閲覧)
- ^ “おおのまりあオフィシャルブログ「坂道アイドル放浪記」”. 『松井咲子の爆笑クレッシェンド』に出演させていただきました、坂道アイドルオタクの女芸人です。 (2019年1月6日). 2019年9月1日閲覧。
- ^ HENHEN事変 マネージャー大野 twitter 2016年11月21日(2017年4月10日閲覧)
- ^ a b “未来のスター芸人発掘!初代王者はアイドル?女性コンビ・HENHEN事変”. お笑いナタリー. 2018年5月14日閲覧。
- ^ “HENHEN事変が初単独ライブ開催、アイドルさながらのグッズも”. お笑いナタリー (2018年4月13日). 2018年5月28日閲覧。
- ^ “【ご報告】” (日本語). ホリプロコム 公式twitter. 2019年4月15日閲覧。
- ^ “【ご報告】” (日本語). おおのまりあtwitter. 2019年4月17日閲覧。
- ^ おおのまりあtwitter 8:31 - 2019年6月1日
- ^ HENHEN事変 マネージャー大野 twitter 2016年6月26日(2017年4月10日閲覧)より。
- ^ アイドル鳥越twitter 5:51 - 2019年12月4日
- ^ “サンドウィッチマンの天使のつくり笑い 2017年3月14日”. NHK (2017年3月14日). 2017年5月10日閲覧。
- ^ HENHEN事変 マネージャー大野 twitter(2017年5月25日)
- ^ HENHEN事変 おおのまりあ twitter 2017年8月15日
- ^ “元AKB48・西野未姫がコンビ結成!?相方に整形告白の地下アイドルが浮上” (日本語). AbemaTIMES (2019年5月7日). 2019年5月8日閲覧。
動画編集
- ^ “アイドル鳥越(2019.6ホワイト2位)”. ホリプロコムお笑いチャンネル. YouTube (2019年7月16日). 2019年8月13日閲覧。
外部リンク編集
- おおのまりあ (@oh_no_kuzira) - Twitter
- アイドル鳥越 (@kikuchan813) - Twitter
- アイドル鳥越*HENHEN事変のブログ
- アイドル鳥越 公式プロフィール(ホリプロコム)
- Youtubeチャンネル『おおのまりあの坂道ばなし』