JR西日本ホテルズ
概要編集
原則として株式会社ジェイアール西日本ホテル開発が運営しているが、奈良ホテルは歴史的経緯からJR西日本と近鉄・都ホテルズ(近畿日本鉄道系)が共同出資する株式会社奈良ホテルにより運営されている。
「ホテルグランヴィア」シリーズをメインブランドとして展開している。グランヴィアブランドのホテルのうち、最初から「グランヴィア」として開業したのは京都と岡山(ただし、岡山は現ホテルに建て替えられる前に岡山ターミナルホテルと呼ばれる前身ホテルがあった)のみで、その他はそれぞれ「○○ターミナルホテル(○○には地名が入る)」と称していた。
グループホテル編集
2018年1月現在、以下の7つのホテルから構成されており、殆どのホテルはJR西日本管内の主要駅に直結、又は隣接している。
- ホテルグランヴィア
- ホテルグランヴィア京都(京都市下京区、京都駅直結)
- ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区、大阪駅直結)
- ホテルグランヴィア和歌山(和歌山県和歌山市、和歌山駅直結)
- ホテルグランヴィア岡山(岡山市北区、岡山駅直結)
- ホテルグランヴィア広島(広島市南区、広島駅直結)
- その他
- 奈良ホテル(奈良県奈良市、都ホテルズ&リゾーツのホテルでもある)
- ホテルホップイン・アミング(兵庫県尼崎市、JR尼崎駅隣接、開業当初はキリンビールグループが経営) - 2018年春に「ホテルヴィスキオ尼崎 by GRANVIA」にリブランド予定[1]
なお、ビジネスホテルのヴィアインは同じJR西日本系列ではあるが、別企業であるジェイアール西日本デイリーサービスネットの運営であり、またJRホテルグループとはならない。但し、広告出稿やキャンペーンについては共同で実施することがある。 また、同じくジェイアール西日本米子メンテックが運営するビジネスホテル「グリーンホテル米子」やジェイアール西日本ウェルネットが運営する「JRくろしお荘」、JR西日本ファーストキャビンが運営する「ファーストキャビンステーションあべの荘」もJR西日本ホテルズ・JRホテルグループには属していない。
新規オープン予定編集
- ホテルヴィスキオ by GRANVIA[1]
- ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA(2018年春オープン予定)
- ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA(2019年春オープン予定)
過去に運営していた施設編集
会員制度編集
会員制ポイントカードとして「JR西日本ホテルズカード」がある。以前は、三井住友カード・クレディセゾン(UCカード)・JCBと提携したクレジットカード機能のついたタイプもあったが、親会社のJR西日本が「J-WESTカード」を発行したため、新規発行を停止し、クレジット機能のないタイプのみ発行している。なお、JR西日本ホテルズやヴィアインでは、時折J-WESTカード会員向けの限定企画・特典を用意することがある。
また、2018年6月からはグランヴィアブランド・ヴィスキオブランド・奈良ホテルが東日本・東海・九州の各グループホテル運営会社で組織している「JRホテルメンバーズ」に加入する予定[2]。これにより、JR西日本ホテルズカードは2018年5月で終了。以降1年間は、JR西日本ホテルズの各ホテルでの残ポイント使用となる。既存の会員については、希望者に対して、「JR西日本ホテルズカード」での登録情報を流用する形式にて「JRホテルメンバーズ」の新規加入を受け付ける案内を送付する予定としている。
脚注編集
- ^ a b JR西日本ホテルグループ新ホテルブランド名とシンボルマークが決定 ~「HOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)」誕生~ - 西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本ホテル開発、尼崎ホテル開発 2017年5月10日
- ^ 駅を中心とした立地が特徴の「JRホテルメンバーズ」に来年6月「JR西日本ホテルズ」が加わり、お得にご利用いただけるエリアが拡大。ますます便利に! - 日本ホテル・ジェイアール東海ホテルズ・ジェイアール西日本ホテル開発・JR九州ホテルズ・小倉ターミナルビル 2017年12月6日(2017年12月8日閲覧)