Apache JMeter(アパッチ ジェイメーター)はApacheソフトウェア財団にて開発されているソフトウェアで、クライアントサーバシステムパフォーマンス測定および負荷テストを行うJavaアプリケーションである。HTTPレスポンスの内容の妥当性を判定することもできるため、パフォーマンステストのみならず、機能テストに使用することも可能である。

Apache JMeter
開発元 Apacheソフトウェア財団
初版 2001年 (23年前) (2001)
最新版
5.3 / 2020年5月15日 (3年前) (2020-05-15)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Java
対応OS クロスプラットフォーム
プラットフォーム Javaプラットフォーム
種別 負荷テスト
ライセンス Apache License 2.0
公式サイト jmeter.apache.org
テンプレートを表示

当初はJakarta Projectにて開発されていたが、2011年にApacheのトップレベルプロジェクトに昇格した[1]

オープンソースかつ多数の機能を備えていることから、WebアプリケーションおよびWebサーバの性能測定に広く利用されている。

JMeterはHTTP以外にも次のサーバの単体テストとしても使うことができる。

JMeterはJMXを使ったモニタ[※ 6]としても構成できる。一般的に高度な監視ソリューションではなくアドホックなソリューションと見なされている。

JMeterは負荷生成 ("load generation") ツールに分類される。これはツールの全体的な解説ではない。JMeterは

  • 可変パラメータ
  • 受信データに誤りがないことを保証するアサーション
  • スレッド単位のクッキー
  • 変数の設定
  • さまざまなレポート

をサポートする。

JMeterはプラグインアーキテクチャに基づいている。ほとんどの機能はプラグインで実装されている。プロジェクト外の開発者もカスタムプラグインを作成することで、ビルドせずにJMeterを拡張できる。

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ "JMeter becomes a top level project" (Press release). Jakarta Project. 26 October 2011. 2011年11月27日閲覧

関連項目 編集

外部リンク 編集