KIDS/キッズ』(原題:Kids)は、1995年アメリカ自主成長物語映画。ハーモニー・コリンによって書かれ、ラリー・クラーク監督を務めた。クロエ・セヴィニーレオ・フィッツパトリックジャスティン・ピアースロザリオ・ドーソンジョン・アブラハムズの映画デビュー作品である。『KIDS/キッズ』は、1990年代半ばのエイズ流行の中で、ニューヨーク市の性的に奔放な10代の若者の生活の中で、セックス薬物乱用アルコールやその他の脱法薬物)に対する快楽的な行動を中心に描いている。この映画は1995年に公開された際に大きな論争を巻き起こし、モーション・ピクチャー・アソシエーション・オブ・アメリカからNC-17(17歳以下の観賞を全面的に禁止)の評価を受けた後も、その芸術的メリットに関する多くの一般的な論争が続いた。

KIDS/キッズ
Kids
監督 ラリー・クラーク
脚本 ハーモニー・コリン
製作 ケアリー・ウッズ
製作総指揮 ガス・ヴァン・サント
パトリック・パンザレッラ
マイケル・チャンバース
音楽 ルー・バーロウ(元ダイナソーJr
撮影 エリック・エドワーズ
編集 クリストファー・テレフセン
製作会社 インデペンデント・ピクチャー
キラー・フィルムズ
シャイニング・エクスカリバー・フィルム
配給 シャイニング・エクスカリバー・フィルム
公開 1995年5月17日カンヌ
1995年7月28日
上映時間 91分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 映画
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内容 編集

処女とセックスすることだけが生きがいのテリーと頭のおかしな相棒のキャスパーの少年二人、テリーとのセックスで処女を奪われ、HIVに感染した少女ジェニーを中心として、ストリートキッズの堕落した一日を描いたドキュメンタリー的映画。少年二人を演じるのはどちらもスケボー少年だったレオ・フィッツパトリック(後に映画『BULLY ブリー』やTVドラマの『キル・ポイント』などに出演する)と、2000年に自殺したジャスティン・ピアーズ、少女を演じたのは当時脚本のハーモニー・コリンの恋人だったクロエ・セヴィニーであった。その他、クロエと同様女優として活躍するロザリオ・ドーソンや『最終絶叫計画』のジョン・アブラハムズ、コカインのオーバードースで命を落としたプロスケートボーダー、ハロルド・ハンターなども出演している。

スタッフ 編集

キャスト 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集