松本孝弘 > KNOCKIN'“T”AROUND

KNOCKIN'“T”AROUND』(ノッキン・ティー・アラウンド)は、日本音楽ユニットB'zギタリスト松本孝弘3作目のオリジナル・アルバム1999年4月14日に発売された。

KNOCKIN'“T”AROUND
松本孝弘スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
ハードロック
時間
レーベル Rooms RECORDS
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
松本孝弘 アルバム 年表
Thousand Wave Plus
1996年
KNOCKIN'
“T”
AROUND

(1999年)
西辺来龍 DRAGON FROM THE WEST

2002年
『KNOCKIN'“T”AROUND』収録のシングル
  1. THE CHANGING
    リリース: 1999年3月25日
テンプレートを表示

内容編集

松本がボーカル作詞に挑戦している意欲作。「グループをやる上で歌い手の気持ちが知りたかった。」のが制作動機のひとつだったという。また、「(B'zデビュー10周年を終えて)今までやったことのないことをやらなきゃいけないと思った。」とコメントしている[1]

アルバムのタイトルの「T」とは「TAK」のことであり、意味は「TAKを痛めつける」。これは松本がボーカルや作詞をするにあたって頭を悩ませたことに由来している[2][3]

「Trinity」も同時期に制作されたが未収録となり[2]、次作『西辺来龍 DRAGON FROM THE WEST』に収録された(後に米国盤アルバム『』のボーナス・トラックにも収録された)。また、1996年の『B'z LIVE-GYM'96 "Spirit LOOSE"』ツアーで披露された「あなたへ…」、1998年の『B'z LIVE-GYM'98 "SURVIVE"』ツアーで披露された「いてもうたるで」は未収録となった。

1999年5月7日には、NHK BS2で特別番組『松本孝弘 ソロ・プロジェクト 〜B'zへの挑戦〜』が放送された。

収録曲編集

  1. THE CHANGING 〜Electric Lady Mix〜(4:26)
    本作からの先行シングルで、本作にはアルバム・バージョンで収録されている。シングル・バージョンより打ち込みを多用し、冒頭に女性のラップが追加されている。
    サブ・タイトルの「Electric Lady」とは、N.Y.のレコーディング・スタジオの名称である[4]
  2. Nothin' But The Blues(3:50)
    原曲は1997年の『B'z LIVE-GYM Pleasure'97 "FIREBALL"』ツアーで弾き語りで披露した楽曲[2]。原曲は英語詞で、本作に収録するにあたり日本で歌詞を書き下ろし、バンドでのアレンジが施された[4]
    作詞には映画『クロスロード』が影響しているという[4]
  3. HEAVEN(5:18)
    間奏で速弾のギター・ソロが登場する。メロディに言葉を詰め込んだアイデアは「やれるかどうかわからないけどやってみたかった」と述べている[5]
  4. SAKURA(4:51)
    本作のレコーディングで最後に制作された楽曲[4]
    松本はこの曲を先行シングルに希望していたという[2]編曲大島康祐が担当した。
  5. GO FURTHER(4:33)
    1999年・2000年のフジテレビ系列『F1グランプリ』テーマ曲。インストゥルメンタル曲。
    原曲は1998年の『B'z LIVE-GYM'98 "SURVIVE"』ツアーのアニメーション演出で使用されていたもの[2]ベースMr.Bigビリー・シーンが、ドラムLUNA SEA真矢が参加している(ビリーとはB'zのアルバム『Brotherhood』でも共演している)。1999年の『B'z LIVE-GYM'99 "Brotherhood"』および2015年の『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』ツアーで披露された。
    アルバム『House Of Strings』には別バージョンが収録されている。
  6. two of us(3:29)
    PVは、サンタモニカの街を2日間歩き回って撮影したもの。
  7. 神様へ(4:18)
    歌詞は、制作当時に社会で起きた出来事に対する思いを歌ったもの[4]
    歌詞カードには記載されていないが、“I don't know why please save me lord from this evil world”というシャウト部分がある。PVが制作されている。
  8. 冬の灯(5:40)
    ギターのアルペジオのフレーズは、シンセサイザーのギターとアコースティック・ギター(Martin 000-18)のユニゾンとなっている[4]
  9. 愛〜愛〜愛〜(4:01)
  10. ゼロより ゼロから(3:24)
    PVが制作されている。
    レコーディングの初期にできた楽曲で、アコースティック・ギター一本で制作されたデモ・テープが存在する[4]
  11. Believin' You(4:05)
    インストゥルメンタル曲。PVが制作されている。

使用機材編集

TAK MATSUMOTO
  • ギター
    • Gibson '91 Les Paul Standard Gold Top(全曲)
    • Yairl Electric Acoustic(#2)
    • Fender Stratocaster(#2,6,9,10)
    • Martin 000-18(#8,10)
  • エフェクター
    • Budda BUD-WAH(#1,3,5)
    • Retrospec SQUEEZE BOX(#2,6,9,10)
    • Maxon CS-550(#2,10)
    • Kron CENTAUR(#4,5,6,7,8,10)
  • アンプ
    • Bogner ECSTASY(全曲)

タイアップ編集

参加ミュージシャン編集

出典編集

[脚注の使い方]
  1. ^ 『ワッツイン』 1999年4月号より
  2. ^ a b c d e B'zファンクラブ会報誌『be with!』 vol.41より
  3. ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、115頁。
  4. ^ a b c d e f g 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、117頁。
  5. ^ 『ワッツイン』 1999年5月号より