Kh-29:Х-29)は、ソビエト連邦が開発した空対地ミサイルNATOコードネームはAS-14 ケッジ(AS-14 Kedge:投げ錨、もしくは投げた錨を手繰り寄せることの意)。対地誘導ミサイルであり、1980年頃より配備されている。

Kh-29L

概要 編集

テレビ誘導タイプのKh-29Tと赤外線テレビ誘導タイプのKh-29D、レーザー誘導タイプのKh-29Lなどがある。

形状は、先端部・前部・後部の3箇所に4枚ずつのフィンがあり、前部のフィンと後部のフィンが動翼を持つ。

Su-27 フランカーMiG-29MIG−31など、幅広いロシア戦闘攻撃機に搭載可能である。

要目(Kh-29T) 編集

  • 全長:3.87m
  • 胴体直径:38cm
  • 自重:650kg
  • 最大射程:12km
  • 弾頭:317kg