[5]G Flex LGL23(ジーフレックス エルジーエル ニーサン)は、韓国のLGエレクトロニクス(輸入発売元:LGエレクトロニクスジャパン)によって日本国内向けに開発された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話CDMA 1X WIN、および第3.9世代移動通信システムau 4G LTE)対応スマートフォンである。製品番号はKS1301

au G Flex LGL23

G Flex
(日本モデルは画面下部のLGのロゴが無く、カメラの横に「au」と刻印されている。)
キャリア au
製造 LGエレクトロニクス
発売日 2014年1月25日
概要
OS Android 4.2.2
CPU Qualcomm
Snapdragon 800
MSM8974
2.3GHz(クアッドコア)
音声通信方式 3G:CDMA2000 1xMC
CDMA 1X
(新800MHz/2GHz)
W-CDMA
(850MHz/2GHz)
2G:GSM
(1.9GHz/1.8GHz/900MHz)
データ通信方式 3.9G: FDD-LTE
au 4G LTE
(新800MHz/1.5GHz/2.1GHz)
3.5G:CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A
WIN HIGH SPEED
CDMA2000 1xEV-DO Rev.A
CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xEV-DO Rel.0
(CDMA 1X WIN)
UMTS
W-CDMA
3G:CDMA2000 1xMC
(CDMA 1X)
その他:無線LAN
(IEEE 802.11a/b/g/n/ac 5GHz/2.4GHz)
形状 曲面ファブレット
サイズ 161 × 82 × 8.8[1] mm
質量 178 g
連続通話時間 約1260分
連続待受時間 約690時間(3G)/約670時間(LTE)
充電時間 約130分
バッテリー 3500mAh(取り外し不可)
内部メモリ ROM:32GB
RAM:2GB
外部メモリ 非対応[2]
日本語入力 LG日本語キーボード(iWnnベース)
FeliCa Felica/NFC
赤外線通信機能 あり[3]
テザリング あり
Bluetooth 4.0
放送受信機能 ワンセグ
フルセグ(データ放送非対応、録画不可)
外部接続 microUSB
(SlimPort共用)
miracast
⌀3.5 イヤホンマイク端子
備考 1. SAR値
0.367W/kg(側頭部)[4]
2. 製造国:
大韓民国の旗 韓国
3. 最大192kHz/24bitによるハイレゾ音源の再生機能に標準で対応
メインディスプレイ
方式 POLED
解像度 HD
(1280×720ドット
サイズ 6.0インチ
表示色数 約1677万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 1320万画素CMOS
機能 2160p(4K)動画撮影
高解像度ズーム
マルチポイントAF
デュアル録画/デュアル撮影
サブカメラ
画素数・方式 240万画素CMOS
カラーバリエーション
Black
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要 編集

isai LGL22の派生機種で、グローバルモデルであるLG G Flexの日本国内ローカライズモデルとなる。ちなみに、この機種よりauでのLG G seriesはisaiシリーズとして編入される。

「Flex」という機種名の通り、本体が凹状に曲面しているのが特徴で、70kgまでの圧力を加えても正常に動作する。また、背面には自己修復素材を採用しており、擦り傷程度だと傷が残らないようになっている。

他にも、isai LGL22では採用が見送られた背面キーが採用されており、日本独自機能としておサイフケータイ・ワンセグに加え、LG製端末では初となるフルセグ放送の受信に対応しているほか、isai LGL22から引き続き、最大192kHz/24bitによるハイレゾリューションオーディオWAV、およびFLACをサポート)の再生機能に標準で対応している[6]


なお、防水性能は備えておらず、外部メモリの利用には同梱されるSDカードリーダライタを利用する必要がある。

キャッチコピーは「常識を曲げる。世界が変わる。」。

アップデートに関しては、グローバルモデルがAndroid 4.4まで提供されたが、au版のG Flex(LGL23)のみAndroid 4.2をもって終了した。

沿革 編集

  • 2013年10月28日 - LGエレクトロニクスより韓国モデル先行発表。
  • 2013年12月4日 - グローバルモデル発表、香港・シンガポールを皮切りに発売開始[7]
  • 2014年1月6日(現地時間) - アメリカ・ラスベガスの家電展示会「CES 2014」にて北米向けモデルが発表された際に、販売地域の中に日本が含まれている事が判明[5]
  • 2014年1月22日 - KDDI、およびLGエレクトロニクスジャパンより日本モデル公式発表。
  • 2014年1月25日 - 発売開始。

搭載アプリ 編集

主な機能 編集

※PC向けWebブラウザが標準装備されている。携帯向けサイト(EZWeb)は他のスマートフォンやPCと同じく閲覧不可。

主な機能・対応サービス
auウィジェット
Webブラウザ
LISMO!
for Android

LISMO WAVE
ハイレゾ音源再生プレイヤー
(最大192kHz/24bit
おサイフケータイ
NFC
ワンセグ[8]
フルセグ[9]
DLNA/DTCP-IP
au one メール
PCメール
Gmail
EZwebメール
デコレーションメール
デコレーションアニメ
Friends Note PCドキュメント
au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
ゴルフ(web版)
Fitness、歩数計
GPS
方位計
au oneナビウォーク
au one助手席ナビ
au one ニュースEX
au one GREE
かんたんメニュー[10][11]
じぶん銀行
緊急速報メール Bluetooth 無線LAN機能
(Wi-Fi)
赤外線通信 WIN HIGH SPEED
au 4G LTE[12][13]
グローバルパスポート auフェムトセル
microSD
microSDHC
モーションセンサー(6軸) 防水
防塵
簡易留守録
着信拒否設定


関連項目 編集

注釈 編集

  1. ^ 最厚部:9.7mm
  2. ^ microSDリーダライタ付属で、最大128GBのmicroSD対応。
  3. ^ リモコン操作のみ。
  4. ^ au電話の比吸収率について G Flex LGL23 - au(KDDI)
  5. ^ a b 「G Flex」やLINEで家電をコントロールする仕組みを披露したLG - ケータイ Watch2014年1月7日
  6. ^ ただしハイレゾ音源を再生する場合、それに対応したUSBホストケーブル(別売)、およびUSB入力対応D/Aコンバーター(別売)、ヘッドホン(別売)、あるいはスピーカー(別売)などが必要となる。
  7. ^ LG G FLEX BEGINS GLOBAL ROLLOUT WITH INTRODUCTION IN KEY ASIAN MARKETS
  8. ^ 連続視聴時間:約5時間50分
  9. ^ 連続視聴時間:約3時間50分
  10. ^ 別途、au one Marketからのダウンロードにて対応
  11. ^ au one Market「かんたんメニュー」 - KDDI
  12. ^ 受信:最大150Mbps/送信:最大12Mbps(2GHz)
  13. ^ 受信:最大75Mbps/送信:最大25Mbps(800MHz)

外部リンク 編集

先代
G2 L-01F
LG G series
G Flex LGL23
次代
LG G2 mini LG-620J
※SIMフリー端末
先代
isai LGL22
LG isaiシリーズ
G Flex LGL23
次代
isai FL LGL24