liberté

1987年の岡村孝子のアルバム
Liberteから転送)

liberté』(リベルテ)は、岡村孝子の通算3作目のオリジナル・アルバム1987年7月5日発売。発売元はファンハウス(現・ソニー・ミュージックレーベルズ)。

liberté
岡村孝子スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ポップス
時間
レーベル ファンハウス
プロデュース Takako Okamura
Yukio Hiasa
チャート最高順位
岡村孝子 アルバム 年表
Andantino a tempo
(1987年)
liberté
(1987年)
After Tone
(1987年)
『liberte』収録のシングル
  1. 夢をあきらめないで
    リリース: 1987年2月4日
  2. 迷路
    リリース: 1987年7月5日
  3. 電車
    リリース: 1987年12月5日
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解説 編集

  • LPカセットテープのみのリリースだった企画盤『Andantino』(1986年11月29日)、同じくCDのみのリリースだった企画盤『Andantino a tempo』(1987年2月4日)を挟んでリリースされた、3枚目のオリジナル・アルバム。
  • 6枚目のシングルとして、収録曲の「迷路」が本アルバムと同時発売された。シングルB面曲も同じく収録曲の「電車」であるが、この「電車」は、リミックスが施された上であらためて7枚目のシングルA面曲としても発売された。
  • 5枚目のシングルとして上記アルバム『Andantino a tempo』と同時発売された「夢をあきらめないで」が本作品にも収録された[1]
  • 特徴としては、内面的な心情を歌った楽曲が多く、他作品と比べてやや重めなアルバムと云えるが人気は高い。また、岡村のアルバムでは唯一、レコーディングシンクラヴィア電子楽器)が使用された。
  • 本アルバムが発表された1987年は、作品集『Andantino a tempo』、恒例シリーズ化したセレクション・アルバムの第1弾『After Tone』、そして本作品と計3枚の作品がリリースされている。
  • 結果的に、次の4thアルバム『SOLEIL』がオリコンアルバムヒットチャートで1位を獲得するに至る、下地となったと云える。
  • 規格品番はCDが32FD-1067(3200円→2920円)。ミュージック・テープが28FC-2100(2800円→2560円)。いずれも価格税別。
  • CD、テープとも販売元が東芝EMIから完全にファンハウスに移った際、1989年4月の消費税導入に伴い価格が値下げされた。
  • 東芝EMIのアイデンティティである赤黄緑の帯が消滅し、背ラベルは新調され、カセットハーフがブラックからホワイト、カセットラベルが黄色からライトグリーンに変更。
  • ドルビーB NRや録音内容は同一である。
  • 2001年6月20日、価格を改定したリニューアル盤が再発売された(規格品番:FHCF-2513)。

収録曲 編集

全作詞・作曲: 岡村孝子
編曲: 田代修二 M-1・4・6・8・9 、萩田光雄 M-2・3・5・7
  1. リベルテ(5:14)
  2. 迷路(4:56)
    • 6thシングル。シングル曲ながら、ベスト盤等他のアルバムに一切収録されていない。
  3. 電車(5:42)
    • 6thシングル「迷路」のB面になったのち、別ミックスでシングルA面として再リリースされた。
  4. ついてない(5:32)
    • 何をしてもうまくいかない、という心情を描いた楽曲。
  5. 五月の晴れた空(4:44)
  6. 秋の日の夕暮れ(4:38)
  7. 私はここにいる(4:11)
  8. 夢をあきらめないで(4:41)
  9. 月が泣いた夜(4:27)
    • 初期のコンサートで比較的よく取り上げられた曲。
    • ライヴビデオ(DVD)『Encore I』では、歌詞を間違えた演奏がそのまま収録されている。

関連作品 編集

脚注 編集

  1. ^ 夢をあきらめないで」は、企画アルバム『Andantino a tempo』にも収録されている。