MediaCoder(メディアコーダー)とはStanley Huangによって開発された、動画音声変換することのできるソフトウェアである。かつてはフリーウェアであった。 内部エンコーダとしてFFmpegMEncoderなどを利用している。

MediaCoder
開発元 Stanley Huang
最新版
0.8.56 / 2018年10月1日 (5年前) (2018-10-01)
対応OS Microsoft Windows
種別 エンコーダ
ライセンス フリーウェア
公式サイト MediaCoder
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特徴 編集

  • 対応形式が主流なものからマイナーなものまで非常に多くの形式に対応している。詳細は以下に記載。
  • エンコード機能以外にも音声抽出結合や、時間サイズフレーム指定の分割などのごく簡単な編集ができる。
  • 詳細な設定、またその保存もできる。ただしアップデート時にこれらの設定は初期状態に戻され保存設定も消えてしまう。
  • 解像度の変更、アスペクト比変更、フレームレート変更、字幕合成、色調補正、画質補正、音ズレ補正などエンコード以外でも機能が充実している。

対応形式 編集

対応形式が非常に多い。詳しくは外部リンクを参照。

メディア
ビデオCDDVDなど。
コンテナ
AVIWAVASFFlash VideoMP4MPEG-2システムOggOGMQuickTimeRealMediaMatroskaなど。
ビデオ
DVMS-MPEG4MPEG-1/-2/-4Motion JPEGH.261H.263H.264huffyuvDiracSnowTheoraVP8Windows Media VideoRaw Videoなど。
オーディオ
AACAMRMP3MusepackSpeexTTAVorbisWindows Media AudioFLACリニアPCMMonkey's AudioWavPackOptimFrogなど。

その他 編集

  • 標準で日本語表示に対応しているが未翻訳部分が多い。有志が作成している日本語化ファイルを使うと解消される。
  • MediaCoderはGPL・LGPLに関するライセンス違反を犯したためSourceForge.netから締め出された。そしてFFmpegプロジェクトのウェブページの恥の殿堂(Hall of Shame)に記載されることになった。
  • 公式HPではLinuxではwineを使えばほとんどの機能が使えるとの記述がある。

関連項目 編集

外部リンク 編集