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Minecraft』(マインクラフト)は、Notch(マルクス・ペルソン)と彼が設立した会社・Mojang ABの社員が開発したサンドボックスゲームである。サバイバル生活を楽しんだり、自由にブロックを配置し建築等を楽しむことができるコンピュータゲームである。日本では一般的に「マイクラ」と略される[7][8][9]

Minecraft
ジャンル サンドボックス
対応機種

Javaプラットフォーム
Xbox 360(更新終了)
Xbox One
PlayStation 3(更新終了)
PlayStation 4
PlayStation Vita(更新終了)
Newニンテンドー3DS (更新終了)
Wii U(更新終了)
Nintendo Switch
Windows Phone 8.1(販売終了)
Windows 10Mobile含む)
iOS
Apple TV(販売終了)
Android
Fire OS
Fire TV
Gear VR

Raspberry Pi
開発元 Mojang
マイクロソフト
4J Studios
SkyBox Labs
Other Ocean Interactive(New3DS版)
発売元 Mojang
マイクロソフト(一部バージョン)
SCE→SIE(PS3・PS4・Vita)
デザイナー Notch(マルクス・ペルソン)(2009-2011)[1]
Jeb(Jens Bergensten)(2011-)
音楽 Daniel "C418" Rosenfeld
美術 Kristoffer Zetterstrand
(In-game artwork)
Markus "Junkboy" Toivonen
バージョン

Java:1.13.2[2]

Java Snapshot(開発版) : 19w02a[3]

Xbox360:TU73(更新終了)
PS3/PSVita:1.82(更新終了)
PS4:1.84
Wii U:Patch 42(更新終了)

New3DS:1.9.19(更新終了)
Win10(Mobile含む)・XboxOne・Switch・iOS・Android・FireOS・FireTV・GearVR:1.10
人数 1 - 複数人
発売日

Java版

pocket Edition(旧)

家庭用ゲーム版

セットトップボックス版

  • Apple TV:2016年12月19日
  • Fire TV:2016年12月19日

Bedrock Edition (統合版・新)

対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE10+(10歳以上)
USK6(6歳未満提供禁止)
売上本数 日本の旗 WiiU 32万9717本(2017年6月)[4]
日本の旗 PS4 19万3485本(2017年6月)[5]
日本の旗 Switch 72万8968本(2019年4月)[6]
テンプレートを表示

2018年初頭の時点で、全てのプラットフォームでの販売が累計1億4400万本を突破した[10]

目次

概要編集

ゲームの世界は主に立方体のブロックで構成されており、プレイヤーはそのブロックを自由に設置・破壊できる。地上には道具等の素材となる木々が茂り、地下には松明の材料やかまどの燃料となる石炭の他、金やダイヤモンドなどのさまざまな鉱石が埋蔵されており、それらを使うことで良い生活ができるようになっていく。
ボスを含むモンスターも存在するが、それを倒すことを最終目標にする必要はなく、プレイ目標はプレイヤーの意志に委ねられる。

立方体のブロックを設置・破壊するゲームソフトは多数あるが、このゲームの特徴として、草原砂漠雪原などのさまざまなバイオームや地形が存在し、地下には洞窟や廃坑、渓谷などが広がっている。また昼夜の概念もあり、昼は10分、夜は7分で朝焼けと夕焼けが各1.5分ずつである。そして、プレイヤーはその世界で自由に生活できる。他に重要な要素としてCrafting(クラフト)があり、ブロックやアイテムを組み合わせて、新しいブロックやアイテムを製作できる。

音楽はドイツの音楽家C418(ダニエル・ローゼンフェルド)が担当。タイトル画面やゲームプレイ中、一定の確率でランダムにBGMが流れる。またゲーム内のアイテム、レコードとジュークボックスを使用することで音楽を流すこともできる。
Minecraft サウンドトラック英語版は2011年3月4日にMinecraft – Volume Alpha[11]、2013年11月9日(どちらも現地時間)にMinecraft – Volume Beta[12]の2つがリリースされている。

E3 2015[注 1]では拡張現実を使ったホログラム版が発表された[13]MineCon2015ではWindows 10版[14]Story Mode[15]が発表された[注 2]。PC版は開発言語がJavaであるため、プラットフォームはWindowsだけではなく、LinuxmacOSといったUNIXOSにも対応している。

Classic版以外は、初期購入以降は無料でアップデートできる。プロファイルを設定すれば、一部を除くほとんどの過去のバージョンがプレイできるようになっている。

Java版は無料のID登録をすることでデモ版がプレイできる[16]。ソフトを購入するとプレミアムアカウントになり、製品版を制限なく遊べる。一般的なネットゲームや家庭用ゲームのダウンロードコンテンツのように追加料金はかからない。PC Gamerより公開された旧バージョンのデモ版も存在する。またMojangのアカウント設定でTwitchのアカウントと関連付けることにより、Twitchへのゲーム配信機能が実装されている。

統合による呼称と表記編集

2017年9月20日に公開されたアップデート「Better Together Update」より、ios版・アンドロイド版・Windows 10版・Fire TV版・Xbox One版・Gear VR版が同じゲームエンジン(Bedrock Engine)を採用し、同じ更新データが適用されるバージョンに統合され、クロスプラットフォームでのマルチプレイも実装された。Nintendo Switchもアップデートの対象であるが、2018年6月21日に配信された[17]。このアップデートを受けたバージョンは全てMinecraftに改名され、旧PC版はMinecraft: Java Editionに改名された[18]

Java EditionはJava版とも称され、ここではMinecraft: Java EditionをJava版として区別・表記する。

難易度とゲームモード編集

難易度編集

難易度はピースフル、イージー、ノーマル、ハードの4種類があり、全てのゲームモードに難易度の概念がある。ピースフルではエンダードラゴン、シュルカー、ヴィンディーゲーター、エヴォーカー以外の生物は出現せず、満腹度が自動で回復する。

ゲームモード編集

クリエイティブモード
あらゆる物を使った製作や建築、実験を中心としたモード。
体力や空腹などの概念がない。Classicの初期はこのモードのみ実装されていた。ごく一部を除いたすべてのブロック、アイテムを無限に取り出して設置する事と、瞬時にブロックを破壊する事が可能。体力の概念がないので、奈落への落下、一部コマンドの実行などの例外を除いて死ぬことは無い。
サバイバルモード
体力と空腹のゲージが存在する、冒険と生活を主体としたモード。
敵からの攻撃や高所からの落下といった直接的なダメージや、空腹等の状態異常によって徐々に体力が減少し、最終的に体力が尽きると死亡する。プレイヤーは死を免れるために狩猟栽培で食糧を確保し、敵から逃れるための安全な住居を造る必要がある。死亡時にはその場に所持しているアイテムとわずかな経験値がばらまかれスコアが表示される。死亡しても即座にワールド生成時のスタート地点か最後に使用したベッドで復活できるが、ばらまいたアイテムや経験値は時間経過で消滅し、回収不可能になる。
ハードコアモード
基本はサバイバルモードと同じであるが、ゲーム難易度はハードに固定され、プレイヤーが死亡するとワールドが削除されるモード。
マルチプレイのサーバーで死亡した際は、サーバーから追放される。Java版のみで実装されている。バージョン1.9以降プレイヤーが死亡した際はスペクテイターモードでのみ復活できる。
アドベンチャーモード
主にプレイヤーが制作したマップを冒険するためのモード。
ブロックの破壊・設置に制限があり、マップの探索や敵との戦闘が中心となる。
スペクテイターモード
Java版のみで実装されている見物人モード。
自由に飛行できるが周りのブロックに干渉できず、破壊・設置できない。ブロックをすり抜けることができるため、大型迷路の確認や洞窟などの探索などを行える。
モンスターや他のプレイヤーから見た視点に切り替えることもでき、一部のモンスターでは視界が変化する。

世界編集

ローグライクゲームのように、マップを一定区画進行するごとに新たな地形がランダムに生成される。また、村や遺跡などの様々な構造物や建造物が生成される。ワールド新規作成時に、シード値(Seed / 意訳:世界の種)を入力することで、値によって全く異なるワールドを生成できる。このシード値は、同じ値を入力することで、どのプレイヤーにもその世界を共有できるようになっている。ただし、Minecraft本体のバージョンによっては互換性がない場合もある。

天候や昼夜の概念が存在し、太陽や月の動きで時間を判断できる他、雨や雪が降ったり、落雷が発生することもある。発生する天気はバイオームごとに異なっており、比較的現実世界に近いものとなっている。例えば、山岳バイオームでは標高が高くなると雪が降り、砂漠では雨が降らない。

地下には大小さまざまな洞窟が広がっており、最下層にはクリエイティブモードでのみ破壊可能な岩盤が敷き詰められている。さらに下は奈落 (Void) となっており、一定深度まで落ちるとダメージを受けて死亡してしまう。ワールドの新規作成時に特殊なモードを選択することで平らな土地を生成することもできる。その場合、地表の高さに関係なく地下に洞窟は生成されない[注 3]

ワールドタイプ編集

Minecraftでは、生成されるワールドを複数の種類から選択できる[注 4]

デフォルト
通常の地形生成。様々なバイオームや様々な地形、洞窟、廃坑、要塞などが生成されるワールドタイプ。
スーパーフラット
地面がどこまでも平坦な世界。
デフォルトの生成では平原バイオームで、建造物は村のみの世界が生成されるが、登録されたプリセットを使うことでバイオーム、廃坑や要塞、鉱石などの出現も個別に設定できる。また、プリセットを編集することも可能である。
Java版では、ネザーやジ・エンド等の他ディメンションの地面は平らにならない。一部のコンソール版では、他ディメンションも平らになる。
大きなバイオーム
デフォルトの地形を8倍に引き伸ばしたワールドタイプ。
1つのバイオームが最大縮尺の地図1枚を埋めるほどの巨大なバイオームが生成される。
アンプリファイド
最高高度まで届く山や、岩盤が見える渓谷などの非常に極端な高低差のある地形が生成されるワールドタイプ。
カスタマイズ
海面の高さ、村やダンジョン、洞窟の生成確率や有無、鉱石の生成率、バイオームの有無やサイズなど、細かいワールドの設定が出来る。
また、ワールドの端に境界線 (World border) を出現させ、ワールドの端を決められる。Java版1.13以降ではサポートされない。
デバッグモード
主にリソースパック制作者のためのワールドタイプである。ブロックデータ値なども含む全てのブロックを確認できる。

バイオーム編集

Minecraftには「バイオーム」と呼ばれる、主として気候によって分けられた生態系・地形の区分があり、若草の茂る草原、枯れ草やサボテンが生えている砂漠、菌糸ときのこに覆われた島などが存在する。Java版では1.13のアップデートにより海が細かく分けられた。

ファーランド編集

ファーランド(Far Lands)またはワールドの端とはワールドの端へと進み続ける(12550821メートル以降)と異常な地形が現れ、ドロップしたアイテムは不自然な方向に流れ、PCが高負荷になるなど複数のバグによってできた地である[19][20]
この現象はβ1.8で修正され、端が囲まれ見えない壁ができた。Java版以外のコンソールには存在しない。2015年1月に「『Minecraft』における最も長い旅」としてギネス世界記録に登録された者もあらわれている。

別次元の世界編集

「ディメンション」という区分で通常の世界とは別の世界が生成される。溶岩とこげ茶色のブロック「ネザーラック」で天井ごと覆われている灼熱地獄のような世界ネザーや、ボスの存在する暗い世界ジ・エンドがある。

ネザー編集

ネザー (The Nether) は崖や溶岩の海で構成された地獄のような世界である。一部のエディションでは「暗黒界」と表記される。

黒曜石を特定の形に配置して作るネザーゲートと呼ばれる門を通ることで、通常世界と行き来できる。Java版では天井と最下部が岩盤に覆われており、一部の家庭ゲーム機版では横の壁が岩盤で生成されている。溶岩の海が生成され、溶岩は通常世界よりも速く広く流れ、水源を設置すると一瞬で蒸発する。ネザー世界の大きさは、通常世界の1/8(Wii U版では1/3)である。このため、ネザーで1ブロック移動すると、通常世界では8ブロック(Wii U版では3ブロック)移動したことになる。

時間の概念が無いため、昼夜が来ることは無く、ゲーム内の時計も機能しない。リスポーンを設定するにはベッドで寝る必要があるが、夜になることは無い上、ベッドで寝ようとすると爆発を起こす。またコンパスも正常に動作しない。地図には地形が記入されず、プレイヤーの位置のみ表示される(一部の家庭用ゲーム機版では地形も記入される)。

ネザーには「ネザー要塞」と呼ばれるネザーレンガで構成されたダンジョンが存在する。ネザー要塞にしか出現しないモンスターも存在する。

ジ・エンド編集

ジ・エンド (The End) 、またはエンド(以下エンドと表記する)とはボスであるエンダードラゴンが存在する世界である。一部のエディションでは「果ての世界」と表記される。

通常世界にある遺跡の中の「儀式の間」にあるエンドポータルを「エンダーアイ」と呼ばれるアイテムで起動させ、そのポータルに飛び込むことでエンドに到達できる。iPhone、iOS版の遺跡は、村の井戸の地下に生成されるという特徴がある。一度エンドに足を踏み入れると、死亡するか、エンダードラゴンを倒した後にできるイグジットポータルを通らないと元の世界に帰れない。エンダードラゴンを倒してゲートに入るとエンディングが流れ、その後、元の世界でのリスポーン地点に復活する。エンディングはゲートに初めて入るときのみ流れる。

また、エンダードラゴンを倒すと、「エンドゲートウェイポータル」が生成され、約1000ブロック離れている離島に移動できる。この離島にしか生成されない建造物やアイテムがある。

ネザーと同様、コンパスと時計が正常に動作せず、ベッドで寝ようとすると爆発する。エンドには最下層の岩盤が存在しないため、浮遊島から落下すると奈落へ落ちて死んでしまう。

特殊効果編集

エンチャント編集

エンチャントテーブルと呼ばれる器具を用いることによって、道具や武器、防具等に特殊効果を付加することができる。

他にも、金床とエンチャントの本によって特殊効果を付加する方法も存在する。エンチャントの本はダンジョンなどの一部構造物に配置されるチェストに入っていることがある。コマンドを使用することにより、通常では付加させられないレベルのエンチャントや重複した道具を手に入れられる。ただし、一部のエンチャントは重複できない。

付加される効果には様々なものがあり、中には特定の道具にのみ付与できる効果もある。

エンチャントにはレベルがあり、これが高いほど効果が強化される。一部にはレベル5のエンチャントを施せるが、これは同じレベル4のエンチャントを持ったアイテム同士を金床で組み合わせることでできる。また、一部のエンチャントは「宝のエンチャント」と呼ばれ、取引やモンスターハウスの宝箱、釣りなどによってのみ入手できる。

ポーション編集

ポーションとは、プレイヤーに様々な効果を付与する薬のようなアイテムであり、「醸造台」と呼ばれるユーティリティを用いて作成できる。作成にはモンスター等から取得できる材料が必要となる。ダンジョン等の構造物のチェストや、一部モンスターのドロップ品として入手することもできる。

ミニゲーム編集

コンソール版にはミニゲームが実装されている。ミニゲームで他人を追放できる権限を持っているのはホストユーザーのみである。ミニゲームに入れるのは最大8人(PlayStation Vita Editionは4人)で、最低で2人でもミニゲームが出来る。ミニゲームには下記の3種類のモードがあり、それぞれルールが違う。

バトルミニゲーム
最初から用意されている複数のマップを使用して、プレイヤー同士が対戦するゲームである。
有料のマップは購入することで解放される。終了後に、一定の条件を満たしていれば称号が与えられる。また、このモードではホスト特権が無い。入る人数が6人以上になると、ステージが大きくなる。またバトルの条件なども変えることが出来るモードも存在し、ステージの大きさ(この場合入っている人数は関係ない)、復活回数なども細かく設定できる。
タンブルミニゲーム
最初から用意されている複数のマップを使用して、プレイヤー同士が相手の足場を崩し合い相手を下に落とすゲームである。
ゲームルールには「雪玉」、「シャベル」、「ランダム」、「カスタム」が存在する。「雪玉」はプレイヤーに無限の雪玉が与えられ、雪玉を投げて当たったブロックが崩れる。「シャベル」は耐久値(壊れるまでの数値)が無限のシャベルがプレイヤーに与えられ、シャベルで掘ることで足場を崩せる。またこのタンブルミニゲームのみ、シャベルでブロックを一瞬で壊せ、ブロックの材質も関係がない。「ランダム」では「雪玉」と「シャベル」が1ゲーム事にランダムで変わるモードである。「カスタム」はバトルミニゲーム同様、条件などを変えれるモード。ブロックの層の数、復活回数などを細かく設定できる。
グライドミニゲーム
空中を飛行滑空できるエリトラ(滑空翼)を使用して、ゴールへの到達もしくは合計得点を競うゲーム。
プレイヤーごとに体力(ハート)が3つあり、壁に当たると1つ減り、床に付いてしまうと全て減り、全て無くなると死亡し、最後に通過したチェックポイントに戻される。また、1位ゴール後180秒、また2位ゴール後の60秒の間にゴールが出来なければ強制的にバトルが終了しリタイアとなる。合計得点は、ステージの途中にある緑、黄色、青の輪をエリトラでくぐり抜けることで得点が付く。緑が1番輪が広く、数も多いが、青は輪が小さく希少である。なので数に合わせた得点が決まっていて、緑3点、黄色5点、青7点とされている。このルールでは、いくら1位でゴールしたとしても、合計得点が高い方が優勝となる。カスタムによってかわるが、普通は誰かのプレイヤーがバトルで3勝した時点でゲームが終了する。最速なら3バトルで終わることになるが、8人マルチプレイだと最大17バトルをすることになる。

マルチプレイ編集

サーバーソフトウェアを用いて複数のプレイヤーで遊ぶマルチプレイ機能が実装されている。シングルプレイで使っていたワールドをLANに公開するか、公式ページで配布しているサーバーソフトウェアを用いることで複数のプレイヤーと遊ぶ事が出来る。また、有志によって改良されたソフトウェアも存在し、中にはプラグインを用いての高度な制御が可能である。プラグインを導入することにより、PvPなど独自の機能を持ったサーバーも存在する。

Realms編集

Minecraft Realms(マインクラフト レルム)またはRealms(レルム)は、Mojang社が運用する有料のマルチプレイサーバーである。RealmsにはJava版とPlayStation 4を除いた統合版で分かれ、それぞれ料金プランがある。
所有者は他のプレイヤーを2人、あるいは10人まで招待(ホワイトリスト)可能で、招待される側は無料で、所有者に承認されるとサーバーに参加できる。サーバー構築にあたっての必要な知識なく、簡単かつ手軽に運用ができる。Realmsでのマルチプレイには「MicrosoftアカウントXbox Liveアカウント)」が必要である。

カスタマイズ編集

プレイヤーのデフォルトスキンはスティーブと呼ばれる男性のものであるが、有志が作成・公開しているスキンや自作のスキンを使用してこの外見を変更することができる。また、他のゲームとのコラボレーションで発売されているスキンもある[21]
またアドオンを利用することで見た目やMobなどの動きを変えることが可能である[22]。このアドオン導入は統合版の一部の機種に限られる。

Java版ではリソースパック、データパック、そしてMODを利用したカスタマイズが可能である。

リソースパックやデータパックはアイテムやブロックなどの外見を自由に変更できたり、新しいレシピや複数のコマンドを関数として追加できる。

MODはゲーム性や難易度を変更したり、新しい地形を追加したり、更には根本的なシステムを変更するなど、さまざまな要素を追加する。大型の変更を加えるものから小規模の変更を加えるものまで、数多くのMODが配布されている。
Java版のコードは難読化しているため、MOD制作を容易にするためにAPIやオートローダー(MODの自動読み込み)をサポートするMODがいくつか存在する。これらは「前提MOD」と呼ばれ、代表的な例として「Minecraft Forge」がある。

また、プレイヤーが制作したマップのデータを他者に配布することも可能である。中にはイギリス地質調査所がイギリス本土を再現したマップも存在する[23]

MineCon編集

MineConとは、2010年からほぼ毎年1回に開催されているMinecraftのコンベンションである。内容としてはアップデートの告知、将来的に導入したい機能、改善したい機能などについて話し合われたり、MOD製作者の意見交換などがおこなわれたりする。コスプレや仮装大会のようなこと、新規のスタッフの発表なども行われる。2016年には、Java版、バージョン1.11について説明があった。来場数でギネス達成。コンベンションの内容はライブ配信される。2017年は日本時間2017年11月19日(日)午前2時より、様々なストリーミングプラットフォームにて、90分間のライブストリーミングが行われた。

開催実績
  • 2010年 - アメリカ・ワシントン州
  • 2011年 - アメリカ・ラスベガス
  • 2012年 - フランス・パリ
  • 2013年 - アメリカ・フロリダ
  • 2014年 - 見送り
  • 2015年 - イギリス・ロンドン
  • 2016年 - アメリカ・アナハイム
  • 2017年 - ライブストリームイベントとして開催された他、世界各地で"MINECON Earth Party"と呼ばれるパーティーが開催された[24]
  • 2018年 - 前年同様、ライブストリームイベント及び"MINECON Earth Party"が実施された[24]

スピンオフ編集

Minecraft: Education Edition編集

2015年にMinecraftをより有効に教育現場で活用できるように「Minecraft in education」を発表。Microsoft in Education Teamが教育者や識者から集めたさまざまなアイデアを基に教育のためにデザインし直した作品となる[25]

2016年1月、Mojangは『Minecraft: Education Edition』を発表し、2016年11月1日に提供を開始した[26]。提供開始当初はWindowsおよびMacOSのみの対応であったが、2018年9月からiPadでも利用できるようになった[27]

2018年2月のアップデートでは、化学の学習に使用できるモードが追加された[28]

教育での利用編集

Minecraftは、しばしばプログラミングアクティブ・ラーニングなど、教育に有用であるとされ[29]、授業や学習に取り入れられている。例えば、コーデックの学習や[30]コーディング都市計画の練習などに用いられる[25]スウェーデンヴィクトル・リュードベリ記念学校では授業の必修科目として取り入れられている[31]アメリカでは、基本的な計算の学習で使われているほか、ロサンゼルスにある中学校では人文学の授業で、宗教的に「神聖な場所」についての研究などに利用されている[25]。日本では、プログラミングスクールにMOD開発の題材として使用されるなどの例がある[32]他、教育関係者向けにMinecraftの研修会が実施されている[29]。対してトルコは、2015年3月までの政府調査内で"暴力的なゲーム"として規制をするなどの声を挙げている[33]

Minecraft: Story Mode編集

Telltale Games英語版が開発を担当する、全編5章で構成されるMinecraft本編とは別のアドベンチャーゲーム。ブロックを自由に配置したりするクリエイティブ要素はない。Steam、AppStore、Google Play、Amazonアプリストア、Windowsアプリストアで配信されているほか、PS3/PS4/XboxOne/Xbox360版も発売されている。日本語には一部対応アプリあり[34]

Minecraft: Dungeons編集

Minecraftの世界観をベースとしたアクションアドベンチャーゲーム。2019年にリリースが予定されている。[35]

映画編集

実写映画が2019年5月25日に全米公開予定[36][37]。配給はワーナー・ブラザース、監督はロブ・マクエルヘンニー英語版[38]スティーヴ・カレルの出演が決定している[39]

エディションと機種ごとの主な差異編集

開発終了 現行
タイトル 機種 操作 ワールドの広さ ワールドの高さ マルチプレイ 備考
マウス&
キーボード
タッチパネル ゲームパッド
Minecraft
Java Edition
Windows × [注 5] 6000万×6000万 256 Java Edition間で可(人数上限なし)
Realms対応(最大10人)
macOS
Linux
Minecraft (統合版)[注 6] Android [注 7] 3355万×3355万 Bedrock Edition間で可(最大30人)
Xbox Liveを使用
ゲーム機は画面分割でも可
Nintendo Switch間であれば
Nintendo Switch Onlineやローカル通信でも可
Realms対応(最大10人)
iOS
Fire OS
Windows 10 Mobile
Windows 10 Oculus Rift・Windows Mixed Reality対応
Gear VR × ×
Fire TV × ×
Xbox One × ×
Nintendo Switch × [注 8]
Minecraft
PlayStation 4 Edition
PlayStation 4 × × 5120×5120 同機種間でのみ可(最大8人、Vitaのみ最大4人)
各機種のネットワークを使用
据置機は画面分割でも可
Vitaはアドホック通信でも可
Minecraft
PlayStation 3 Edition
PlayStation 3 × × 864×864 2018年12月をもって
アップデート終了
Minecraft
PlayStation Vita Edition
PlayStation Vita × [注 8]
Minecraft
Wii U Edition
Wii U × [注 8]
Minecraft
Xbox 360 Edition
Xbox 360 × ×
Minecraft
New Nintendo 3DS Edition
Newニンテンドー3DS × [注 8] 2016×2016 128 ローカル通信のみ(最大2人)
オンラインマルチプレイ不可
2019年1月をもって
アップデート終了

関連項目編集

脚注編集

[ヘルプ]

注釈編集

  1. ^ 米国のコンピューターゲーム見本市。
  2. ^ Windows 10が搭載されているコンピューターでも、通常のJava版(旧PC版)はプレイできる。
  3. ^ コンソール版では生成可能となっている。
  4. ^ 一部の家庭ゲーム機版では、大きなバイオーム、アンプリファイド、デバックモードは存在しない。
  5. ^ 外部ツールが必要。
  6. ^ Better Together Updateを受けたバージョン。「統合版」、「Bedrock版」「Bedrock Edition(BE)」などとも呼ばれる。
  7. ^ 一部OSは非対応。
  8. ^ a b c d インベントリ画面など一部操作のみ。

出典編集

  1. ^ “Notch steps down as Minecraft lead designer, plans to start new projects” (英語). PC Gamer. (2011年12月2日). http://www.pcgamer.com/notch-steps-down-as-minecraft-lead-designer-plans-to-start-new-projects/ 
  2. ^ MINECRAFT JAVA EDITION 1.13.2”. 2018年10月22日閲覧。
  3. ^ MINECRAFT SNAPSHOT 19W02A”. 2019年1月9日閲覧。
  4. ^ 「ランキング研究所」、『Nintendo DREAM』2017年8月号、徳間書店、2017年6月21日、 94頁。
  5. ^ Switch用格闘スポーツゲーム「ARMS」が10万本の「ゲームソフト週間販売ランキング+」 - 4Gamer.net”. 4Gamer.net (2017年6月21日). 2017年6月25日閲覧。
  6. ^ 【ソフト&ハード週間販売数】『EDF: IRON RAIN』が50000本超えで初登場1位!『Nintendo Labo: VR Kit』も2位と好スタート【4/8~4/14】”. ファミ通.com. Gzbrain (2019年4月17日). 2019年4月19日閲覧。
  7. ^ マイクラで学ぶプログラミングに小1が挑戦、その効果とは?”. リセマム (2017年5月9日). 2018年1月10日閲覧。
  8. ^ GPリーグ プログラミングコロシアム決勝大会 ファイナルバトル「マインクラフト対決」”. ICT教育ニュース (2017年12月26日). 2018年1月10日閲覧。
  9. ^ 大人気ゲーム“マイクラ”の公式ショップが名古屋パルコに期間限定オープン!”. News Walker (2017年12月1日). 2018年1月10日閲覧。
  10. ^ Chelsea Adelaine Hassler (2018年2月26日). “Minecraft Boss Helen Chiang on Her New Role, Breaking Records, and What's in Store For 2018” (英語). PopSugar. https://www.popsugar.com/news/New-Microsoft-Minecraft-Head-Helen-Chiang-Interview-44513067 2018年5月8日閲覧。 
  11. ^ Minecraft Volume Alpha”. C418. 2019年4月20日閲覧。
  12. ^ Minecraft Volume Beta”. C418. 2019年4月20日閲覧。
  13. ^ “【E3 2015】AR機器HoloLensで『Minecraft』をプレイ!リアルな拡張現実体験ムービー”. Game*Spark. (2015年6月16日). http://www.gamespark.jp/article/2015/06/16/57746.html 
  14. ^ “Windows 10版『Minecraft』Betaがアナウンス、OSローンチと同日配信へ”. Game*Spark. (2015年7月5日). http://www.gamespark.jp/article/2015/07/05/58301.html 
  15. ^ “マイクラ新作『Minecraft: Story Mode』映像初公開―個性的な仲間達の冒険譚”. Game*Spark. (2015年7月5日). http://www.gamespark.jp/article/2015/07/05/58304.html 
  16. ^ Demo | Minecraft”. マイクロソフト. 2018年8月20日閲覧。
  17. ^ Nintendo Switch『Minecraft』のパッケージ版/ダウンロード版が6月21日に発売! 「Switch Edition」をお持ちなら無料でアップグレードできます。”. 任天堂 (2018年5月11日). 2018年5月11日閲覧。
  18. ^ “『Minecraft』次期アップデートにてクロスプラットフォームプレイに対応。Xbox OneとNintendo Switchのプレイヤーが交流可能に”. AUTOMATON. (2017年6月12日). http://jp.automaton.am/articles/newsjp/20170612-48496/ 
  19. ^ 『マインクラフト』に存在する伝説の地「ファーランド」を目指し、4年以上歩き続けているギネスプレイヤーKurt J.Macの旅とは”. インサイド (2015年9月4日). 2015年9月8日閲覧。
  20. ^ Markus Alexej Persson (2011年3月9日). “Terrain generation, Part 1” (英語). 2019年4月20日閲覧。
  21. ^ 『マインクラフト』に『ファイナルファンタジーXV』のスキンパックが登場!”. Game Park (2018年4月25日). 2019年4月22日閲覧。
  22. ^ Minecraft用アドオン”. Microsoft. 2019年4月20日閲覧。
  23. ^ GB geology with Minecraft” (英語). 2017年3月18日閲覧。
  24. ^ a b “MINECON Earth 2018”が開催、2019年登場予定の『Minecraft: Dungeons』やパンダの追加など、今後のアップデート情報が明らかに”. ファミ通.com (2018年9月30日). 2018年10月9日閲覧。
  25. ^ a b c Microsoftが教育現場用のマインクラフト「Minecraft in education」を発表”. GIGAZINE (2015年7月1日). 2015年7月22日閲覧。
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外部リンク編集