NGC 6369

へびつかい座の惑星状星雲

NGC 6369は、へびつかい座惑星状星雲である。ウィリアム・ハーシェルが発見した[2]。「小さな幽霊星雲」[3][4](Little Ghost Nebula[2])とも呼ばれる。

NGC 6369
星座 へびつかい座
見かけの等級 (mv) 12.9
視直径 38 ′
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  17h 29m 20.45s[1]
赤緯 (Dec, δ) −23° 45′ 34.8″[1]
距離 2.0 - 5.0×103光年
他のカタログでの名称
Little Ghost Nebula[2],
PK 002+05 1[1]
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丸く惑星の形であり、比較的暗い。惑星状星雲は、惑星とは全く関連がないが、その代り太陽のような恒星の生涯の最後に、外層が吹き飛ばされて核が縮んで白色矮星となり、形成される。

星雲の中心付近に見える白色矮星は、強烈な紫外線を放出し、星雲の成長にエネルギーを与える。星雲の環構造は、直径約1光年で、電離した酸素水素窒素はそれぞれ青色、緑色、赤色に光る。

出典 編集

  1. ^ a b c d SIMBAD Astronomical Database”. Results for NGC 6369. 2013年8月24日閲覧。
  2. ^ a b c Nemiroff, Robert; Jerry Bonnell. “NGC 6369: The Little Ghost Nebula”. Astronomy Picture of the Day. 2013年8月24日閲覧。
  3. ^ 「小さな幽霊星雲」NGC6369 AstroArts
  4. ^ 小さな幽霊星雲、宇宙の“怪物” ナショナルジオグラフィックニュース

座標:   17h 29m 20.45s, −23° 45′ 34.8″