NHK宮崎放送局

宮崎県のNHK放送局

NHK宮崎放送局(エヌエイチケイみやざきほうそうきょく)は、宮崎県放送対象地域とする日本放送協会(NHK)の地域放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている。

NHK宮崎放送局
NHK logo 2020.svg
NHK Miyazaki 200710.jpg
NHK宮崎放送局
放送対象地域 宮崎県
所在地 880-8633
宮崎市江平西2丁目2-15
北緯31度55分48.5秒 東経131度25分33秒 / 北緯31.930139度 東経131.42583度 / 31.930139; 131.42583座標: 北緯31度55分48.5秒 東経131度25分33秒 / 北緯31.930139度 東経131.42583度 / 31.930139; 131.42583
総合テレビ
開局日 1960年7月1日
コールサイン JOMG-DTV
親局 宮崎 14ch (キーID 1)
Eテレ
コールサイン JOMC-DTV
親局 宮崎 13ch (キーID 2)
ラジオ第1
開局日 1937年4月19日
コールサイン JOMG
親局 宮崎 540kHz
ラジオ第2
コールサイン JOMC
親局 宮崎 1467kHz
FM
コールサイン JOMG-FM
親局 86.2MHz
テンプレートを表示

沿革編集

  • 1937年(昭和12年)4月19日 - 社団法人日本放送協会宮崎放送局開局。ラジオ第1放送開始(コールサイン:JOMG)。当時は、宮崎市下水流川町にあった[1]
  • 1950年(昭和25年)3月25日 - ラジオ第2放送開始。
  • 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承。
  • 1960年(昭和35年)7月1日 - 総合テレビ放送開始。
  • 1963年(昭和38年)12月1日 - 教育テレビ放送開始。
  • 1964年(昭和39年)7月1日 - FM放送開始(本放送は1969年3月1日)。
  • 1966年(昭和41年)3月22日 - カラーテレビ放送開始。
  • 1967年(昭和42年)12月22日 - 放送会館を現在地に移転。
  • 1971年(昭和46年)9月1日 - 地域カラーテレビ放送開始。
  • 1977年(昭和52年)3月5日 - FMステレオ放送開始。
  • 1985年(昭和60年)9月1日 - 緊急警報放送開始。
  • 1986年(昭和61年)8月8日 - 音声多重放送開始(教育テレビは1991年3月20日)。
  • 1986年(昭和61年)11月29日 - 文字放送開始。
  • 2000年(平成12年)4月3日 - 『いっちゃがラジオ』の前身番組である『いっちゃがスタジオ』放送開始。
  • 2006年(平成18年)12月1日 - 地上デジタル放送開始。
  • 2011年(平成23年)7月24日 - アナログ放送終了。
  • 2018年春の改編より、土日祝日(年末年始も含む)のローカルニュース・気象情報などはテレビ・ラジオともに原則として選挙及び災害等を除き全て福岡からの九州沖縄ブロックニュースに一統され、宮崎からのローカルニュース・気象情報は平日のみとなった。その後、2022年度よりテレビの18:45枠のローカルニュース・気象情報は各局別に戻された[2]。但し、大型連休の谷間やお盆休み、年末年始期間は原則として引き続き福岡発、ラジオは原則として従来通り全時間帯で福岡発となる。

所在地編集

NHK宮崎放送局
〒880-8633 宮崎市江平西2丁目2-15

支局編集

延岡支局
〒882-0043 延岡市祇園町1-2-7 UMK祇園ビル204号
都城支局
〒885-0022 都城市小松原町10-4 都城NSプラザビル1F
日南支局
〒887-0012 日南市園田2-2-1 河野ビル203号

チャンネルと周波数編集

テレビ編集

デジタル放送編集

 
鰐塚山テレビ放送所(総合・教育・FM)

宮崎市田野町鰐塚山デジタルテレビ放送所(宮崎親局)から放送電波を送信している[3]

総合テレビジョン
教育テレビジョン(Eテレ)
  • コールサイン: JOMC-DTV
  • リモコンキーID 【2】
  • 物理チャンネル:13ch(親局)
  • 空中線電力:1kW(親局)

アナログ放送(2011年7月24日運用終了)編集

ラジオ編集

ラジオ第1放送編集

 
村角ラジオ放送所(ラジオ第1・第2)

コールサイン JOMG

ラジオ第2放送編集

コールサイン JOMC

  • 宮崎 1467kHz 1kW《親局》
  • 都城 1359kHz 100W
  • 延岡 1602kHz 1kW
  • 高千穂 1359kHz 100W
  • 小林 1539kHz 100W
  • 日南 1602kHz 100W
  • 串間 1512kHz 100W

FM放送編集

コールサイン JOMG-FM

  • 宮崎 86.2MHz 500W《親局》(鰐塚山)
  • 延岡 87.0MHz 100W
  • 高千穂 88.1MHz 100W
  • 日向西郷 85.8MHz 1W
  • 東郷 84.0MHz 1W
  • 入郷 85.2MHz 3W
  • 椎葉 88.2MHz 10W
  • 串間 85.2MHz 10W

宮崎放送局制作の主な番組編集

総合テレビの過去に放送した番組編集

アナウンサー・キャスター編集

  • 氏名の後の*は、過去に宮崎局勤務経験があるアナウンサー。
氏名 前任地 担当番組
アナウンサー
土橋大記 沖縄 放送部副部長
宮崎県のニュース
滑川和男* 東京アナウンス室 てげビビ!
(キャスター)
内藤雄介 宮崎県のニュース
道上美璃 初任地
神谷一鷹
契約キャスター
夏田理央 てげビビ!
(キャスター)
上田詩織
佐々木桃子 てげビビ!
(リポーター)
須賀桃子
気象予報士
大平真理子 てげビビ!

その他の著名在籍者編集

  • 小原茂(局長。元アナウンサー)

その他編集

  • NHK宮崎放送局のマスコットキャラクターとしてファイト君を採用している。
  • 九州・沖縄ブロックのNHK放送局の中では最初に、動画ニュースの配信を開始している。
  • 2020年4月の新型コロナウイルス緊急事態宣言発令時には、宮崎放送テレビ宮崎との3局合同で「コロナに負けない!みやざきとともに」と題した新型コロナ対策啓発キャンペーンを展開。各局の夕方のローカルニュース番組に出演する女性キャスター[注 1]が登場するキャンペーンスポットを制作し、3局で放送している。

脚注編集

注釈編集

  1. ^ 本局は『 - イブニング宮崎』の宮崎香子、宮崎放送は『MRTニュース Next』の加藤沙知、テレビ宮崎は『UMKスーパーニュース』の永井友梨

出典編集

  1. ^ JOMG宮崎放送局が開局『大阪毎日新聞』1937年(昭和12年)2月19日.『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p703 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  2. ^ 2022年度前半期 定時番組の部門種別(各地域)” (PDF). NHKオンライン. 日本放送協会. 2022年3月25日閲覧。
  3. ^ 宮崎親局デジタルテレビの概要 (PDF) - 総務省 九州総合通信局
  4. ^ 宮崎県の開局済みのデジタル親局、及びデジタル中継局 - 総務省九州総合通信局ホームページ
  5. ^ 神門デジタルテレビ中継局の概要 (PDF) - 総務省 九州総合通信局
  6. ^ 無線局免許状等情報 日本放送協会 2018年11月1日付(NHK総合・神門デジタル中継局) - 総務省電波利用ホームページ
  7. ^ 無線局免許状等情報 日本放送協会 2018年11月1日付(NHK Eテレ・神門デジタル中継局) - 総務省電波利用ホームページ

外部リンク編集