NHK新人演芸大賞(エヌエイチケーしんじんえんげいたいしょう)は、日本放送協会(NHK)が主催する演芸コンクールの旧名称。2014年からは同コンクールの演芸部門を改称した「NHK新人お笑い大賞(エヌエイチケーしんじんおわらいたいしょう)」および、落語部門を改称した「NHK新人落語大賞(エヌエイチケーしんじんらくごたいしょう)」が開催されている。

NHK漫才コンクール
NHK新人落語コンクール

NHK新人演芸コンクール

NHK新人演芸大賞

NHK新人お笑い大賞
NHK新人落語大賞
受賞対象NHK新人お笑い大賞
結成10年未満のプロの芸人
NHK新人落語大賞
入門15年未満のプロの落語家
開催日毎年10月中旬
会場NHK大阪ホール(2001年より奇数年)
イイノホール(2004年まで・2020年より偶数年)
みんなの広場ふれあいホール(2006年から2018年までの偶数年)
大阪府立上方演芸資料館ホール(1997・1999年)
堺市立美原文化会館(2015年)
日本の旗 日本
主催日本放送協会(NHK)
報酬記念トロフィー、賞金50万円
初回1956年(NHK新人漫才コンクールとして)
最新回2023年(NHK新人お笑い大賞・NHK新人落語大賞として)
最新受賞者天才ピアニスト(新人お笑い大賞)
桂慶治朗(新人落語大賞)
テレビ/ラジオ放送
放送局NHK総合テレビジョン
放送時間新人お笑い大賞:10月(基本、生放送)
新人落語大賞:11月(基本、収録[注 1]

それぞれ若手お笑い芸人落語家の登竜門といわれる賞レースのひとつである。

概要 編集

当初は別に行われていた「NHK漫才コンクール」と「NHK新人落語コンクール」[1]が「NHK新人演芸コンクール」として統合され、のちに「NHK新人演芸大賞」に名称が変更された。2014年より再度独立し、演芸部門を「NHK新人お笑い大賞」、落語部門を「NHK新人落語大賞」と改称して行われている[2]

2015年以降の優勝者は、特典として翌年1月3日放送の『初笑い東西寄席』(2017年以降は『新春生放送!東西笑いの殿堂20XX』)にて芸を披露する[注 2]

開催会場 編集

本選の会場は毎年異なっており、西暦奇数年がNHK大阪ホール(2001年より)、偶数年がイイノホール(2004年までと2020年より)で行われている。過去には大阪府立上方演芸資料館ホール[注 3](1997・1999年)、みんなの広場ふれあいホール(2006年から2018年まで)で開催されたこともある。2015年は堺市立美原文化会館で行われた。

出場資格 編集

※2023年時点

NHK新人お笑い大賞
結成10年未満のプロの芸人。
NHK新人落語大賞
プロの落語家で、入門15年未満。東京では二ツ目、大阪では二ツ目または同程度の芸歴を有する。2023年には、東京・大阪以外のプロ落語家としては初めて登龍亭獅鉄(名古屋)・桂小文吾(鳥取)が一次予選に参加した[3]

出演者 編集

新人お笑い大賞
司会 ナレーション 審査員
2014年 フットボールアワー
久保田祐佳(NHKアナウンサー)
大江戸よし々 西川きよしタージン渡辺正行中村ゆうじ井筒和幸大池晶
2015年 フットボールアワー
片山千恵子(NHKアナウンサー)
藤田勇児 西川きよし、渡辺正行、久本雅美モロ師岡篠原ともえ、大池晶
2016年 フットボールアワー
三輪秀香(NHKアナウンサー)
- 西川きよし、渡辺正行、戸田恵子、久本雅美、水道橋博士倉本美津留井上啓輔
2017年 フットボールアワー
岡本玲
酒井博司(NHKアナウンサー) 西川きよし、渡辺正行、久本雅美、内藤剛志、戸田恵子、大池晶、井上勝弘
2018年 フットボールアワー
雨宮萌果(NHKアナウンサー)
- 西川きよし、渡辺正行、久本雅美、立川志らく壇蜜倉本美津留二谷裕真
2019年 フットボールアワー
福田麻由子
- 西川きよし、里見まさと、渡辺正行、久本雅美、陣内孝則、大池晶、福島広明
2020年 フットボールアワー
中川安奈(NHKアナウンサー)
立木文彦 西川きよし、渡辺正行、久本雅美、立川志らく、二谷裕真
2021年 フットボールアワー
井田香菜子(NHKアナウンサー)
- 大林素子清水ミチコ哲夫、西川きよし、増田英彦YOU、渡辺正行
2022年 フットボールアワー
浅田春奈(NHKアナウンサー)
- 西川きよし、渡辺正行、久本雅美、濱口優中川剛小堀裕之ふかわりょう
2023年 フットボールアワー
斎藤希実子(NHKアナウンサー)
- お〜い!久馬、清水ミチコ、太平サブロー、ふかわりょう、YOU、濱口優、渡辺正行
新人落語大賞
司会 語り 審査員
2014年 林家たい平
藤井彩子(NHKアナウンサー)
- 桂米丸桂文珍松倉久幸恩田雅和山本一力神津友好
2015年 林家たい平
田代杏子(NHKアナウンサー)
藤田勇児 桂文珍、柳家権太楼、恩田雅和、松倉久幸、片岡鶴太郎やまだりよこ
2016年 林家たい平
雨宮萌果(NHKアナウンサー)
- 桂文珍、柳家権太楼、近藤正臣、松倉久幸、恩田雅和、神津友好、井上啓輔
2017年 林家たい平
南沢奈央
- 桂文珍、柳家権太楼、近藤正臣、やまだりよこ、井上勝弘
2018年 - 桂文珍、柳家権太楼、片岡鶴太郎、國村隼、二谷裕真
2019年 - 桂文珍、柳家権太楼、片岡鶴太郎、山口勝平、福島広明
2020年 - 桂文珍、柳家権太楼、片岡鶴太郎、國村隼、二谷裕真
2021年 - 桂文珍、柳家権太楼、片岡鶴太郎、堀井憲一郎広瀬和生
2022年 立木文彦 桂文珍、三遊亭小遊三、片岡鶴太郎、赤江珠緒、堀井憲一郎
2023年 桂吉弥
牛田茉友(NHKアナウンサー)
- 片岡鶴太郎、桂文珍、金原亭馬生日髙美恵、広瀬和生

NHK漫才コンクール 編集

優勝
1 1956年 獅子てんや・瀬戸わんや
2 1957年(前期) 木田鶴夫・亀夫[注 4]
3 1957年(後期) リーガル天才・秀才
4 1958年(前期) 内海桂子・好江
5 1958年(後期) 大空平路・橘凡路[注 5]
6 1959年(前期) 晴乃ピーチク・パーチク
7 1959年(後期) 青空千夜・一夜
8 1960年 美田朝かん・夕かん[注 6]
  優勝 特別賞
9 1961年 大和わかば・東まゆみ 春日淳子・照代[注 7]
  優勝
10 1962年 クリトモ一休・三休[注 8]
  優勝 特別賞
11 1963年 Wけんじ 都上竜夫・東竜子
  優勝
12 1964年 大空なんだ・かんだ[注 9]
13 1965年 新山ノリロー・トリロー[注 10]
14 1966年 晴乃チック・タック[注 11]
15[注 12] 1967年 青空はるおあきお[注 13]
  優勝 特別賞
16 1968年 桂高丸・菊丸[注 14] 丸の内権三・助十
  優勝
17[注 15] 1969年 東京二・京太[注 16]
18 1970年 大空みつる・ひろし[注 17]
19[注 18] 1971年 大瀬しのぶ・こいじ[注 19]
  優勝 敢闘賞 努力賞
20[注 20] 1972年 Wエース 月見おぼん・こぼん あした順子・ひろし
21[注 21] 1973年 青空球児・好児 榎本晴夫・志賀あきら[注 22] 大瀬ゆめじ・うたじ
  最優秀賞 優秀賞
22 1974年 新山えつや・ひでや[注 23] 春風こう太・ふく太
  最優秀賞 優秀賞
23 1975年 Wモアモア 大瀬ゆめじ・うたじ 大空あきら・たかし
  最優秀賞
24 1976年 昭和のいる・こいる
25[注 24] 1977年 星セント・ルイス
26 1978年 東京丸・京平[注 25]
27 1979年 青空ピン児・ポン児[注 26]
28 1980年 青空ヒッチ・ハイク[注 27]
29[注 28] 1981年 大瀬ゆめじ・うたじ
30[注 29] 1982年 大空あきら・たかし
31[注 30] 1983年 青空一歩・三歩
32[注 31] 1984年 高峰和才・洋才[注 32]
33[注 33] 1985年 桂光一・光二[注 34]
34[注 35] 1986年 新山絵理・真理[注 36]

NHK新人落語コンクール 編集

1972年に設立された若手落語家を対象にしたコンクール。

最優秀賞 優秀賞 本選進出者
第1回
1972年
柳家小三太時そば 桂南笑「権助魚」 橘家三蔵「長短」

3代目 三遊亭円輔船徳

三笑亭夢八親子酒

桂文七反対俥

第2回
1973年
桂小勇出来心 桂欣治「馬の田楽」 桂文七「反対俥」

三遊亭歌司「替わり目」

3代目 三遊亭円輔「湯屋番

春風亭笑好浮世床

第3回
1974年
古今亭志ん駒たいこ腹 春風亭橋之助「うどんや」 桂文七「長短」

三笑亭夢二権助芝居

三遊亭旭生初音の鼓

三遊亭小遊三「浮世床」

第4回
1975年
柳家小丸たがや 三遊亭歌司「あくび指南 三遊亭旭生「一分茶碗」

柳亭小痴楽「浮世床」

雷門助三「権助魚」

三遊亭栄馬干物箱

第5回
1976年
三遊亭栄馬「青菜 柳亭小痴楽「鮑のし 林家ばん平子ほめ

三遊亭楽松寄合酒

雷門助三「三方一両損

三遊亭旭生「阿武松

第6回
1977年
三遊亭楽松「掛取り風景 春風亭鶏昇野ざらし 雷門助三「六尺棒

2代目 古今亭寿輔「表札」

柳家さん喬締め込み

柳家さん八「狸」

第7回
1978年
春風亭小朝稽古屋 柳家さん光「反対俥」 古今亭朝太強情灸

三笑亭夢二「まぬけ泥」

桂富丸「隣りの奥さん」

桂小福宿屋の富

第8回
1979年
林家正雀七段目 三笑亭夢二「湯屋番」 雷門助三「素人うなぎ

蝶花楼花蝶「強情灸」

立川談十郎巌流島

桂歌はち越後屋

第9回
1980年
雷門助三「権助魚」 立川談四楼大工調べ 朝寝坊のらく粗忽の使者

三遊亭勝馬宮戸川

桂南八金明竹

桂歌はち「引越しの夢

第10回
1981年
朝寝坊のらく「蔵前駕籠 立川談生「たいこ腹」 桂小福「新聞記事

林家時蔵転失気

三遊亭桂馬寝床

桂富丸「初天神

第11回
1982年
4代目 柳家小蝠「富士の雪」
(半分垢)
林家時蔵「権助芝居」 古今亭菊枝「強情灸」

桂富丸「先輩」

桂歌はち「鍋草履」

金原亭馬治茶の湯

第12回
1983年
3代目 春風亭愛橋「粗忽の使者」 入船亭扇遊「浮世床」 桂富丸

金原亭駒平

古今亭菊弥

柳亭楽輔

第13回
1984年
春風亭正朝祇園会 10代目 柳家小きん「湯屋番」 古今亭朝太「替わり目」

桂きん治酢豆腐

桂歌はち「新聞記事」

春風亭柳太郎「浮世床」

第14回
1985年
古今亭志ん八片棒 金原亭駒平辰巳の辻占 春風亭柳太郎「やかん

桂幸丸「羽織の遊び」

三遊亭きん歌「転失気」

三笑亭夢三四「巌流島」

NHK新人演芸コンクール 編集

1986年に上記2つのコンクールが統合され、演芸部門と落語部門を設定。1989年には部門別選考を廃止。

演芸部門・最優秀賞 演芸部門・優秀賞 落語部門・最優秀賞 落語部門・優秀賞 本選進出者 (新人賞)
第1回
1987年(前期)
キャラバン 笑パーティー 桂文太いらちの愛宕詣り 2代目古今亭菊之助「時そば」 【演芸部門】
てきさすコンビ

螢雪次朗一座

ピンクダック

山田雅人

明太Co

【落語部門】

金原亭駒平 「宮戸川」

桂雀松「たいこ腹」

立川志の輔「初音の太鼓」

第2回
1987年(後期)
コントふらみんご 螢雪次朗一座 桂雀々「手水廻し」 2代目古今亭菊之助「たが屋」 【演芸部門】
らいむ・らいと

あたりとしお

小川あたる・たまる

てきさすコンビ

【落語部門】

桂雀松「いらち車」

金原亭駒平 「へっつい幽霊」

桂吉朝「宿屋町」

演芸部門・最優秀賞 演芸部門・優秀賞 落語部門・最優秀賞 落語部門・優秀賞 本選進出者 (新人賞)
第3回
1988年
螢雪次朗一座 ライム・ライト 古今亭志ん上「湯屋番」 桂雀松「マキシム・ド・ゼンザイ」 桂吉朝「おごろ餅盗人」 【演芸部門】
一姫二太郎

だるま食堂

で・パジャマ

パールピアス

【落語部門】

三遊亭楽大「子ほめ」[4]

古今亭菊枝「初天神」

大賞 優秀賞 本選進出者 (新人賞)
第4回
1989年
桂雀松「片棒」 ベイブルース 春風亭昇太「ストレスの海」[5] 【演芸部門】
ジョージボーイズ

モロ師岡

エンジェル

ぴのっきお

パールピアス

【落語部門】

金原亭駒平「時そば」

桂都丸「強情灸」

金原亭小駒「四段目」

第5回
1990年
金原亭駒平お菊の皿 桂九雀延陽伯 未来世紀0102 【演芸部門】
ルン・ルンエクスプレス

ARARA

2人組

ぴのっきお

ホープ・ユタカ

【落語部門】

桂竹丸「西郷伝説」

桂さん福「宿替え」

柳家はん治「子ほめ」

NHK新人演芸大賞 編集

1991年に「NHK新人演芸コンクール」から名称変更された。1994年からは部門別に選考。

大賞 優秀賞 本選進出者 (新人賞)
第6回
1991年
桂竹丸「五稜郭ロマン」 桂雀司浮かれの屑より AKIKO 【演芸部門】
幻楽団

大阪キッズ

ぴのっきを

東風

オミーズ

【落語部門】

桂福車「強情灸」

三遊亭金時「初天神」

古今亭志ん次「紙入れ」

第7回
1992年
林家染八尻餅 バラライカ ジョーク・アベニュー 【演芸部門】
AZAS

幻楽団

矢野・兵動

【落語部門】

桂福車

三遊亭金時

春風亭茶々丸

柳家小のり

三遊亭歌司

第8回
1993年
爆笑問題[6] 林家たい平松竹梅 林家染吉「湯屋番」 【演芸部門】
ダックスープ

ブラッシュ

ギャグガスバクハツ

みかずき組

BOOMER

【落語部門】

桂団朝「寄合酒」

柳家小のり「反対俥」

橘家鷹蔵「たがや」

演芸部門・大賞 演芸部門・優秀賞 落語部門・大賞 落語部門・優秀賞 本選進出者 (新人賞)
第9回
1994年
プリンプリン 立花あさり・土佐かつお 2代目桂平治「平林」 三遊亭窓里桃太郎 【演芸部門】
WINNER'S

ゆんぼー

STEP by STEP

神奈月

【落語部門】

桂団朝「阿弥陀池」

横目家助平「片棒」

笑福亭三喬「二人癖」

演芸部門・大賞 落語部門・大賞 本選進出者 (新人賞)
第10回
1995年
海原やすよ・ともこ 柳家三太楼「反対俥」 【演芸部門】
ゆんぼー

DonDokoDon

Take2

海砂利水魚

ピーピングトム

【落語部門】

桂こごろう

桂宗助

古今亭菊若

笑福亭伯枝

第11回
1996年
こん松・せんべい[注 37] 古今亭志ん次宮戸川 【演芸部門】
MANZAI-C

ピテカンバブー

キンタック

ビスケット

【落語部門】

立川談生「金明竹」

春風亭柏枝「田楽食い」

桂宗助「七度狐」

林家彦いち「みんな知ってる」

第12回
1997年
2丁拳銃 桂宗助くっしゃみ講釈 【演芸部門】
Over Drive

MANZAI-C

坂道コロコロ

東京ビンゴビンゴダイナマイトジャパン

スパローズ

【落語部門】

立川談生

古今亭菊若

桂三若

笑福亭生喬

第13回
1998年
003MANIA[注 38] 柳家喬太郎午後の保健室 【演芸部門】
エレキグラム

ルート33

ギャオス

ラーメンズ

ワンダラーズ

【落語部門】

林家彦いち「何があったんだ!!」

立川笑志「初天神」

桂三風「桃太郎」

桂吉弥「軽業(東の旅より)」

第14回
1999年
COWCOW 桂都んぼ掛取り 【演芸部門】
$10

FUJIWARA

火災報知器

パックンマックン

ツインカム

【落語部門】

桂歌若「四字熟語」

桂あさ吉「時うどん」

立川談生「猿の夢」

立川笑志「あたま山」

第15回
2000年
エレキコミック 林家彦いち「睨み合い」 【演芸部門】
ルート33

フットボールアワー

ビッキーズ

きぐるみピエロ

ダイノジ

【落語部門】

笑福亭生喬「竹の水仙」

桂三金「鯛」

入船亭扇治「働かせ蜂」

横目家助平「目薬」

第16回
2001年
せんたくばさみ[注 39] 桂三若「ひとり静」 【演芸部門】
ビッキーズ

レギュラー

チャイルドマシーン

ダイノジ

どーよ

【落語部門】

古今亭菊朗「真田小僧」

古今亭菊之丞「酢豆腐」

立川笑志「お菊の皿」

桂吉弥「遊山船」

演芸部門・大賞 演芸部門・審査員特別賞 落語部門・大賞 落語部門・審査員特別賞 本選進出者 (新人賞)
第17回
2002年
ブラックマヨネーズ おぎやはぎ 古今亭菊之丞たいこ腹 立川笑志「反対俥」 【演芸部門】
イヌがニャーと泣いた日

シュガーライフ

オジンオズボーン

アンジャッシュ

【落語部門】

桂吉弥「お玉牛」

三遊亭好二郎「蛇含草」

桂米吉「時うどん」

演芸部門・大賞 落語部門・大賞 本選進出者 (新人賞)
第18回
2003年
友近 古今亭菊朗紙入れ 【演芸部門】
インパルス

キングオブコメディ

ダイアン

チュートリアル

飛石連休

【落語部門】

桂吉弥

桂歌々志

三遊亭好二郎

三遊亭円之助

第19回
2004年
麒麟 桂かい枝「ハル子とカズ子」 【演芸部門】
東京03

トータルテンボス

青空

千鳥

アンガールズ

【落語部門】

柳家三三「釜どろ」

立川志ら乃「たぬき」

桂よね吉「ちりとてちん」

三遊亭歌彦「宮戸川」

第20回
2005年
ストリーク[注 40] 立川志ら乃火焔太鼓 【演芸部門】
オジンオズボーン

南海キャンディーズ

ハマカーン

ピース

ラバーガール

【落語部門】

三遊亭王楽「やかん」

鈴々舎風車「真田小僧」

笑福亭喬若「手水まわし」

桂三金「宿題[注 41]

第21回
2006年
NON STYLE 笑福亭風喬平の陰 【演芸部門】
ハイキングウォーキング

ビーム

ダブルダッチ

ザブングル

天津

平成ノブシコブシ

アジアン

【落語部門】

桂よね吉「御公家女房」

古今亭菊六「湯屋番」

鈴々舎風車「悋気の独楽」

三遊亭遊馬「蛙茶番」

第22回
2007年
ジャルジャル 桂よね吉「七段目」 【演芸部門】
のろし

安井順平[7]

THE GEESE

天竺鼠

我が家

オリエンタルラジオ

アジアン

【落語部門】

春風亭一之輔「鈴ヶ森」

林家たけ平「紀州」

古今亭菊六「権助提灯」

林家笑丸「看板のピン」

第22回
2008年
ナイツ 三遊亭王楽鼓ヶ滝 【演芸部門】
オリエンタルラジオ

span!

プリンセス金魚

天竺鼠

ザ・ギース

スマイル

5GAP

【落語部門】

桂まん我

笑福亭喬若

古今亭菊六

立川志らら

第22回
2009年
スマイル 古今亭菊六豊竹屋 【演芸部門】
GAG少年楽団

しずる

ニッケルバック

Wエンジン

ハライチ

ダイアン

プリンセス金魚

【落語部門】

桂しん吉

三遊亭きん歌

桂ちょうば

林家きく麿

第23回
2010年
アームストロング[注 42] 春風亭一之輔初天神 【演芸部門】
LLR

トップリード

ヒデヨシ

ウーマンラッシュアワー

銀シャリ

プラスマイナス

さらば青春の光

【落語部門】

桂まん我

笑福亭由瓶

立川志らら

立川談修

第24回
2011年
ニッチェ 桂まん我三十石 【演芸部門】
さらば青春の光

チキチキジョニー

ソーセージ

スーパーマラドーナ

2700

囲碁将棋

やさしい雨

【落語部門】

桂ひろば「動物園」

瀧川鯉八「雨傘和尚」

三遊亭歌太郎「権助提灯」

鈴々舎馬るこ「看板のピン」

第25回
2012年
うしろシティ[注 43] 桂宮治元犬 【演芸部門】
かまいたち

ビーフケーキ

銀シャリ

さらば青春の光

オリエンタルラジオ

ジャングルポケット

タイムボム

【落語部門】

桂二乗「癪の合薬」

春風亭ぴっかり「反対俥」

春風亭昇吉「たがや」

笑福亭喬若「長短」

第26回
2013年
学天即[注 44] 鈴々舎馬るこ「平林」 【演芸部門】
ウーマンラッシュアワー

スーパーマラドーナ

ビーフケーキ

アルコ&ピース

ジグザグジギー

THE GEESE

ロビンソンズ

【落語部門】

春風亭昇吉

月亭太遊

立川志の春

露の紫

NHK新人お笑い大賞 編集

2014年にNHK新人演芸大賞の演芸部門が名称変更。

大賞 決勝進出 本選出場者(A / B) 予選会参加数(東京・大阪)
1 2014年 アイロンヘッド[8] 巨匠 ジグザグジギー
エル・カブキ
藤崎マーケット
Yes-man
タナからイケダ
チョコレートプラネット
313(192・121)
2 2015年 チョコレートプラネット[9] アキナ スーパーニュウニュウ
ロビンソンズ
アインシュタイン
ザンゼンジ
和牛
インディアンス
316(194・122)
3 2016年 トット[10] ラフレクラン アインシュタイン
だーりんず
勝又:
スーパーニュウニュウ
大自然
アキナ
359
4 2017年 アキナ[11] ネルソンズ Aマッソ
ハナコ
ミキ
パーマ大佐
てんしとあくま
濱田祐太郎
322(192・130)
5 2018年 Gパンパンダ[12] ネルソンズ パーパー
インディアンス
ヒガシ逢ウサカ
ミキ
からし蓮根
アインシュタイン
322
6 2019年 ラフレクラン[13][注 45] ゾフィー 堀川絵美
インディアンス
隣人
ジュリエッタ
かが屋
たくろう
279
7 2020年 令和ロマン[14] さや香 吉住
THIS IS パン
フタリシズカ
チェリー大作戦
カベポスター
ねこ屋敷
272(165・107)[15]
8 2021年 ニッポンの社長[16] ハイツ友の会 素敵じゃないか
トンツカタン
丸亀じゃんご[注 46]
モンローズ
チェリー大作戦
ミキ
311(177・134)
9 2022年 スパイシーガーリック[17] 隣人 フースーヤ
パーティーパーティー
紅しょうが
10億円
トンツカタン
オダウエダ
285(159・126)[18]
10 2023年 天才ピアニスト ジョックロック 翠星チークダンス
プール
サスペンダーズ
レインボー
いろはラムネ
チェリー大作戦
272(155・117)

NHK新人落語大賞 編集

2014年にNHK新人演芸大賞の落語部門が名称変更。

大賞 本選出場者 予選会参加数(東京・大阪) 一次予選通過者
1 2014年 春風亭朝也やかんなめ[19] 春風亭昇吉
笑福亭べ瓶
桂三度
三遊亭歌太郎
104(58・46)
2 2015年 桂佐ん吉愛宕山[20] 笑福亭べ瓶
瀧川鯉八
柳亭小痴楽
春風亭昇々
106(62・44)
3 2016年 桂雀太代書[21][注 47] 春風亭ぴっかり☆[22]
桂三度
柳亭小痴楽[23]
春風亭昇々[23]
122
4 2017年 三遊亭歌太郎「磯の鮑」[11] 立川こはる
桂三度
古今亭志ん吉
笑福亭喬介
125(77・48)
5 2018年 桂三度「心と心」 桂三四郎
笑福亭呂好
柳亭市弥
三遊亭わん丈
入船亭小辰
108
6 2019年 桂華紋「ふぐ鍋」 古今亭志ん吉
笑福亭笑利
立川こはる
露の紫
柳亭市弥
121(78・43)
7 2020年 笑福亭羽光「ペラペラ王国」 入船亭小辰
桂二葉
春風亭ぴっかり☆
露の紫
柳亭市弥
106(66・40)
8 2021年 桂二葉「天狗刺し」 桂小鯛
三遊亭好志朗
春風亭昇也
笑福亭生寿
林家つる子
107
9 2022年 立川吉笑「ぷるぷる」 桂源太
桂天吾
三遊亭わん丈
露の紫
林家つる子
117(75・42)[24]
10 2023年 桂慶治朗いらち俥[注 48] 桂慶治朗
桂三実
春風亭一花
春風亭昇羊
柳家吉緑
104(63・41) (東京)三遊亭ぽん太立川志ら門雷門音助古今亭志ん松立川志の大三遊亭遊七林家けい木橘家文吾立川かしめ柳家緑太春風亭㐂いち三遊亭ぐんま柳家あお馬春雨や晴太(順不同)[25]

予選 編集

落語部門の予選は一般非公開で行われる。東京と大阪で全出場者を対象にスタジオでの実演による予選を行っていたが、コロナ禍により、2020年からは自身が撮影した映像による一次審査を導入。映像審査の合格者のみが東京と大阪のスタジオでの二次予選に進む形となった。2022年は全出場者対象のスタジオ審査に戻ったが、2023年から再度映像での一次審査となっている[26]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 2020年以降、収録から放送まで日数が開くようになっているが(2021年以降は11月23日=勤労感謝の日に放送)NHKは、放送まで結果を公表しない方針を2021年より取っている(関係者や観客に向けては、SNSなどで口外しないよう求めている[1])。
  2. ^ 2018年落語大賞の桂三度は不出演。なお演目は出場作と違っていても構わない。
  3. ^ 現在のよしもと漫才劇場(旧・5upよしもと)。
  4. ^ 並木一路宮田洋容門下
  5. ^ 大空ヒット・三空ますみ門下
  6. ^ 1955年結成、解散後朝かんは宮島一茶とコンビを結成、夕かんは「拝啓介」の芸名でピン芸人として活動。
  7. ^ 照代はその後クリトモ三休と「春日三球・照代」を結成。
  8. ^ 一休は同年三河島事故で急逝、三休は後の春日三球。注意:×クリモト→○クリトモ
  9. ^ 1970年解散、2002年2代目再結成。
  10. ^ 役者としても活躍したが不仲で1983年解散。
  11. ^ 1969年解散、タックは高松しげお
  12. ^ 本選出場者には東京二・京太青井しんご・赤井しんごなど。
  13. ^ はるおは以前ケーシー高峰大空はるか・かなた。1971年解散。
  14. ^ 解散後桂菊丸はレポーター兼噺家 。
  15. ^ 本選出場者には笹一平・八平大空みつる・ひろし東京大坊・小坊大瀬しのぶ・こいじ北ひろし・南順子月見おぼん・こぼん松鶴家千とせ・宮田羊かん
  16. ^ 1985年解散。京二は元・さえずり姉妹の妻と東京二・笑子を組み、東京二・たかしの後、現在は漫談。京太は妻と東京太・ゆめ子で活動中。他出場者に笹一平・八平
  17. ^ 大空ヒット・三空ますみ門下
  18. ^ 本選出場者には丘エース・谷エース高峰祝夫・高峰祭夫獅子のびる・瀬戸こえる榎本晴夫・志賀あきら松鶴家千とせ・宮田羊かん月見おぼん・こぼんロマンス由美・清美
  19. ^ しのぶは後漫談で2004年に死去。
  20. ^ 本選出場者には青空球児・好児榎本晴夫・志賀あきら永尾ぼんじ・東ぼんじ
  21. ^ 本選出場者にはWモアモア木田P太・Q太星セント・ルイス
  22. ^ 「サラリーマントリオ」の残党コンビ、志賀あきらは現在、漫談の志賀晶
  23. ^ 以前えつやはローカル岡新山セイノー・サイノー。えつやが病気引退、ひでやは妻と新山ひでや・やすこで活動。
  24. ^ 本選出場者にはツービート日高やすお・たかお桂光一・光二東京丸・京平高峰愛天・東天高峰和才・洋才など。
  25. ^ ツービートは、第24〜26回に出場し、最優秀賞を逃している。
  26. ^ 1982年解散、ピン児は笑福亭小松
  27. ^ ハイクは青空遊歩
  28. ^ 本選出場者には東京助・玉助大空あきら・たかし大空ネット・ワーク高峰和才・洋才高峰凡才・宮城英才桂光一・光二
  29. ^ 本選出場者には大空ネット・ワーク青空一歩・三歩東京助・玉助高峰和才・洋才桂光一・光二
  30. ^ 本選出場者には東京助・玉助大空ネット・ワーク高峰和才・洋才ピックルス桂光一・光二
  31. ^ 本選出場者には東京助・玉助大空ネット・ワーク大空遊平・大海かほり新山真理・絵理ピックルス
  32. ^ 一時リーガル和才・洋才と改名した時期があった。
  33. ^ 本選出場者には青空きんし・ぎんし東洸介・玉助大空ネット・ワーク大空遊平・大海かほり新山絵理・真理
  34. ^ 兄弟コンビ。現凸凹一番・二番。
  35. ^ 本選出場者には東洸介・玉助大空ネット・ワーク春風こうた・ふくたてきさすコンビコントペコちゃん
  36. ^ 新山ノリロー・トリロー門下。1988年解散。新山真理はびいどうしを経てピンで活動。
  37. ^ 2001年解散。せんべいは笑福亭扇平
  38. ^ 2006年解散。
  39. ^ その後吉本が引退脱退しコンビ「うなぎ」を経て、中屋を加え「ビーグル38」を結成。その後ビーグル38も解散、能勢と中屋はピン芸人、加藤は引退。
  40. ^ 2012年解散。山田はピン芸人、吉本は廃業。
  41. ^ (作・桂三枝)。
  42. ^ 2014年解散。安村はピン芸人「とにかく明るい安村」として、栗山はパチスロライター兼タレント「くり」として活動中。
  43. ^ 2022年解散。阿諏訪は松竹芸能を退社して芸能活動を継続。
  44. ^ 2021年11月よりガクテンソクに改名。
  45. ^ 2021年4月よりコットンに改名。
  46. ^ 隣人がメンバーの新型コロナウイルス感染により辞退したことによる繰り上げ。
  47. ^ この年の新人落語大賞の舞台裏は取材され、『おはよう日本』(2016年11月23日 放送)、『BS1スペシャル』(2016年12月17日 放送)で放送された。
  48. ^ 番組史上初の生放送で放映された。

出典 編集

  1. ^ a b "桂二葉の快挙 公にするまで3週間、NHK情報解禁しない不自然さ". 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社. 2021年11月27日. 2022年11月2日閲覧
  2. ^ 「NHK新人お笑い大賞」本選出場者8組が決定”. お笑いナタリー. ナターシャ (2014年9月11日). 2022年9月9日閲覧。
  3. ^ 登龍亭獅鉃(シテツ) (@shitetu4102) (2023年9月30日). “そうそう 今年の #NHK新人落語大賞 鳥取から #桂小文吾 さん 名古屋から #登龍亭獅鉃 も それぞれエントリーさせて頂きました”. X(twitter). 2023年10月18日閲覧。
  4. ^ 伊集院光 - NHK人物録
  5. ^ 春風亭昇太 - NHK人物録 2022年9月9日閲覧。
  6. ^ 爆笑問題 - NHK人物録 2022年9月9日閲覧。
  7. ^ 安井順平 - NHK人物録
  8. ^ 優勝はアイロンヘッド、NHK新人お笑い大賞”. お笑いナタリー. ナターシャ (2014年10月26日). 2022年9月9日閲覧。
  9. ^ 「NHK新人お笑い大賞」はチョコレートプラネット 満票に「いやー圧勝ですね」”. ORICON NEWS. oricon ME (2015年10月25日). 2022年9月9日閲覧。
  10. ^ やっと“漫才師”になれた、トットが「NHK新人お笑い大賞」でラフレクとの接戦制す”. お笑いナタリー. ナターシャ (2016年10月23日). 2022年9月9日閲覧。
  11. ^ a b アキナ、史上初NHKで2冠!山名母の激励メールに「獲りましたよ!」って返したい(コメントあり)”. お笑いナタリー. ナターシャ (2017年10月24日). 2022年9月9日閲覧。
  12. ^ Gパンパンダが優勝!ネルソンズ僅差で敗れる「平成30年度 NHK新人お笑い大賞」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2018年10月21日). 2022年9月9日閲覧。
  13. ^ ラフレクラン「NHK新人お笑い大賞」優勝、ゾフィーとの決勝制す”. お笑いナタリー. ナターシャ (2019年10月27日). 2022年9月9日閲覧。
  14. ^ 「NHK新人お笑い大賞」優勝は令和ロマン!決勝でさや香下す”. お笑いナタリー. ナターシャ (2020年11月1日). 2022年9月9日閲覧。
  15. ^ 「NHK新人お笑い大賞」本戦にカベポスター、フタリシズカ、吉住、令和ロマンら8組”. お笑いナタリー. ナターシャ (2020年10月12日). 2022年9月9日閲覧。
  16. ^ ニッポンの社長が優勝「NHK新人お笑い大賞」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2021年10月31日). 2022年9月9日閲覧。
  17. ^ スパイシーガーリックが優勝「NHK新人お笑い大賞」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2022年10月30日). 2022年11月2日閲覧。
  18. ^ 「NHK新人お笑い大賞」本選にオダウエダ、スパイシーガーリック、フースーヤら8組進出”. お笑いナタリー. ナターシャ (2022年9月20日). 2022年10月4日閲覧。
  19. ^ 春風亭朝也が「NHK新人落語大賞」受賞”. お笑いナタリー. ナターシャ (2014年10月28日). 2022年9月9日閲覧。
  20. ^ NHK新人落語大賞は桂佐ん吉、チョコプラの公約に便乗し「朝ドラ出たい」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2015年10月27日). 2022年9月9日閲覧。
  21. ^ 「NHK新人落語大賞」大賞は桂雀太「こんなにうれしいことはない」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2016年10月25日). 2022年9月9日閲覧。
  22. ^ 春風亭ぴっかり☆. “11/23 NHK「おはよう日本」にて落語特集”. ぴっかり☆倶楽部. 2019年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月11日閲覧。
  23. ^ a b 斉藤佑香: “舞台裏に密着!~悩んで もがいて 笑わせて 若手落語家No. 1決定戦~”. NHK BSトピックス スペシャルコラム. NHK (2016年12月6日). 2018年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月11日閲覧。
  24. ^ 「NHK新人落語大賞」本選進出者6名決定、桂源太、桂天吾、立川吉笑が初”. お笑いナタリー. ナターシャ (2022年10月4日). 2022年10月4日閲覧。
  25. ^ 東京かわら版(@tokyo_kawaraban) (2023年9月13日). “令和五年度NHK新人落語大賞の予選におじゃましてきました。その1”. X(twitter). 2023年10月10日閲覧。
  26. ^ 三遊亭ぽん太 (2023年10月23日). “連載26「賞レース」”. 三遊亭ぽん太の下町寄席からこんにちは!. 日本老友新聞. 2023年10月24日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集