NTT東日本-東北

日本の宮城県仙台市若林区にある東日本電信電話株式会社の地域子会社

株式会社NTT東日本-東北(NTTひがしにほん-とうほく)は、宮城県仙台市若林区に本社を置く、NTT東日本の業務を受託した地域子会社の1つである。

株式会社NTT東日本-東北
NTTEAST-TOHOKU CORPORATION
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
〒984-8519
宮城県仙台市若林区五橋3-2-1
設立 1986年10月31日
業種 情報・通信業
法人番号 1370001007295
事業内容

NTT東日本からの受託業務等

通信機器、情報通信システム等の販売・保守業務
代表者 代表取締役社長 滝澤 正宏
資本金 4,000万円
売上高 332億9,700万円
(2021年3月期)
決算期 3月末日
主要株主 東日本電信電話株式会社(100%)
外部リンク http://www.tohoku.ntt-east.co.jp/
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2014年7月1日に株式会社NTT東日本-宮城が、株式会社NTT東日本-青森、株式会社NTT東日本-秋田、株式会社NTT東日本-岩手、株式会社NTT東日本-山形、株式会社NTT東日本-福島の5社を吸収合併し、商号変更した。

概要 編集

東北地方の電柱敷地管理業務などを行う目的で、1986年に「株式会社エヌ・ティ・ティ テレコムエンジニアリング東北」として設立。2000年には、「株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー東北」に商号変更し、東北地方のプライベートネットワークおよび各種システム商品の調査 企画、販売、設計、建設、保守、アウトソーシング業務や電話機等各種通信機器、OA機器、複写機の販売および工事、保守などを行っていた。

2001年NTTが発表した「NTT東西の構造改革について」に基づき、NTT東日本各支店の業務を都道県地域会社へ委託することになり、2002年にNTT東日本宮城支店においては営業系の「株式会社エヌ・ティ・ティサービス宮城」、共通系の「株式会社エヌ・ティ・ティビジネスアソシエ宮城」の2社が設立。宮城県以外の東北5県でも営業系・共通系の子会社が設立された。エヌ・ティ・ティ エムイー東北はNTT東日本宮城支店の設備系の業務を受託するとともに、宮城県以外の東北5県の業務を各県に設立した「株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー(県名)」に移管した。

2005年には都道県地域会社の統合により、「株式会社エヌ・ティ・ティエムイー東北」を存続会社として宮城県内の3社が合併し、「株式会社NTT東日本-宮城」となる。営業、設備、共通の他、宮城支店の法人営業部の業務も受託した。宮城県以外の東北5県でも同様に営業系・技術系・共通系の3社が合併し、「株式会社NTT東日本-青森」、「株式会社NTT東日本-秋田」、「株式会社NTT東日本-岩手」、「株式会社NTT東日本-山形」、「株式会社NTT東日本-福島」となった。

2014年に「株式会社NTT東日本-宮城」が、「株式会社NTT東日本-青森」、「株式会社NTT東日本-秋田」、「株式会社NTT東日本-岩手」、「株式会社NTT東日本-山形」、「株式会社NTT東日本-福島」の5社を吸収合併し、「株式会社NTT東日本-東北」へ商号変更。東北地方を統括する子会社となった。

組織 編集

 
秋田支店
  • 企画部
  • ビジネスイノベーション部
  • パートナービジネス部
  • 地域ICT推進PT
  • 設備部
  • 総務部
  • 宮城支店
  • 福島支店
  • 岩手支店
  • 青森支店
  • 秋田支店
  • 山形支店

沿革 編集

NTT東日本-宮城時代まで 編集

ここでは、民営化以降のNTT東日本宮城支店の沿革についても記述する。

  • 1985年(昭和60年)4月1日 - 民営化に伴い、NTT仙台青葉通電話局となる
  • 1986年(昭和61年)10月31日 - 株式会社エヌ・ティ・ティ テレコムエンジニアリング東北(NTT-TE東北)として設立
  • 1989年(平成元年)4月1日 - NTT仙台支店に改称。
  • 1999年(平成11年)
    • 1月25日 - NTT宮城支店に改称。お客さま窓口などを除く支店機能を、仙台市青葉区一番町から同市若林区五橋に移転。
    • 7月1日 - 会社分割により、NTT東日本宮城支店となる。
  • 2000年(平成12年)
    • 3月31日 - 株式会社エヌ・ティ・ティ エムイー東北(NTT-ME東北)に商号変更[1]
    • 10月1日-12月24日 - 宮城での電話事業100周年を記念し、仙台市科学館にて「みやぎの電話100年展」を開催[2]
    • 12月4日 - 県内9支店・営業所[注 1]を廃止。石巻、古川支店を販売拠点として石巻、古川営業所に改称[3]
  • 2002年(平成14年)
    • 1月28日 - 仙台市の一部地域において「Bフレッツ」の提供開始。
    • 4月1日 - 株式会社エヌ・ティ・ティサービス宮城、株式会社エヌ・ティ・ティビジネスアソシエ宮城が設立[4]
  • 2005年(平成17年)
    • 3月1日 - 仙台市の一部地域において「ひかり電話」の提供開始[5]
    • 7月1日 - 宮城県内の都道県地域会社3社が合併し、株式会社NTT東日本-宮城が設立。仙南、古川、石巻、気仙沼の4営業支店を設置[6]
  • 2008年(平成20年)10月1日 - 仙台市の一部地域において「フレッツ 光ネクスト」の提供開始[7]
  • 2011年(平成23年)9月29日 - NTT新青葉通ビル(仮称)建設に伴う、安全祈願祭が行われる[8]

NTT東日本-東北時代 編集

  • 2014年(平成26年)7月1日 - 株式会社NTT東日本-宮城が、株式会社NTT東日本-青森、株式会社NTT東日本-秋田、株式会社NTT東日本-岩手、株式会社NTT東日本-山形、株式会社NTT東日本-福島の5社を吸収合併し、株式会社NTT東日本-東北に商号変更[9]
  • 2017年(平成29年)7月1日 - 法人営業部とオフィス営業部を統合し、ビジネスイノベーション部を設置[10]

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 仙台榴ヶ岡営業所、仙台長町営業所、仙台泉営業所、塩釜支店、仙南支店、白石営業所、気仙沼支店、迫支店、築館支店の9支店・営業所

出典 編集

  1. ^ NTT公式ホームページ「NTT-TE各社の商号変更について」平成12年2月28日発表分
  2. ^ NTT東日本宮城支店公式ホームページ「「みやぎの電話100年展」の開催について」平成12年9月27日発表分
  3. ^ NTT東日本宮城支店公式ホームページ「宮城支店の業務運営効率化施策について」平成12年10月11日発表分
  4. ^ NTT東日本グループの新たな業務運営形態等について
  5. ^ NTT東日本宮城支店公式ホームページ「「ひかり電話」のサービス提供開始について 」平成17年2月24日発表分
  6. ^ NTT東日本宮城支店公式ホームページ「株式会社NTT東日本-宮城の設立について」平成17年7月1日発表分
  7. ^ NTT東日本宮城支店公式ホームページ「「フレッツ 光ネクスト」の提供開始について」平成20年9月16日発表分
  8. ^ NTT新青葉通ビル(仮称)への「安心・安全」情報発信ギャラリーの設置についてNTT東日本宮城支店公式ホームページ 平成23年9月26日発表分
  9. ^ 業務運営体制の見直しについてNTT東日本宮城支店公式ホームページ 平成26年5月14日発表分
  10. ^ NTT東日本-東北公式ホームページ「組織の見直しについて」2017年6月30日発表分

外部リンク 編集