OGLE2-TR-L9b惑星で、2008年にオランダライデン大学の3人の学生により発見された。この惑星は大きさが木星の約5倍あり、高速で自転する高温の恒星を公転する惑星として最初の発見である[1]

OGLE2-TR-L9b
木星との比較図
星座 りゅうこつ座
発見
発見日 2008年12月2日
発見者 Meta de Hoon
Remco van der Burg
Francis Vuijsje
発見方法 トランジット法
現況 公表
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 0.0308 ± 0.0005 au
公転周期 (P) 2.4855335 ± 7×10−7
(59.6528 時間)
軌道傾斜角 (i) 79.8 ± 0.3 °
前回近点通過 JD 2454492.79765
OGLE2-TR-L9の惑星
主星
スペクトル分類 F3
質量 1.52 ± 0.08 M
半径 1.53 ± 0.04 R
有効温度 6933.0 ± 58.0 K
金属量 [Fe/H] -0.05 ± 0.2
年齢 6.6億年
位置
赤経 (RA, α)  11h 07m 55s
赤緯 (Dec, δ) –61° 08′ 46″
距離 2935 光年
(900 pc)
物理的性質
半径 1.614 ± 0.083 RJ
質量 4.34 ± 1.48 MJ
Template (ノート 解説) ■Project

惑星の存在はOGLEデータベース内で光の変動について研究する方法をテストする最中に当初発見され、後にESOチリにある超大型望遠鏡(VLT)でのフォローアップ観測によって確認された。

脚注 編集

  1. ^ AFPBB News「木星の5倍の太陽系外惑星、オランダの学生が発見」2008年12月6日

外部リンク 編集