東方海外貨櫃航運公司
東方海外貨櫃航運公司(中: 东方海外货柜航运公司、英: Orient Overseas Container Line Ltd.)は香港の海運会社。OOCLの商用名で知られる。東方海外(国際)有限公司(英: Orient Overseas (International) Limited)、略称「東方海外国際(OOIL)」の100%子会社である[1]。
海上コンテナ | |
種類 | 子会社 |
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略称 | OOCL |
本社所在地 |
香港 32/F., Harbour Centre, 25 Harbour Road, Wanchai, Hong Kong |
設立 | 1947年 |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 8700150007519 |
代表者 | 董建成 |
主要株主 | Orient Overseas (International) Limited |
関係する人物 | 董建華 |
外部リンク |
www |
種類 | 株式会社 |
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略称 | OOCL |
本社所在地 |
日本 〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目6番4号 新大崎勧業ビル8階・9階 |
設立 | 1965年11月30日 |
業種 | 海運業 |
法人番号 | 3011101059310 |
事業内容 |
外航貨物海運代理業 自動車貨物利用運送事業 鉄道貨物利用運送事業 |
代表者 | 銭耀祖(代表取締役) |
資本金 | 8千万円 |
売上高 | 770億円(2008年度実績) |
従業員数 | 169名(2008年12月31日現在) |
外部リンク | http://www.oocl.com/japan/ |
沿革
編集1947年、董浩雲が東方海外航運公司(Orient Overseas Line)を設立。コンテナ事業が本格化した1969年に現社名に改められた。1982年、浩雲の死去に伴い息子の董建華が代表の座を継いだ。建華が香港特別行政区行政長官に選出された後は、弟の董建成が代表の座に就いている。中国国民党とのつながりも深く、社章には中華民国の国花である梅がデザインされている。
2017年9月上旬に、中遠海運控股股份有限公司(COSCO SHIP HOLD[2])が東方海外(国際)有限公司(OOIL)を買収する提案を、COSCO SHIP HOLDの実質的最大株主の国有資産監督管理委員会(SASAC)が承認し、同年10月16日に開かれたCOSCO SHIP HOLDの臨時株主総会において、同社および上海国際港務(集団)股份有限公司がOOILの全株式を買収することを認める決議がなされ[3][4]、翌2018年7月24日に株式取得を完了した[5]。
事業
編集日本の日本郵船、ドイツのハパックロイド (Hapag-Lloyd) 、マレーシアのMISC (MISC Berhad) とともにグランド・アライアンスを構築している。世界58カ国に、約230の事業所を展開。150隻の船舶と50万TEUの海上コンテナを所有する。2003年にはアジア-欧州航路に積載能力8063TEU[6]と当時としては世界最大級のコンテナ船「OOCL Shenzhen」が就航したほか、香港-日本の航路には「OOCL KOBE」[7]や「OOCL YOKOHAMA」[8]など日本の港の名を冠したコンテナ船を運航している。
脚注
編集- ^ “2016 ANNUAL REPORT” (pdf). 東方海外(国際)有限公司. pp. 0, 163. 2017年12月31日閲覧。
- ^ “2016 ANNUAL REPORT” (pdf). 中遠海運控股股份有限公司. pp. 2, 3. 2017年12月31日閲覧。
- ^ World Maritime News Staff (2017年9月8日). “SASAC Gives Green Light to COSCO-OOCL Deal”. World Maritime News. 2017年11月6日閲覧。
- ^ World Maritime News Staff (2017年10月18日). “COSCO Shipping Holdings’ Shareholders Okay OOIL Takeover”. World Maritime News. 2017年11月6日閲覧。
- ^ World Maritime News Staff (2018年7月26日). “COSCO Takes Majority Stake in OOCL”. World Maritime News. 2019年7月11日閲覧。
- ^ ShippingAccess
- ^ 神戸港開港140年イベントレポート(神戸市)
- ^ 横浜市記者発表資料
関連項目
編集外部リンク
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