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P.S.アイ・ラヴ・ユー」("P.S.I Love You"、よみ:ピー・エス-)は、1962年10月にビートルズが発表した1枚目のオリジナル・シングル(「ラヴ・ミー・ドゥ」)のB面曲である。演奏時間は2分2秒という比較的短い曲である。

P.S.アイ・ラヴ・ユー
ビートルズシングル
初出アルバム『プリーズ・プリーズ・ミー
A面 ラヴ・ミー・ドゥ
リリース
録音 1962年9月11日
アビー・ロード・スタジオ
ジャンル リバプールサウンド
ポップ
時間
レーベル パーロフォン
作詞・作曲 マッカートニー=レノン
プロデュース

ジョージ・マーティン

ビートルズシングル盤 U.K. 年表
ラヴ・ミー・ドゥ
b/w
P.S.アイ・ラヴ・ユー
(1962年)
プリーズ・プリーズ・ミー
b/w
アスク・ミー・ホワイ
(1963年)
ビートルズシングル盤 U.K. 年表
ザ・ビートルズ・ムーヴィー・メドレー
b/w
すてきなダンス
(1982年)
ラヴ・ミー・ドゥ
b/w
P.S.アイ・ラヴ・ユー
(1982年)
マキシ・シングル「ベイビー・イッツ・ユー
(1994年)
ビートルズシングル盤 U.S. 年表
ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット
b/w
サンキュー・ガール
(1964年)
ラヴ・ミー・ドゥ
b/w
P.S.アイ・ラヴ・ユー
(1964年)
シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)
b/w
アイル・ゲット・ユー
(1964年)
プリーズ・プリーズ・ミー 収録曲
A面
  1. アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア
  2. ミズリー
  3. アンナ
  4. チェインズ
  5. ボーイズ
  6. アスク・ミー・ホワイ
  7. プリーズ・プリーズ・ミー
B面
  1. ラヴ・ミー・ドゥ
  2. P.S.アイ・ラヴ・ユー
  3. ベイビー・イッツ・ユー
  4. ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット
  5. 蜜の味
  6. ゼアズ・ア・プレイス
  7. ツイスト・アンド・シャウト
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目次

解説編集

名義はレノン=マッカートニーだが、実質的にはポール・マッカートニーが作った楽曲である[1]リード・ボーカルもポールである。

内容は、タイトルの直訳「追伸、僕は君を愛してる」の通り、彼女と(事情によりだと思われる)離れてしまった男が、恋人に「また戻ってくるよ」という気持ちを伝えた手紙をテーマにしたラヴソングである。曲は1962年春にドイツハンブルグに滞在していた時に書かれた[2]

この曲がレコーディングされた当初、プロデューサージョージ・マーティンは、ピート・ベストからメンバーチェンジしたリンゴ・スターのドラミングにも満足せず、プロのセッション・ドラマーであるアンディ・ホワイトの起用をすでに決めていたため[3]、ホワイトがドラムを叩き、リンゴはマラカスを担当している。

また、一旦はシングルのA面にすることも考慮されたが同名の曲が1934年に作曲され、複数のアーティストによってシングルとして出されていたためB面へと収まった。アメリカの「ビルボード」誌が発表したBillboard Hot 100では、B面ながら最高位第10位を獲得している[4]。「キャッシュボックス」誌でも、最高位第10位を獲得している。

1963年3月リリースのアルバムプリーズ・プリーズ・ミー』のB面2曲目[注釈 1]に再収録された。

後にポールが、1990年のアルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート・スペシャルパッケージ』(日本限定の来日記念盤)の中で「P.S. ラヴ・ミー・ドゥ」[注釈 2]の形でリメイクし、1991年マキシシングル『バースデイ』(ライヴ盤)の中で同曲のライヴ・ヴァージョンを発表している。この曲はライヴではポールは楽器を持たずに1曲通してハンドマイクで歌うという、非常に珍しい形態で演奏されていた[注釈 3]

ステレオ・ヴァージョン編集

ステレオ・ヴァージョンが作成される前にセッション・テープは破棄されたため、「P.S.アイ・ラヴ・ユー」にリアル・ステレオ・ヴァージョンはない。ステレオと表記されているものは全て疑似ステレオである。

プレイヤー編集

収録盤編集

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 現在のCDでは9曲目
  2. ^ 「ラヴ・ミー・ドゥ」とのメドレー形式
  3. ^ 曲の一部分のみ楽器を演奏しないで歌うケースは「ヘイ・ジュード」等ではあるが、1曲通して楽器を持たないのは極めて稀なケース。
  4. ^ ただし、1963年6月17日に録音されたテイク(『オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』に収録)ではドラムスを叩いている。
  5. ^ ただし、1963年6月17日のテイクには参加していない。

出典編集

  1. ^ Harry, Bill (2000). The Beatles Encyclopedia: Revised and Updated. London: Virgin Publishing. p. 892. ISBN 0-7535-0481-2. 
  2. ^ Lewisohn, Mark (2013). The Beatles: All These Years, Volume One – Tune In. New York: Crown Archetype. pp. 626. ISBN 978-1-4000-8305-3. 
  3. ^ MacDonald, Ian (2007) [1994]. Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties. Chicago: Chicago Review Press. p. 61. ISBN 978-1-55652-733-3. 
  4. ^ “Music: Top 100 - Billboard Hot 100”, Billboard, https://www.billboard.com/charts/hot-100/1964-06-06 2018年1月15日閲覧。 
  5. ^ MacDonald, Ian (2007) [1994]. Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties. Chicago: Chicago Review Press. p. 61. ISBN 978-1-55652-733-3. 

外部リンク編集