PFUブルーキャッツ

PFUブルーキャッツ(ピーエフユーブルーキャッツ)は、石川県かほく市を本拠地とする、PFUの女子バレーボールチームである。現在V・チャレンジリーグIに所属。

PFUブルーキャッツ
原語表記 PFUブルーキャッツ
ホームタウン 石川県かほく市
クラブカラー 青、黄
創設年 1980年
所属リーグ V・チャレンジリーグI
チーム所在地 石川県かほく市
体育館所在地 石川県かほく市
代表者 藤田徹
監督 寺廻太
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目次

概要編集

1979年に石川県河北郡宇ノ気町(現かほく市)のユーザック電子工業(現PFU)社内で『宇ノ気クラブ』としてバレーボールチームが発足されたのが始まり[1]。翌年正式に創部。2002年V1リーグ(現・VチャレンジリーグI)昇格。

チーム名の『ブルーキャッツ』とは、「ブルー」はPFUのコーポレートカラーで「爽やかさ」「清潔感」「知性」を意味し、「キャッツ」はかほく市で開催されているキャッツフェスタが由来で、「猫」のように気高く俊敏性に富んだ選手に育つようにという願いが込められている[2]。チームマスコットはメス猫の『ブルーニャ』であり、シャツネームは「Blue★nya」、背番号は0、好物は石川県の魚である[2][3]

練習場はかほく市内のPFU体育館であり[4]、ホームゲームは石川県内の松任総合運動公園体育館などで開催されている。

チーム強化と並行して、バレーボールを通じての地域交流も可能な限り実施している[1][5]

歴史編集

1979年に『宇ノ気クラブ』としてバレーボールチームが発足され、1980年にユーザック電子工業バレーボール部として創部。1987年、会社の合併に伴いチーム名もPFUに変更。

1989年から地域リーグに参戦。1991年の石川国体では、同県出身で元全日本選手だった東谷友恵(旧姓:本郷)がチームに加わり、3位に入った[1]。1997年に東谷が監督に就任し、チーム強化が本格的にスタート[1]。2002年の第22回地域リーグで準優勝を果たし、V1リーグ(現・Vチャレンジリーグ)昇格をかけての入替戦では敗れるも、V1リーグに休部チームが出た影響で繰り上げ昇格となった。

V1リーグ初参戦となった2002/03シーズンの第5回大会では7位。しかし、2003/04シーズンの第6回V1リーグでは2シーズン目にして準優勝を果たした。Vリーグ(現・Vプレミアリーグ)出場決定入替戦ではデンソー・エアリービーズに連敗してVリーグ昇格はならなかった。2004/05シーズンの第7回V1リーグでは4位。

2005年以降、Vリーグ(2006/07シーズンよりV・プレミアリーグ)昇格を目指し、着実にチーム力を強化する[1]。2005/06シーズンから3シーズン連続でV1リーグ(2006/07シーズンよりV・チャレンジリーグ)準優勝を果たすが、2005/06シーズンの入替戦ではまたもデンソーに連敗して昇格ならず。2006/07シーズンは日立佐和リヴァーレ(現・日立リヴァーレ)に、2007/08シーズンは武富士バンブーにそれぞれ入替戦で連敗してV・プレミアリーグ昇格はならなかった。2008/09V・チャレンジリーグでは初優勝を果たすが、V・チャレンジマッチ(入替戦)でまたも武富士に敗れて昇格ならず。ここまでV・プレミアリーグ昇格をかけた入替戦に全部で5回出場したが、9戦全敗と、プレミアの壁に苦闘している。

さらなるステップアップを図り、2009年に日新製鋼ドルフィンズ東レ・アローズ(女子)のコーチを歴任した岸本太道を新監督に迎えるが、2009/10V・チャレンジリーグは熟成不足もあり7位で終わる[1]。以降は上位に進出するもの、日立リヴァーレと上尾メディックスの台頭もあり、入替戦出場を果たせないシーズンが続く。

2011年に、全日本男子JTマーヴェラスの監督を歴任した寺廻太が監督に就任。しかし、2011/12V・チャレンジリーグでは振るわず5位。2012年4月、ファン投票および社内公募の結果、マスコットキャラクターの愛称を『ブルーニャ』に決定した[6]。2012/13V・チャレンジリーグは4位。2013年5月、AVCアジアクラブ選手権に日本代表として出場し、銅メダルを獲得した[7]。その後、元全日本、JTの坂下麻衣子、全日本メンバーの松浦寛子、前シーズン日立リヴァーレのV・プレミアリーグ昇格に貢献したジェニファー・ドリスが入団し[8][9][10]、大幅な補強を行った。

2015/16VチャレンジリーグIに準優勝しV・チャレンジマッチに臨んだブルーキャッツは、1勝1敗ながらセット率でデンソーを上回り、悲願のプレミア昇格資格を得た[11]。2016年3月16日に開催されたVリーグ機構理事会において、2016/17シーズンからV・プレミアリーグへの昇格が正式決定した[12]

昇格後のプレミアリーグ2016/17シーズンではわずか3勝に留まり最下位となりV・チャレンジマッチに回った。昨年の同試合で対戦したデンソーと再び対戦、二連敗しわずか1シーズンでVチャレンジリーグIへの降格が決定した[13]

成績編集

主な成績編集

チャレンジリーグ・チャレンジリーグI(実業団リーグ/V1リーグ)
黒鷲旗全日本選手権
  • 優勝なし
  • 準優勝なし

年度別成績編集

大会名 順位 参加チーム数 試合数
V1リーグ 第5回 (2002/03) 7位 8チーム 14 2 12
第6回 (2003/04) 準優勝 7チーム 12 9 3
第7回 (2004/05) 4位 8チーム 14 9 5
第8回 (2005/06) 準優勝 8チーム 14 12 2
V・チャレンジリーグ 2006/07シーズン 準優勝 8チーム 14 13 1
2007/08シーズン 準優勝 8チーム 14 10 4
2008/09シーズン 優勝 10チーム 18 15 3
2009/10シーズン 7位 12チーム 16 9 7
2010/11シーズン 3位 12チーム 18 14 4
2011/12シーズン 5位 12チーム 22 13 9
2012/13シーズン 4位 10チーム 18 10 8
2013/14シーズン 3位 10チーム 18 13 5
2014/15シーズン 準優勝 10チーム 18 15 3
V・チャレンジリーグI 2015/16シーズン 準優勝 8チーム 21 17 4
V・プレミアリーグ 2016/17シーズン 8位 8チーム 21 3 18
V・チャレンジリーグI 2017/18シーズン 7チーム

選手・スタッフ編集

選手編集

2017年9月6日版[14][15]

背番号 名前 シャツネーム 国籍 P 備考
1 有田妃奈乃 ARITA   日本 WS
2 ジェニファー・ドリス DORIS   アメリカ合衆国 MB
3 吉安遥 YOSHIYASU   日本 WS
4 石橋朋美 ISHIBASHI   日本 S
5 江畑幸子 EBATA   日本 WS
6 村上華澄 MURAKAMI   日本 MB
7 狩野舞子 KANO   日本 WS
8 三橋聡恵 MITSUHASHI   日本 WS キャプテン
9 正里菜 SHO   日本 S
10 秋山愛海 AKIYAMA   日本 WS
11 堀口あやか HORIGUCHI   日本 WS
12 清水眞衣 SHIMIZU   日本 MB
13 津賀菜緒 TSUGA   日本 WS 仙台ベルフィーユから移籍
16 宇田沙織 UDA   日本 WS
18 新井祐喜子 ARAI   日本 L 副キャプテン
19 島畑奈緒子 SHIMAHATA   日本 S
20 槇田莉乃 MAKITA   日本 WS
21 松下紗也 MATSUSHITA   日本 MB
22 谷七海 TANI   日本 L

スタッフ編集

2017年8月13日版[14][15]

役職 名前 国籍
部長 藤田徹   日本
副部長 大浦精   日本
監督 寺廻太   日本
コーチ 加藤陽一   日本
コーチ 金子健太郎   日本
コーチ 舟越悠二   日本
トレーナー 山本景子   日本
トレーナー 渡辺裕之   日本
アナリスト 小亦美紀   日本
マネージャー兼通訳 菊地紀子   日本

かつて在籍していた主な選手編集

脚注編集

  1. ^ a b c d e f チーム沿革”. Vリーグ機構. 2013年10月25日閲覧。
  2. ^ a b チーム紹介”. PFUブルーキャッツ. 2013年10月25日閲覧。
  3. ^ ブルーニャのさんぽ”. PFUブルーキャッツ. 2013年10月25日閲覧。
  4. ^ チーム概要”. Vリーグ機構. 2013年10月25日閲覧。
  5. ^ 「かほく市のバレーボール教室」に参加しました”. PFUブルーキャッツ (2013年9月20日). 2013年10月25日閲覧。
  6. ^ ブルーキャッツマスコットの愛称が『ブルーニャ』に決定しました!!”. PFUブルーキャッツ. 2012年9月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月4日閲覧。
  7. ^ 2013アジアクラブバレーボール女子選手権大会 (3、4位決定戦)”. Vリーグ機構 (2013年5月6日). 2013年5月6日閲覧。
  8. ^ 新加入選手紹介”. PFUブルーキャッツ (2013年6月4日). 2013年10月25日閲覧。
  9. ^ 新加入選手紹介”. PFUブルーキャッツ (2013年9月6日). 2013年10月25日閲覧。
  10. ^ 新加入選手紹介”. PFUブルーキャッツ (2013年9月19日). 2013年10月25日閲覧。
  11. ^ Vリーグ機構. “試合結果”. 2016年3月6日閲覧。
  12. ^ Vリーグ機構. “JTマーヴェラス、PFUブルーキャッツのV・プレミアリーグ昇格決定のお知らせ”. 2016年3月17日閲覧。
  13. ^ 【レポート】上尾、デンソーがチャレンジマッチ勝利!JT、FC東京は残留!~V・チャレンジマッチ(3/12)~”. Vリーグ機構. 2017年3月13日閲覧。
  14. ^ a b 選手・スタッフ紹介”. PFUブルーキャッツ. 2017年8月13日閲覧。
  15. ^ a b チーム登録選手”. Vリーグ機構. 2017年8月13日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集