PRIMEPOWER(プライムパワー)は、富士通が販売していたUnixサーバのブランド・シリーズ名である。

PRIMEPOWER
開発元 富士通
種別 Unixサーバ
発売日 2000年5月 (23年前) (2000-05)[1]
販売終了日 2007年 (17年前) (2007)
OS Solaris
CPU SPARC64 GP
プラットフォーム SPARC V9アーキテクチャ
前世代ハード GP7000F
次世代ハード SPARC Enterprise
ウェブサイト PRIMEPOWER

概要 編集

GP7000Fの後継シリーズとして、2000年5月より2007年まで販売された。2000年5月に発表された初期モデルはPRIMEPOWER800/1000/2000[1]CPUSPARC V9アーキテクチャに準拠したものを自社開発している。OSにはSolarisを採用[1]

CPUから日本国内で設計/製造され、世界に量産出荷されている唯一のコンピュータである。

各種ベンチマークテストでしばしば一位になっている。管理ツールや監視ユーティリティ、HAクラスタなどのミドルウェアに力を入れることにより、欧州等でシェアを獲得した。

2002年には、HPCバージョンであるPRIMEPOWER HPC2500が宇宙航空研究開発機構NSシステムに採用された[2]

後継シリーズは、SPARC Enterprise

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 【富士通】 FUJITSU PRIMEPOWERシリーズ”. IPSJコンピュータ博物館. 2021年4月8日閲覧。
  2. ^ 宇宙航空研究開発機構様数値シミュレータIIIを支えるPRIMEPOWER HPC”. 富士通, FUJITSU.54 6, p550-555 (11, 2003). 2021年4月8日閲覧。

外部リンク 編集