RCトゥーロン (Rugby Club Toulonnais)は、フランス南部のプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏の港町トゥーロンに本拠地を置くラグビーユニオンクラブである。現在はフランスラグビーユニオンリーグ最高峰のトップ14に所属しており、4回の優勝を誇る強豪クラブである。

RCトゥーロン
正式名称 Rugby Club Toulonnais
創設年 1908年
本拠地 フランスの旗 トゥーロン
グラウンド スタッド・マイヨール英語版
収容人数 15,400
会長 ムラド・ブジェラル
コーチ Patrice Collazo
主将 ラファエル・ラカフィア
所属リーグ トップ14
2018-19 9位
ファーストカラー
セカンドカラー
セカンドカラー
公式サイト
www.rctoulon.com/ja/
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歴史編集

RCトゥーロンは1908年6月にセレクシオン・マリティム、スタッドヴァロワといったクラブの選手たちが合流する形で創設された[1]。成長を続けたクラブは1931年フランス選手権の決勝でリヨンOUを破り初優勝を果たし、初めてブレニュス盾を手にした。決勝が行われたボルドーから帰ってきたチームは3万人もの地元住民に熱狂的に迎えられたという。その後1932年から1986年にかけては4度国内選手権の決勝に進んだもののタイトルを逃した。

ダニエル・エレロがコーチに就任してからクラブは躍進し、1987年にはラシン・クラブ・ド・フランス1992年にはビアリッツ・オランピックをそれぞれ破り、優勝を果たした。しかし、その後思うような成績を残せないなか経営が悪化し、1000万フランもの赤字が明らかになったことで2000年フランス・ラグビー・リーグからプロD2 (2部)への降格を言い渡されてしまった。2004年-2005年シーズンにプロD2で優勝し、5年ぶりにトップ14に復帰したものの次のシーズンで26試合中3勝に終わりたった1年でプロD2に戻ることになった。

2006年コミック・ストリップで財を成したトゥーロン出身の実業家ムラド・ブジェラルはクラブの新たな会長となり、RCトゥーロンをビッグクラブにすることを目標にアンドリュー・マーティンズゴンザロ・ケサダなどの有力選手を獲得した。特に  ニュージーランド代表でキャプテンも務めたタナ・ウマガの加入は大きな話題となった。2008年、プロD2で優勝し再びトップ14に昇格するとブジェラル会長の有力選手獲得によるチーム強化はますます進められ、  イングランド代表のジョニー・ウィルキンソン  オーストラリア代表のジョージ・グレーガンジョージ・スミス  アルゼンチン代表のフェリペ・コンテポーミらと契約が結ばれた。その後徐々に結果も伴い始めたRCトゥーロンは2012年にトップ14準優勝、2013年ハイネケンカップ優勝・トップ14準優勝、2014年にはハイネケンカップとトップ14でともに優勝を果たし、ヨーロッパ有数の強豪クラブとなった。2015年にはヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップを制し、前身大会のハイネケンカップと合わせて3連覇を達成している。

戦績・タイトル編集

トップ14

  • 優勝 - 4回 (1931, 1987, 1992, 2014)
  • 準優勝 - 7回 (1948, 1968, 1971, 1985, 1989, 2012, 2013)


ハイネケンカップ/ヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップ

  • 優勝 - 3回 (2013, 2014, 2015)


プロD2(2部)

  • 優勝 - 2回 (2005, 2008)
  • 準優勝 - 1回 (2001)


トップ14シーズン成績 (最近10シーズン)

順位 試合 得点 失点 勝点 プレーオフ
2009-10 2位 26 18 1 7 541 456 80 準決勝敗退
2010-11 8位 26 15 0 11 559 469 70
2011-12 3位 26 14 5 7 581 393 73 準優勝
2012-13 2位 26 18 1 7 779 456 90 準優勝
2013-14 1位 26 16 1 9 660 466 77 優勝
2014-15 1位 26 16 0 10 740 525 76 準決勝敗退
2015-16 2位 26 16 0 10 764 446 82 準優勝
2016-17 4位 26 14 2 10 674 511 69 準優勝
2017-18 4位 26 14 0 12 766 507 73 準々決勝敗退
2018-19 9位 26 12 0 14 572 542 30

スタジアム編集

 
スタッド・マイヨールで行われる試合

本拠地として使用しているスタジアムはトゥーロンにあるスタッド・マイヨール(Stade Mayol)である。その名称はクラブのためにスタジアムの建設地を寄付したとされる20世紀初頭の地元出身歌手フェリックス・マイヨール英語版に由来する。収容人数は15,400人。

ピルピル編集

ピルピル (Pilou-Pilou)とは、RCトゥーロンの試合前に観客たちによって行われるチャントである。そもそもはマルセル・ボドレドという1人の選手が1940年代に作り出したのが始まりとされており、その後ファンの中で受け入れられていった。リーダーのコールにほかの観客が応える形で行われる。歌詞の内容としては山から海に下りてきた(トゥーロンは港町である)戦士たち(=RCトゥーロンの選手)の力強さ・恐ろしさを誇示しチームを鼓舞するものである[2]スペイン料理のピルピル (pil-pil)とは関係ない。

2020-2021スコッド編集

2020-2021のスコッドは次の通り。(2020年8月現在)

RCトゥーロン トップ14 スコッド

プロップ

フッカー

ロック

フランカー/No.8

スクラムハーフ

フライハーフ

センター

ウイング

フルバック

太字 はキャップを持っている選手。

過去の主な所属選手編集

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集