REC/レック』(レック、原題:[Rec])は、2007年スペインで公開されたホラー映画R-15指定キャッチコピーは「何が起こっても撮り続ける―」。

REC/レック
[Rec]
監督 ジャウマ・バラゲロ
パコ・プラサ
脚本 ジャウマ・バラゲロ
ルイソ・ベルデホ
パコ・プラサ
製作 フリオ・フェルナンデス
製作総指揮 カルロス・フェルナンデス
フリオ・フェルナンデス
出演者 マヌエラ・ベラスコ
フェラン・テラッサ
ホルヘ・ヤマン・セラーノ
カルロス・ラサルテ
パブロ・ロッソ
撮影 パブロ・ロッソ
編集 ダビ・ガラルト
配給 スペインの旗 フィルマックス
日本の旗 ブロードメディア・スタジオ
公開 スペインの旗 2007年11月23日
日本の旗 2008年6月14日
上映時間 85分
製作国 スペインの旗 スペイン
言語 スペイン語
次作 REC/レック2
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド/HAKAISHA』と同じく、全編ビデオカメラを用いた主観撮影によるモキュメンタリー作品で、本国スペインでは大ヒットを記録した。ハリウッドでもリメイク版が制作され、『REC:レック/ザ・クアランティン』(原題:Quarantine〈「隔離」の意〉)として2008年10月に公開された。

概要

本作は感染を題材にしているが、単なる病原菌のウイルスではなく、古来よりの悪魔憑きの原因生物由来の感染症として描かれている。そのため、噛まれた者がゾンビのように他人を襲い噛み付くシーンが含まれるが、臓器を食べる要素は含まれない。悪魔憑きへの対抗手段として、聖水、十字架、神父の詠唱などが効果を持つ。

シリーズにおけるストーリーの基本的な時系列は、「1」→「2」→「4」である。「3」は「1」と同時期の別の場所とされ、「3」で「1」のニュース映像が流れる、「4」で「3」の唯一の生存者が登場する以外でストーリーはつながっていない。また、「3」に関しては前2作とは異なりバイオレンス・スプラッターが強く描かれ、ドキュメンタリー手法も序盤の30分程度となっている。

シリーズを通してウイルスの研究及び対処には政府、教皇庁が深く関わっているようだが、具体的な指揮系統までは明らかにされていない。

ストーリー

消防士を密着取材するために、通報があった建物に同行して来たレポーター一行。しかし、そこで見たものは未知の感染症に侵され、凶暴化した人々の姿だった。感染拡大を防ぐために建物は封鎖され、彼らは感染者ごと隔離されてしまう。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
アンヘラ・ヴィダル英語版 マヌエラ・ベラスコ 本田貴子
マヌー フェラン・テラッサ てらそままさき
セルヒオ ホルヘ・ヤマン・セラーノ 松本保典
セサル カルロス・ラサルテ 小川隆市
パブロ パブロ・ロッソ 竹若拓磨
アレックス ダビ・ベルト 石上祐一
警官 ビセンテ・ヒル 秋元羊介
イスキエルド マーサ・カルボネル
ギレム カルロス・ビセンテ 奥田啓人
ジェニフェル クラウディア・シルヴァ 菊地ゆうみ
トリスターナ・メデイロス英語版 ハビエル・ボテット

シリーズ作品

外部リンク