ROKKO森の音ミュージアム
兵庫県神戸市の六甲山上にあるオルゴール博物館
ROKKO森の音ミュージアム(ろっこうもりのねミュージアム)は、兵庫県神戸市の六甲山上にあるオルゴール博物館。
![]() Rokko Forest Sound Museum | |
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施設情報 | |
専門分野 | オルゴール |
事業主体 | 阪神電気鉄道株式会社 |
管理運営 | 六甲山観光株式会社 |
開館 | 1994年 |
所在地 |
〒657-0101 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145 |
プロジェクト:GLAM |
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1994年7月21日に阪神電気鉄道の一部門として「ホール・オブ・ホールズ六甲」の名で開館、1996年には自動演奏楽器専門の博物館としては日本で初めて博物館法に基づく博物館相当施設に指定された。現在も阪急阪神ホールディングス傘下となった阪神電気鉄道にあるが実際の運営は2003年以降、子会社の六甲山観光株式会社に委託されている。
2012年3月に六甲オルゴールミュージアムと改称。さらに2021年7月16日、ROKKO森の音ミュージアムに改称してリニューアルオープンした[1]。
概要 編集
常設展示として主に19世紀から20世紀初頭にかけて製作されたヨーロッパやアメリカの様々なシリンダーやディスク・オルゴール、世界最大級のダンス・オルガンを含む種々の自動演奏楽器(ピアノ、ヴァイオリン、パーカッションなど)、 いろいろなオートマタ、また自動楽器による伴奏付きサイレント映画の上映など、多彩な演奏・実演を行っている。他に企画展や特別コンサートなども開催。
また現代のトイオルゴールからアンティークまでそろえたミュージアム・ショップ、オーダーメイドのオリジナルオルゴール制作をする工房、オルゴール組立体験工房、木立を眺められるシュトラウス・カフェなども併設している。
隣接する六甲高山植物園へは木道橋が造られ、その周囲はナチュラルガーデンとして整備されている。
2021年7月16日、ROKKO森の音ミュージアムに改称してリニューアルオープンした[1]。
施設 編集
- メイン展示室(常設展示用)
- 特別展示室x2、小展示室(主に企画展示用)
- ミュージアムカフェ「シュトラウス・カフェ」
- ミュージアムショップ「時音(とおん)」 - 2015年7月1日に訪日観光客消費税免税店となる[2]。
- オルゴールスタジオ(オーダーメイドオルゴール制作工房)
主な展示物 編集
- シリンダー・オルゴール「サブライム・ハーモニー」1880年頃 スイス 製作者不詳
- ディスク・オルゴール「オーケストラル・レジーナ6型」1900年頃 アメリカ レジーナ社製
- オートマタ(自動人形)「アクロバットをするピエロ」1993年 スイス ヴァルター・ダーレル作
- 自動演奏バンジョー「アンコール・オートマティック・バンジョー」1992年 アメリカ D.C.ラメイ社製 (調子が悪い)
- 自動演奏ピアノ「ワーリッツァー・スタイル“O”フォトプレーヤー」1920年 アメリカ ワーリッツァー社製(サイレント映画の効果音用)
- 自動演奏オルガン「デカップ・ダンス・オルガン “ケンペナー”」1938年 ベルギー デカップ社製
- 自動演奏バイオリン
- 自動演奏ジャズピアノ「ポッパー"ハッピー・ジャズ・バンド"」
利用情報 編集
- 定休日:木曜日(7月と8月は無休)、12月31日、1月1日
- 営業時間 :10:00 - 17:00(受付終了16:00)
- 姉妹館:萌木の村博物館ホール・オブ・ホールズ (山梨県北杜市高根町清里)[3]
ギャラリー 編集
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2Fロビー
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2F展示室
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2F展示室
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3F展示室
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3F展示室
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1F ミュージアムショップ
脚注 編集
- ^ a b “六甲オルゴール博物館がリニューアル 名称は「ROKKO森の音ミュージアム」に”. 神戸新聞. 2021年7月16日閲覧。
- ^ 『六甲オルゴールミュージアム ミュージアムショップが免税店に 〜増加する訪日観光客誘致に取り組む〜』(プレスリリース)阪神電気鉄道、2015年6月25日 。2016年2月17日閲覧。
- ^ 萌木の村博物館ホール・オブ・ホールズ
交通・アクセス 編集
周辺 編集
- 六甲高山植物園(隣接)