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RS-28は、2018年現在、ロシアが開発中の大陸間弾道ミサイルである。サルマト(サーマットとも)、もしくは、R-36の後継の位置づけから北大西洋条約機構(NATO)ではSatan2(サタン2)というコードネームを用いている。

概要編集

2016年イタルタス通信が開発中のミサイルの存在を明らかにし、射程距離は11,000km超、弾頭重量は100tに達する見込みだと報じた[1]

注目されるようになったのは2018年3月1日ウラジーミル・プーチン大統領が行った年次教書演説で取り上げたことにある。国内向けとはいえアメリカ合衆国ミサイル防衛システムでも阻止できない新型兵器であり、従来の北極経由の最短飛行ルートのほか、南極経由の長距離飛行でもアメリカ大陸へ達する能力があると紹介したことから、米ロ関係を一気に緊張させた[2]

2018年3月30日ロシア国防省は、プレセツク宇宙基地で行われたRS-28の2回目となる発射実験の映像を公開した。

2019年1月28日、ロシア国防省系の軍事ニュース専門メディア「週刊ズベズダ」に、編集者で軍事専門家のアレクセイ・レオンコフはロシアの新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「RS-28サルマト」について「10発で米国の全国民を殺害する威力がある」との試算結果を掲載した。10~16の核弾頭を搭載可能で射程距離は1万1000キロ以上、ミサイル防衛(MD)の迎撃を受けないようにマッハ20という極超音速で飛行し途中で分裂、弾道を降らせる。米国攻撃する場合、北極経由ルートのほか、南極を経由しMDの手薄な南方からも攻撃が可能とされる[3]

脚注編集

  1. ^ ロシア、新型ICBM発射実験の映像公開”. CNN (2018年3月31日). 2018年4月1日閲覧。
  2. ^ ロシアが誇る「無敵」核兵器をアメリカは撃ち落とせない”. Newsweek Japan (2018年3月7日). 2018年4月1日閲覧。
  3. ^ 太田清 (2019年1月29日). “ロシア新型ICBM「10発で米国全滅」 軍事専門家試算、1発で3千万人超犠牲 - 47NEWS | This Kiji”. 47NEWS. 株式会社全国新聞ネット. 2019年1月29日閲覧。