RTA in Japan

日本で開催されているRTA大会

RTA in Japan(アールティーエー・イン・ジャパン)は、ゲームのリアルタイムアタック (RTA) を行うイベントである。本大会は日本で開催され、参加者によって様々なゲームのRTAが披露される。ゲームプレイの様子は会場で観覧可能となっており、ライブストリーミング配信サービスのTwitch上でも配信される。

RTA in Japan
種類 ゲームのリアルタイムアタック
開催国 日本
初回開催 2016年12月末
創始者 もか
ウェブサイト
rtain.jp

第1回は2016年に実施され、数日間にわたって開催される規模のRTAイベントとしては日本初となった。主に、プレイヤーがオフラインで集まる大会「RTA in Japan」とオンラインで開催される「RTA in Japan Online」があり、ともに年に1度開催されている。

開催背景と歴史 編集

 
RTA大会の1つである「Games Done Quick」の開催風景(アメリカ・ミネソタ州で開催された「Summer Games Done Quick 2019」にて撮影)

RTAとは「リアルタイムアタック」の略であり、ゲームを通しでクリアするまでの実時間を競う競技を指す[1]。アメリカでも「Games Done Quick英語版」という大会が開かれるなど、RTAは世界的に支持されたゲームプレイの1つとなっている[1]。そういった状況の最中、本項で詳述するイベント「RTA in Japan」の主催者でありRTA走者のもかは、日本人のRTAコミュニティは国際的に見ても比較的高いプレイ水準を有しているのに対し、日本国内で定期的に開催されるRTA大会が存在しないことに疑問を抱いた[1][2][3]。そこで、同じRTA走者のゲームプレイヤーらに声を掛けて1箇所に集まり、彼らのゲームプレイを試しにインターネット上で配信したところ、国内外で注目を集めることが出来たという[1]。その配信をきっかけに、ライブストリーミングサービスを提供するウェブサイト「Twitch」が彼らのスポンサーとして名乗りを上げ、より規模の大きなオフラインのRTA大会「RTA in Japan」が開催される運びとなった[1][2]

第1回の「RTA in Japan」は2016年末に実施され[2]、数日間にわたって開催される規模のRTA大会は、本イベントが日本で初めてとなった[4]。第1回大会はゲーム作品ごとに分裂しがちなRTA走者のコミュニティ間の結びつきを強くすることを狙って開催された[5][6]。その翌年には国内最大級のLANパーティーイベント[7]C4 LAN 2017 SPRING」の中で「RTA in Japan for #C4LANJP」と題し、スポンサーなしでのRTA大会が5月に実施され[8]、ここではRTAをクリアするのに3時間以上要する作品に重きを置いた大会スケジュールが組まれた[8]。それに対し遠方地からの参加者や運営側の事情も考慮に入れて[3]、同年からはインターネット上で行う「RTA in Japan Online」も開催するようになった[1]。2017年末には第2回の「RTA in Japan 2」が開催され、第1回とは異なりスポンサー抜きで運営が行われた[9]。以降、毎年夏の時期に「RTA in Japan Online」が、年末に「RTA in Japan」が開催されている[10][注釈 1]。しかしながら、2020年冬の「RTA in Japan 2020」[12]および翌年の「RTA in Japan Winter 2021」では[13]新型コロナウイルス感染症の拡大を懸念し、従来のオフラインイベントではなくオンラインで開催された。

開催内容 編集

大会期間中は参加者によって24時間ぶっ続けでRTAのゲームプレイが披露される[4]。この方式は日本国外で実施される大会である「European Speedrunner Assembly」[注釈 2]や「Awesome Games Done Quick」でも採用されている[4]。本大会の模様はTwitch上での生配信が行われ[14]、日本国外向けのミラー配信も行われる[2][15]ほか、開催会場でゲームプレイを観覧することも出来る[16]。なお、これまでに開催された大会の模様は全てTwitchあるいはYouTube上でアーカイブされている[17]

本大会ではただゲームプレイを配信するのではなく、実況および[14]解説者が設けられる場合もある[6][14]。日本国外のRTA走者の場合、日本語での解説者が同伴の場合に限り出場が認められるケースがある[18]。走者の募集は大会開催前に行われ、運営側によって最終的なスケジュールが組まれる[18]。本大会で採用されやすいゲーム作品・RTAルールについては、運営側があらかじめ公表している[18]。そこでは「Awesome Games Done Quick」と同じく、プレイ人口の少ないゲーム作品も採用するケースがある[2]一方、日本国内でプレイヤー数の多い作品が大会種目として選出される傾向が高いとされている[16]。また、縛りプレイや特殊ルールによるRTA、またスコアアタックなどRTAではないプレイについても参加が認められている[14][16][19][注釈 3]。プレイ可能なゲームは開発元やTwitch側が配信禁止とする作品を除く全てが対象となっており[18]、中には1作のRTAに複数のプレイヤーが参加してクリア時間を競う企画も行われている[21]。また、オンライン大会「RTA in Japan Online」の場合には参加者の回線速度についてもルールが制定されている[3]

運営  編集

大会運営側は主催のもかに加え、同じく運営を支えるCma、技術面でのサポートを行うHoishin[22]などを含めた数名によって構成されている[23]。予算面では、2017年の段階では参加したRTA走者で会場費を分担し、そのほかは主催側が手配していた[24][注釈 4]が、2019年末までにはTwitch上での有料サブスクリプション登録で会場費をまかなえる状況となった[25]。ゲームハードおよびソフトはRTA走者自身が持ち込むことになっている[26]。主催のもかによれば、日本国外で実施されるRTA大会では主に慈善事業を行う団体への寄付金を募るチャリティーイベントとしての側面も有していることから、「RTA in Japan」もこれを踏襲し主催側にとって黒字にも赤字にもならないような大会運営を目指している[3][25]。実際に、2018年末に実施された「RTA in Japan 3」で初めて公式グッズが販売され、その売上金の一部が北海道胆振東部地震による被災者への寄付金として利用された[14]ほか、翌年の「RTA in Japan 2019」では令和元年房総半島台風(台風15号)の災害義援金を募るためのチャリティーグッズが販売された[27]。もかは2020年2月時点で、赤字にならない程度の運営体制になったとしている[25]

その後、2020年6月には資金繰りの改善やRTA大会の発展を見込んで一般社団法人「RTA in Japan」としての法人化を発表した[28]。ただし、イベントの「RTA in Japan」は開催方針を変えることなく、チャリティーイベントとして運営を続けることも報道された[28]。同年8月に開催された「RTA in Japan Online 2020」では、Twitchで得た8月分の利益・約270万円を東京大学の新型コロナウイルス感染症緊急対策基金に寄付しているほか[29]、アパレルブランド[30]「無敵時間」の協賛を得て公式グッズを販売し、その内Tシャツの売上金の一部が国境なき医師団が主導する新型コロナウイルス感染症危機対応募金に投じられることが公表された[31]。2020年末開催の「RTA in Japan 2020」では、イベント参加者にエナジードリンクを提供する形でRed Bullがイベント協賛を行った[32]。その翌年の「RTA in Japan Summer 2021」ではスポンサーとして日清食品およびYouTubeチャンネル「Sakura Chill Beats」が新規参入している[12][33]。「2020」[34]および「Summer 2021」[12][33]では、ともにイベント収益が全て国境なき医師団に寄付されることになっている。

開催歴 編集

 
東京都内における開催場所の地図
1. 秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部
(秋葉原スクエアビル 7階)
2. 浅草橋ヒューリックホール
(ヒューリック浅草橋ビル 2階)
3. note place
開催日 イベント名 開催場所 出典
2016年 12月28日 - 12月30日 RTA in Japan 秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部 [19]
2017年 5月3日 - 5月5日 RTA in Japan for #C4LANJP 浅草橋ヒューリックホール [8][注釈 5]
8月11日 - 8月14日 RTA in Japan Online オンラインでの開催 [36]
12月27日 - 12月31日 RTA in Japan 2 秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部 [4]
2018年 8月11日 - 8月14日 RTA in Japan Online 2 オンラインでの開催 [37]
12月27日 - 12月31日 RTA in Japan 3 秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部 [1]
2019年 8月10日 - 8月13日 RTA in Japan Online 2019 オンラインでの開催 [38]
12月27日 - 12月31日 RTA in Japan 2019 秋葉原ハンドレッドスクエア倶楽部 [16]
2020年 8月13日 - 8月16日 RTA in Japan Online 2020 オンラインでの開催 [39]
12月27日 - 12月31日 RTA in Japan 2020 オンラインでの開催 [34]
2021年 8月11日 - 8月15日 RTA in Japan Summer 2021 オンラインでの開催 [33]
12月26日 - 12月31日 RTA in Japan Winter 2021 オンラインでの開催 [13]
2022年 2月19日 - 2月20日 RTA in Japan ex #1 ヒルトン福岡シーホーク [40]
8月11日 - 8月15日 RTA in Japan Summer 2022 note place [41]
12月26日 - 12月31日 RTA in Japan Winter 2022 note place [42]
2023年 4月28日 - 4月30日 RTA in Japan ex #2 ツインメッセ静岡 [43]
8月10日 - 8月15日 RTA in Japan Summer 2023 note place [44]
12月26日 - 12月31日 RTA in Japan Winter 2023 ベルサール飯田橋ファースト [45]

影響 編集

主催者・参加者による発言 編集

主催のもかによれば、第1回大会では大きな反響があったものの配信でトラブルが多発し[1]、Twitchのチャット上で主催側を批判するコメントが寄せられた[9]。これを受け、以降の大会ではその改善に努めるようになったとインタビューで話している[1]。ほかにもビデオゲームに関する情報を収集したウェブサイト「AUTOMATON」では、第1回大会に参加したRTA走者に対しインタビューを実施した[46]。そのなかでWii U用ゲームソフト『スプラトゥーン』のRTA走者であるBEATは、日本でのRTA走者人口が少ないことに言及し、同様のイベントが定期的に実施されることでRTAがより広まることを期待していると述べた[21]。前述の通り、第1回はRTA走者間での交流を主なテーマとして実施されたが、同じく『スプラトゥーン』のRTA走者のものくろもインタビュー上で今回では参加者間で未だ「『ゲームのくくり』が取れてない」と発言している[21]。また、第1回大会の後、配信関連では「権利関係は大丈夫なのか」という指摘が多く見られたと主催のもかは明らかにしている[24]

その後、第2回の開催を半年後の2017年夏に要望する声があったものの、主催のもかは2月の時点で「RTA in Japan」の規模が発展途上のために次回のオフラインイベントは最速で冬開催となるだろう、と通知していた[47]。実際には2017年末に開催された第2回「RTA in Japan 2」[4]の前に、同年5月の「RTA in Japan for #C4LANJP」が[注釈 6]、8月にはオンラインで「RTA in Japan Online」が[36]それぞれ実施されている。第2回大会が終了した後、もかはRTAに親しみのない層からも大会に対する反応が得られ、第1回の「RTA in Japan」で課題が残った配信作業についても概ね問題は生じなかったとしているが、運営側としては会場の規模や金銭面での問題、マンパワー不足が浮き彫りになったとしている[9]

そのほか本大会が参加者に与えた影響として、「Yahoo!きっずゲーム」上で提供されているブラウザゲーム『くまのプーさんのホームランダービー!』で2019年3月にRTAの世界記録を達成したゲーマーのlastは、2018年秋ごろに「RTA in Japan」への参加を誘われたことが本作のRTAを始めるきっかけになったと話している[48]

参加者数・配信閲覧者数・SNSでの反響 編集

第1回の「RTA in Japan」では100名以上のゲームプレイヤーがイベントへの参加を希望し、最終的には約50名が参加した[3]。初回の最高同時視聴者数は4,000人程度であった[49]。2017年の「RTA in Japan 2」では50名以上のRTA走者が参加し[50]、配信時の平均視聴者数は前回の1.25倍となる約3,000人、最高視聴者数は5,500人を記録した[9][注釈 7]。その翌年の第3回「RTA in Japan 3」は最高でおよそ9000人の視聴者数となった[49][注釈 8]

2019年8月開催の「RTA in Japan Online 2019」では平均視聴者は約3,700人、最高視聴者数は約5,400人を記録しており[52]、その年末に開催された「RTA in Japan 2019」ではおよそ70タイトルのRTAプレイングが約100名によって披露され[27]、会場では立ち見が出るほどの集客があった[26]。配信も最大26,000人程度の同時視聴者数を記録し、前年の3倍程度となった[17][49]。主催のもかは第4回の「RTA in Japan」ではTwitter上で連鎖的に大会に関する話題が広まり、その結果として視聴者数を飛躍的に伸ばせたのではないかと言及している[17][49]。特にNINTENDO64向けゲーム『ピカチュウげんきでちゅう』のプレイング配信は「ピカチュウげんき」というフレーズがTwitterのトレンド1位を獲得するなど注目を浴びた[53]

翌年の「RTA in Japan Online 2020」では、開催前から配信予定の作品名を含んだ単語がTwitterのトレンド上に出現し[54]、開催期間中も本大会にまつわる言葉がトレンド入りを果たした[54][55]。同時視聴者数は最高で3万人以上を記録し[54]、冬開催の「RTA in Japan 2019」での視聴者数を超えるほど注目された[11]。また、PlayStation用ソフト『レーシングラグーン』に登場する三点リーダーを多用した独特な台詞回し(ラグーン語)が話題となり[54][56]、Twitchのチャット欄などではミームとして波及し[56]大会期間を通して用いられた[54]。年末の「RTA in Japan 2020」でも走者約80名が参加し[57]、ゲーム『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』のRTAではホットプレートなどを使いファミリーコンピュータ本体の温度を調整することによって生じるバグが披露され、Twitterではゲームタイトルの「ドラクエ3」、「ホットプレート」というワードがトレンド入りを果たした[58]。「2020」ではこの『ドラクエ3』を含め[58]、5つのタイトルでRTAの世界記録が塗り替えられた[59]。そのほか、Nintendo Switch用ソフト『ファイナルソード』のRTAでは同時視聴者が6万人を超え、Twitterでもトレンド1位を獲得するなど注目を集めた[60][注釈 9]

外部メディアからの反響 編集

「AUTOMATON」のライターを務めるShuji Ishimotoは第1回大会の開催後、「国内だけでなく海外からも大いに注目を浴びていた」としている[47]。主催のもかも、大会の発足後には日本国外からの需要の声が上がったとしている[63]。2018年の「RTA in Japan 3」の開催後には、「ファミ通.com」編集部のエステート松下による記事の中で、本イベントは年々開催規模を大きくさせ、国内外のゲームプレイヤーから注目を集めていると分析された[1]。また、ゲーム作品などの特集記事をリリースしているウェブサイト「電ファミニコゲーマー」のライター・Nobuhiko Nakanishiによれば、同大会の開催レポートの中で「すでに年末に開催される風物詩になりつつある」と紹介されており[51]、Nakanishiはさらに2億円以上を寄付金として集めた「Summer Games Done Quick 2018」についてまとめたニュース記事のなかで、日本の「RTA in Japan」を引き合いに出し「ボタンがうまく掛け合えば、[日本でも]大きく花開くゲームチャリティーイベントが生まれる可能性はある」と期待を込めたコメントも掲載している[64]。2020年の夏頃には、同じく「電ファミニコゲーマー」のライター・古嶋誉幸によって「日本の「RTA in Japan」は世界でもっとも有名な「Games Done Quick」に次ぐ規模」として位置づけられるようになった[65]

脚注 編集

注釈  編集

  1. ^ 年2回という開催頻度についても、「Games Done Quick」あるいは「European Speedrunner Assembly」といった日本国外で開催されているRTAイベントに倣った形を取っている[11]
  2. ^ ヨーロッパにて開催されるRTAイベントである[6]
  3. ^ 一例として、「RTA in Japan」では目隠しで『DELTARUNE』をクリアするRTAが実際に披露されている[17]。そのほか「RTA in Japan 2020」では、Nintendo Switch版『KORG Gadget』を用いた、時間や音源などに制限を設けての即興作曲デモが採用された[20]
  4. ^ ただし、第1回の「RTA in Japan」では、スポンサーとなったTwitchが会場設備等を事前に準備した[2]
  5. ^ 開催場所に関する情報は『週刊アスキー』上の記事を参照した[35]
  6. ^ オフラインイベントではあるが、番外編的な立ち位置であった[8]
  7. ^ ただし、第1回の平均視聴者数について、約3,000人としているインタビュー記事も存在する[24]
  8. ^ ウェブサイト「電ファミニコゲーマー」のライター・Nobuhiko Nakanishiによれば、とりわけ『本将棋 内藤九段将棋秘伝』のRTAトーナメント企画はTwitch上のライブ配信閲覧者が7,500人を記録したとされている[51]
  9. ^ メディア「AUTOMATON」では、同RTAでの同時視聴者数が6万5千人を超えたとするライターがいた[61]ほか、イベント「RTA in Japan 2020」自体の「ピーク視聴者数が3万人を突破」と報道した者もいる[62]

出典  編集

  1. ^ a b c d e f g h i j エステート松下「世界で盛り上がるRTAイベントを日本でも! 日本初のRTAイベントを主催するモカ氏に聞いた“RTA in Japan”の始まりと未来」『ファミ通.com』KADOKAWA Game Linkage、2018年12月27日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  2. ^ a b c d e f Nobuhiko Nakanishi「日本初のオフラインRTAイベント「RTA in Japan」主催者インタビュー。古くて新しいゲームの遊び方を突き詰めていくプレイヤー達の「圧倒的熱量」」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年3月5日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  3. ^ a b c d e READ「【RTA in Japan Online開催間近!】発起人mokaさんに聞く、RTAイベントの魅力とは」『』GAME STAR、2017年8月4日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  4. ^ a b c d e Shuji Ishimoto「ゲームの最速クリアを目指す大規模オフラインRTAイベント「RTA in Japan 2」が12月末に開催決定」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年8月17日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  5. ^ Nobuhiko Nakanishi「大人になってから始めた「ゲームのタイムアタック」、『ミンサガ』RTA走者に聞く”全力で趣味”。「RTA in Japan」インタビュー」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年3月19日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  6. ^ a b c Minoru Umise「ゲームの最速クリアを目指す大規模リアルタイムアタックイベント「RTA in Japan」が12月末に東京で開催へ」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2016年12月14日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  7. ^ 大塩「3日間夜通し開催!「C4 LAN 2017 SPRING」会場に突撃フォトレポート」『Game*Spark』イード、2017年5月4日。2021年1月23日閲覧。オリジナルの2021年1月23日時点におけるアーカイブ。
  8. ^ a b c d Shuji Ishimoto「「RTA in Japan for #C4LANJP」が今年のゴールデンウィークに実施決定、CyacのLANパーティー内でRTAイベントが開催へ」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年3月6日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  9. ^ a b c d READ「【RTA in Japan 2】とにかく大変! 一大イベントをつくり上げた運営スタッフたち」『』GAME STAR、2018年2月27日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  10. ^ ヨシムネ「「RTA in Japan Online 2020」の参加者向けゲーム応募受付が実施中。4度目のオンラインRTAイベントが8月13日~16日に開催」『電ファミニコゲーマー』マレ、2020年5月8日。2020年5月21日閲覧。オリジナルの2020年5月21日時点におけるアーカイブ。
  11. ^ a b 河合ログ 2020, p. 168.
  12. ^ a b c ヨシムネ「国内最大級のリアルタイムアタックイベント「RTA in Japan Summer 2021」バックアップを含む全72タイトルが公開。新たな協賛パートナーとして日清食品や“サクラチルビーツ”も参加」『電ファミニコゲーマー』マレ、2021年6月29日。2021年7月24日閲覧。オリジナルの2021年7月23日時点におけるアーカイブ。
  13. ^ a b Saiga NAK Editorial team (2021年11月8日). “2021年の締めくくり!年末に開催される「RTA in Japan Winter 2021」の採用タイトルが発表!”. Saiga NAK (Saiga NAK). https://saiganak.com/ja/news/rta-in-japan-winter-2021-game-titles-release/ 2022年1月1日閲覧。 
  14. ^ a b c d e 古嶋誉幸「壷男からプーさんまで、さまざまなゲームの速解きを目指す国内最大規模のRTAイベント「RTA in Japan 3」本日27日12時よりスタート。100時間に渡り80名のランナーが出走」『電ファミニコゲーマー』マレ、2018年12月27日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  15. ^ 【ゲームの世界史】なぜ米国のゲーマーはRTA(リアルタイムアタック)で東日本大震災の支援活動ができたのか (2/3)”. アイティメディア (2020年2月13日). 2020年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月29日閲覧。
  16. ^ a b c d Mizuki Kashiwagi「日本のスピードランナー達が集う「RTA in Japan 2019」が27日昼より開始。4日間ノンストップのRTAの祭典」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2019年12月26日。2020年1月5日閲覧。オリジナルの2020年1月5日時点におけるアーカイブ。
  17. ^ a b c d エステート松下 2020, p. 160.
  18. ^ a b c d Shuji Ishimoto「オンラインRTAイベント「RTA in Japan Online」が8月に開催決定。6月3日から走者を募集へ」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年5月15日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  19. ^ a b 沓澤真二「RTAの祭典「RTA in Japan」年末開催 3日間ぶっ通しで42タイトルの速攻プレイを生中継」『ねとらぼ』ITmedia、2016年12月15日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  20. ^ ヨシムネ「音楽制作ソフト『KORG Gadget for Nintendo Switch』の作曲RTAが「RTA in Japan 2020」で披露。15分の制限時間とランダムに固定された機材で「納期のテーマ」を作り出す」『電ファミニコゲーマー』マレ、2020年12月30日。2021年1月11日閲覧。オリジナルの2020年12月30日時点におけるアーカイブ。
  21. ^ a b c Nobuhiko Nakanishi「『スプラトゥーン』のシングルを敢えてやり込む走者たち、3DS版『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』世界1位の走者。「RTA in Japan」インタビュー」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年3月12日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  22. ^ 井ノ川結希「RTA(リアルタイムアタック)は次のeスポーツカテゴリーになれるのか? 「RTA in Japan」に聞いてみた (1/2)」『eSports World』テックウインド、2019年11月4日。2019年11月4日閲覧。オリジナルの2019年11月4日時点におけるアーカイブ。
  23. ^ RTA in Japan”. RTA in Japan. 2020年1月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月5日閲覧。
  24. ^ a b c Nobuhiko Nakanishi「『オプーナ』を走り続けた男、「アンキモ」を目指す『美味しんぼ』ファイター。ゲーム最速攻略イベント「RTA in Japan」が熱い(2ページ目)」『電ファミニコゲーマー』マレ、2018年2月6日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  25. ^ a b c 【ゲームの世界史】なぜ米国のゲーマーはRTA(リアルタイムアタック)で東日本大震災の支援活動ができたのか (3/3)”. アイティメディア (2020年2月13日). 2020年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月29日閲覧。
  26. ^ a b Ishihara「RTA in JAPAN 2019イベントレポート&主催者へインタビューも!」『Saiga NAK』サイガナック、2020年1月1日。2020年1月5日閲覧。
  27. ^ a b ヨシムネ「108時間にわたって100人以上のランナーが出走する国内最大級のRTAイベント「RTA in Japan 2019」がスタート。『街へいこうよどうぶつの森』『ドンキーコング64』など注目のタイトルが目白押し」『電ファミニコゲーマー』マレ、2019年12月27日。2020年1月5日閲覧。オリジナルの2020年1月5日時点におけるアーカイブ。
  28. ^ a b 原修一郎「RTA in Japan、一般社団法人「RTA in Japan」を設立」『マイナビニュース』マイナビ、2020年6月15日。2020年7月11日閲覧。オリジナルの2020年7月11日時点におけるアーカイブ。
  29. ^ 荒井陽介「RTA in Japanが2020年8月分のTwitch収益全額を東京大学の新型コロナウイルス感染症緊急対策基金に寄付」『4Gamer.net』Aetas、2020年10月3日。2020年10月4日閲覧。オリジナルの2020年10月4日時点におけるアーカイブ。
  30. ^ eSports World編集部「【無敵時間で最速を駆け抜けろ!】アパレルブランド「無敵時間」がオンラインゲームイベント「RTA in Japan online 2020」に協賛決定」『eSports World』テックウインド、2020年7月3日。2020年8月14日閲覧。オリジナルの2020年8月14日時点におけるアーカイブ。
  31. ^ Saiga NAK Editorial team「「RTA in Japan Online 2020」開幕!Twitch収益を全額新型コロナ対策の寄附金に!」『Saiga NAK』サイガナック、2020年8月13日。2020年8月14日閲覧。
  32. ^ 宮下英之「eスポーツに欠かせない存在! エナジードリンク&飲料ブランド 6選」『eSports World』テックウインド、2021年1月31日。2021年7月24日閲覧。オリジナルの2021年7月23日時点におけるアーカイブ。
  33. ^ a b c ヨシムネ「リアルタイムアタックイベント「RTA in Japan Summer 2021」ゲームスケジュールが公開。大トリは『リングフィットアドベンチャー』に」『電ファミニコゲーマー』マレ、2021年7月5日。2021年7月24日閲覧。オリジナルの2021年7月23日時点におけるアーカイブ。
  34. ^ a b Saiga NAK Editorial team「今年は冬もオンライン!「RTA in Japan 2020」が12月27日より開幕!」『Saiga NAK』Saiga NAK、2020年12月25日。2021年7月27日閲覧。
  35. ^ ドリル北村「国内最大級のLANパーティー「C4 LAN 2017 SPRING」にジサトラも参戦」『』週刊アスキー、2017年5月3日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  36. ^ a b Shuji Ishimoto「8月開催、国内イベント「RTA in Japan Online」採用タイトルが発表。『ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド』のRTAも披露へ」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年7月4日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  37. ^ ゲームスケジュール(RTA in Japan Online 2)”. RTA in Japan. 2019年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月27日閲覧。
  38. ^ 『RTA in Japan Online 2019』開催のお知らせ”. RTA in Japan (2019年5月25日). 2019年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月27日閲覧。
  39. ^ ヨシムネ「8月13日から開催の「RTA in Japan Online 2020」スケジュールが発表。『星をみるひと』『バイオRE3』など、約80時間にわたり49作品が登場」『電ファミニコゲーマー』マレ、2020年6月30日。2020年7月11日閲覧。オリジナルの2020年7月11日時点におけるアーカイブ。
  40. ^ RTA in Japan ex #1”. RTA in Japan. 2022年11月14日閲覧。
  41. ^ RTA in Japan Summer 2022”. RTA in Japan. 2022年11月14日閲覧。
  42. ^ 岩瀬賢斗「「RTA in Japan Winter 2022」が本日12月26日12時スタート!」『GAME Watch』インプレス、2022年12月26日。2024年1月10日閲覧。
  43. ^ RTA in Japan ex #2”. RTA in Japan. 2023年10月28日閲覧。
  44. ^ 岩瀬賢斗「「RTA in Japan Summer 2023」が本日8月10日12時開幕!」『GAME Watch』インプレス、2023年8月9日。2024年1月10日閲覧。
  45. ^ 緑里孝行「「RTA in Japan Winter 2023」が本日12月26日より開催」『GAME Watch』インプレス、2023年12月26日。2024年1月10日閲覧。
  46. ^ Ryuki Ishii「マーガレットを狩り続ける『バイオハザード7』「ベッドルーム」&「イーサン マスト ダイ」ナイフ縛りRTA入門」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年4月30日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  47. ^ a b Shuji Ishimoto「国内大型RTAイベント「RTA in Japan」次回の開催は2017年冬以降に、別枠となるオンラインイベントも夏の開催へ向け構想中」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2017年2月22日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  48. ^ コンタケ「「くまのプーさんのホームランダービー!」全キャラRTAで世界記録“24分台”日本人が達成 上達のコツなどを聞く」『ねとらぼ』ITmedia、2019年3月6日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  49. ^ a b c d 【ゲームの日本史】ひたすら最速クリアを目指すRTA(リアルタイムアタック)はどのように生まれたのか (2/3)”. アイティメディア (2020年2月12日). 2020年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月29日閲覧。
  50. ^ Nobuhiko Nakanishi「『オプーナ』を走り続けた男、「アンキモ」を目指す『美味しんぼ』ファイター。ゲーム最速攻略イベント「RTA in Japan」が熱い(1ページ目)」『電ファミニコゲーマー』マレ、2018年2月6日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  51. ^ a b Nobuhiko Nakanishi「ファミコン初の将棋ゲームは今や”アクションゲーム”だった。『内藤九段将棋』で戦う謎のRTA大会が開催、熱き戦いで会場熱狂に」『電ファミニコゲーマー』マレ、2018年12月31日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  52. ^ RTA in Japan Online 2019”. Esports Charts. ESM ONE. 2019年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月27日閲覧。
  53. ^ Ishihara「RTA in JAPAN 2019「ピカチュウげんきでちゅう」プレイ中の会場レポート!」『Saiga NAK』サイガナック、2020年1月2日。2020年2月29日閲覧。
  54. ^ a b c d e アサマレ「『カービィのエアライド』スーパープレイに『ポケモン XY』約4時間クリア─大盛り上がりだった「RTA in Japan Online 2020」はゲーム好きなら見なきゃ損!」『INSIDE』イード、2020年8月21日。2020年10月4日閲覧。オリジナルの2020年10月4日時点におけるアーカイブ。
  55. ^ 古嶋誉幸「「RTA in Japan Online」にて披露された『英語が苦手な大人のDSトレーニングえいご漬け』タイムアタックが早い。英語力を用いた真っ向勝負で書き取りマラソンをスピードクリア」『電ファミニコゲーマー』マレ、2020年8月14日。2020年10月4日閲覧。オリジナルの2020年10月4日時点におけるアーカイブ。
  56. ^ a b tnhr「「RTA in Japan」で怪作RPG『レーシングラグーン』の独特なセリフの言い回しである「ラグーン語」が話題に。コメント欄が「冗談じゃねえ……」の嵐と化す」『電ファミニコゲーマー』マレ、2020年8月14日。2020年10月4日閲覧。オリジナルの2020年9月21日時点におけるアーカイブ。
  57. ^ 沓澤真二「ゲーム最速クリアを目指す大会「RTA in Japan 2020」競技リスト公開 「ファイナルソード」「人生オワタの大冒険2」「剣神ドラクエ」」『ねとらぼ』ITmedia、2020年11月5日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月26日時点におけるアーカイブ。
  58. ^ a b 古嶋誉幸「本体温度を“ホットプレート”で調整するファミコン版『ドラクエ3』のRTA世界記録が更新。電源バグを活用し序盤から最強パーティを呼び出す」『電ファミニコゲーマー』マレ、2020年12月28日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月26日時点におけるアーカイブ。
  59. ^ アサマレ「冬の「RTA in Japan 2020」は見所満載!ワールドレコード更新多数に突然の走者変更、ホットプレートで温度調整する『ドラクエ3』ってどういうこと?」『INSIDE』イード、2021年1月5日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月26日時点におけるアーカイブ。
  60. ^ technocchi「スイッチ用オープンワールドACT『ファイナルソード』が「DefinitiveEdition」となって再発売」『Game*Spark』イード、2021年1月21日。2021年8月15日閲覧。オリジナルの2021年3月4日時点におけるアーカイブ。
  61. ^ Tetsuya Yoshimoto「物議醸したオープンワールドARPG『ファイナルソード』Nintendo Switch版が「DefinitiveEdition」として本日より配信再開」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2021年1月21日。2021年8月15日閲覧。オリジナルの2021年8月15日時点におけるアーカイブ。
  62. ^ Seiji Narita「国内RTAイベント「RTA in Japan Summer 2021」採用ゲームリスト発表。3分クリアの『メジャーWii』や筋肉が物を言う『リングフィットアドベンチャー』など、76タイトルが集まる」『AUTOMATON』アクティブゲーミングメディア、2021年6月28日。2021年7月27日閲覧。オリジナルの2021年7月26日時点におけるアーカイブ。
  63. ^ 【ゲームの世界史】なぜ米国のゲーマーはRTA(リアルタイムアタック)で東日本大震災の支援活動ができたのか (1/3)”. アイティメディア (2020年2月13日). 2020年2月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月29日閲覧。
  64. ^ Nobuhiko Nakanishi「ゲームの最速クリアで2億3000万円以上の寄付金。RTAを披露するチャリティーイベント「SGDQ 2018」成功の秘訣は“視聴者を楽しませる”」『電ファミニコゲーマー』マレ、2018年7月3日。2019年10月27日閲覧。オリジナルの2019年10月27日時点におけるアーカイブ。
  65. ^ 古嶋誉幸「ゲームのタイムアタック専門イベント「RTA in Japan Online」が8月13日12:00よりスタート。『ドンキーコング3』『ロックマンX2』から『英語漬け』『星をみるひと』まで、究極の早解きを多数披露」『電ファミニコゲーマー』マレ、2020年8月13日。2020年10月4日閲覧。オリジナルの2020年10月4日時点におけるアーカイブ。

参考文献  編集

  • エステート松下「やじうまNEWS」『週刊ファミ通 2020年2月27日号』、KADOKAWA Game Linkage、2020年2月13日、160頁。  - Kindleにて閲覧。
  • 河合ログ「やじうまNEWS」『週刊ファミ通 2020年10月1日号』、KADOKAWA Game Linkage、2020年9月17日、168頁。  - Kindleにて閲覧。

外部リンク 編集