よしもとミュージック

日本のレコード会社・映像ソフト会社
R and Cから転送)

株式会社よしもとミュージックYOSHIMOTO MUSIC CO.,LTD.)は、大阪府大阪市中央区ならびに東京都新宿区に所在する日本レコード会社映像ソフト会社吉本興業株式会社の完全子会社。

株式会社よしもとミュージック
YOSHIMOTO MUSIC CO.,LTD.
大阪本社
大阪本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
542-0075
大阪府大阪市中央区難波千日前11番6号
(大阪本社・登記上本店)
103-8461
東京都新宿区新宿五丁目18番21号
(東京本社)
設立 2016年3月1日
業種 情報・通信業
法人番号 2120001196682 ウィキデータを編集
事業内容 音楽・映像ソフト制作、販売
代表者 坂内光夫(代表取締役社長)
資本金 1,000万円
主要株主 吉本興業株式会社 100%
外部リンク http://yoshimoto-me.co.jp/
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東京本社
株式会社よしもとアール・アンド・シー
YOSHIMOTO R and C Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
160-0022
東京都新宿区新宿五丁目18番21号
設立 2001年5月24日
業種 情報・通信業
法人番号 5011101049210
事業内容 音楽・映像ソフト制作、販売
代表者 橋爪健康(代表取締役)
資本金 1,000万円
売上高 73億0,192万2千円
(2008年3月期)
総資産 48億3,764万0千円
(2008年3月31日時点)
決算期 3月31日
主要株主 吉本興業株式会社 100%
関係する人物 内田久喜(常務取締役)
特記事項:2016年3月1日、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーに吸収合併され解散。
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社歴 編集

2001年5月24日に「株式会社アール・アンド・シー・ジャパン(R&C Japan.,Ltd.)」として設立。社名のRはレコード、Cはコンテンツを意味していた[1]

設立当初の英語表記は「R&C Japan Ltd.」であったが、その後「R and C Ltd.」に変更された。また、後述の社名変更の前から、ロゴの右下には「by YOSHIMOTO」と表示されていた。

2002年、当時吉本興業に所属していた小室哲哉が創業に関わった香港のRojam EntertainmentがYoshimoto America,Inc.(吉本興業の米国法人で連結子会社)から当社株式の80%を取得。2004年に吉本興業と連結子会社であるファンダンゴおよびフェイスがRojamをTOBによって共同買収し、吉本興業の実質子会社になると共に、Rojamが当社株式の残り20%を取得し、Rojamを介して吉本興業の関連会社となる。

その後、吉本興業の事業整理により、2007年3月にファンダンゴがRojamから全株式を取得。翌4月には吉本興業がファンダンゴから全株式を取得し完全子会社化している。同年10月1日に社名を「株式会社よしもとアール・アンド・シー(YOSHIMOTO R and C Co., Ltd.)」に変更。Rojamは2009年に吉本興業とフェイスが保有株式の95%を海外投資家へ売却し、小室哲哉とも関係がなくなっている。

吉本興業のグループ会社として設立された経緯から、同プロダクションに所属するアーティストの多くが所属する。吉本興業グループならではのプロモーション活動として、吉本興業が製作に関与した地上波向けテレビ番組全国ネットローカルネット問わず)のほとんどにおけるエンディングテーマに当社が原盤権を保有する楽曲がミュージック・ビデオ毎使われる傾向にあり、大抵の場合楽曲がひっきりなしに入れ替わっている。

設立当初から2002年9月まで、東芝EMI(現:ユニバーサル ミュージック合同会社)に販売を委託していた。その後、2016年3月16日の発売商品分までコロムビアミュージックエンタテインメント(現:日本コロムビア)に委託。

2007年5月15日に2007年6月以降、映像作品の販売はアール・アンド・シー自社が直接行うとコロムビアミュージックエンタテインメントより発表。なお、映像作品のプレス製造、音楽商品の製造および販売委託については契約を継続する[2]。2009年にコロムビアのプレス委託先であるCDMパートナーズが破産申し立てにより倒産したため、それ以後の委託先については公表されていない。

2007年7月1日、日本レコード協会に正会員として入会した[3]。これにより、メジャーレーベルの一つとなった。

2016年1月29日、ソニー・ミュージックマーケティングに営業・流通業務を全面委託することを吉本興業が発表した[4]

2016年3月1日、株式会社よしもとアール・アンド・シーが株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー(現:吉本興業)に吸収合併され解散。同日、同名(株式会社よしもとアール・アンド・シー)の新法人を設立する。

2017年10月1日付で社名を「株式会社よしもとミュージックエンタテインメント(YOSHIMOTO MUSIC ENTERTAINMENT Co., Ltd.)」に変更[5]

2019年4月1日、営業・流通業務の委託先がソニー・ミュージックソリューションズに変更。

2019年4月、社名を「株式会社よしもとミュージック(YOSHIMOTO MUSIC CO.,LTD.)」に変更。

2021年10月1日より販売委託先がソニー・ミュージックソリューションズから、ユニバーサル ミュージック合同会社へ移管される。

レーベル 編集

現在存在するレーベル 編集

社名を冠したメインレーベル(R and Cよしもとアール・アンド・シーよしもとミュージックエンタテインメントよしもとミュージック)の他に、以下のものが存在している。

  • laugh out loud! records
  • SLENDERIE RECORD
    • 藤井隆がレーベルヘッドのレーベル。2014年9月18日の記者会見で設立を発表[6]。レーベルを細く長く続けていくことを目指し、「SLENDERIE」と命名された。
  • YM・craft
    • 2020年5月、東京・渋谷のレーベル合同会社と共にクリエイティブ活動を支援するための新レーベル『YM・craft』を立ち上げた[7]。音楽の街、渋谷にあるシェアスペースのLaugh Outを拠点とし、渋谷独自のカルチャーを継承・発掘するために渋谷区観光協会とも連携。
  • LAPONEエンタテインメント

過去存在したレーベル 編集

  • Dear.
  • Fear.
  • Your.
  • gaball screen
  • ネギヤキ規格品番:NYCI-)
  • スキヤキ(規格品番:SYCI-)
  • YM3D(規格品番:YRCS-)
  • YOSHIMOTO WORKS
    • 吉本興業所属お笑い芸人のDVDレーベル

これら会社発足初期のレーベルは、その後メインレーベルに統一された。

所属アーティスト 編集

五十音順 編集

A-Z 編集

お笑い関係 編集

ほとんどは期間限定ユニットまたは単発のリリース。

過去の所属アーティスト 編集

あ~た行 編集

な~わ行 編集

番組企画 編集

コンピレーションアルバム 編集

発売日 タイトル 規格品番
2002年05月29日 AIDA 決めてくれー! YRCN-36505
2002年08月28日 電撃バップ! ア・トリビュート・ラモーンズ YRCN-31505
2004年07月28日 BUBBLEGUN now or never YRCN-11033
2005年08月17日 グラマラス YRCI-71010
2005年11月30日 GUITAR INST-de-METAL〜オヤジ魂〜 YRCN-11060
2006年02月22日 YOSHIMOTRANCE YRCN-10132
2006年03月22日 スター★ヒットパレード 昭和の名曲アレンジベスト盤 YRCN-11074
2006年07月05日 TKプロジェクト ガチコラ YRCN-11083
2007年03月21日 ヨシモトランス2 YRCN-10191
2007年11月07日 KANAGAWA HOMIES vol.1 YRCI-95000
2008年01月16日 pure voice 〜J-COVER〜 YRCN-95009
2008年03月26日 歌合戦 〜桃太郎電鉄20周年記念アルバム〜 YRCN-95010
2008年04月23日 YOSHIMOTRACK YRCN-95005
2009年10月21日 あらびき団フェス 〜歌ネタをCDにしちゃいました! Vol.1〜 YRCN-95135
2014年05月28日 ヨシモト オールスターズ オーケストラ/オール ユー ニード イズ ラーフ conducted by ☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm) YRCN-95228
YEAH♪♪ よしもと芸人歌唱楽曲の究極カヴァー&ベスト YRCN-95229

関連番組・作品 編集

同社が音楽(主題歌および挿入歌)の関連ソフト制作や映像ソフト制作を担当している(いた)番組および作品

同社提供番組

映画製作・配給作品 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 映像ソフトはバップが総販売元。

出典 編集

外部リンク 編集