roka』(ろか)は、1997年2月1日エピックソニーから発売された遊佐未森の10枚目のオリジナルアルバム。

roka
遊佐未森スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロックJ-POP
レーベル エピックソニー
プロデュース 外間隆史
チャート最高順位
遊佐未森 アルバム 年表
アカシア
(1996年)
roka
(1997年)
ECHO
(1998年)
『roka』収録のシングル
  1. ハモニカ海岸
    リリース: 1997年1月22日
  2. ロカ
    リリース: 1997年6月21日
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アルバムタイトルおよび、シングルカット曲の曲名でもある「roka(ロカ)」は、「濾過」を意味する。

概要 編集

前作のオリジナルアルバム『アカシア』から1年後に発売された。プロデュースは外間隆史が担当し、コ・プロデュースとしてソニー・ミュージックエンタテインメント所属(当時)の福岡知彦が参加。

ジャケット写真は前作に引き続き植田正治が担当し、同じ鳥取砂丘で撮影された。ジャケットは一見モノクロに見えるが、虹の部分はカラーとなっている。また全体に銀色を重ねて印刷しており質感を表現している。

レコーディングはアイルランドダブリン東京で行われた。アルバム『水色』以来のナイトノイズ (Nightnoise) との共演となったが、楽曲制作面での関与はなく演奏のみの参加。また、アイルランド音楽の大御所ドーナル・ラニーブズーキで参加している。アレンジは前作と同様、外間隆史冨田恵一がペアを組んで担当している。

1997年1月22日に先行シングルとして『ハモニカ海岸』が発売された。カップリング曲は「クローバー」の英語バージョンを収録。同年6月21日に『ロカ』がシングルカットされ、スズキ・アルトCMソングとして使用された。1996年6月21日発売のシングル『生活のプリン』は本アルバムには収録されなかったが、ベストアルバムDo-Re-Mimo ~the singles collection~』に収録された。

次作『ECHO』からは東芝EMIに移籍し、本作がデビュー以来在籍したエピックソニーでの最後のオリジナルアルバムとなった。なおエピックソニーから発売された最後の作品はベストアルバム『still life』となる。

また、エピックソニーでデビュー当時から遊佐の才能を発掘し育て上げてきた音楽プロデューサー福岡智彦が、同社在籍中にプロデュースした最後のアルバムともなった。

収録曲 編集

  1. ロカ(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:外間隆史冨田恵一
  2. 素肌(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  3. クローバー(作詞:遊佐未森 / 作曲:外間隆史 / 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  4. ハモニカ海岸(作詞:遊佐未森 / 作曲:外間隆史 / 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  5. 潮見表(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  6. やさしい歌(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  7. あけび(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  8. テーブル・エンド・エンジェル(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:外間隆史・冨田恵一)
  9. 午後のかたち(作詞:遊佐未森 / 作曲:外間隆史 / 編曲:外間隆史+冨田恵一)
  10. アネモネ(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:遊佐未森・外間隆史・冨田恵一)
  11. アカシア(作詞・作曲:遊佐未森 / 編曲:遊佐未森・外間隆史・冨田恵一)
    シングル『ロカ』カップリング曲。

主な参加ミュージシャン 編集