S!CAST(エス!キャスト)は、ソフトバンクモバイル(旧・ボーダフォン)が2006年3月から2007年9月まで提供していたサービスである。ボーダフォン時代の旧称は、「Vodafone live! CAST」。

概要

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容量の大きいコンテンツを夜間(2:00~7:00(JST)の間)に配信し、配信後はオフラインでもコンテンツを参照できるサービス。一日数回の情報配信が行われる、ステーションとは別物である。

他キャリアでも同様のサービスを展開しているが、大きな特徴として、配信に要するパケット通信料が不要であることが挙げられる(情報料は有料。なお、同種サービスの「EZチャンネルプラス」(au)では逆に情報料は無料で、定額の通信料(税込315円)は通信料定額サービスの上限額の対象という設定)。これにより、大容量のコンテンツ(例えば1メガバイト程度のデータで通常料金1,800円程度)であっても、S!CAST及び、S!ベーシックパックに加入していれば、パケット通信料が発生せず、安価にサービスを受けることが可能である。

配信時に圏外・電源OFF・圏内でも非対応端末で在圏(1枚のUSIMカードで複数の端末を使い分けている場合)のため定時配信分を受信できなかったときのために、手動で再配信を受けることができる。

このサービスは開始からわずか1年半後の2007年9月28日に終了したが、このシステムを利用した新サービスS!情報チャンネル2008年1月28日より提供開始された(S!情報チャンネルの開始時点での対応機種は、S!キャスト対応機種(と終了後に発売した機種)であり、これらはS!キャストの機能を使って、登録・情報受信する。)。

似たようなサービスとして、S!速報ニュースがある。

3Gお天気アイコン

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2006年秋冬モデルの一部機種より、S!CASTを利用した「3Gお天気アイコン」のサービスが追加された。基本的には「ステーション」時代のお天気アイコンと同様であるが、次の違いがある。

  • 花粉情報などが追加され、ステーション時代のものよりも配信内容が増えている。
  • 移動先での天気情報を入手するには、今のところ次の配信を待つか手動で操作する必要があった。

対応機種

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※は、3Gお天気アイコン非対応

沿革

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  • 2006年10月1日 - ボーダフォンの日本法人がソフトバンクに買収されたことから、名称を「S!CAST」に変更する。
  • 2007年9月28日 - サービス終了。

関連項目

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外部リンク

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