STORY (雑誌)
『STORY』(ストーリィ)は、光文社の刊行による女性向けファッション雑誌[1]。2002年をもって始動するに至った月刊誌で、同社の刊行による『JJ』『CLASSY.』ならびに『VERY』という3誌に親しんできた40代の女性を主な想定読者層としている[3]。
STORY〔ストーリィ〕 | |
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読者対象 | 女性 |
刊行頻度 | 月刊(毎月1日発売)[1] |
発売国 |
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言語 | 日本語 |
定価 | 800円[1] |
出版社 | 光文社 |
発行人 | 大給近憲 |
編集長 | 為田敬[2] |
刊行期間 | 2002年11月 - |
発行部数 | 209,400部(2011年1月 - 3月日本雑誌協会[1]調べ) |
姉妹誌 | 『美ST』 |
ウェブサイト | https://storyweb.jp/ |
来歴編集
“子育てが一段落し、仕事を再開したい人も多い30代後半から40代の女性”を主要読者層に定めた女性誌として2002年の11月に創刊[4]。25万部を発行したその創刊号は、そのうちの85%を売り切るという上々の滑り出しとなった[3]。2008年からその翌2009年にかけての平均発行部数はおよそ24万5千[5]。2011年度上四半期の平均発行部数はおよそ21万となった[1]。
関係誌編集
同一出版社による同じく40代向けの女性誌『美ST』(ビスト[6])は姉妹誌にあたる[7]。2009年の8月に『美STORY』という名で創刊[8]。2011年の10月号から『美ST』と名を変えた[9]。2012年にはこの『美ST』から男性向けの増刊号『MEN'S美ST』が派生している[10]。『美ST』のレギュラー化後も、『髪STORY』など、テーマを絞った増刊ムックが不定期に発売されている。[要出典]
モデル編集
初代カバーモデルは『VERY』から異動の黒田知永子。以後、清原亜希(現・亜希、 - 2010年4月号)、富岡佳子(2010年5月号[11] - 2016年4月号)、稲沢朋子(2016年5月号 - 2019年8月号)、高垣麗子(2019年9月号 - )と変遷している。
カバーモデル以外には前田典子、三浦りさ子、冨田リカ、MAIKO、小林里香、倉本康子、秋本祐希などが代表的なモデルとして誌面に登場している[12]。また、稲沢朋子がカバーモデルに起用された頃から、離婚歴のあるモデルが増えている(稲沢および高垣麗子も離婚歴あり)。そのほか、2014年に大人AKB48で活動した塚本まり子も読者モデルをしている。
創刊時の編集長の言によれば、富岡佳子起用以降は“富岡佳子のセンスに雑誌を預けている部分が大きい”という[13]。
出典編集
- ^ a b c d e 『STORY〔ストーリィ〕』 光文社 AD WebSite
- ^ 『STORYが創刊10周年を迎えました!』 2012年11月1日 X BRAND
- ^ a b 『読売ADリポート:光文社』 2003年3月 ojo:adv.yomiuri
- ^ 『「ちょこキャリ」ミセスの産みの親 雑誌STORYに見るミセスのお仕事』 2005年9月20日 川崎あゆみ All About
- ^ 『メディア価格がわかる『広告ダイレクト』 » 雑誌広告:取り扱い媒体一覧』 廣告社株式会社
- ^ 『「美ST」(ビスト)』 モデルプレス
- ^ 『上品な仮面の下に、下世話な世界が広がる「美STORY」マジック!』 2010年1月 サイゾーウーマン
- ^ 『美ST〔美スト〕』 光文社
- ^ 『「美ST」でピン子と小雪のスリリングな"友情"対談、「こゆは実際は庶民的」』 2011年9月 サイゾーウーマン
- ^ 『"美魔女"の男版は"腹筋ING" ?「MEN'S美ST」創刊』 2012年4月14日 Fashionsnap.com
- ^ 『新カバーモデル+勝間和代の恋愛対談で、さらに進化した「STORY」』 2010年4月1日 サイゾーウーマン
- ^ 『女性ファッション雑誌 STORY - ストーリー』 2011年 レディース ファッション 東京
- ^ 『40代女性の変化を綿密にとらえて誌面に反映』 2010年4月23日 朝日新聞社広告局