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TBSテレビ系列夕方ニュース枠

TBSテレビ系列夕方ニュース枠(ティービーエステレビけいれつゆうがたニュースわく)は、TBSテレビをはじめとするJNN系列で、毎日夕方に放送されている報道番組の枠のことである。

この枠の最大の特徴は、2009年12月25日まで副音声による二ヶ国語放送を実施していたことである[1][2][3]

放送枠の歴史編集

1959年8月のJNN発足より『JNNテレビ夕刊』が開始され、次いで1962年10月に開始した『JNNニュースコープ』で現在に至るテレビニュースの原型を築き上げる。

1970年代より『ニュースコープ』直前の18時台前半において、『山陽TVイブニングニュース』(山陽放送)を皮切りに系列各局が制作するローカルワイドニュース番組が次々と開始される。(東京放送 『テレポートTBS6』、中部日本放送CBCニュースワイド』、毎日放送MBSナウ』等)

1984年10月改編で、『ニュースコープ』は放送時間を19:20までの50分枠に拡大し、特集やスポーツニュースの導入なども行う。その後1987年10月改編で22時台に『JNNニュース22プライムタイム』を新設する都合などから19時終了に戻る。一方で他局が全国版とローカル版の複合型編成を導入するのに対し、TBS系ではローカル版→全国版の流れを維持していた。しかし時代の流れには逆らえず、1989年4月には首都圏ローカル版『テレポート6』でも全国ニュースを取り扱い、同年10月1日に開局したテレビユー山形でもネットされることになる。[4]

1990年4月改編で、『ニュースコープ』とローカルニュース枠を反転・統合した1時間番組『JNNニュースの森』が開始。その後地方局で夕方ワイド番組ブームが起き、首都圏でも『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)のように夕方ニュースを2時間化するケースが増える。しかし1996年のTBSビデオ問題を背景としたワイドショー型報道への反省や、首都圏では元来17時台に放送しているドラマ再放送が安定していることから、全国レベルでの時間拡大はしばらく見送られる。

2005年4月のTBS平日ワイド大改編により午後の情報番組『ジャスト』が廃枠され、これに代わるものとして他局同様の2時間ワイド番組『イブニング・ファイブ』が開始される。ニュース枠は『JNNイブニング・ニュース』として内包される。

2009年4月改編で更なる大改編が行われ、17:50 - 19:50枠で『総力報道!THE NEWS』が開始される。本番組より番組名にネットワーク名の「JNN」がついていない。半年後の10月には18:40 - 19:50に短縮し、2010年3月で終了し、19時台から撤退。一方でテコ入れ策として同年10月に新設したローカルセールス枠の前座番組『イブニングワイド』は好調で、2010年4月改編より『イブニングワイド』をベースとした報道・情報番組『Nスタ』へ統廃合され、全国枠は18時台前半に戻った。

2013年10月改編では『Nスタ』の放送時間が関東のみ15:50開始の3時間10分枠に拡大。在京キー局の夕方ニュース番組では最速かつ最長となる。

土日版編集

土日版は『ニュースの森』への改称後も長らく『ニュースコープ』に準じたフォーマットとなっていた。そのため1995年3月まで、首都圏では土曜日のローカルニュースと日曜日の天気予報が別番組として編成されていた。

2008年4月よりそれまで日曜17:30に放送していた『JNN報道特集』が土曜に移転、これに伴いニュース枠と統合した80分枠の大型報道番組『報道特集NEXT』に再編される。そのため現在放送されている『Nスタ』は、スポーツ中継や年末年始などの特別編成でない限り土曜日は編成されない。

年末年始編集

『JNNニュースコープ』時代は年末年始も通常編成と同一のタイトルおよびフォーマットで放送されていた。しかし番組を『JNNニュースの森』に改めた1990年より2001年頃までは、土日版『ニュースの森』同様30分枠の体裁をとりながらも『JNNニュース』を名乗っていた。なお、『39時間テレビ』『関口宏の報道30時間テレビ』および『輝く!日本レコード大賞』直前の場合は15分枠となる。1980年代から1990年代初期にかけては、は1月3日より18時のローカルニュース枠を含めて通常編成に戻すのが通例となっていた。これは番組が『ニュースの森』になってからも1993年頃まで続けられていた。

TBS21世紀プロジェクト』が終了した2001年末より番組タイトルが通常編成同様となる。2010年代の年末年始においては、原則として30分枠の放送にしている。なお、『報道の日』放送日においては枠内JNNニュース(17時10分頃より約20分程度)に代替される。2018年初より、1月2日と3日に放送する『Nスタ』を1時間枠で編成しており、平日版同様のキャスターやコメンテーターで進行される。

主な番組編集

平日編集

週末編集

日曜日は当初よりローカル枠は存在しなかった。

土曜日・日曜日共通

  • JNNテレビ夕刊(1959年8月 - 1962年9月29日、日曜日は1959年8月 - 1965年3月28日)
  • JNNニュースコープ(1962年10月6日 - 1990年4月1日、日曜日は1965年4月4日 - 1990年4月1日)
    • TBSニュース(1962年10月 - 1995年3月25日) - 土曜日のみ。ローカルニュース枠。終了後は『ニュースの森』に内包。
  • JNNニュースの森(1990年4月7日 - 2005年3月27日) - TBSでは1995年4月1日からローカルニュースを内包。日曜日は関東地方の天気予報を内包。
  • JNNイブニング・ニュース(2005年4月2日 - 2008年3月30日)

土曜日

  • 報道特集NEXT→報道特集[8](2008年4月5日 - )
    • 報道特集が編成されない週はニュースコーナーのみ日曜日と同一タイトルで放送する事がある。

日曜日

  • JNNイブニング・ニュース(2005年4月3日 - 2009年3月29日)
  • THE NEWS(2009年4月5日 - 2010年3月28日)
  • Nスタ(2010年4月4日 - )

番組の移り変わり(全国枠)編集

期間 平日 土曜日 日曜日
1959.8 1962.9.30 JNNテレビ夕刊
1962.10.1 1965.3.28 JNNニュースコープ JNNテレビ夕刊
1965.3.29 1990.4.1 JNNニュースコープ
1990.4.2 2005.3.27 JNNニュースの森
2005.3.28 2008.3.30 JNNイブニング・ニュース
2008.3.31 2009.3.29 JNNイブニング・ニュース 報道特集NEXT JNNイブニング・ニュース
2009.3.30 2010.3.28 総力報道!THE NEWS THE NEWS
2010.3.29 2014.10.5 Nスタ 報道特集 Nスタ
2014.10.6 2017.4.2 Nスタニューズアイ
2017.4.3 現在 Nスタ

備考編集

  • 1978年11月20日の『JNNニュースコープ』から2009年12月25日の『イブニングワイド』まで、平日のみ一部地域を除き、副音声による二ヶ国語放送を行っていた。
    • 『JNNニュースコープ』『JNNイブニング・ニュース』は全編全国ネット枠だったため、全編で二ヶ国語放送を実施していたが、『JNNニュースの森』では全国ネット枠のみ、『総力報道! THE NEWS』では全国ネット枠のうち17:50 - 18:05のみ、『イブニングワイド』では任意ネット枠の17:50 - 18:00のみで実施されていた。
  • 2002年ごろから、全日でリアルタイム字幕放送を実施している。
  • 2010年4月改編により、同年3月29日からは全日でステレオ放送を実施している。

脚注編集

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  1. ^ 他の民放各局では1990年代後半には二ヶ国語放送を終了していたが、JNNではこの枠のみ長年に渡って継続してきた。
  2. ^ 音声多重放送の実施状況により二ヶ国語放送を行っていなかった系列局もあった。
  3. ^ 2009年9月28日からは二ヶ国語放送実施の時間帯が協定適用外の時間だったため、9月25日で終了した系列局もある。
  4. ^ 当時テレビユー山形では経費削減を事由に夕方にローカルワイドニュースを設置しなかったため。
  5. ^ 1984年10月 - 1987年9月の間は19:20まで。
  6. ^ TBSは平日の『イブニング・ニュース』は『イブニング・ファイブ』が内包する形式で放送。
  7. ^ 2009年3月30日から同年9月25日まで、18:05 - 18:45は首都圏を除きローカルニュース枠とされたが、2009年9月28日以降は全篇において排他協定が適用された。
  8. ^ 17:30 - 18:50の放送枠。

関連項目編集