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THE 功夫』(ザ クンフー)は、1987年11月21日ハドソンからPCエンジンで発売されたアクションゲーム

THE 功夫
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 PCエンジン
開発元 ハドソン
発売元 日本 ハドソン
アメリカ合衆国 NEC-HE
音楽 井上大介[2]
人数 1人
メディア 2メガビットHuCARD[3]
発売日 日本 198711211987年11月21日
アメリカ合衆国 1989年
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
その他 型式:日本 HC62001
アメリカ合衆国 TGX020008
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現在はいくつかのゲーム機やネットサービスでゲームデータ配信(もしくはプリインストール)されており、これらを使うことでプレイが出来る(詳細は#他機種版を参照)。

概要編集

拳法家である王(ワン)が暗黒大帝「星 厳呉」に乗っ取られた中国功夫界を救うため、様々な拳法の使い手を倒していくアクションゲーム。3つのシーンに分割されたステージ4つをクリアすると、1周クリアとなり、エンディングの後に2周目がスタートする。全3周[4]

PCエンジンの機能を活かした大きく描写されたキャラクターが最大の特徴であるが、ゲーム内容自体は5種類の通常技で敵キャラクターを倒しながら道中を進める、非常にシンプルなものとなっている。敵キャラクターには飛んでくる小道具や毒蛾といったものから、「イー」「リャン」「サン」といった戦闘員も登場する。

本作はPCエンジンのローンチタイトルとして発売される予定であったが、発売直前にバグが発見され発売が延期となった。そのため実際の発売時期はPCエンジン発売から約1か月後になったが、パッケージのボリュームナンバーは当初の「Vol.1」のままとなっている[5]

ゲーム内容編集

ストーリー編集

中国の功夫は、今危機を迎えていた。邪悪な暗黒大帝が中国功夫最大の城「洛陽閣」(ルーヤンカク)を乗っ取ったのである。正義に燃える「王」(ワン)は悪を倒すべく洛陽閣へ向かった。

構成編集

7個分の画面からなる道中(「ノーマル面」)の他に、「対決面」「ボーナス面」が存在する[6]

パワー編集

王には「パワー」の概念があり、敵キャラクターに触れるなどしてダメージを受けるごとに1つずつ減少するが、烏龍茶や特定の敵キャラクターを攻撃することで回復させられる。

パワーが0になると残機が一つ減り、残機が0になるとゲームオーバーとなってしまう。

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通常技編集

  • 正面づき(立ちパンチ)
  • 下段づき(しゃがみパンチ)
  • 正面蹴り
  • 飛び蹴り
  • 斜め飛び蹴り

必殺技編集

  • デカパンチ - ボスから攻撃を2発喰らった後のパンチ攻撃。大きな拳で殴る技で、パワー3つ分の威力がある。
  • 百烈拳 - ボスから攻撃を3発喰らった後のパンチ攻撃。パンチの連打で、パワー4つ分以上(ボスとの間合いで変動)の威力がある。

敵キャラクター編集

ザコキャラクター編集

毒蛾
50点。
百歩蛇
1000点。
火の玉
100点。
水の玉
1000点。
長槍
50点。
ヌンチャク
300点。
100点。
鉄玉
1000点。
こうもり
50点。
150点。
大皿
500点。
ナイフ
100点。
100点。
鉄扇
500点。
棍棒
300点。
戦闘毬
300点。
戦闘員(イー)
黒色のフードを被った敵。100点。
戦闘員(リャン)
緑色のフードを被った敵。200点。
戦闘員(サン)
赤色のフードを被った敵。3回ダメージを与えないと倒せない。300点。
大岩
破壊不可。

ボスキャラクター編集

すべて1万点。各シーンの最後(「対決面」)に待ち構えており、王同様にパワーの概念が存在する。

陳 大家(チン タージャ)
ステージ1の一人目のボス。金剛掌拳の使い手。
郭 良遠(クー リャンエン)
ステージ1の二体目のボス。超怪力の持ち主。
星 観(シン クワアン)
ステージ1の三体目のボス。大岩をも砕く頭突きが得意技。
娘 娘(ニャン ニャン)
ステージ2の一人目のボス。円舞拳の使い手。
呉 遠龍(ウー イエンロン)
ステージ2の二人目のボス。足技が得意。
揚 清華(ヤン チンフア)
ステージ2の三人目のボス。円舞神拳の使い手。
李 欧扇(リー オーホー)
ステージ3の一人目のボス。南拳の使い手。
洪 小良(ホン シャンリャン)
ステージ3の二人目のボス。黒豹拳の使い手。
清 沙羅(チン シャーリャー)
ステージ3の三人目のボス。三本突きが得意。
飲 烏龍(ヤム ウーロン)
ステージ4の一人目のボス。白蓮紅拳の使い手。
沙羅李曼(サラリーマン)
ステージ4の二人目のボス。動きが実に速く、突き技に注意が必要。
星 厳呉(シー ゲンゴ)
ステージ4の三人目のボスであり、本作の最終ボス。暗黒帝王であり、あらゆる拳法の達人。

ボーナス面編集

ステージ最後の対決面をクリアした後に存在する(ステージ4を除く)。タイミング良くボタンを押すことでヌンチャクを操り、壺を割って得点を得るステージ。カーソルが「MAX」に近いほど割る力が強くなり高得点が得られるが、「MIN」に近いとヌンチャクが体に当たり終了となる(ミスにはならない)。

他機種版編集

※ 現在新規に購入が可能な機種版の販売元は、ハドソンの著作物を全て保有・管理しているコナミデジタルエンタテインメント(KDE)名義になっている。

No. 発売日 対応機種 タイトル 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1   200706052007年6月5日
  200706222007年6月22日
  200706252007年6月25日
Wii
バーチャルコンソール
 THE 功夫
  China Warrior
ハドソン ハドソン ダウンロード   PBTJ
  PBTP
  PBTP
- 2019年1月31日販売終了
2   201001202010年1月20日
PlayStation 3
PlayStation Portable
ゲームアーカイブス
THE 功夫 ハドソン ハドソン ダウンロード - - -
3   201012202010年12月20日
iPhone/iPad
(iOS)
TurboGrafx-16 GameBox ハドソン ハドソン ダウンロード 406585960 - -
4   201306032013年6月3日
ひかりTVゲーム THE 功夫 ハドソン KDE ダウンロード - - -
5   201306202013年6月20日
G-cluster THE 功夫 ハドソン KDE ダウンロード - - -
6   201312252013年12月25日
ニンテンドー3DS
(バーチャルコンソール)
THE 功夫 ハドソン KDE ダウンロード PNQJ - -
7   201404302014年4月30日
Wii U
(バーチャルコンソール)
THE 功夫 ハドソン KDE ダウンロード PNJJ - - -
8   202003192020年3月19日
予定
PCエンジン mini THE 功夫 ハドソン KDE プリインストール - 本体にあらかじめインストールされている
約50作品の一つとして収録。

評価編集

評価
レビュー結果
媒体結果
PC Engine FAN16.68/30点[3]
(総合474位)

ゲーム誌『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、16.68点(満30点)となっている[3]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で474位(485本中、1993年時点)となっている。同雑誌1993年10月号特別付録の「PCエンジンオールカタログ'93」では、「システム的には大味だが、相手をバシバシ殴りつける爽快感が味わえる。ストレス解消にイイ」と紹介されている[3]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.33 2.98 2.27 2.82 2.71 2.56 16.68

脚注編集

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  1. ^ THE功夫についてのメモの続き – Colorful Pieces of Game
  2. ^ 岩崎啓眞の発言(笹川敏幸の発言の引用)より[1]
  3. ^ a b c d 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、 13頁。
  4. ^ 3周すると「GIVE UP!」と表示されて終了となる。
  5. ^ PCエンジン その1 | 高橋名人オフィシャルブログ「16連射のつぶやき」Powered by Ameba
  6. ^ 取扱説明書より。

外部リンク編集