TRUE KiSS DiSC(トゥルー・キス・ディスク)は、かつて存在したSME系のソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ内のレコードレーベルの一つ。

概要編集

小室哲哉プロデュースによるアーティスト用として使用。1998年に設立。

レーベルのロゴデザインはエイサップ・ファーグの実父であり、かつてショーン・コムズバッド・ボーイ・レコードのロゴを手がけたデザイナーであるダロルド・ファーガソンが担当した[1]

設立当初は小室哲哉の自費製作によるインディーズレーベルだったが、1999年2月にSME傘下のレーベルとなった[1]

レーベルの趣旨は「音色先行」で小室が面白がれて楽しいと思える物をTRUE KiSS DESTiNATiONから初めて、レーベルのイメージとロゴマークもそこから固めていくようにした。目標は「海外のアーティスト・セルフ・プロデュースの出来るアーティストが個性を上手く引き出せて、好きなことを自由にやり易い環境を作るレーベル」「トミー・ボーイ・レコードマーヴェリック・レコードデフ・ジャム・レコーディングスのレベルに近づく」「レーベルから出る全ての作品が『Produced by Tetsuya Komuro』ではなくレーベルが所属アーティストの代弁者になる」「デジタル配信や他メディアとの融合等のマルチメディア展開」を目指した[2]

作品第一弾はTRUE KiSS DESTiNATiONのアナログレコード盤「PRECiOUS MOMENTS -WHEN WILL I SEE YOU AGAIN-」。SMEのレーベルとしての作品第一弾は鈴木あみのシングルCD「Nothing Without You」。しかし、レーベルが発足する以前にも同じ型番で鈴木などのプロデュースを行っているため、それらを遡って含める場合もある[注 1]

1999年9月に本レーベルの所属アーティストと海外の有名アーティストがコラボレーションしたオムニバスアルバムの発売が企画されていた[1]

2000年前半に、Kiss Destination、TM NETWORK宇都宮隆木根尚登)がRojam Entertainmentへ移籍(後にR and C/gaball screenに移籍)。最後に残った鈴木も契約トラブルにより新曲のリリースが不可能となり、2001年5月のFUN for FANと7月に同名のビデオクリップ集のリリースを以てTRUE KiSS DiSCレーベルは活動休止となった。

レーベルのサイト (www.truekissdisc.com) はFUN for FAN発売後、SMEJの鈴木のアーティストページへリダイレクトする形で、鈴木が活動を再開した2004年前半まで存続していた。現在は無関係のサイトとなっている。作品情報についてはSMEJ公式サイト内でアーティスト毎に掲載され続けている。

かつてTRUE KiSS DiSC レーベルを使用したアーティスト編集

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ 所属レーベルは上述のままだが、鈴木が1998年7月にデビューした当初の表記名は、Sony Music Entertainment (Japan) Inc.のままとなっていた。
  1. ^ a b c 角川書店刊「東京ウォーカー」1999年7月13日号「“自由な方法論”が息づく小室哲哉のレーベル」pp.166-167より。
  2. ^ ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1999年7月号「小室哲哉 世紀末前夜、最強のTRAP始動」73P-75Pより。

外部リンク編集