ページの移動により移動先へのリダイレクトページに変更されたページを再び記事として使用する場合に、そのノートページに使用するテンプレートです。ノートページだけが移動先へリダイレクトされてしまい、その記事の議論に使用できない状態を解消するためです。(記事ページ〈メインページ〉とノートページの両者が、移動をおこなった時のリダイレクトのままであれば、このテンプレートを貼り付ける必要はありません。)

利用方法 編集

記事の題名が適切でないなどの理由により、ページの改名が提案されることがあります。これはWikipedia:ページの改名の手続きに従って進められ、原則としてその記事のノートページで改名の提案とその是非について議論がおこなわれます。

改名の合意がなされると、ページの移動の機能を利用してページの改名を実施します。その際に、もともとあった記事ページ(メインページ)と合意形成がおこなわれたノートページ(サブページ)は、それぞれリダイレクトに自動的に置き換わります。(それまでのページの履歴も移動先に自動的に移され、引き継がれます。)

こうして移動が完了すると、いったんリダイレクトページになった記事ページを新たに編集し、同じ題名で別の内容の記事や曖昧さ回避ページとして再利用できるようになります。ところがノートページがリダイレクトページのままだと、新しい内容となった記事ページに関する議論をおこなおうとしても、旧記事が移動した先のノートページに自動的に転送されてしまいます。これでは適切な議論ができません。しかし、リダイレクトの指定を除去して新しい議題を作成してしまうと、移動先のノートページへ誘導するリンク情報が消滅してしまいます。これではリンク先をあとから修正できない、固定リンク方式の過去ログを採用したノートページの過去ログや編集内容の要約欄のリンクから訪れたユーザーを適切なページに案内できません。

そこで、このテンプレートをノートページの冒頭に配置し、同じ記事名で過去に存在した別の内容のページに関する議論にリンクし、正しく誘導できるようにします。

使用例 編集

  • 入力: {{移動済みノート|~~~~~|移動先メインページ|ノート:移動先サブページ}}
  • 出力:

引数3は省略が可能です。引数3を入力しない場合、次の例のように引数2の値が自動的に移動先のノートページ名に変換されて出力されます。

同じページが2回以上移動された場合は、それぞれの移動に対応するためにこのテンプレートを複数設置してください。

引数 編集

引数名 初期値 説明
1 なし ページ移動の日時を記入する。日時の判別が可能であれば書式は自由。移動直後に~~~~~(半角チルダ5つ、投稿日時のみの署名)を記入するのが簡単。
2 なし 移動先の記事ページ名。もしくは移動先の記事ページを識別可能な文字列。引数3を省略した場合はその初期値に代入される。
3 ノート:{{{2}}} (省略可能) リンク先として誘導したいノートページ名。省略した場合は引数2を初期値とするノートページがリンクされる。

注意点 編集

ページ名の単純な書き誤りなど、ノートページのリダイレクトを即時削除するのが望ましい場合は、このテンプレートは使用しないでください(この場合はWikipedia:即時削除の方針#リダイレクト1-2を適用し、ノートページに即時削除のテンプレートを貼りつけてください)。

関連項目 編集