Tierra (アルバム)

L'Arc〜en〜Cielのアルバム
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Tierra』(ティエラ)は、日本のバンドL'Arc〜en〜Cielの2作目のアルバム1994年7月14日発売。発売元はKi/oon Sony Records

Tierra
L'Arc〜en〜Cielスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ニュー・ウェーヴ
ゴシック・ロック
ロック
時間
レーベル Ki/oon Sony Records
プロデュース L'Arc〜en〜Ciel
チャート最高順位
L'Arc〜en〜Ciel 年表
DUNE
1993年
Tierra
1994年
heavenly
1995年
『Tierra』収録のシングル
  1. 眠りによせて
    リリース: 1994年7月1日
  2. Blurry Eyes
    リリース: 1994年10月21日
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目次

解説編集

1stアルバム『DUNE』以来1年3か月ぶりとなる、メジャーデビュー後最初にリリースしたオリジナルアルバム。アルバムタイトルの「Tierra」とはスペイン語で「大地」の意味。

前作はメジャーデビュー前にリリースされているため、便宜上この作品を1stアルバムとする場合もあるが、tetsuyaは「実質メジャーの1枚目ですけど、僕らは『DUNE』を1stって呼んでいる[1]」「単に2枚目のアルバムをメジャーから出したってだけ[1]」と述べている。

収録シングルは、メジャーデビューシングルとなった「眠りによせて」の1曲のみとなっており、アルバム初収録された「Blurry Eyes」がシングル・カットされている。

本作のレコーディングを振り返り、hydeは「かなり試行錯誤して時間をかけた[2]」と語っており、tetsuyaも2010年のインタビューで「いろんなことを試せたし、ラルクの全アルバムの中でも一番時間をかけた[1]」と述懐している。また、tetsuyaはレコーディングが長期化したことにより、プロモーションが不十分だったとも述べており[1]、発売後行われた初の全国ツアー「Tour Sense of time '94」の東京ベイNKホール公演においてチケットがソールドアウトしないという事態が発生してしまった。

また、上記ツアーの後に訪れたモロッコで撮影されたイメージビデオ『Siesta 〜Film of Dreams〜』には、本作収録曲「風の行方」のミュージック・ビデオと「瞳に映るもの」のイメージ映像が収録されている。

オリコン週間チャート初登場7位を記録し、メジャーデビューアルバムでトップ10入りを果たしたが、tetsuyaは「もう少し売れると思っていた」と語っている。

収録曲編集

  1. In the Air
    • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    曲の出だしはベースである。アウトロが次曲のイントロと被るようになっている。これまでベストアルバム3作に収録されているが、その際ミックス違い (アウトロが途中で切れずに最後までフェードアウトする) で収録されている。2011年に行われたライブ「20th L'Anniversary LIVE」の初日公演の1曲目で披露され、久々にライブ演奏となった。
  2. All Dead
    • 作詞・作曲:hyde / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    歌詞が過激な曲である。ライブイベント「Rendez-Vous,1995 SUMMER」最終日の大阪IMPホールでアコースティックバージョンを披露した事がある。
    2006年に行われたライブ「15th L'Anniversary Live」では、kenのリクエスト曲として久々に演奏された。
    また、2008年にはライブイベント「JACK IN THE BOX 2008」においてhydeが、ミヤムック)、明希(シド)、ピエール中野(凛として時雨)、秦野猛行とこの曲をセッションした。
  3. Blame
    • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    アコギから静かに始まるが、サビで一気に盛り上がる曲。この曲を作った際にtetsuyaはスタッフから、「どうしてシングル化しないの?」と言われたらしい。また、本楽曲はそれぞれのメンバー作曲作品からセレクトした楽曲で構成されたベストアルバム『QUADRINITY 〜MEMBER'S BEST SELECTIONS〜』に収録されたが、作曲者のtetsuyaは「最初からこの曲を入れることを決めていた」と語っている。
    2014年に行われたライブ「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2014 at 国立競技場」において、1996年以来18年ぶりにライブで披露された。
  4. Wind of Gold
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    アコギがメインの静かなバラード。1stシングル「Blurry Eyes」のカップリングにはリミックスバージョンが収録された。
    2015年に行われたライブ「L'Arc〜en〜Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO」において9月21日、22日共に演奏された。ライブで演奏されるのは「L'Arc〜en〜Ciel Kiss me heavenly deadly '96 REVENGE」以来約19年ぶりである。
  5. Blurry Eyes
    • 作詞:hyde / 作曲:tetsu / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    1stシングルとして後にリカットされる。過去の曲をあまり演奏しないL'Arc〜en〜Cielだが、比較的近年のライブでも演奏されている。ラルクの楽曲の中で唯一、ギターソロが2回ある。
  6. Inner Core
    • 作詞:hyde / 作曲:sakura / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    sakuraが個人で作曲を担当したL'Arc〜en〜Ciel唯一の楽曲となった。曲中にはhydeによる語りや笑い叫ぶ声が入っている。
  7. 眠りによせて
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    ビデオシングルとしてリリースされた、L'Arc〜en〜Cielのメジャーデビュー曲。穏やかなボサノヴァ調の楽曲。
  8. 風の行方
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    シングル曲ではないがミュージック・ビデオが制作され、イメージビデオSiesta 〜Film of Dreams〜』に収録されている。
    「In the Air」と同じく「20th L'Anniversary LIVE」にて久し振りにライブで演奏された。
  9. 瞳に映るもの
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    主にピアノが使用されたバラード。曲の最後に崩れ落ちるようにピアノのメロディが変わる。
  10. White Feathers
    • 作詞:hyde / 作曲:ken / 編曲:L'Arc〜en〜Ciel
    演奏時間は7分58秒と、リミックス、リアレンジバージョンを除けばL'Arc〜en〜Cielの楽曲の中では最も長い。
    なお、現在まで市販化されていないが「風の行方」同様、この曲にもミュージック・ビデオが存在する。1994年2月14日テレビ埼玉系番組『ノスタルジーの予感〜第一章〜』内にて放送されたもので、当時はまだメジャーデビュー前であり、曲のアレンジなどが若干異なっている。曲中には語りがあり、ライブではkenが担当する。
    また、2006年に行われたライブ「15th L'Anniversary Live」の演奏曲目リクエスト投票で3位を記録しており、シングル表題曲でない曲の中では最高順位となった。

参加ミュージシャン編集

収録ベストアルバム編集

脚注編集

  1. ^ a b c d リットーミュージック社『BASS MAGAZINE SPECIAL FEATURE SERIES/tetsuya L'Arc〜en〜Ciel』2010年
  2. ^ L'Arc〜en〜Ciel バンド結成20年の歴史を振り返るメンバー4人ソロインタビュー ナタリー