TGA (Truevision Graphics Adapter) ファイルフォーマットはTruevision[1][2]社が開発したラスター画像ファイルフォーマット

Truevision TGA
拡張子.tga, .icb, .vda, .vst
MIMEタイプimage/x-targa
image/x-tga
タイプコード'TPIC'
UTIcom.truevision.tga-image
開発者Truevision
種別ビットマップ画像

概要 編集

TARGA (Truevision Advanced Raster Graphics Adapter) ファイルフォーマットと呼ばれることもある。IBM互換PCトゥルーカラーディスプレイをサポートする最初のグラフィックスカードであったTruevision社のTARGAボードのネイティブフォーマットだった。

TGAファイルの拡張子は一般にDOS/WindowsシステムおよびMac OS X/OS X/macOSでは ".tga" である。古いMacintoshシステムでは "TPIC" のタイプコードを使用する。各ピクセルと完全に一致する32ビットのイメージデータを格納できる。カラーデータはカラーマップ(パレット)、ダイレクトカラーまたはトゥルーカラーフォーマットであり、オプションで可逆RLE圧縮を利用できる。

TGAファイルは元々Truevision社のBrad Pillowによって1984年に定められた。現在のバージョン (2.0) は(サムネイルとしてよく知られている)ポステージスタンプ(訳注:郵便切手)、アルファチャンネルガンマ値テクスチャのメタデータなどの拡張を含み、Truevision社のDavid Spoelstraによって1989年に定められた。

色深度の制限にもかかわらず、TGAはアニメーションとビデオ産業の全域に渡って未だ使われている。BeOSはTGAフォーマットでスクリーンショットファイルを作成する。POV-Rayエンジンはテクスチャと高度マップにTGAをネイティブで使用する。

TGAのMIMEタイプは、IANAによって正式登録されていない[3]

脚注 編集

関連項目 編集