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UH-60 ブラックホーク

UH-60 2nd Squadron, 2nd Cavalry Regiment (cropped).jpg

UH-60 ブラックホーク英語: UH-60 Black Hawk)は、シコルスキー・エアクラフト社製の4翅シングルローター、双発エンジン搭載の中型多目的軍用ヘリコプターである。「Black Hawk」とはイリノイ州居留のインディアンソーク族の酋長の名。

概要編集

シコルスキーは、1972年に行われたアメリカ陸軍の汎用戦術輸送機システム(Utility Tactical Transport Aircraft System, UTTAS)競争のためにS-70を基礎とした試作機YUH-60Aを提示した。陸軍はボーイング・ヘリコプターズ提示のYUH-61との性能比較試験飛行を行い、1976年、このプログラムの勝者としてYUH-60Aを調達に向けたプロトタイプにすることを決定した。アメリカ先住民の戦争指導者の名前からブラックホークと名付けられたUH-60Aは、それまで運用されていた戦術輸送ヘリコプターであるベル・エアクラフト社製UH-1 イロコイの後継機として、1979年に陸軍での運用が開始された。

これに続き電子戦機特殊作戦機なども開発納入されている他、UH-60L、UH-60Mなどの亜種も開発されている。また、海軍空軍、および沿岸警備隊のための改修版も開発されている。

アメリカ軍の使用に加え、UH-60ファミリーは多くの国へと輸出されているほか、グレナダパナマイラクソマリアバルカン半島アフガニスタン中東など多くの紛争地帯で使用されている。

性能類似機との比較
MV-22B[1] UH-1Y UH-60M CH-46E CH-53E CH-47F
画像            
全長
(回転翼含む)
17.5m 17.78m 19.76m 25.40m 30.2m 30.1m
全幅
(回転翼含む)
25.54m 14.88m 16.36m 15.24m 24.1m 18.3m
全高 6.73m 4.5m 5.13m 5.09m 8.46m 5.7m
空虚重量 15,032kg 5,370kg 4,819kg 5,255kg 15,071kg 10,185kg
積載量 9,070kg 1,460kg 5,220kg 2,270kg 13,610kg 10,886kg
最大離陸重量 27,400kg 8,390kg 10,660kg 8,618kg 33,300kg 22,680kg
乗員数 乗員4名
乗客24-32名
乗員2-4名
乗客6-10名
乗員2-4名
乗客11名
乗員3名
乗客25名
乗員5名
乗客37-55名
乗員3名
乗客33–55名
動力 T406/AE 1107C
×2
T700-GE-401C
×2
T700-GE-701D
×2
T58-GE-16
×2
T64-GE-416/416A
×3
T55-GA-714A
×2
出力 6,150hp
(4,590kW)
×2
1,828shp
(1,360kW)
×2
2,000hp
(1,500kW)
×2
1,870shp
(1,400kW)
×2
4,380shp
(3,270kW)
×3
4,733hp
(3,529kW)
×2
最大速度 565km/h 304km/h 295km/h 267km/h 315km/h 315km/h
巡航速度 446km/h 293km/h 278km/h 241km/h 278km/h 240km/h
航続距離 3,590km 648km 2,200km 1,110km 1,833km 2,252km
運用状況 現役 退役 現役


開発編集

初期要件編集

1960年代後半、アメリカ陸軍UH-1 イロコイを置き換えるために汎用戦術輸送機システム(UTTAS)プログラムを立ち上げ、同時に新型ヘリコプターに使用される新型ガスタービンエンジンの開発にも着手した。これはその後、ゼネラル・エレクトリック T700として採用されている。

ベトナム戦争ではUH-1が多数撃墜されているように、ヘリコプターによる任務では低空を低速で飛行することが多く、小火器対空砲などの標的になりやすい。そのため重要な性能として、生存性と信頼性の改善を挙げており、UTTAS並びに新型パワープラントの要件として定め[2]1972年1月に提案依頼書(Request for Proposals RFP)を発布している[3]。その結果、UH-60は激しい攻撃を受けながらも生存率が高く、戦闘地域から離脱することができたと報告されている[4]。RFPには航空輸送の要件が含まれており、C-130 輸送機に搭載するため、キャビンの全高、全長が指定されている[5]

信頼性の向上、生存性[6]および低ライフサイクルコストなどを定めたUTTAS要件は、結果として戦闘高度や高高度などでの性能を向上させる双発エンジンの採用などに繋がっている。整備箇所を減らすことに繋がるモジュラーデザイン、乾式ギアボックス、被弾に備えた油圧、電気、操作系統の冗長化、墜落に対する耐衝撃性能を有する乗員並びに搭乗員の座席、降着装置のデュアルダンパー化並びに耐被弾性能。静粛性が高く耐被弾、耐衝撃性能を有するメイン並びにテールローター、耐衝撃燃料システム[7]などが要件として定められている。なお、採用前のテスト飛行で墜落事故を起こしているが、死者は無く、メインローターの修理のみで飛行可能であったという。

1974年10月に初飛行を行ったYUH-60Aは4機が製作されている。アメリカ陸軍への試作機の納入に先立ち、安全に試験飛行が行えるか予備評価試験が1975年11月に行われている[8]。この試作機の内3機は1976年3月にライバルであるボーイングに先んじて納入され、残りの1機は内部検証用にシコルスキーによって確保されている。アメリカ陸軍は1976年12月に暗視装置や夜間航法装置を装備した形でUH-60の生産開始を指示し、UH-60Aの納入は1978年10月に始まり、1979年6月に正式運用が開始されている[9][10]

改良・種類編集

運用開始後、地雷敷設や医療救助など新たな任務に向けた改良が始まっている。EH-60は電子戦を目的として開発され、特殊作戦支援用にMH-60などを開発している[11]

アメリカ陸軍は新規作戦に伴う機器の増加による重量増加に対し、UH-60Lへの改良を1987年に命じ、この改良は標準設計としてUH-60Aに反映されている。UH-60LにはT700-GE-701C エンジンと強力なギアを搭載したことにより、より多くの吊り上げを可能とし、これは、SH-60B シーホークの生産に生かされている[12]。また、その吊り上げ能力は1,000ポンド(450kg)-9,000ポンド(4,100kg)近く増加している。UH-60Lは更にSH-60から自動操縦装置(Automatic Flight Control System, AFCS)を導入し、強力なエンジンにより飛行性能に寄与している[13]。L-モデルの生産は、1989年に開始されている[12]

次に2020年まで設計寿命の延命を行うためUH-60Mが2001年に認可されたことにより改良が始まり、T700-GE-701D エンジンと新型回転翼の採用が行われ、GPS ナビゲーション、飛行制御、計測機器など新型アビオニクスへの換装も行われている。アメリカ国防総省は新変種の少数の初期生産を承認後[14]2006年に生産を開始し[15]、同年7月に22機の新UH-60Mが納入されている[16]。この機種の評価を行い承認されたことにより1,227機の5年契約が締結され[17]、100機のUH-60Mが2009年3月に陸軍へ納入されている[18]

2011年5月1日に発生したウサーマ・ビン・ラーディンの殺害(作戦名:ジェロニモ E KIA)では第160特殊作戦航空連隊が強襲作戦用に従来のUH-60に比べ極度に改良されたUH-60を使用しており、改良された尾部、騒音対策のための特別仕様回転翼などが使用されている。この機体はパキスタン空軍レーダー回避を目的としており、F-117と同等のステルス性を有しているとされる。また、この機体はステルス機に見られる特殊素材、鋭角なデザインが見受けられ、作戦に使用された内の一機が機体故障により不時着したことで明るみに出ており、この事故機は尾部を残し破壊処理されている[19][20][注釈 2][21]。 なお、低視認性を有するUH-60の研究は1970年代半ばまで遡り行われている[22]

機体編集

UH-60は、メイン、テールローター共に4枚の羽根を有した回転翼によって構成され、ゼネラル・エレクトリック社製T700ターボシャフトエンジンによって動力を与えられている[23]。回転翼は折りたたみ式であり、展開時はエラストマー製のベアリングローターヘッドに固定される。テールローターは傾斜が付けられており、剛性クロスビーム構造である[24]C-130 輸送機による航空輸送を目的とした陸軍の要件を満たすため低全高形状となっている[23]。完全武装歩兵1個分隊約11名の搭乗が可能であり、2,600ポンド(1,170kg)の内部積載量を持ち、外部からスリングによって9,000ポンド(4,050kg)の貨物を吊り上げ可能(UH-60L/M)としている[17]

 
MEDEVAC形態

ブラックホークシリーズは、特殊作戦、戦術輸送、電子戦、医療搬送(Medical Evacuation, MEDEVAC)、戦傷救難活動(Casualty Evacuation, CASEVAC)、避難救助など多目的な用途に使用することが可能であり、VH-60Nとして知られるVIP仕様は、コールサイン「マリーンワン」としてアメリカ大統領並びに政府関係者専用機として運用されている[25]ヘリボーン(Air assault)では1個分隊11名とその装備、もしくはM102 105mm榴弾砲および砲弾30発と4名の砲兵を同時に運搬することが可能である[17]

胴体上部左右に10,000ポンド(4,500kg)の積載が可能な外部搭載支援システム(External Stores Support System, ESSS)を裝着することにより追加される左右2箇所ずつのハードポイントに、AGM-114 対戦車ミサイル4連装ランチャー、2.75インチ(約70mm)19連装ロケット弾ポッド、ガンポッド、同じく片側に230ガロン(870リットル)計450ガロン(1,700リットル)合計4つの増槽などを搭載することができる[26][13][27][13][28]。このため、AH-64 アパッチの開発費の高騰に対して代わりに利用することも検討された。なお、ESSSシステムは1996年に使用され始めているが、片側に2つの増槽を取り付けた状態ではドアガンの射撃に支障が出ることが判明し、問題解決のため専用のスタブウイングが取り付けられた(External Tank System ETS)が開発されている[13]

調達価格は仕様、装備や調達数によって異なる。一例としてアメリカ陸軍採用のUH-60Lは590万ドルであり、アメリカ空軍採用のMH-60G「ペイブホーク」は1,020万ドルである[29]

運用編集

アメリカ陸軍編集

 
1993年10月3日モガディシュ上空を飛行するマイク・デュラント准尉のスーパー64

UH-60は1979年6月第101戦闘航空旅団に初導入されており[30]、初陣は1983年グレナダ侵攻であったが、暗視装置は配備が間に合わなかった[10]。その後、1989年パナマ侵攻に続き、1991年湾岸戦争には300機以上が投入された大規模な空爆作戦に参加。1993年には、その後映画化され著名になったモガディシュの戦闘に参加しており、その他、1990年代にはバルカン半島ハイチなどでの作戦にも参加し、近年アメリカが関与したアフガニスタン戦争イラク戦争など紛争のほとんどに参加している[13]

2011年5月1日にはウサーマ・ビン・ラーディン強襲作戦において高度に改良されたUH-60が特殊部隊Navy SEALs輸送に使用されている[21][31][32]。この作戦中に1機が故障により不時着し、作戦終了後、シールズによって爆破処理が行われている[33]。部隊はMH-47 チヌーク2機の内の1機にウサーマ・ビン・ラーディンの遺体を載せ現場を後にしている。この2機のMH-47は作戦に使用されたUH-60への空中給油任務用を兼ねたバックアップ機であった[34][35]。 幾つかのメディアによると、パキスタン政府はアボッターバードに墜落したステルスUH-60の残骸調査を中国人民解放軍に対し認めたと報道している[36][37][38]。しかし、パキスタン政府と中国政府はこの報道を否定しており[36][37]、米国政府も中国による機体調査の事実確認は取れていない[37]

日本編集

海上航空自衛隊には救難任務仕様のUH-60J、陸上自衛隊には多用途仕様のUH-60JAが導入されている。

コロンビア編集

コロンビアは、1987年米国からUH-60を受領している。コロンビア国家警察、コロンビア空軍、およびコロンビア陸軍麻薬組織に対する鎮圧作戦用にCOIN機として運用しており、陸路では接近が容易ではない場所に兵員、物資輸送など行っている他、捜索救難や医療任務などにも使用されている。また、一部重武装が施されたガンシップ機「スペイン語: Arpíaハーピー)」も保有している[39][40]

イスラエル編集

 
イスラエル空軍のUH-60L ヤンシャフ

イスラエル空軍(IAF)は、1994年8月米国から10機のUH-60Aを受領し[41]第124飛行隊に配備した。愛称は「ヘブライ語: ינשוף‎(ヤンシャフ フクロウの意)」[42]。これ以降、イスラエル軍で使用されているベル 212の代替を開始した[41]。IAFは1996年4月に行われた南レバノンヒズボラに対する「怒りの葡萄作戦」に始めてUH-60を投入している[43]

1997年にはアメリカ陸軍向けのUH-60L相当の改修機であるS-70A-50の導入を開始した[44]2000年3月、イスラエルを訪問したヨハネ・パウロ2世のための特別輸送機として使用している。3機がこの任務に就き、1機は教皇輸送用として、1機は医療班を乗せたメディカル機として、残りの1機はバックアップ機として使用されている。

2002年には第123飛行隊ベル 212もS-70A-50に更新された。なお、2008年11月時点でIAFは49機のUH-60を保有している。

メキシコ編集

メキシコ空軍は、1991年特殊部隊輸送するためUH-60Lを2機購入し、1994年には4機を購入している[45]2009年8月、9月に掛け連邦警察によりUH-60を使用した麻薬組織に対しての攻撃に使用されている[46][47]2011年8月25日メキシコ海軍は麻薬・武器取り締まり任務向けのUH-60Mを3機購入している[48][49]

台湾編集

 
台湾空軍所属のS-70C

台湾空軍は、捜索救難のために1986年6月、10機のS-70C-1Aを受領しS-70C-1/1Aとして運用している[50]1998年4月には4機のS-70C-6を購入。台湾海軍1990年7月に10機のS-70C(M)-1を受領し2000年4月には11機のS-70C(M)-2型を受領している[51]2010年1月、米国台湾陸軍に対し60機のUH-60Mの対外有償軍事援助を行うと発表した[52][53]

トルコ編集

トルコは、アフガニスタンバルカン半島での任務にUH-60を運用している。 採用は一般入札によって競われ、ライバルであるアグスタウェストランドAW149を下し採用された。 進行中のプロジェクトとして国内生産分での115機を発注しており、トルコ航空宇宙産業は最終的な接合組み立てを担当する予定である[54][55]2011年4月21日、トルコは公開入札のため、シコルスキーT-70の選択を発表している[56][57][58]

その他編集

アラブ首長国連邦は、2008年9月14日対外有償軍事援助を通じUH-60Mを要求しており、機体の他、レーザーレーダー警告センサー兵器システムを含んでいる[59]2010年11月までに20機のUH-60Lを受領する予定である[60]

ブラジルは、2008年に対外有償軍事援助を通じ、15機のUH-60Lを要請している[61]

スウェーデンは、2010年9月に対外有償軍事援助を通じ、15機のUH-60Mを要求している[62][63]2011年4月9日、防衛大臣は交渉はほぼ確定していると発表しており、納入開始は2012年を予定している。これに伴い操縦士が2011年夏に訓練を開始した。2017年までに完納する予定である[64]。2011年5月18日シコルスキーはこの要求分15機の早期納入を発表した[65]

種類編集

多目的汎用ヘリコプターであるUH-60は、数多くの派生型や亜種が生産開発されており、民生品はS-70の名称で販売されている。諸外国には軍用機であったとしても、対外有償軍事援助ではなく民間ベースの契約(直接商業売却)で販売された場合はS-70の名称が使われている。

汎用型編集

YUH-60A
試験、調査目的で製作された試作機。1974年10月17日初飛行。4機が製作された。
UH-60A Black Hawk
アメリカ陸軍採用型。4名の乗員と11名の兵士が搭乗可能[66]。T700-GE-700 エンジン搭載型[67]1977年1989年まで生産された。
UH-60C Black Hawk
指揮および統制システム(C2)を搭載した改良型[13][67]
CH-60E
アメリカ海兵隊提案型[68]
UH-60L Black Hawk
T700-GE-701C エンジンに換装。耐久性を向上させたギアボックス、飛行制御システム改良型[13]。1989年–2007年まで生産された[69]
UH-60M Black Hawk
翼弦が広げられたテールローターを採用。T700-GE-701D エンジンに換装(最大出力2,000shp/1,500kW×2)。強化型ギアボックス採用(Integrated Vehicle Management Systems IVHMS)。コンピュータ[注釈 3]搭載。グラスコックピット化。2006年生産開始[70]。UH-60と置き換え[71]
UH-60M Upgrade Black Hawk
UH-60Mのアップグレード型。フライ・バイ・ワイヤ採用。(Common Avionics Architecture System CAAS)型コックピット[注釈 4]の採用。2008年飛行試験開始[72][73]

特殊形態編集

EH-60A Black Hawk
電子機器が増えたことによる電力確保のため、電気系を2系統化した強化型。この改良は基本型UH-60Aに反映されている[67]
YEH-60B Black Hawk
UH-60Aの改良型。特殊レーダーアビオニクス搭載。スタンドオフ(撃ちっ放し)機能を試験的に搭載した[67]
EH-60C Black Hawk
UH-60Aの改良型。特殊電装機器と外部アンテナを搭載[67]。この改良は基本型UH-60Aに反映されている。
EUH-60L[注釈 5]
UH-60Lの改良型。指揮および統制システム(C2)を搭載[67]
EH-60L Black Hawk
EH-60Aの改良型。搭載機器の改良が行われた[67]
UH-60Q Black Hawk
UH-60Aの改良型。負傷兵搬送業務であるCASEVACを目的とした医療任務型[67][74]。別名「ダストオフ(dedicated unhesitating service to our fighting forces, DUSTOFF)」[75]
HH-60L[注釈 5]
UH-60Lの高度改良型。医療任務に特化した機体[67]。救助用ホイスト、統合型全身患者固定システム、搭載型酸素供給システム、耐衝撃座席などが装備されている[74]
HH-60M Black Hawk
米陸軍型。UH-60Mに医療機器を搭載したMEDEVAC対応型[67][76]
MH-60A Black Hawk
米陸軍型。30機のUH-60Aが改良されている。アビオニクス改良としてナイトビジョンFLIRを搭載し、ドアガンM134 ミニガンを採用した。増槽を追加。特殊作戦用に1980年代前半から使用が開始されている[77][78]。T700-GE-701 エンジン搭載[67]第160特殊作戦航空連隊で使用されている。このMH-60Aは1990年代前半にMH-60Lに置き換えられているが、空軍州兵運用分は見送られた[68][79]
MH-60K Black Hawk
米陸軍型。特殊作戦仕様。1988年に第160特殊作戦航空連隊によって使用開始されている[68]空中給油用のプローブ装備[80]。T700-GE-701C エンジン搭載。MH-60L型を更に優位にしている。グラスコックピットの採用。AN/APQ-174B型マルチモードレーダー搭載。カラー天気図、改良された防御電子機器などを搭載[80][81]
MH-60L Black Hawk
米陸軍型。特殊作戦機の改良型。第160特殊作戦航空連隊にて使用されている。UH-60L、T700-701C エンジン搭載型を基にしている。これは、1980年代に開発が保留されていたMH-60Kの暫定型として使用された[82]。使用された機器はMH-60Kに引き継がれている[83]。MH-60Kに搭載された機器の他、光波測距儀や増槽なども追加されていた[82][84]。37機のMH-60Lが製作され、この内10機程度には空中給油機構が取り付けられている[82]
 
DAP形態
MH-60L Direct Action Penetrator(DAP)
米陸軍型。MH-60Lを基にした特殊作戦機の改良型。第160特殊作戦航空連隊にて使用されている[84]。DAPはESSSまたはETS翼が装備された。M230機関砲ロケット弾ポッド、その他の武装が施された型があり、ドアガンにはM134D ミニガンが搭載された[78]


MH-60M Black Hawk
米陸軍型。UH-60Mを基にした特殊作戦機の改良型。新型コックピット(CAAS)の採用。グラスコックピット、YT706-GE-700 エンジンの搭載[85][86]
MH-60 Black Hawk stealth helicopter
MH-60の改良型。1ないし2機が製作されたと見られ、Operation Neptune Spear(海神の槍作戦)に使用された[87][88][89][90][20][21] [21]
UH-60A RASCAL
NASAで使用された。ヘリコプターの運動性能検証のため「Rotorcraft-Aircrew Systems Concepts Airborne Laboratory」によって製作された[91][92]
VH-60D Night Hawk
米海兵隊型。HH-60Dを基にしたVIP仕様。政府要人輸送に使用された。T700-GE-401Cエンジン搭載[67]。この型はVH-60Nに置き換えられた[93]
VH-60N White Hawk
米海兵隊型。プレジデントホークとも。UH-60Aを基に製作された政府専用ヘリコプターであり、僅かにSH-60 シーホークの装備が導入されている。1988年に使用を開始し、9機が納入された[94]VH-3Dや、その後継機であるVH-92に比べ、輸送機への搭載が比較的容易であることを利用して外遊に用いられる。しかしその分キャビンが非常に狭く、要人用としては乗り心地が劣るとして不評である。[要出典]

輸出型編集

 
コロンビア空軍のAH-60L Arpía III
UH-60J Black Hawk
自衛隊採用型。航空自衛隊が独自改良した救難ヘリコプターであり、三菱重工業によりライセンス生産される。S-70-12型としても知られる[95]
UH-60JA Black Hawk
陸上自衛隊採用型。UH-60Jと同じく三菱重工業にてライセンス生産される[95]
AH-60L Arpía III
コロンビア輸出型。FLIRレーダーなどの電子機器を搭載し、小型ロケット汎用機関銃などの武装を施したCOIN機仕様。シコルスキーコロンビア空軍の共同開発であり、エルビット・システムズ社によって製造されている[13][96]
AH-60L Battle Hawk
プロジェクトAIR87計画によりオーストラリア陸軍に採用される予定であったが入札に失敗[13]。機体仕様はAH-60L Arpía IIIに酷似している。
UH-60P Black Hawk
韓国採用型。UH-60Lを基に多少の改善が行われている[68]大韓航空・航空宇宙事業本部により150機が国内生産されている[67][97][98]

S-70A編集

シコルスキーによる輸出軍用型。

S-70A-1 Desert Hawk
サウジアラビア陸軍輸出型。
S-70A-L1 Desert Hawk
サウジアラビア陸軍にて採用されている負傷兵搬出任務機。
S-70-5 Black Hawk
フィリピン空軍輸出型。
S-70-6 Black Hawk
タイ輸出型。
S-70A-9 Black Hawk
オーストラリア輸出型。デ・ハビランド オーストラリアによるノックダウン生産。最初の8機は オーストラリア空軍に納入され、その後、オーストラリア陸軍により運用されている。残りは直接陸軍に納入されたが、1989年に空軍によって回収されている[99]
S-70-11 Black Hawk
ヨルダン空軍輸出型。
S-70-12 Black Hawk
捜索救難型。航空自衛隊海上自衛隊にて採用されている。UH-60Jとしても知られる。
S-70-14 Black Hawk
ブルネイ輸出型。
S-70-16 Black Hawk
ロールス・ロイス/チュルボメカRTM332 エンジン用テストベッド[注釈 6]として使用された。
S-70-17 Black Hawk
トルコ輸出型。
S-70-18 Black Hawk
韓国輸出型。UH-60P、HH-60Pのライセンス生産モデル[100]
シコルスキー/ウエストランド S-70-19 Black Hawk
イギリス輸出型。ウエストランド・エアクラフトによるライセンス生産。AWS-70としても知られる。バーレーン向けの1機のみ製造されている。
S-70-20 Black Hawk
タイ輸出型。要人輸送仕様。
S-70-21 Black Hawk
エジプト輸出型。
S-70-22 Black Hawk
韓国輸出型。要人輸送仕様であるVH-60Pのライセンス生産モデルであり、韓国空軍によって運用されている。通常型のHH-60Pと区別するために胴体先端部が白色に塗装されている[101]
S-70-24 Black Hawk
メキシコ輸出型。
S-70-26 Black Hawk
モロッコ輸出型。
S-70-27 Black Hawk
捜索救難型。香港政府により運用されている。3機製造。
S-70A-30 Black Hawk
アルゼンチン空軍輸出型。要人輸送仕様。生産数1機のみ[102]
S-70A-39 Black Hawk
チリ輸出型。要人輸送仕様。生産数1機のみ。
S-70A-42 Black Hawk
オーストリア輸出型。
S-70A-43 Black Hawk
タイ陸軍輸出型。
S-70A-50 Black Hawk
イスラエル輸出型。
S-70i Black Hawk
UH-60Mをベースにした軍事用輸出型であり、ポーランドPZLミェレッツPZL Mielec ポーランド・アビエーション・ワークス 現在はシコルスキーの傘下)によって組み立てが行われている[103]。トルコはこのS-70iにトルコ製アビオニクスを搭載したモデルをT70として採用した。

派生型編集

SH-60 シーホーク編集

アメリカ海軍では、1983年水上戦闘艦搭載用のLAMPS ヘリコプターとして「SH-60B シーホーク」を、1988年には空母艦載用の「SH-60F オーシャンホーク」を受領している。SH-60はUH-60の哨戒ヘリコプターバージョンであり、レーダーなどの哨戒機器と対潜兵器を搭載できる。また、機体はS-70Bとして輸出も行なわれているが、搭載機器はほとんど輸出されておらず、顧客が独自に開発するか、別途、輸出用の機器を調達して搭載している。

HH-60H レスキューホーク/HH-60J ジェイホーク編集

 
HH-60J ジェイホーク

アメリカ海軍では、遭難した艦上機パイロットなどを救助したり、Navy SEALsの作戦を支援したりするため、「HH-60H レスキューホーク」と呼ばれる機体を運用している。

また、アメリカ沿岸警備隊でも救難や密輸取締りなどを目的として1992年に「HH-60J ジェイホーク」を導入した。これらは空軍向けのHH-60と同じような装備を持つ一方、艦上運用を前提としているため、胴体構造はSH-60シリーズをベースとしている。

なお、アメリカ海軍ではHH-60Hの後継として「MH-60S ナイトホーク」への切り替えを進めているが、こちらはむしろ陸軍向けのUH-60Lに似た機体となっている。

HH-60/MH-60編集

 
MH-60

HH-60シリーズは、脱出した航空要員や戦闘中に孤立した兵士を救助することを主な目的として、UH-60を改造したものである。

アメリカ空軍は当初、UH-60の燃料搭載量を増やした「HH-60D ナイトホーク」を運用していたが、1982年にこれを大幅に改良したHH-60 ペイブ・ホークを採用した。600ポンド(270キログラム)の運搬能力がある250フィート(75メートル)のケーブルをもった救助用ホイスト、脱着可能な空中給油装置が装備されている。

武装サイドワインダー、もしくはスティンガーといった空対空ミサイルの搭載も可能となっている。

S-70編集

UH-60 ブラックホークの設計を継いでいる民間向けの機体。

S-71編集

S-70をベースにシコルスキー・エアクラフト社が1973年アメリカ陸軍の発展型攻撃ヘリ計画向けに試作した攻撃ヘリコプター

採用国編集

 
UH-60 ブラックホーク採用国

  アメリカ合衆国

  ブラジル

  メキシコ

  コロンビア

  チリ

UH-60L(1機)[116]
 
オーストラリア陸軍採用型のS-70Black Hawk

  オーストラリア

  日本

  韓国

  中国

  • 中国空軍 - 2008年時点でS-70C(22機)を所有[43]成都軍区に所属しチベット地域での高高度地域輸送や人道支援用途で運用されている。このS-70C型はT700-701Aエンジンを搭載しており、人民解放軍空軍所有のヘリコプターの中で最も高高度飛行ができる。ロナルド・レーガン政権下での対中輸出管理の見直しで1984年から中国に渡り、シコルスキーは100機のS-70を輸出できると予想していたが、六四天安門事件での米国の禁輸により22機に留まった[117]

  中華民国台湾

  タイ

  マレーシア

  フィリピン

  ブルネイ

  イスラエル

2008年時点でS-70A-50(UH-60L相当)(49機)運用中[43]
  • 第123飛行隊 (デザートバード・スコードロン) - 2002年からS-70A-50の運用を開始。
  • 第124飛行隊 (ローリングソード・スコードロン) - 1994年からUH-60A、1997年からS-70A-50の運用を開始。

  エジプト

UH-60L(8機)[123]2008年11月に4機追加[43]。UH-60M(62機)を発注しており2011–2013年までに納入予定である[要出典]

  サウジアラビア

2008年UH-60L(15機)運用中[43]

  トルコ

  アラブ首長国連邦

  バーレーン

UH-60A/S-70A(2機)UH-60L/S-70A(8機)受領済み[124]

  ヨルダン

UH-60L(9機)2機発注済み[43][注釈 8]
 
オーストリア採用型

  モロッコ

  • モロッコ警察航空隊 - UH-60L要人仕様(2機)[125]

  オーストリア

  スウェーデン

UH-60M(15機)発注済み。2011年-2012年までに納入予定[65]

  インド

性能・主要諸元 (UH-60L)編集

出典: Encyclopedia of Modern Warplanes,[127] US Army Fact File,[128] International Directory,[129] Black Hawk[130]

諸元

性能

  • 超過禁止速度: 357km/h=M0.29 (193kt)
  • 最大速度: 295km/h=M0.24 (159kt)
  • 巡航速度: 278km/h=M0.23 (150kt)
  • フェリー飛行時航続距離: 2,220km (1,380海里[127]) 外部搭載支援システム(ESSS)および増槽装備時[130]
  • 実用上昇限度: 5,790m (19,000ft)
  • 上昇率: 3.6m/s (700ft/min)
  • 円板荷重: 35.4kg/m2 (7.19lb/ft2
  • 馬力荷重(プロペラ): 158W/kg (0.192hp/lb hp/lb)

武装

  使用されている単位の解説はウィキプロジェクト 航空/物理単位をご覧ください。

登場作品編集

映画編集

GODZILLA ゴジラ
アメリカ軍機が登場。主に怪獣の追跡に使用される。ホノルルではムートーM2重機関銃で攻撃するが、ムートーの翼で撃墜される。
今そこにある危機
麻薬カルテル壊滅のため、陸軍特殊部隊をカルテルの本拠地があるコロンビア領内へ極秘に輸送する。
エアフォース・ワン
冒頭のラデク将軍捕獲作戦にて、ラデクを捕獲したアメリカロシア合同特殊部隊を回収する。また、VC-25テロリストハイジャックされたことを受け、アメリカ合衆国副大統領ホワイトハウスまで輸送する。
エンド・オブ・ホワイトハウス
SEALsを乗せてホワイトハウスの奪還を試みるも、試作対空砲に撃墜される。
エンド・オブ・キングダム
VH-60Nプレジデントホークが3機登場。テロリストに襲撃された大統領、主人公、シークレットサービス長官を乗せロンドンを脱出させようとするがテロリストのスティンガーミサイルで撃墜される。
スーサイド・スクワッド
ゼロ・ダーク・サーティ
MH-60のステルス型2機がウサーマ・ビン・ラーディン殺害を目的とするNavy SEALsを中心とした部隊をウサーマの潜伏先に輸送する。うち1機は機体故障により墜落、爆破処理される。
デイ・アフター・トゥモロー
終盤、CH-47 チヌークとともに多数の機体がニューヨークに飛来し、孤立していた避難民を救助する。
トランスフォーマー
アメリカ陸軍機が随所に登場。終盤にも主人公からオールスパークを回収するために出動するも、スタースクリームに撃墜される。
トランスフォーマー/リベンジ
上海でディセプティコンと交戦するも1機が撃墜される。エジプトでの戦闘ではヨルダン軍機がNEST部隊支援のために出動するが撃墜される。
ネイビーシールズ: チーム6
海神の槍作戦」を行う際にナイトストーカーズ所属の2機が登場する。夜陰に乗じて建物に接近するが、DEVGRUらを降下させる直前に護衛の兵士から銃撃を受け、1機が不時着し、爆破処理される。
ブラックホーク・ダウン
ナイトストーカーズ所属のMH-60Lが登場する。第75レンジャー連隊を乗せて目標のオリンピックホテルまで移動し、全隊員をラペリング降下させる。降下させる際に、ソマリア民兵によるRPG-7攻撃を避けたはずみでトッド・ブラックバーン上等兵が落下する事故が起きたものの、ソマリア民兵に対してドアガンM134 ミニガン機銃掃射を行うなどしてレンジャーを支援し、作戦を遂行するが、クリフ・ウォルコット准尉の操縦するコールサイン「スーパー61」がテールローターにRPG-7の直撃を受けて墜落する。その後も、マイク・デュラント准尉が操縦する「スーパー64」もRPG-7がテールローターに直撃し、数分は飛行していたものの、コントロールを失い墜落する。
ホワイトハウス・ダウン
デルタフォースを乗せてホワイトハウスの奪還に向かうが、途中でカメラに見つかりテロリストの放ったジャベリンで撃墜される。
マン・オブ・スティール
スーパーマンをゾッド将軍に引き渡す際に登場。
ワールド・ウォーZ
ラストシーンに赤十字を付けたアメリカ陸軍の機体が登場する。

漫画・アニメ編集

HELLSING
第九次空中機動十字軍ロンドン侵攻の際に使用する。
超時空要塞マクロス THE FIRST
統合軍南アタリア所属機として登場しており、「SLV-111 ダイダロス」にグローバル准将を迎えに向かう。コールサインは「ハワード 06」。
ヨルムンガンド
主にアメリカ海兵隊の移動手段として登場する。

小説編集

図書館戦争
自衛隊から譲り受けた中古機を図書隊が使用している。
空飛ぶ広報室

ゲーム編集

Just Cause
「HH-22 Savior」の名称で登場する。
METAL WOLF CHAOS
クーデターを起こしたアメリカ軍汎用輸送ヘリコプターとしてUH-60Aが登場。
Operation Flashpointシリーズ』
OFP:CWC
アメリカ軍陣営で使用可能な汎用ヘリコプターとして登場する。
OFP:DR
主人公の回収時や作戦地に展開する際に登場。操縦できるのは一部のミッションとマルチプレイ時のみだが、上手く撃ち落としてパイロットを追い出せば操縦することが可能。
Saints Row: The Third
同機をモデルとしたヘリコプター「EAGLE」を州兵SWATが使用。M134 ミニガンロケット弾ポッドを装備した武装仕様も登場する。
Saints Row IV
前作に引き続き登場。
『THE スナイパー2』
最終ステージに登場する。
Wargame Red Dragon英語版
NATO陣営のアメリカ軍デッキで使用可能なヘリコプターとしてM134を搭載したUH-60AとM230機関砲・M134・FIM-92C スティンガー空対空ミサイルを搭載したMH-60Lが登場する。
WarRock
一部マップに登場する。ミニガン搭載バージョンとAGM-114 ヘルファイア搭載バージョンがある。
エースコンバット アサルト・ホライゾン
MH-60が登場。プレイヤーが操縦することはできないが、M134のドアガンナーになれるほか、護衛対象機として登場する。ノーマッド隊の「ノーマッド62」は登場する度に堕とされているが、毎回何事も無かったかのように復帰している。
グランド・セフト・オートシリーズ
GTAIV
同機をモデルにしたヘリコプター「ANNIHILATOR」が登場しており、特殊部隊が運用している。武装は、4丁のガトリング機銃だが、稼働するのは2丁のみ。カラーリングが麻薬取締局のものと酷似している。
GTAV
ゲーム内名称は『GTAIV』と変わりないが、特殊部隊が運用しておらず、通常プレイでは出現することもなくなってしまった。しかし、稼働するガトリング機銃が4丁に増えた。
ゴーストリコンシリーズ
ゴーストリコン アドバンスウォーファイター
主人公、スコット・ミッチェル大尉率いるアメリカ陸軍第7特殊部隊「ゴースト」が使用。M134を装備している。
ゴーストリコン アドバンスウォーファイター2
前作に引き続き、「ゴースト」が使用する他、米軍の輸送ヘリコプターとしても登場。ゴースト仕様機はM134を装備し、一般仕様機とは異なる。劇中ではゴーストの支援を担当するジョッシュ・ローゼン中尉が搭乗する「ブラックホーク5」が墜落してローゼンも捕虜にされるが、ミッチェル達に救出された後は新たに「ブラックホーク9」に搭乗し、引き続きミッチェル達を支援する。
ゴーストリコン フューチャーソルジャー
「ゴースト」のセドリック・ファーガソン大尉、別名「ゴーストリード」率いる「ハンターチーム」が移動手段や敵地からの脱出手段として使用。ドアガンとしてM134を装備し、対地攻撃や対空攻撃にも用いられる。また、モスクワでクーデターが発生した際にはバレンツ海のUSS「キングスマウンテン」の艦上より、モスクワの大使館からの脱出に対する増援として複数機が次々に発艦していった。
ゴーストリコン ワイルドランズ
冒頭で、ノマドことアンソニー・ペリーマンをリーダーとする「ゴーストチーム」の4人と、CIAのカレン・ボウマンがボリビアに現地入りする際に民間機を装った本機を使用する。その後のゲーム本編内では、ボリビアに本拠地を置くメキシコ発祥の麻薬カルテル「サンタ・ブランカ」や、カルテルの力に屈して黙認する道を選んだボリビア政府指揮下の軍事警察部隊「ユニダッド」のヘリコプターとして登場する。ドアガンとしてM134を装備し、上空から機銃掃射を仕掛けてくるが、着陸状態であれば奪って使用することも可能である。
コール オブ デューティシリーズ
CoD4
米軍・SASのヘリとして登場。
CoD:MW2
米軍のヘリとして登場。ガンナーとしてミニガンを操作できる。
CoD:MW3
米軍のヘリとして登場。ガンナーとしてミニガンを操作できる。
CoD:BO2
米軍・SDCのヘリとして登場。時代背景が2025年の近未来なため、ステルス性を考慮して角ばった外見になっている。
CoD:G
米軍のヘリとして登場。ドアガンとしてミニガンが搭載されている。
ザ・クルー
ホワイトハウスの敷地内を飛行している。
デビルズサード
ステラ・メイナードが主人公アイヴァンやボブ率いるデルタフォースを回収すべく使用するが、着陸後にスクールオブデモクラシー(S.O.D)の攻撃を受けて破壊されてしまい、止む無くアイヴァンとステラの2人だけで近くのハンガーに放置してあったIL-2で脱出を試みる。この手のゲームでは珍しく航空機メーカーからライセンスを取っており、航空機はほぼ実名で登場する。
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ
トレイラーではアンブレラ社仕様のブラックホークが、ゲーム内でも前者とカラーリングなしのブラックホークが登場する。
バトルフィールドシリーズ
BF2MC
USMCの輸送ヘリコプターとしてL型を使用可能。武装としてM134とロケット弾ポッドを搭載している。
BFBC
シングルプレイにのみ登場する。主人公らを輸送するほか、コールサイン「スーパー65」が墜落するという映画『ブラックホーク・ダウン』のパロディシーンがある。
BFBC2
マルチプレイにて登場。キャンペーンでも主人公たちの移動手段の1つとして登場する。
マーセナリーズ
国連軍が使用する汎用ヘリコプターとして登場するほか、韓国軍が使用する汎用ヘリコプターとしてMH-60が登場する。両陣営ともにドアガンとしてM134を搭載している。
メダル・オブ・オナー ウォーファイター
MH-60が登場。プレイヤーはガンナーとして操作できる。
メタルギアソリッドV
本機をベースとしたオリジナルのヘリコプター「UTH-66 Blackfoot」が登場する。改造を施すことによってジェットタービンやロケットポッド・対戦車ミサイルなどを搭載できる。

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 2008年度フル装備での価格
  2. ^ 陸軍タイムズによると、1990年代にアメリカ特殊作戦軍(USSOCOM)に属し、スペシャル・アドバイザーとしてロッキード・マーティンスカンクワークス部門で働いていた退役者によればF-117で培われたレーダー波回避能力は、第160特殊作戦航空連隊が運用するMH-60に反映されていると語っており、USSOCOMは1999年から2000年辺りに掛けMH-60の低視認性改良を行う契約をボーイングに対し与えているとも述べている
  3. ^ 統括飛行制御システム
  4. ^ Common Avionics Architecture System ロックウェル・コリンズ社公式YouTubeサイト
  5. ^ a b 正式名称は与えられていない
  6. ^ Testbed
  7. ^ 2010年1月時点
  8. ^ a b 2008年11月時点

出典編集

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参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集