UNウィメン
UNウィメン(英語: United Nations Entity for Gender Equality and the Empowerment of Women)は、2011年1月に活動開始した国連の組織である。女性の地位向上を目的とする。外務省はジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関または国連女性機関と訳している[1]。UN Womenと表記される場合がある。UNウィメンは関連国際・地域機関と連携を図るため世界に4か所のリエゾンオフィスを設置しており、2015年4月にはアジア地域で唯一の事務所を日本に開所した(UNウィメン日本事務所)[2]。
UN Women | |
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代表 | シマ・サミ・バホス |
活動開始 | 2010年 |
本部 | アメリカ合衆国 ニューヨーク |
公式サイト |
www |
Portal:国際連合 |
概要
編集2010年10月2日の国際連合総会決議63/311により、従前の国際連合婦人開発基金(UNIFEM)、経済社会局女性の地位向上部(DAW)、国際連合国際婦人調査訓練研修所(INSTRAW)、ジェンダー問題と女性の地位向上に関する事務総長特別顧問室(OSAGI)の4組織を統合して設立された。
2010年9月14日に前チリ大統領のミシェル・バチェレが潘基文国際連合事務総長よりUNウィメンの初代事務局長に任命され、2010年9月19日に同職に就任。
2013年7月10日に元南アフリカ副大統領のプムズィレ・ムランボ=ヌクカが潘基文国際連合事務総長よりUNウィメンの第2代事務局長に任命され、2013年8月19日に同職に就任した[3]。
2021年9月13日、ヨルダンのシマ・サミ・バホス(Sima Sami Bahous)が第3代事務局長に任命された[4]。
日本の支援窓口国内委員会
編集日本では国連機関のUNウィメン日本事務所以外に、その活動を支援し提携する国内委員会として、特定非営利活動法人「国連ウィメン日本協会」が設置されており、UNウィメンの広報活動、募金活動、国内機関や団体に対する協力促進活動を行っている[5]。「国連ウィメン日本協会」を称することが出来る承認協定をUNウィメンとの間に交わしており、事業報告及び決算はUNウィメンへの報告義務がある[6]。
親善大使
編集脚注
編集出典
編集- ^ “UN Women” (HTML). 外務省ホームページ(日本語). 外務省. 2021年10月13日閲覧。
- ^ “日本事務所について”. UN Women – 日本事務所. 2022年4月16日閲覧。
- ^ UN WOMEN 日本事務所
- ^ “事務局長”. UN Women – 日本事務所. 2022年4月11日閲覧。
- ^ “特定非営利活動法人 国連ウィメン日本協会 | NPO法人ポータルサイト - 内閣府”. www.npo-homepage.go.jp. 2022年4月16日閲覧。
- ^ “使命・定款”. 国連ウィメン日本協会. 認定NPO法人 国連ウィメン日本協会. 2022年4月16日閲覧。
- ^ “認定NPO法人 国連ウィメン日本協会”. 2020年9月6日閲覧。