ユーフォーテーブル

日本の東京都杉並区にあるアニメ制作会社
Ufotableから転送)

ユーフォーテーブル有限会社: ufotable,Inc.)は、日本アニメ制作会社。略称はufo(ユーフォー)。

ユーフォーテーブル有限会社
ufotable,Inc.
Ufotable Animación.png
第2榎本ビル.png
杉並区第2榎本ビル ufotable東京スタジオ
種類 特例有限会社
略称 ufo
本社所在地 日本の旗 日本
167-0031
東京都杉並区本天沼2-47-17
第2榎本ビル
設立 2000年10月
業種 情報・通信業
法人番号 8011202007436
事業内容 アニメーションを主体とした映像作品の企画・制作および版権管理
代表者 近藤光(代表取締役社長及び韓国法人会長)
資本金 3,000,000円(2004年12月1日時点)
従業員数 約200名(関連店舗含む)
外部リンク http://www.ufotable.com/
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概要編集

東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)、テレコム・アニメーションフィルムにて制作進行を務め、ステップ映像で制作プロデューサーを務めた近藤光が独立して2000年に設立した。

事業内容はアニメーションの企画・制作および版権管理、シリーズ構成・シナリオ制作、TV番組・PVなど実写映像企画・制作、CG制作、クレイアニメーション制作など。その他、カフェ映画館の経営、声優の育成などアニメーション制作以外の事業も展開している。

1999年頃、近藤光が「自身が25歳だったらいたいと思う会社を作りたい」と野中卓也、高橋聡、千葉絵美、柴田淳らと共に近藤の友人が住む北池袋の古いマンションの四畳半部分に作業机を2台持ち込み活動を開始。2000年に法人登記。海老沢一男も参加し、音楽バラエティ番組うたばん』のオープニングアニメーションの制作を請け負い制作会社として活動を本格的に開始した[1][2][3]

社名の由来は、実在する家具である『UFOテーブル』からとったもの。社長である近藤がこの家具を気に入り、北欧で個人的に所有していた人物から譲り受けた。社名には、「やりたいことを人に伝えていこう」という気持ちが込められている[4][5]。また、『ufoくん』というマスコットキャラクターがおり、同社が元請制作をする劇場作品の冒頭ジングルに登場する[6]。設立初期の作品では「ufotable zippers(ユーフォーテーブル ジッパーズ)」の名義で活動することがあった。

2003年よりTVアニメ作品『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』にて正式にアニメーション作品の元請制作を開始。同年、オリジナル企画『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』をスタートさせた。2005年に制作されたTVアニメ作品『フタコイ オルタナティブ』が第9回文化庁メディア芸術祭において審査委員会推薦作品に選出され[7]、この作品の評価をきっかけにアニプレックス、ノーツ(ゲームブランド・TYPE-MOONを取り扱うクリエイタープロダクション)との共同企画『TYPE-MOON× ufotable プロジェクト』が始動した。本プロジェクトにて『劇場版 空の境界』シリーズや『Fate』シリーズの演出や作画の質が高く評価されたことでアニメファンの間で知名度を上げることになり、2017年から2020年にかけて公開された『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]』全三章では3部作累計興行収入が50億円を突破[8][9]。2019年放送のTVアニメ『鬼滅の刃』では社会現象と呼ばれるほどのブームを引き起こし、2020年公開の劇場版は興行収入204億円を突破して日本公開映画歴代興行収入第5位、日本映画に限定すると歴代3位となる成果を残した[10][11]

徳島スタジオ編集

 
徳島市 国際東船場113ビル
2F:ufotable Cafe
4F:ufotable 徳島スタジオ

2009年4月、徳島市内にスタジオを開設した。地方に開設した理由として「普段、目でみたものや接したものが画面に現れる。そのため、東京とは違う良い環境でアニメをつくりたい」という想いがあったためである[12]。 最初は沖縄にスタジオを設立しようとしたが、制作スタジオとして条件が合わず断念。その後、近藤の出身地である徳島県徳島市が企業誘致を行っていることを知り[12]、地元の老舗石油販社・高原石油の所有していた旧高原ビル(現在は国際東船場113ビル[13][14])の4階にスタジオを開設する契約を締結した。2階には「ufotable Cafe」が併設されている。その後、徳島市東新町にアニメ作品を上映する映画館を開設することを明らかにし[15]2012年3月18日に「ufotable CINEMA」がオープンした[16]

徳島県の街おこしに関わっており、阿波踊りのPRポスター製作のほか、徳島県が主導する「とくしまデジタルコンテンツ・プロジェクト」にて18歳未満を対象とした「デジタルクリエイター養成塾」を毎年開催している。ufotable所属のアニメーターの中には養成塾の出身者も在籍している[17][18]。また、2017年より総務省ふるさと納税にてufotable TOKUSHIMAが『徳島市ふるさと応援寄附金』パートナー企業となる[19]。その他、徳島県や徳島市などの行政と連携した仕事を多く請けている。徳島スタジオが制作するオリジナル企画『おへんろ。』での縁から、2014年以降、四国放送岡山放送高知さんさんテレビテレビ愛媛の四国を中心とした民放でufotable制作作品を放送している[1]

海外展開編集

2018年より韓国、2020年より中国上海市にてコラボレーションカフェを展開している。なお、韓国や中国での展開はカフェ運営のみであり、アニメーション制作等の事業は行っていない。

韓国

2018年3月3日に韓国法人の設立を発表。近藤光が会長、企画管理部及び漫画班にてネームを担当していたチョンソダムが代表取締役社長に就任。同時に2018年4月に『ufotable&マチ★アソビCAFE KOREA』を韓国弘益大学校付近にオープンした[20]

中国

2020年10月3日より『ufotable Cafe 上海店』を中国・上海市の徐匯区にオープンした。なお、自社法人で運営する韓国店と違い、上海店は北京市を拠点とするアニメーション&ゲーム企画・販売会社『株式会社ウルトロンイベントホライズン』がufotableより委託を受けて運営を務めている[21]

制作環境編集

制作体制編集

東京都杉並区徳島県徳島市を拠点とし、200名近いスタッフが所属している[22]

部署は東京スタジオに演出・作画部、仕上げ部、美術部、デジタル映像部(撮影・CG)、制作部(企画・制作進行・シナリオ制作・漫画制作・クレイアニメーション制作)、企画管理部(イベント企画、グッズ企画・制作・販売、コンテンツ事業)を有し、徳島スタジオに演出・作画部が設立されている。このため、映像面の制作に必要な制作部門のすべてを社内に擁しており、各部門が連携を取りやすい体制を築いている。

映像制作に必要な工程を社内のみで行える環境にあることから内製率が高く、2010年以降の自社元請制作作品においては一般的なテレビアニメシリーズにみられる1話単位の制作を数話分まとめて外注の制作会社へ委託するグロス請けの工程を行っていない。そのため、基本的に東京スタジオと徳島スタジオを中心とした社内制作体制(自社制作)となる。一般的には専門会社への外注が多い背景美術・撮影・3DCGも同社スタッフが担当しており、連携を強く取れることによる作業の効率化を図っている。制作体制としては1つの制作ラインのみを有し、基本的には全ての所属スタッフが複数の作品を掛け持ちする形で元請作品すべてに関わる体制となる[23][24]。『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』ではチーム監督制を業界で初めて採用、『劇場版 空の境界』では各章ごとに監督を変えるなど、作品ごとに制作体制において新たな試みを行うことも多い[1]

2006年からは、ほぼ全ての自社元請制作作品において製作委員会に出資・参加している[1]。また、製作委員会立ち上げの際には、『劇場版 空の境界』のころより出資・参加企業が最小限になるよう調整している。具体的には、ufotableと企画・宣伝・販売を担当するアニプレックスなどの委員会幹事企業以外は原作を出版・発売している企業のみになることが多い。そのため、通常10社近い出資形式が多い製作委員会において、出資・参加企業を3社から5社に留めている。これは、できる限り制約なくアニメーション制作が進行できるようにすることを目的としている[25][26]。製作委員会の名称に関しては「○○製作委員会」を使用することは少なく、各出資企業の名前が並べられるだけのことが多い。これは、アニプレックス代表取締役執行役員社長である岩上敦宏の「表記された会社が全ての責任を持つということを視聴者に伝え、自分たちもある種の覚悟を持って作品作りに挑む」という考え方をリスペクトしたものであり、アニプレックス以外のメーカーと組む際にも同じ表記を利用している[27]

年間に手掛ける元請作品の本数はufotableと同規模の元請制作会社と比べて少ない。これは映像のクオリティを重視してスケジュールを組んでいるためである[28]。作品としては、連続または分割による2クールテレビアニメ作品、連作による劇場作品、OVAシリーズ、ゲーム内アニメーション、月刊誌・Web・新聞コラム記事に掲載する漫画作品などを手掛けた実績がある。

東京スタジオ
演出・作画部
約100名のアニメーターが所属[29]三浦貴博須藤友徳外崎春雄滝口禎一松島晃小笠原篤白井俊行など監督やキャラクターデザインの経験者が多く、栖原隆史、永森雅人、塩島由佳、内村瞳子など同社出身の演出家やキャラクターデザイナーも多数在籍する。その中でも三浦、白井、栖原はufotableを代表するアクション演出家であり、特に三浦が絵コンテを担当するアクションパートはufotable社内で「Mパート」と呼ばれている[30]。多くの作品で恒松圭が監督補佐を担当している。
原画スタッフの多くは作画監督経験者で構成されている。木村豪小船井充國弘昌之、阿部望、宇田明彦、大曲健克、中村誠、佐藤哲人、茂木貴之などアクションに定評のあるアニメーターも多く、木村、小船井、國弘の3人は「ufotable動かし屋トップメンバー」といわれている[31]。多くの作品で小山将治がメカ・武器・プロップデザインやメカ・武器作画監督、都築萌が動画検査の統括を担当している。
作画に撮影処理を加えることを前提とした絵作りをしているほか作画を3DCGと組み合わせて融合させるカットが起用されることが多く、作画部とデジタル映像部(撮影・CG)のスタッフがレイアウトの段階から密接に連携している[32]。また、色彩・背景美術・撮影を社内で行うことから、1つのカットが完成するまでの全行程を原画を担当したスタッフが他部門と直接連携して最終工程まで関われる環境を整えている[33][34]。レイアウト設計を行う前段階としてデジタル映像部が3DCGレイアウトを作成することが多く、これにより原画マンがレイアウト作成にかける時間を短縮できるほか、全体的な構図の統一感を生み出している[24]
若手の育成として、演出や原画を担当するアニメーターが新人の原画・動画を担当するアニメーターの指導を行っており、技術を学んだアニメーターが後の元請作品で演出家、キャラクターデザイン、作画監督などの役職で活躍している[35]
仕上げ部
色彩設計、色指定、仕上げを担当しており、同じエリア内で活動する美術部、デジタル映像部と密接に連携して元請作品における色彩を作り上げている[36]。一般的なアニメーション制作では色指定(各話数ごとに色を設定する作業)の際に昼の場面は昼色、夜の場面は夜色など、事前に設定されている色をそのまま使用することが多いが、ufotable作品の色指定では昼色や夜色と一括りせずに、背景美術に合わせて全カットで色を調整する方針がとられている[37]
美術部
美術設定、美術ボード、背景美術(デジタルペイント、手描き)の制作を担当。海老沢一男がチーフを務め、衛藤功二と共に若手の育成を行っている[38]。入社した新人は背景を描く際にデジタルペイントを使用することは禁止され、絵の具を使用した手描き(アナログ)からスタートする。これは美術スタッフの総合的な画力の向上を目的としている[33]。2016年には、衛藤の提案により美術部内に背景CGの制作・監修を務める美術3Dチームが結成され、デジタル映像部と共同で美術と3DCGが融合したハイブリッドな画面作りに取り組んでいる[39]
美術ボードや背景美術におけるレイアウトは事前にデジタル映像部で建築物などのCGモデリングを組んでから描かれることが多い。これにより、アングルによって変わる光や影などの見え方を把握できるほか、個人によって捉え方の変わる遠近感を美術スタッフ全員が統一できる。また、事前に参考となるCGモデルが用意されていることにより、総合的な作業時間の短縮につながっている[24]
デジタル映像部
撮影部として2003年に設立された。現在は寺尾優一をチーフとし、撮影・3DCGを担当している[1]。同社制作作品のPVやCM、ブルーレイディスクのメニュー画面の映像制作・編集なども多くをデジタル映像部で制作している[28]。実写のカメラ機材を備えており、アニメのロケハンやエフェクトなどに利用する実写映像素材の撮影のほか実写映像制作に使用される[40]。所属する撮影スタッフはほぼ全員がCG制作も同時に担当している。また、所属スタッフは撮影・3DCG制作以外にも絵コンテや演出を担当することがあり、監督を担当することもある。チーフの寺尾はufotable公式ホームページにてデジタル映像部の活動や撮影・3DCGの技術的な解説を行うブログ「ufotable digital team」を不定期掲載している。
撮影処理を加えることを前提とした絵作りをする影響から、作画のレイアウト段階や色指定の工程など映像制作の初期段階から各工程で撮影・CGスタッフが参加しており、各部門と連携した画面作りを行っている。特に美術部との境界が薄く、照明効果などの光の表現や空間的な表現、雲や水などの自然現象の表現では両部門が密接に連携して画面設計をしており、背景美術と特殊効果、3DCGが融合したハイブリッドな画面作りを行っている[41]。カットによっては空間の奥行やリアリティを表現するために美術部と協力して背景全てを3DCGで制作することもある[42][32]
絵コンテからレイアウト・原画作業に入る前段階としてデジタル映像部が「プリビズ(プリ・ビジュアライゼーション、3Dレイアウト)」と呼ばれる工程を行うことが多く、簡易CGによる仮のプロトタイプ映像を制作することで、画面のレイアウトだけではなくキャラクターの動きなどを制作の初期段階でシミュレートすることができる。これにより、演出プランを的確に共有できるほかレイアウト作業の前に画面設計をほぼ終了させることができ、演出やレイアウトの修正・変更を早期に行うことやスタッフ全体が制作初期に完成イメージを明確にすることができる[43][44][45]。また、プリビズを用いることで作業のコストバランスを考慮しながら、該当カットを作画で表現するかCGで表現するか等の戦略もより明確に立てることができる[24]
編集に関しては外注の編集会社であるソニーPCLに素材を送る前にデジタル映像部で仮編集を行うことがある[46]。また、オンライン編集の際に映像の明度や彩度を調整して視覚刺激を抑えるハーディングチェックの影響で画面全体が不自然に暗い画面になる現象に対応するため、編集にカットを送る前に事前にデジタル映像部にて調整を行い、画面が暗くなることを極力抑えるように対策をしている。なお、Blu-ray Discに収録される映像は明度や彩度の調整の無いオリジナルの映像が使用されている[47]
制作部
鈴木龍が制作マネージャーを務め、元請作品の企画立案や制作進行・設定管理を担当。脚本家の佐藤和治が所属しており、同社制作部のスタッフと共同でシリーズ構成・脚本などのシナリオ制作を務める。また、主題歌・挿入歌の作詞・楽曲制作を行うこともある[1]。2003年より桧山彬をチーフとして漫画班『TARTAN CHECK(たあたんちぇっく)』が活動しており、同社オリジナル作品などのコミカライズを手掛けているほか、桧山自身が同社元請作品の脚本や絵コンテを手掛けることも多い。クレイアニメーション部も設立されており、大堀久美子が同社元請作品のエンディングなどに使用されるクレイアニメーションを制作をしている。制作部スタッフとして声優の江原裕理が所属しており作品制作にも関わる。
企画管理部
元請作品の関連商品企画・開発・販売、カフェ・映画館の運営管理、イベントの企画・運営、ウェブショップや公式HPなどの制作・管理を主な業務としている[48]
徳島スタジオ
ufotable設立メンバーの一人である演出家・アニメーターの野中卓也が統括しており、演出・作画部門のみ設立されている。テレビアニメシリーズでは数本の担当回の制作を務めているが、Webアニメ『衛宮さんちの今日のごはん』のように徳島スタジオがメインで制作を行うこともある。特徴としては、日常芝居のほかコメディ色の強い話数やパートの演出・作画を担当することが多い。就業時間が10時から19時までと決められており、安定したカット数を挙げられる体制となっている[49]
統括兼演出部チーフの野中が徳島スタジオ担当回の絵コンテ・演出を担当することが多く、演出担当の際には、どのカットを徳島スタジオのどのスタッフが担当するのかを全て想定しながら手掛けられている[50]

スタジオ編集

2015年以降、2つのスタジオを構えている。

東京では当初、高円寺スタジオを中心とする3つのビルで活動していたが、2015年に全ての設備を新たにメインスタジオとなる杉並区第2榎本ビルに移転した[51]

東京スタジオ本社
2015年に杉並区第2榎本ビルに開設[注釈 1]。音響・編集を除く映像制作の全セクションが集結しており、完成までのプロセスを各部門のスタッフ全員が共有して連携を取りやすい環境を備えている。
同じ敷地内にはアニメ制作会社Studio五組が入居するビルが隣接している[52]
徳島スタジオ
2009年4月、徳島市国際東船場113ビルの4階に開設。演出・作画部があり、東京スタジオとはスカイプで定期的に打ち合わせを行っている。

スタッフィング編集

プロデューサー及び制作プロデューサーは設立から2020年までのufotable制作作品全てで代表取締役社長である近藤光が務めていた。

映像制作に必要なすべての部門を社内に備えていることから、監督やキャラクターデザイン、シリーズ構成、各話脚本家、各話数のコンテマン・演出家、作画監督、動画検査、色彩設計・色指定・検査、美術監督、撮影監督、3D監督など、メインスタッフを所属スタッフから起用している[注釈 2]。メインスタッフが社内に常駐していることで、作品に対する価値観を全体で常に共有できる体制となっている[53]。監督やコンテマン・演出家が社内に常駐しているため、原画や背景美術の作業中に近くでコミュニケーションを取りながら制作を行うことで最終的な修正時間を減らすことができるほか、背景美術・撮影・CGも社内で制作している関係から、通常は発注や打ち合わせ、簡単な確認作業に数日間かかる工程も社内で直ぐに行うことができ、空いた時間を制作作業に費やすことができる環境となっている[24]。また、同社では現場統括のために最低限必要な役職は存在するが、柔軟なスタッフィングを行っていくために階級を設けておらず、『衛宮さんちの今日のごはん』や『活撃 刀剣乱舞』では多くの若手スタッフがキャラクターデザイン等のメインスタッフとしてデビューしている[54]

シリーズ構成・脚本制作は2010年以降、ufotable名義でクレジットされている。テレビアニメ作品のシリーズ構成は監督やufotable所属脚本チームにより共同で制作されている。テレビアニメ作品における各話脚本や劇場・OVA作品の脚本に関しても所属脚本家や監督が執筆しており、一部作品を除き担当脚本家の個人名義は公開されている。脚本チームは元請作品で使用される主題歌・挿入歌の作詞を担当することもある。社内に常駐脚本家がいることはシナリオ制作・修正などの作業時間が通常より短縮できるほか、作品に対する価値観の共有が全スタッフの間で密に行える。テレビアニメの1話単位の脚本に関しては外部の脚本家が参加する場合もある。一部作品では代表取締役社長である近藤光がシリーズ構成・脚本を担当することもあった。

ほぼすべての作品で各種設定・シナリオ制作を行う際には原作作品の原作者・編集者や開発チームに制作会議への参加を依頼しており、共同で制作・監修を行うスタイルがとられている。ときには、絵コンテの監修やアフレコ監修を原作側に依頼することもある。これは、原作を尊重し、ファンだけではなく作者側も観たいと思える作品を制作するというスタジオの方針からきている[55][56][57]

原画は基本的に社内で制作していることから、原画担当者を当て書き(絵コンテ段階で原画担当者をあらかじめ指定すること)することもある[58]

音響監督は基本的に外部の音響監督を起用する傾向にある。2016年から2019年初頭にかけては代表取締役社長である近藤光が音響監督および音楽演出を担当していた。

制作作品の編集に神野学(ソニーPCL)、音響制作にスタジオマウスを起用している。また、音楽制作に梶浦由記椎名豪深澤秀行、出演声優にマウスプロモーション所属声優を起用する傾向がある。

ufotableが制作した劇場作品『劇場版 空の境界』にて結成されたボーカルユニットKalafinaが主題歌をタイアップすることが多く、デビューシングル「oblivious」から最後の楽曲となった21枚目のシングル「百火撩乱」まで、15曲をufotable作品とタイアップしていた。2014年以降はアーティストのAimerLiSAとのタイアップが多い。

アニメ制作会社feel.に所属するスタッフがufotable作品へ原画などで参加することが多く、ufotableのスタッフもfeel.の制作作品に原画などで参加することが多い。さらに、ufotableに参加していた演出家のあおきえいが取締役を務めるアニメ制作会社TROYCAの作品への参加も多い。

作風・特徴編集

自社制作を特徴としており、編集・音響関連を除くアニメーション制作に必要なスタッフが社内に常駐している[54]

設立初期はコメディ色の強い原作作品や奇抜な展開のあるオリジナル作品を手掛けることが多かったが、2007年から2010年にかけて公開された『劇場版 空の境界』以降はシリアス色の強いアクション作品を手掛けることが多くなる。これについて所属演出家・アニメーターの須藤友徳をはじめとするスタッフたちは『劇場版 空の境界』をufotableの転機になった作品と評し、本作でスタジオとしての作風や制作体制が固まったとされている[58][59]

TYPE-MOON× ufotable プロジェクト』として10年以上、TYPE-MOON・奈須きのこ原作作品を映像化している。本プロジェクトが始動した2007年以降、ufotableが元請制作を務めるTVアニメ・OVA・劇場作品のほぼすべてをアニプレックスが企画・宣伝・販売している。これらの作品にはアニプレックス所属のプロデューサーである高橋祐馬がプロデュース・宣伝で関わっている。ゲームアニメーションではバンダイナムコエンターテインメントが開発・販売するゲーム作品を多く担当。『GOD EATER』シリーズや2011年以降の『テイルズ オブ シリーズ』など、バンダイナムコエンターテインメント所属の富澤祐介がIP総合プロデューサーを務めるゲームタイトルの作中アニメーションの制作を主に担当している。

劇場作品の冒頭ジングルには同社マスコットキャラクター『ufoくん』がUFOに吸い込まれる映像が流される[6]。また、劇場作品及びテレビアニメ作品第1話の冒頭テロップでは各作品の製作委員会出資企業の名前を英語で羅列した後に「&ufotable present」と表記し、最後に「an ufotable production」とテロップを出すことが多い。

レイアウトや色指定、美術ボードなど全工程にデジタル映像部の撮影・CGスタッフが関与して画面作りをしており、多くの元請作品でデジタル色の強い画面設計をしている[60][32]。『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』では業界内初の試みとしてTVアニメ全編にて撮影処理による頬へのブラシペイントや髪へのグラデーション処理を行ったほか、『劇場版 空の境界 終章 空の境界』より各作品で撮影・3DCGによる技術的な実験を行っており、後の元請作品で撮影処理の強い画面設計や3DCG素材を積極的に採用するきっかけを作った[61][42][32]

デジタル映像部では、キャラクターの感情表現を最も精密に行えるのは作画であるという認識の元、作画や背景美術にかける作業時間や工程数を削減して作画や美術スタッフの負担を減らすために、3Dレイアウトなど事前に必要な素材を設定制作や絵コンテ制作の段階で用意している。これにより、各セクションの作業時間短縮につながり、1カットの完成までの時間を短縮できるほか、各工程がさらなるクオリティアップへ時間を費やすことができる。また、作画・美術スタッフへ事前にCGモデルを用意することで、全スタッフがレイアウトなどへの共通認識を持つことができ、作画監督や美術監督による修正作業の負担削減につながっている[24]。また、デジタル映像部では、作画で表現されたキャラクター・背景美術と3DCGのコンポジット(合成)によるマッチングを常に意識しており、正しくライティングを行えば、どんなスタイルのキャラクター・背景美術とも3DCGは自然に融合するという理念をもつ[62]。『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』や『劇場版 空の境界』が放送・上映された2007年以降、寺尾優一を中心としたデジタル映像部が手がける映像は「フォトリアリスティック(写実的な描画方法)」な画面と評価されている。これは寺尾が、アニメーションらしい外連味のある映像を追い求めるなかでリアリズムに手を加えるとアニメーションと相性の良い作為的な映像になることを知ったため、2007年以降のufotable元請作品の画面設計に採用されるようになる。その際に各作品の世界観にマッチするように映像の雰囲気をコントロールすることを意識している[62]

背景美術は現代のアニメーションで主流になっているデジタルペイントによる美術だけではなく、海老沢一男を中心にポスターカラーを使用した手描き(アナログ)の美術も多く取り入れており、背景のほとんどを手描き美術のみで制作した作品もある[63]。また、衛藤功二を中心にデジタル映像部と共同でデジタルペイントや手描きで描かれた背景美術に3DCGを組み合わせるハイブリッドな背景美術の制作に取り組んでおり、作品の舞台となる街の全てをデジタル映像部と共同で3DCGにて制作することもある[64]

現代を舞台とする作品にはジョージアのエメラルドマウンテンブレンド缶が登場する。『フタコイ オルタナティブ』では第3話のタイトルに「エメラルドマウンテン・ハイ」という形でエメラルドマウンテンの名前が登場しており、第3話のキーアイテムとなっている[65]。『劇場版 空の境界』でも度々登場するほか、『劇場版 空の境界 未来福音』では物語の重要な演出として使用され、時系列が変わるごとにその年代に合わせたラベルを使用している[66]。その他、『Fate/stay night』シリーズなどエメラルドマウンテンは度々演出の道具として登場している[67]

2005年放送の『フタコイオルタナティブ』以降、多くの元請作品で音楽制作の一部に映像に合わせて音楽を制作する「フィルムスコアリング」を採用しており、2014年放送の『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』では、日本のTVアニメ作品として業界内で初めて2クール全話数においてフィルムスコアリング方式で制作が行われている[68]

作品・活動履歴編集

テレビアニメ編集

開始年 放送期間 タイトル 共同制作
2002年 10月 - 2003年3月 ヴァイスクロイツ グリーエン アニメイトフィルムからの下請けとして制作
2003年 7月 - 9月 住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー  
2004年 7月 - 9月 ニニンがシノブ伝[69]
2005年 4月 - 6月 フタコイ オルタナティブ studio FLAGfeel.
2006年 7月 - 9月 コヨーテ ラグタイムショー  
2007年 1月 - 3月 がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
2011年 10月 - 12月 Fate/Zero 1stシーズン
2012年 4月 - 6月 Fate/Zero 2ndシーズン
2014年 10月 - 12月 Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 1stシーズン
2015年 4月 - 6月 Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン
7月 - 9月 ­GOD EATER
2016年 3月 GOD EATER メテオライト編
7月 - 9月 テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 1stシーズン[70]
2017年 1月 - 3月・4月 テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス 2ndシーズン
7月 - 9月 活撃 刀剣乱舞
2019年 4月 - 9月 鬼滅の刃
未定 ガールズワーク

劇場アニメ編集

公開年 公開日 タイトル 備考
2007年 12月1日 劇場版 空の境界 第一章 俯瞰風景  
12月29日 劇場版 空の境界 第二章 殺人考察(前)
2008年 2月9日 劇場版 空の境界 第三章 痛覚残留
5月24日 劇場版 空の境界 第四章 伽藍の洞
8月16日 劇場版 空の境界 第五章 矛盾螺旋
12月20日 劇場版 空の境界 第六章 忘却録音
2009年 3月14日 劇場版 空の境界 Remix -Gate of seventh heaven- 第一章から第六章までの内容に新規カットを追加した総集編
8月8日 劇場版 空の境界 第七章 殺人考察(後)  
2010年 12月18日 劇場版 空の境界 終章 空の境界
2011年 10月29日 桜の温度 Ufotable CINEMAにて限定公開。2020年現在も毎日上映中
2013年 7月13日 劇場版 空の境界 俯瞰風景3D 『劇場版 空の境界 俯瞰風景』を3D化した作品
Fate/ゼロカフェ 第1弾 『劇場版 空の境界 俯瞰風景3D』と同時上映
9月28日 劇場版 空の境界 未来福音  
劇場版 空の境界 未来福音 extra chorus 『劇場版 空の境界 未来福音』と同時上映
12月25日 魔女っこ姉妹のヨヨとネネ  
2016年 3月19日 Fate/ゼロカフェ 第2弾 Ufotable CINEMAにて限定上映
2017年 10月14日 劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] I. presage flower  
2019年 1月12日 劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]II. lost butterfly
3月29日 特別上映版「鬼滅の刃 兄妹の絆」 TVアニメ放送開始に先駆けて第1話から第5話で構成した総集編
2020年 8月15日 劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel]III. spring song  
10月16日 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
未定 活撃 刀剣乱舞

テレビスペシャル・総集編編集

開始年 放送期間 タイトル 備考
2013年 7月 - 9月 劇場版 空の境界 劇場版 空の境界の総集編。全13話
2014年 12月 テイルズ オブ ゼスティリア 〜導師の夜明け〜 ゲームに収録される特典アニメの先行放送版
2017年 12月 Fate/Grand Order × 氷室の天地 ~7人の最強偉人篇~ 年末スペシャルアニメとして放送
2020年 10月10日・17日 鬼滅の刃 総集編 テレビアニメ版の総集編。2週目は一部新規映像含む。フジテレビ系列土曜プレミアム』枠にて2週連続放送

OVA編集

発売年 タイトル 備考
2004年 蒼い海のトリスティア
2007年 テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION シルヴァラント編 全4巻
2009年 トリコ
2010年 テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION テセアラ編 全4巻
2011年 テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION 世界統合編 全3巻
百合星人ナオコサン アニメ文庫作品
みのりスクランブル!
ギョ

Webアニメ編集

開始年 放送期間 タイトル 備考
2009年 12月 - 2010年2月 やわらかめ BeeTVにて配信
2018年 1月 - 2019年1月 衛宮さんちの今日のごはん AbemaTVほかにて配信

その他 制作アニメーション編集

公開年 タイトル 備考
2010年 アニメ店長新CM映像 「アニメ店長激情版」 アニメ店長10周年プロジェクト』 プロジェクト1
アニメ店長×東方Project 『アニメ店長10周年プロジェクト』 プロジェクト3 アニメ店長コラボ10番勝負ROUND1
2019年 TYPE-MOON展 Fate/stay night -15年の軌跡- 特別映像[71][72] Fate/stay nightより「Réalta Nua(ラストエピソード)」の一部を映像化

ゲームアニメーション編集

シリーズ作品
単体作品

テレビ番組編集

実写映画編集

漫画作品編集

新聞連載作品編集

  • おへんろ。第1期(徳島新聞朝刊2013年10月14日 - 2017年3月28日)[79]
  • おへんろ。第2期(徳島新聞朝刊2017年5月6日 - 2018年10月23日)
  • おへんろ。第3期(徳島新聞朝刊2018年10月30日 - 2020年7月28日)(総集編:2020年8月4日 - )

著書・書籍編集

作詞編集

ufotable

逢瀬祭(近藤光)

平尾隆之

鹿島公行

  • Fate/ゼロカフェ (2013年)
    • ようこそ!Fate/ゼロカフェへ(歌手:goody) - 劇中の音楽制作も担当
  • おへんろ。〜八十八歩記〜(2014年)
    • 千と二百の物語(歌手:TEAM OHENRO。(高野麻里佳、山下七海、江原裕理)/編曲:宮下卓也) - 作曲も担当
  • マチ★アソビ CAFE(2015年)
    • 君がはじまる物語(歌手:マチ★アソビ CAFEキャスト一期生(あい、あやか、さひろ、ちはる、はるぽ、ゆりぱん)) - 作曲も担当

イラスト・映像・デザイン制作編集

制作協力編集

テレビアニメ編集

劇場アニメ編集

実写映画編集

関連施設編集

全国5都市及び韓国にてカフェや映画館を10店舗経営している。

ufotable Cafe・マチ★アソビ CAFE編集

全国5都市及び海外(韓国、中国)にて9店舗を展開。日本国内では各都市ごとにufotable Cafe及びマチ★アソビ CAFEが双方出店している。

ufotable代表の近藤光は会社を立ち上げた時から、制作者とファンとの交流の場となるギャラリーカフェを経営することを考えていた。またスタッフの士気の向上、食生活の改善のためにカフェの経営を始めたと語っている[93]

ufotable Cafeでは、店内で同社が手掛けるアニメとのコラボメニューや原画などの展示が行われている[94]。また、マチ★アソビ Cafeの設立前までは他の企業や制作会社とのコラボ企画も多かった。『Fate/zero』や『Fate/stay night [Unlimited Brade Works]』などの自社制作作品では作品の最速放送時間に合わせリアルタイム視聴会や上映会、トークショーを実施。また、作品に登場するキャラクターの誕生日に合わせてバースデイカフェを行った。

マチ★アソビ Cafeでは、徳島のアニメイベントマチ★アソビに出店する関連企業作品をはじめ他社のアニメ作品とのコラボカフェを中心に行っており、マチ★アソビ関連企業の商品なども取り扱っている。北九州店では声優やアニソン歌手のコンサートやイベント、上映会なども実施している。

2011年5月、徳島市のブランド食材を利用したメニューを提供している徳島市及び東部連携市町村の飲食店等が認定される『とくしまIPPIN店』に『ufotable Cafe TOKUSHIMA』が地産地消認定された[95][96]。また、『ufotableCafe&マチ★アソビCAFE北九州』は、2014年11月29日徳島県により県のアンテナショップに認定された[97]。2016年10月には、『ufotable Cafe TOKYO』が徳島県により県のアンテナショップに認定された[98]

店舗(国内)
店舗(海外)
  • 韓国
    • ufotable Cafe&マチ★アソビ CAFE KOREA - 韓国・弘大・2018年3月31日オープン、運営:ufotable韓国法人
  • 中国
    • ufotable Cafe 上海店 - 中国上海市徐匯区辛耕路109号永新坊・2020年10月3日オープン、運営:株式会社ウルトロンイベントホライズン[21]

ufotable Dining編集

ufotable Cafe同様、ファンとの交流の場を設けたいという思いから、東京都新宿区3丁目に2011年にオープン。

ufotable制作作品とコラボを行い、お酒をメインに提供している。また、カフェと同様に原画展やアニメとのコラボレーションも行っている。

2020年9月8日には、『劇場版Fate/stay night [Heaven's Feel]』と『鬼滅の刃』のコラボレーションダイニングを同時開催する影響で、新宿区5丁目に『ufotable DINING-HANARE-』を期間限定で臨時オープンした[103]

ufotable CINEMA編集

徳島をアニメ文化発信の拠点にするために[104]アニメイトと協力して2012年3月18日にマクドナルド徳島店跡地にアニメ専門の映画館としてオープンした。制作会社が映画館の運営を行うのは日本初である[105]。地下1階はアニメイト徳島店となっている。

イベント編集

マチ★アソビ編集

 
マチ★アソビ

アニメゲームなどのエンターテインメントが集うイベント徳島県徳島市で年に2回開催されている。2009年から2018年にかけてufotableが企画・プロデュースを担当し、2019年からはイベント協力という立場で関わる。2019年以降の企画・プロデュースはufotable元請作品の音響制作を担当するスタジオマウスが務める[106]

なお、ufotableは企画・プロデュースからは辞退したものの、2019年以降のマチ★アソビにも出展企業として例年通り参加しており、ほぼ例年通りの内容で出展を行っている[107][108]。また、マチ★アソビ CAFEの経営及びマチ★アソビ参加企業とのコラボレーション・商品販売も変更なく継続している。

主要取引先編集

関連人物編集

所属スタッフ編集

制作プロデューサー・音響監督編集

  • 近藤光(逢瀬祭)- (代表取締役社長、監督、演出、脚本)

演出家・作画監督(アニメーター)編集

  • 野中卓也(徳島スタジオ統括、監督、演出、作画)
  • 三浦貴博(監督、演出、脚本、作画)
  • 須藤友徳(監督、演出、作画)
  • 小笠原篤(監督、演出、作画)
  • 小船井充(監督、演出、作画)
  • 外崎春雄(監督、演出、作画)
  • 滝口禎一(監督、演出、作画)
  • 白井俊行(監督、演出、作画)
  • 栖原隆史(監督、演出、脚本、作画)
  • 佐藤哲人(監督、演出、作画)
  • 恒松圭(副監督、演出、脚本)
  • 竹内將(演出、作画)
  • 宇田明彦(演出、作画)
  • 下村晋矢(演出、作画)
  • 瀬来由加子(演出、作画)
  • 永森雅人(演出、作画)
  • 島袋リカルド(演出、作画)
  • 濱咲世(演出、作画)
  • 南野純一(演出、作画)
  • 塩島由佳(演出、作画)
  • 高橋聰
  • 木村豪
  • 國弘昌之
  • 阿部望
  • 大曲健克
  • 松島晃
  • 中村誠
  • 安田慎介
  • 河野悦隆
  • 茂木貴之
  • 小山将治
  • 緒方美枝子
  • 内村瞳子
  • 田中敦士
  • 鬼澤佳代
  • 秋山幸児
  • 遠藤花織
  • 都築萌
  • 山崎美紀
  • 山岡峻
  • 佐藤美幸
  • 梶山庸子
  • 菊池美花
  • 藤原将吾
  • 三宅舞子
  • 小林友衣
  • 岡部茜
  • 岡部葵
  • 石後夏奈

脚本家編集

  • 佐藤和治
  • 桧山彬(漫画班チーフ、制作進行)
  • 高中優(制作進行、文芸担当)

色彩設計編集

  • 松岡美佳
  • 大前祐子
  • 牛尾友里恵
  • 松山静香

美術監督編集

  • 鬼頭裕子
  • 樺澤侑里

撮影監督編集

  • 寺尾優一(デジタル映像部チーフ、監督、演出、作画)
  • 吉川冴
  • 松田成志

3DCG監督編集

  • 武中敬吾(監督、演出)
  • 宍戸幸次郎(監督、演出)
  • 西脇一樹
  • 鉄炮塚大樹

クレイアニメーション編集

  • 大堀久美子(制作進行、脚本)

漫画班(たあたんちぇっく)編集

  • チョンソダム(韓国法人代表取締役社長、制作進行、漫画班シナリオ担当)

制作部編集

  • 鈴木龍(制作マネージャー)
  • 笠原健一郎(システムマネージャー)
  • 近藤亮(制作デスク、人事担当)
  • 尾崎修深(アシスタントプロデューサー)
  • 江原裕理 (声優、制作進行)

企画管理部編集

  • 市川修三(コンテンツ事業部、飲食部部長)
  • 山口哲弘 (ufotable WEBSHOP店長)

関連人物編集

プロデューサー
監督・演出家
脚本家
アニメーター
色彩設計
  • 千葉絵美
美術監督
CGディレクター
編集
音楽家
その他
  • NAOKI(振付師)
  • 横田拓己(同社制作部出身・現アニメーター)

事件・不祥事編集

代表取締役社長による脱税事件編集

脱税報道と告発

2019年3月末、社の脱税疑惑が週刊誌のウェブサイトで報じられ[109]、その後の調査で、代表取締役社長の近藤光が東京や大阪の関連店舗の売上金から3割ほどを定期的に抜き、帳簿から売上金を減額するなどの改ざんを行っていたことが発覚。2015年と2017年、2018年分の所得計約4億4600万円を隠し、法人税約1億1000万円と消費税約2900万円を脱税したとされる。抜かれた売上金は近藤の自宅金庫に保管されていたという。そのことから、2020年6月3日、東京国税局が法人税法違反などの疑いで同社と近藤を東京地検に告発した[110][111]

ufotableは告発が行われた同日に声明を発表。ファンや関係者への謝罪と共に、同社としては国税当局の指導に従って告発の時点で既に修正申告を行い、正しい税額の全額を納付したと発表した[110][111][112]

制作作品への影響

ufotable元請作品の企画・販売を務める株式会社アニプレックスは告発が行われた2020年6月3日に声明を発表。同社の担当するufotable制作作品の扱いについては、ufotableが修正申告を行い全額納税済であること等を鑑み、対応は行わないことを表明した。そのため、告発後もufotable制作作品は作品の放送・公開及びグッズ販売等の自粛・延期・制限などは行われず、通常通りの形態での展開となる[113]。8月15日、告発後としては初めて公開されたufotable制作の劇場作品『劇場版 Fate/stay night[Heaven's Feel] III.spring song』は、動員数112万7233人、興行収入約19億円を突破し、同シリーズ歴代最高の興行収入・動員数を記録する結果となった[114][115]。本作に続いて10月16日に公開された『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は興行収入204億円を突破して日本公開映画歴代興行収入第5位、日本映画に限定すると歴代3位となる成果を残した[10]。TV作品では10月10日・17日にフジテレビ系列土曜プレミアム』枠にてufotable制作作品であるTVアニメ『鬼滅の刃』の過去に放送した話数をピックアップした特別総集編が全国ネットのゴールデン・プライムタイムにて放送。10日の平均世帯視聴率は16.7%、17日は15.4%となり高い注目を集めるなど、作品・グッズ展開に関して事件による影響は受けていない[116][117][118]

一方で、脱税事件の当事者である代表取締役社長・プロデューサーの近藤光の作品内クレジット表記に関しては、10月10日地上波放送の『鬼滅の刃 総集編 兄妹の絆』及び、10月16日公開の劇場作品『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』以降は「企画」「プロデューサー」などの一部表記から名前を削除する対応がとられている[119]

イベントへの影響

2019年3月末に報道された脱税疑惑の時点で、徳島県知事飯泉嘉門は、徳島県がマチ★アソビに協力事業者の一員として関わっていることから「公金を出すイベントに関わる人物に脱税の容疑がかけられたのは当然好ましくない。しっかり対応していただきたい。」とコメントし、4月15日時点でufotableとはイベントに関するやり取りはしているが近藤とは連絡がつかないこと、今後に関しては運営体制を変えてイベントを開催していく可能性から、県としては実行委の対応を見て今後における協力の可非を判断する旨を発表した[109]。2019年4月中旬に近藤は実行委員会の会長を辞任した[120]。後任の会長はNPO法人阿波文化サロン代表の富永純子[121]

なお、この報道の直後に開催予定であったVol.22は、ufotableがプロデュースを辞退して施設提供やポップ制作などの運営協力という形での参加に変更されるも日程は予定通りの開催となった。この回のプロデュースはVol.1より参加し、ufotable元請作品の音響制作も務めるスタジオマウスが担当。次回開催の予告はされなかったが、来場者や宿泊業者、飲食店などから継続してほしいという声があることを踏まえ、飯泉嘉門知事は「今後への影響はなく、秋以降の開催も前向きに考えている」と発言[120]。2019年7月23日にマチ★アソビvol.23が通常通りの日程で開催されることが正式に発表され、同年9月に開催された[122]。vol.23からはufotableの企画・プロデュースの辞退により、プロデュースを行う委託事業者を公募することになり、Vol.22に引き続きスタジオマウスが今後のプロデュースを担当。ufotableはこの回以降は施設提供などの協力企業・イベント出展企業としての参加となる[121][106]

脚注編集

[脚注の使い方]

注訳編集

  1. ^ かつてはStudio五組が入居しており、その後もufotableが入居する前はスタジオ・イースターサンジゲンも入居していた時期がある
  2. ^ あおきえいや田畑壽之など外部のアニメーターをメインスタッフに起用する場合もある
  3. ^ 2012年版のポスター2枚とつなぎ合わせることによりひとつのポスターとなる。
  4. ^ 2011年〜2015年版のポスター、計11枚とつなぎ合わせることにより幅8メートルのひとつのポスターとなる。

出典編集

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  3. ^ 吉田尚記がアニメで企んでる
  4. ^ スタジオ名「ufotable」の由来
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関連項目編集

外部リンク編集

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