月刊WiLL(マンスリーウィル)は、ワックが発行する、日本の月刊誌である。

月刊WiLL
ジャンル 保守論壇
刊行頻度 月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 ワック・マガジンズ
編集長 花田紀凱(2004年 - 2016年)
立林昭彦(2016年 - )
刊行期間 2004年11月(2005年1月号が創刊号) - 現在
ウェブサイト WiLL―雑誌|WAC ワック
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概要編集

2004年平成16年)11月創刊。「オトナのマンスリー・マガジン」を称する。

2009年に別冊として雑誌『歴史通』を創刊(2010年に独立創刊へ移行)。

2016年3月に、創刊から編集長を務めた花田紀凱が発行元・ワックの鈴木隆一社長と対立して同社を退職[1]。編集を担当していた者も退社して飛鳥新社へ移籍し、同年5月から月刊誌『Hanada』を創刊。『WiLL』は『歴史通』編集長だった立林昭彦が編集長となり発行を継続している。

物議を醸した記事編集

  • 2006年5月号に掲載した、北朝鮮による日本人拉致問題社民党の対応が十分でなかったと主張する記事の「拉致実行犯辛光洙釈放を嘆願した“社民党名誉党首”」で、「土井たか子は本名『李高順』、半島出身とされる」と電子掲示板で流布していた虚偽の在日認定言説を事実であるかのごとく、花岡信昭が執筆した。土井側は「事実無根の捏造記事で、土井氏に対する取材に基づかない一方的な推測で作成したもので、名誉を毀損された」として全国紙5紙への謝罪広告の掲載と1000万円の損害賠償を求め、神戸地裁2007年4月18日に提訴した。2008年11月13日に神戸地裁尼崎支部で竹中邦夫裁判長は、「明らかに虚偽の事実を記載するもの」として同社などに200万円の支払いを命じ、謝罪広告掲載は実売部数が少ないことを理由に必要性を認めなかった。花田はこの判決に先立ち、花岡の記述を虚偽と認めて「土井たか子氏及び関係各位に深くお詫びいたします」と11月号295ページに謝罪文を掲載した。2009年4月24日の二審判決も大阪高裁は一審判決を支持し、被告の控訴棄却した。最高裁も一審、二審判決を支持する判断を示し被告の上告を棄却して『WiLL』側の敗訴が確定した[2][3]
  • 2009年9月号に記載した「NHK中堅番組ディレクター」なる匿名の人物による記事「NHKがドラマ『昭和天皇 裕仁』を」で、市民団体「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」が“NHKに懐柔され前身組織から改称した”NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」問題で攻撃に毅然たる態度をとるよう求めた要望書に関し、「台湾問題について打つ手のなくなったNHKが『決して批判だけでない』という材料がほしいがために、『番組を応援するような要望書を出してもらえないでしょうか』と醍醐氏側にそれとなくお願いしたと聞いています」とする文章を掲載した。全て事実無根の捏造だとして、共同代表の醍醐聰から訂正を求める抗議申し入れを受けている[4]

皇族関連記事編集

主な連載編集

など

過去の連載編集

また、渡部昇一は創刊以来没するまで全号に論文を寄せていた。

主な執筆者編集

以下は物故者で担当も終了

脚注編集

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  1. ^ おお!右派雑誌『WiLL』分裂騒動はついに第2幕に移ったか (『創』編集長篠田博之
  2. ^ “土井元議長の勝訴確定 月刊誌WiLLで名誉棄損”. 47NEWS (共同通信社). (2009年9月29日). http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092901000840.html 2010年10月30日閲覧。 
  3. ^ 「北朝鮮拉致めぐる月刊誌の名誉毀損で土井元衆院議長の勝訴が確定」 MSN産経ニュース 2009年9月29日[リンク切れ]
  4. ^ 醍醐聰 (2009年8月20日). “雑誌『WILL』の捏造・中傷記事に対して抗議と訂正の申し入れ”. 醍醐聰のブログ. 2010年1月1日閲覧。
  5. ^ “「WiLL」(2008年7月号)の記事について” (プレスリリース), 宮内庁, (2008年6月9日), http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taio/taio-h20-0609.html 2010年1月1日閲覧。 
  6. ^ “「WiLL」(2008年8月号)の記事について” (プレスリリース), 宮内庁, (2008年7月10日), http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/taio/taio-h20-0710.html 2010年1月1日閲覧。 
  7. ^ a b 極右「WiLL」になぜ右翼団体がテロを起こしたのか?「天皇をないがしろにする安倍的右派」台頭と右右対立”. LITEX (2016年5月14日). 2016年9月24日閲覧。
  8. ^ a b 月刊誌「WiLL」編集部に侵入しペンキまく、大日本愛国団体連合時局対策協議会の松田晃平理事を逮捕” (2016年5月5日). 2016年9月24日閲覧。
  9. ^ 高森明勅 (2016年5月7日). “『WiLL』編集部への襲撃事件”. よしりん企画. 2016年9月24日閲覧。
  10. ^ 平成廿八年 五月四日 松田晃平同志による「WiLL編集部」膺懲に對する支持表明 同血社2016年5月8日
  11. ^ 平成29年警察白書 p.184 警察庁 2018年2月6日閲覧
  12. ^ 宝島30WIREDサイゾーより移行。
  13. ^ 休刊した『噂の眞相』より移行。
  14. ^ 「岡留のコーナーの存在は本誌と相容れない」との読者からの異議を受け2008年3月で終了。

関連項目編集

外部リンク編集