Wikipedia‐ノート:Bot

最新のコメント:7 か月前 | トピック:ご利用のウィキは間もなく読み取り専用に切り替わります | 投稿者:Trizek (WMF)

このページはbotの方針や運用についての話題を扱うページです(botの話題一般については井戸端のほうが適切かもしれません)。botフラグの申請はWikipedia:Bot/使用申請へ。

使用申請制度の変更提案 編集

お疲れ様です。ビューロクラットとしてBotの承認に継続的に携わってまいりましたが、現在のBot方針は、主に3点ほど問題があります。

  1. Bot使用申請が不要あるいは必要な状況が分かりにくい
  2. Bot使用申請で許可している作業内容の範囲が分かりにくい
  3. すでにほとんど使用されていない、明らかに時代遅れの規定がある

上記問題を改善するため、今までは適宜ビューロクラットが方針解釈を申請者や運用者に説明することで、事実上運用でカバーしてきました。運用カバーの範囲が多い=経験がないと細部が分かりにくい、という側面がありますので、運用者としても、ビューロクラットとしても、新規参入の弊害になっています。あいまいな部分をBot方針に明記することで、運用者さんにもビューロクラットにも分かりやすい方針を目指したいと思います。まずは上記1.2.に関連して下記の2つの提案を行います。ご意見をいただけますと幸いです。3については1.2.改善後、余裕があれば提案予定です。--W.CC会話2023年3月21日 (火) 05:02 (UTC)返信

提案1. Bot使用申請が必要な場合を明記する 編集

現在のBot方針は、アカウントに関して2段階のラインを規定しています。

  • 「動作確認」および「Botを使っていることが普通の参加者に分からない程度の使用」を超える場合 → Botアカウントが必要(通常の利用者アカウントでの使用不可)
    • 「Botアカウント」節原文「Botは原則として、通常の参加者と別にアカウントを取得して、そのアカウントで実行するようにしてください(中略)ただし、動作確認を行う場合や、Botを使っていることが普通の参加者に分からない程度にしか使わない場合には、わざわざアカウントを分ける必要はありません。
  • 「編集回数が200回未満」または「編集間隔を1分以上確保する」を基準を超える場合→使用申請が必要(フラグなしでの運用は不可)
    • 「Botの条件」節原文「使用申請せず大量(目安として 200 以上)の編集をする場合、編集間隔を1分以上あけるようにしてください。使用申請については、後で説明します。

2節にまたがって規定が散在しており、方針原文を一読しただけでは、この2つのラインは把握しにくいです。以下のように表にしました。

通常の利用者アカウント 未承認Botアカウント 承認済Botアカウント
Bot使用が他の参加者に分からない程度の編集
(1アカウント?同一作業内容?)あたりの編集回数 通常の利用者アカウント 未承認Botアカウント 承認済Botアカウント
簡単な動作確認(おおむね40回未満)
おおむね40回以上200回未満 不可
おおむね200回以上 不可 不可
編集間隔の下限 通常の利用者アカウント 未承認Botアカウント 承認済Botアカウント
(編集回数に関わらず)1分未満 不可 不可
(編集回数に関わらず)5秒未満 不可 不可 ※都度事前合意

表を作成するにあたり、今まで曖昧であった部分について、再確認する必要があります。

  • 論点1.「動作確認」が何なのか曖昧過ぎます。幸いにも過去、Botアカウントを使用しないで「動作確認」を名目に大量編集されて問題になることはありませんでしたが、編集間隔1分未満は不可、編集回数も、Bot使用申請時に求められるの最低仮運用回数である40回を上限にするのが妥当と考えますが、いかがでしょう。
  • 論点2. 「編集回数」が「1アカウントの総編集回数」なのか「同一作業内容ごとの編集回数」なのか不明確です。過去の未承認Botの傾向を見ると、「同一作業内容ごとの編集回数」と解釈される例が多いようですが、Bot審査では「1アカウントの総編集回数」と思っている運用者さんもたまに見かけます。「1アカウントの総編集回数」とすると、たくさんBotアカウントを作ってしまえば死文化してしまいますし、現状未承認で問題なく動いているBotが総じて方針違反になります。編集回数が増えすぎると人の目が届きにくく、不具合があった場合戻しにくいという事情での規定でしょうから、方針の意図を考慮すると、ここは「同一作業内容ごとの編集回数」としてよいと思いますが、いかがでしょう。
  • 論点3. 今まで、「編集回数が200回未満」または「編集間隔を1分以上とる」制限を超える場合承認を要すると明記されていました。極端な話、同一作業内容の編集回数が190回なら毎分12編集してよいことになってしまいます。過去に出されてきた申請を考慮しても、この基準は甘すぎますので、未承認Botについては、「編集回数が200回未満」かつ「編集間隔を1分以上とる」制限とするのはいかがでしょうか。

ご意見をお待ちしております。提案1に関することはこの直下に書いてください。--W.CC会話) 2023年3月21日 (火) 05:02 (UTC) --W.CC会話) 2023年3月21日 (火) 05:31 (UTC)論点3を追記--W.CC会話2023年3月21日 (火) 05:31 (UTC)返信

コメント
  • 少しずれた発言かもしれませんが、Wikipedia:Bot作業依頼#依頼を受ける場合の手順と注意の削除依頼テンプレートの場合はどうしたらいいでしょうか。現時点でも編集間隔などが決まっておらず曖昧になっていますが、運用者アカウント(通常の利用者アカウント)で行う場合、編集回数と速度の制限は「編集回数が200回未満」かつ「編集間隔を1分以上とる」ということになるのでしょうか。--春春眠眠 🗨️会話 2023年3月21日 (火) 17:31 (UTC)返信
    ご質問ありがとうございます。おっしゃるように、回数や速度の制限を超えたいため承認が必要になるBotであっても、最近の更新やウォッチリストの通知などの関係上、フラグがないほうが都合のいいケースがあります。そのため、あえて表では「フラグ付きBot」ではなく、わざと「承認済Bot」という表現を使いました。実際、事情は大きく異なりますが、使用申請を経た承認済Botであっても、フラグをあえて付与しなかったBotが過去にありました(User:PALZ9000 現在は機能停止中)。使用申請を経て承認済であれば、フラグの有無にかかわらず編集回数と速度の制限は緩和される、という運用でよいでしょう。現実的には、通知が来る以上、回数と速度に関してはフルパワーだと困るケースはあるでしょうから、それは個別に使用申請で議論することになります。(現状でも、使用申請でより厳しい回数と速度などを条件に承認された場合は、その制限が優先されます。)細かい話なのでここでは言及しませんでしたが、Wikipedia:Bot/ステータスでの「フラグ付Bot」という表現も、「承認済Bot」に統一しようと思っています。
    蛇足ですが、User:DragoBotのように工夫すれば、Botフラグ付きでも、通知などに出現させることはできますので、そもそもフラグなし承認済Botという仕組み自体、実は不要かもしれませんね。--W.CC会話2023年3月22日 (水) 17:05 (UTC)返信
    なるほど。承認≠フラグではないのですね。ありがとうございます。 --春春眠眠 🗨️会話 2023年3月22日 (水) 17:28 (UTC)返信
  • 提案1に関して: 表を挿入する提案という認識でいいでしょうか。そうあれば  賛成 。わかりやすくなっていいと思います。
    論点1: 断続的に行われる動作確認であれば40回も多い気がしますが、概ね  賛成
    論点2: 「同一人物による編集回数」も考えましたが、確かに方針の意図を汲むと作業毎の方が適切な気がするため  賛成
    論点3: 確かにそのように読み取れてしまいますね。流石にフラグなしBotが12編集/分を行えてしまうと、特に最近の更新で影響があるため厳格化に  賛成 します。 --春春眠眠 🗨️会話 2023年3月21日 (火) 18:03 (UTC)返信
    ご意見ありがとうございます。
    • 表は方針本文に挿入するつもりです。
    • 「同一人物による編集回数」という制限だと、ルール違反を指摘するときには多重アカウントであることを立証する必要が出てきて、ハードルが高い状況があり得る、と考えました。ただ、何のどこまでが「同一作業」なのか曖昧、という側面もあり難しいところです。「『同一作業内容』がどこまでを示すのかは、作業の性質に応じて変わるでしょう。編集回数の制限は、『連続性のある作業が、人の目の届かないうちに、無許可で高速かつ大量に行われることは規制されるべき』という意図で定められています。この目的に合わせ、曖昧な部分はなるべく自制的な運用を心がけてください。」くらいのメッセージは入れてもいいかもしれません。
    --W.CC会話2023年3月22日 (水) 17:30 (UTC)返信
  •   コメント 色々な論点が浮かび上がってきましたね。W.CCさん、取りまとめ感謝します。上記の表はとても見やすく、論点1・2・3ともに  賛成 です。一点関連して思ったのが、Botフラグが用意されているそもそもの理由が「apihighlimits」と「大量編集を最近の更新から隠す」ことだと思います。2つ目の方は個人的にかなり重要な点だと考えており、Bot扱い編集が許可されるべきは「ビューロクラットの判断により、Botの編集がサイトを破壊せず、編集記録を隠しても問題ないことが承認された作業」のみであると認識しています。実際にフラグ持ちBotも作業内容を増やす場合は都度承認申請を、ということになっていると思いますし、「未承認作業のBot扱い編集は不可」と明記してもよいのではないでしょうか。ただ、ここで問題になり得るのがBOTREQの作業で、これに関しては下記のようにしておけばどうにかなりそう、とも思います。
アカウント区分
制限項目
通常の利用者アカウント Botアカウント
未承認作業 承認済み作業
フラグ申請 不可 N/A
編集内容 通常の利用者アカウント 未承認作業 承認済み作業
Bot使用が他の参加者に分からない程度の編集
Bot扱い編集 N/A 不可
同一作業内容あたりの編集回数 通常の利用者アカウント 未承認作業 承認済み作業
簡単な動作確認(おおむね40回未満)
おおむね40回以上200回未満 不可
おおむね200回以上 不可 不可
編集間隔の下限 通常の利用者アカウント 未承認作業 承認済み作業
(編集回数に関わらず)1分未満 不可 不可
(編集回数に関わらず)5秒未満 不可 不可 ※都度事前合意
  • Wikipedia:Bot作業依頼への対応の場合、詳細な作業内容が未承認でも作業依頼への対応Botとして承認を受けていれば可。
このように書いておけば、「BOTREQの対応は個別の承認が必要」ということも自動的に分かるのではないかと思います。ただ、これだけだと下の節の内容はまだカバーできないので、そちらについては時間がある時にまた下にコメントします。--Dragoniez (talk) 2023年3月23日 (木) 11:30 (UTC)返信
ご意見ありがとうございます。Bot扱い編集に関する新しい視点でのご指摘もありがとうございます。そのうえで、「Bot扱い編集」を未承認作業について不可、と明記することには課題があります。
  • そもそも、Botフラグのない未承認Botアカウントには、Bot扱い編集を行う権限がありません。
  • ほかの作業内容で承認されフラグがついているBotが、未承認作業のみBot扱い編集を解除することは、大きなシェアをもつpywikipediabotでは非常に手間がかかり、ハードルが高いです。これを方針で強制することは、pywikipediabotの新規参入や、グローバル方針に基づいてやってくるボットとの整合性が乖離するなど、払うコストが大きいです。その割に、得られる効果が不透明です。
  • この表の目的は、従来方針を分かりやすくするためのものです。簡潔化のためにはあくまで「アカウント」を主題にすべきであり、「作業内容」を主題にしてどこまでの作業を認めるか、という話は提案2の論点です。
  • Bot扱い編集は、Botアカウントだけではなく、管理者アカウントによる巻き戻しにも使用することができるため、「N/A」あるいは「不可」と記載するのは他のマニュアルに反します。(参考Help:管理者マニュアル/巻き戻し#ボットの巻き戻し
  • Bot扱い編集が許可されるべき根拠は、「ビューロクラットの判断」ではなく「コミュニティの合意」であるべきです。ある程度の裁量権はあるとしても、ビューロクラットはボタン押し係に過ぎないことは変わりません。
大変貴重なご意見ではありますが、私個人としては、ご提案の新しい表デザインには反対せざるを得ません。
また、これは提案2に関わることですが、「Wikipedia:Bot作業依頼への対応の場合、詳細な作業内容が未承認でも作業依頼への対応Botとして承認を受けていれば可。」という解釈は誤り、と私は思います。以下、別ページに書いたことの繰り返しにはなりますが、BOTREQは、「BOTREQの対応許可があれば対応可」ではなく、「BOTREQが出されている作業内容のうち、承認を受けた作業内容に当てはまるもの」に対応可能なのです。「詳細な作業内容が未承認」の作業を事前議論なく許可すべきではありません。また、「作業依頼への対応Bot」として承認するのは、承認内容として曖昧過ぎます。単に「BOTREQ対応」として過去に承認を受けているBotは、事実上、「リンクやカテゴリなどの修正(pywikipediabotでいうと、replace.pyなど)を行う」ことについて承認している、という認識です。以前の記載の繰り返しはここまで。過去の承認内容と大幅に性質が異なる作業依頼がBOTREQに出された場合は、「承認済Botアカウントを有する利用者が、適切な場所で事前に作業内容や編集回数、編集間隔などに関して個別の合意を得て、WP:BOTREQなどで予告したうえで行う。」ことを下で提案しております。--W.CC会話2023年3月24日 (金) 12:06 (UTC)返信
  •   コメント すみません。少々意図が異なる部分があります。上手く言語化できなかった私の落ち度ですが、私が言いたかったのは、W.CCさんのあげている「動作確認」をフラグ付きBotが行う場合に特化した話しです。恐らく、私が表から読み取った情報とW.CCさんが意図したことに錯誤がありました。グローバルポリシーに則り「ロボットによる編集作業は人間が運用しているアカウントとは別のアカウントを用意して行う」ことは前提として、表の右2行のロボットアカウントの住み分けが(少なくとも一部の利用者に対して)不透明になり得るように感じます。「どういう時にロボットアカウントおよび承認(=フラグ?)が必要か」ということに着眼点をおいたW.CCさんの見かたであれば、ロボットアカウントを有していない利用者が「ロボットアカウントが必要になるのはどういう時か」を把握するには十分だと思いますが、アカウント単位で考え、表上での「未承認Botアカウント」はフラグ未付与のBotアカウント、「承認済Botアカウント」はフラグ持ちBotアカウントと解釈した場合、表からは「フラグ持ちBotアカウントは作業内容不問で200以上の編集が可能かつインターバルは1分未満で良い」、と読めます。しかし、実際はそうではないという認識で合っているでしょうか。少なくとも私は「フラグ持ちBotアカウントを使う場合も未承認作業については極少数の編集で動作確認を行って再申請が必要」、すなわち「未承認作業についてはロボットアカウントがフラグを持っていても、フラグ無しアカウントがフラグを申請する際と同じ条件での仮運用が必要」と認識していました。(ここから得た着想が「Bot編集の可否」だったのですが、上手く伝えられませんでした。)上の誤謬を解消しようとすると、私にはどうしても作業内容に多少言及するほかありませんでした。「『動作確認』が何なのかを明確にする」、「『編集回数』が何の『編集回数』なのかを明確にする」、「『200回・1分以上』をAND条件にする」と言う論点1・2・3に賛成という点は変わりませんが、1つの表にまとめることによって新しい矛盾が生じていないでしょうか。--Dragoniez (talk) 2023年3月24日 (金) 17:07 (UTC)返信
    Dragoniezさんの認識は間違っていませんが、この節の論点ではありません。その問題を解決するために、下の提案2論点1の文章を明記しようとしています。表自体を複雑にするのは好ましくないですので、直下にでも別途注釈として記載するつもりです。そちらもご一読いただけると助かります。--W.CC会話2023年3月25日 (土) 00:19 (UTC)返信

提案2. Bot使用申請で承認する作業内容を明確化する 編集

現状、Bot使用申請は作業内容ごとに行い、事前に承認された作業内容を変更して別の作業を行う場合は、再度仮運用を行って再度承認を受けるシステムになっていますが、これは方針で明文化されているわけではありません。しかし、現実問題として例えば「言語間リンク整備Bot」としてフラグが付与されているBotが急に「自動記事作成Bot」として活動することは、使用申請制度の主旨に反しています。これは極端な例ですが、例えば、先日、BOTREQの対応について、一度の使用申請でどこまでの作業が許されるのか、という解釈が各利用者で大きく異なることが分かりました。(Wikipedia:Bot/使用申請#DrakoBot参照)幸い良識あるBot運用者さんであったため、議論自体はまとまりそうですが、やはり、今後のことを考えると明確化しておく必要があるでしょう。下記を提案します。

  • 論点1.「承認済Botアカウントとして許可された編集回数や編集間隔は、許可された作業種別にのみ有効。承認された作業種別以外の作業を行う際は、未承認Botアカウントに準じた編集回数や編集間隔の制限を順守するか、改めて別の使用申請を行い承認を得る必要がある。」旨を明記してよいでしょうか。
  • 論点2. 現在仮運用時には、例外(言語間リンク整備と二重リダイレクト解消)を除き、事前合意を必要としていますが、合意をとる場所が明確になっていません。「一部の定められた例外以外の仮運用を実施する前に、WP:B/Rで申請を行い、仮運用開始の合意を得る」旨を明記してよいでしょうか。
  • 論点3. 作業内容の種別は、Wikipedia:Bot#Botの分類などで明記しておくことが望ましいですが、現状死文化しています。慣例上は、pywikipediabotのスクリプト種類に準じて承認内容の範囲を決めてきた傾向がありますが、最近は当てはまらない例も多いです。過去の承認内容(Wikipedia:Bot/ステータス)を参考に、ざっくり分類してみました。カッコ内は参考となるpywikipediabotのスクリプトの種類です。この分類に沿って承認を行い、別種別の作業を行うときは再申請、を原則とすると分かりやすいと思います。あまりにがっちり決めてしまうと機動性に欠けてしまうので、バランスが大事です。種別の振り方や順番に深い意味はありません。過去の承認についても適用することが望ましいと思います。広げると、例えば管理者Botを認めてはどうか、など無限に論点はありますので、今回は「種別を決めて可能な作業範囲を明確にすることの是非」と「種別の分け方」に絞ってご意見をください。
  • 種別A - サンドボックスの初期化(clean_sandbox.py)
  • 種別B - 二重リダイレクトの修正(redirect.py)
  • 種別C - 特定の記事リストに含まれる文字列置換、具体的にはリンク、カテゴリ、テンプレートの変更など(replace.py、category.py、template.pyなど、大半のWP:BOTREQ対応を想定)
  • 種別D - 不特定多数記事へ特定の文字列を加える、あるいは文字列を修正する(AWBなどによるWP:BOTREQ以外の独自作業、例えばUser:Akas1950botUser:Quoxbotを想定)
  • 種別E - 保護テンプレート整備
  • 種別F - ページの移動(movepages.py)
  • 種別G - ページの削除(delete.py)
  • 種別H - 公開プロキシの自動ブロック
  • 種別I - 上記にあてはまらない定期的な作業(定期的に編集しなければならないデータを自動的に更新するもの、管理者伝言板や井戸端など)
  • 種別Z - 過去に多数のBotへ承認されていた作業で、制度自体が廃止され既にウィキペディア日本語版内では行われていないもの(言語間リンク整備、秀逸な項目リンク整備)
  • (過去の慣例を次のように明記)種別A・Bについては仮運用事前合意不要。CについてもBOTREQが出されている案件を処理する場合のみ仮運用事前合意不要。G・Hは管理者として既に信任されているアカウントのみ作業可能。Iについては具体的な更新ページを申請時に明示すること。
  • 作業種別にあてはまらず、不定期に実施する作業については、Wikipedia:Bot#大量の件数を処置する場合の手続きに準ずる。つまり、承認済Botアカウントを有する利用者が、適切な場所で事前に作業内容や編集回数、編集間隔などに関して個別の合意を得て、WP:BOTREQなどで予告したうえで行う。

ご意見をお待ちしております。提案2に関することはこの直下に書いてください。--W.CC会話2023年3月21日 (火) 05:02 (UTC)返信

コメント
  • 種別Cと種別Dの違いが微妙であるように感じます。不特定多数記事とはいえ、作業開始時点である程度対象記事は特定された作業を繰り返しているのは、BOTREQで特定の記事リストへの作業を繰り返すのとそこまで変わらないように感じました。
  • 種別Hは「管理者Bot」にしませんか。そもそも種別Hに含まれる対象が少ないのと、管理者権限を使用するBotには、高使用のテンプレートを保護するBotや荒らしを検出してブロックするBotなどがあり、それを予め含めておいたほうがいいのではないしょうか。

--春春眠眠 🗨️会話 2023年3月22日 (水) 17:53 (UTC)返信

両方の提案にご意見をいただき、大変ありがたく思っています。前提として、下記の仕組みを再確認させてください。
  • 承認済Botアカウントとして許可された編集回数や編集間隔は、承認された作業種別全体に対し有効にすることで、承認範囲をBotごと個別ではなく、すべてのBotに対して同一の基準で体系化したい、というのが提案趣旨です。つまり、種別Cを許可されたBotアカウントは、種別Cに属する、ほかの作業もいちいち承認を得ずに行えます。(英語版Botガイドラインには、「Botの許可は運転免許のようなもの」と記載がありますので例えに活用すると、教習(仮運用)を乗用車(リンクの書き換え)で行っても、普通免許(種別Cの承認)を取得すれば、1.5tトラック(リンクだけでなく、テンプレートの書き換え)を運転できます。なぜなら、使用する車体のサイズ(スクリプトの種類や構造)、操作内容や注意するべき点が類似しているからです。)
その上で、春春眠眠さんのコメントを参考にさせていただくと、
  • 「種別Cと種別Dの違いが微妙」というのは鋭いご指摘です。私も迷いました。両方とも似たような結果を生む作業です。ただ、Botの運用上は、スクリプトの構造がこの2つは大きく異なる気がしております。(少なくともpywikipediabotでは。)結果の確認作業も、CとDとでは大きく変わってきます。具体的には、Cは、作業の範囲が明確なため、終了時点も明確であり、同様のリンクあるいはテンプレートなどに変更されているかどうか確認するのも容易です。許可範囲の大半がBOTREQに向いています。Dは、化粧直しスクリプト(cosmetic_changes.py 等)なども想定しています。作業範囲は不明確で、終了というものがなく、際限なく生まれる不適切な記述を作業対象としており、BOTREQとの親和性も低いです。こんな違いを意識して分けてみました。
  • 種別Hを「管理者Bot」とし、保護Botや荒らしブロックBot(日本語版では前例なし)も含めるなら、「公開プロキシをブロックするシステムのBot」に、何らほかの事前議論や承認を必要とせず、保護や荒らしブロックを実施することを許すことになります。私は賛成できません。仮に今後、保護Botや荒らし対処Botが必要となれば、種別J、Kを新設するべきでしょう。これらの作業は管理者権限を使用する、という以外に類似点はなく、スクリプトの構造も大きく異なるはずです。
--W.CC会話2023年3月24日 (金) 12:33 (UTC)返信
種別Hの点に関連して、種別で承認する際に作業内容とともに承認されるわけではなく、種別内では作業を自由に行えるということなのですか。「プロキシブロックBotが無断で保護や荒らし対応することを許してします」となっていますが、それを考えてしまったら、例えば現在WP:CSD#ファイル1-5を自動削除しているBotが「種別G内だから」と他の基準の削除が行えるようになることにもなります。私の認識では種別はカテゴリのようなものであり申請した作業のみ行える認識でした。
種別内で自由に作業が行えるのでしたら、C, D, F, G, I は出来る範囲が多すぎると思います。 --春春眠眠 🗨️会話 2023年3月24日 (金) 13:10 (UTC)返信
もちろん、削除なら削除方針に違反する作業はできません。あくまで、Bot申請はBotの機能に関する承認をする場所ですので、削除Botなら、削除の機能が有効に使える、ことを示せればよく、作業自体が妥当かは使用申請の外で別途議論すべきこと、と考えています。手作業で同じことをやったとしても事前合意があったほうがよい性質の作業は、そもそもBot使用申請で可否を議論すべきことではないのです。
広すぎる、というご意見はごもっともな部分もありますね。Iについては流石に広すぎると考えて、「具体的な更新ページを申請時に明示すること」と付け加えました。この種別のみ、更新ページを増やす場合は、再申請を前提とするつもりでした。Gにも同様の制限をつけましょうか。
C、Dは、同様の抽象的な作業範囲で現に承認され活動しているBotが複数あり、範囲が広すぎるとは思いません。この種別は現状の追認です。
Fについては、そもそもページ移動はページ移動合意など、他に順守するべき方針が多いため、Bot運用者の裁量範囲は元々狭く、大部分で作業前の事前合意を前提としています。そのため、Bot方針や使用申請では、作業に携われるBotアカウントのみ明確にしておけば、作業範囲をわざわざ事前に決めなくても問題ありません。繰り返しになりますが、手作業でも事前合意が必要なことは、Bot審査の対象範囲外です。--W.CC会話2023年3月24日 (金) 13:56 (UTC)返信
ありがとうございます。Bot申請は機能の承認なのですね。そこを誤解していました。では種別内にて作業内容を変更/追加する場合、Bot申請は必要ないものの別途議論が必要なことを記載したほうがいいのではないしょうか? --春春眠眠 🗨️会話 2023年3月24日 (金) 14:22 (UTC)返信
分かりやすさのためにはそのほうが良さそうですね。私の昨日のコメントの内容は、要約完結化して方針にも記載しようと思います。ご指摘ありがとうございます。--W.CC会話2023年3月25日 (土) 00:21 (UTC)返信

提案3. 方針の最新化 編集

問題点3に関する議論を新たに提起します。提案1、2の議論内容を反映し、さらに明らかに現状に合わないエピソードや例示を削除、最新のグローバルボット方針から必要と思われる情報を転記し、Wikipedia:Bot/改訂案202303を作成しました。下記に変更のポイントを記載します。

  • 冗長な表現や日本語としておかしな記載、方針として不必要な例示やエピソードを除去しました。
  • 「原則」→「各論」の順番になるように、節の順序を変更しました。
  • 記事の自動作成Botを主に想定した「Botの利点・欠点」節を削除しました。記事自動作成Bot以外に関する必要なエッセンスはほかの部分に移したつもりです。そもそもこの節はどこかの翻訳のせいなのか、日本語としても不自然な点が多いです。
  • meta:Bot_policyの内容を一部引用しました。下記は一例です。
    • 「Botの会話ページにもらったコメントには、運用者が自分で返事を書く必要があります。自動応答スクリプトを使ってはいけません。 」
    • 「サーバが混雑している時間帯には、編集間隔を20秒以上あけることを推奨」

前述の通り、この改訂は過去の原則や慣例をシステム化し明文化したものです。仮にこの改訂案が正式化した場合は、過去のBot承認に対しても適用します。Wikipedia:Bot/ステータス#Botフラグ付ボット_(with_a_bot_flag)の作業内容に、作業種別のアルファベットを追加予定です。(もちろん、表記を分かりやすく変えるだけで、承認範囲は今までどおりで変更はありません。表をソートしたときに、少し見やすくなる利点があります。)その際、過去の議論で作業速度の上限が変更された際の情報も更新しようと思います。 既にWikipedia:BotWikipedia:Bot/使用申請Wikipedia:コメント依頼で告知済みですが、ビューロクラット各位:Infinite0694さん、Jkr2255さん、Penn Stationさん、柏尾菓子さんと、プロジェクト‐ノート:Botに新たに告知します。さらなるブラッシュアップのために、ご意見をお待ちしております--W.CC会話2023年3月27日 (月) 17:09 (UTC)返信

コメント
  •   コメント - 細かいですが
  1. 混雑している時間帯の制限に関してですが、混雑しているの定義は何でしょうか?https://www.wikimediastatus.net/を見るとリクエスト量が15万/秒以上の「20時 - 6時」とかでしょうか。何を基準に混んでいるとするのか分からないと特に自動運転のBotが困るのではないでしょうか。
  2. Wikipedia:Bot/改訂案202303#申請手順の2か3で仮運用開始はビューロクラットの承認が必要なことを記載した方がいいのではないしょうか。
  3. Wikipedia:Bot/改訂案202303#申請上の注意事項の種別G・Hに関する注意ですが、種別Gは削除者として信任されててもいいので「管理者または削除者としてー」にするべきではないでしょうか。

--春春眠眠 🗨️会話 2023年3月27日 (月) 17:45 (UTC)返信

コメントありがとうございます。
  1. その規定は、現在のWikipedia:Bot#Botの条件にもあります。ご指摘の通り曖昧で分かりにくいということや、かつてほどサーバーの負荷を気にしなくても良くなっている事情から、削除しようとも迷いましたが、meta:Bot_policyにも規定があるため、消すのはやめておきました。同ページにも定義は明確に定められているわけではありません。「何時から何時、といった厳密な制限ではないけれど、サーバーの負荷をある程度は意識して、低速でできる作業は低速でやってね」という努力規定、という理解でよいと思います。
  2. 「ビューロクラットの承認」というよりは、「コミュニティの合意」ですね。合意が成立しているかどうかをビューロクラットが判断する、という解説文を付け加える形はいかがでしょう。
  3. ご指摘の通りですね、追加することが妥当と思います。
--W.CC会話2023年3月28日 (火) 10:11 (UTC)返信
  1. かしこまりました。
  2. 確かにそちらの方がより正しいですね。同意します。
--春春眠眠 🗨️会話 2023年3月28日 (火) 10:16 (UTC)返信

  最初の提案から2週間、具体的な文案作成から1週間経過しました。ある程度の合意は得られていると判断して、方針へ反映しました。運用するうちに出てきた問題点や分かりにくい点は、今後ブラッシュアップしていければと思います。--W.CC会話2023年4月4日 (火) 13:47 (UTC)返信

  •   コメント 上では私のコメントが議論の邪魔になってしまいすみませんでした。以降はコメントを自粛させて頂きました。リバイズした文書の内容とはあまり関係ありませんが1点だけ、Wikipedia:Bot/ステータスの{{BotL}}にはソース言語/ライブラリの情報も含めておくのはどうでしょうか。
承認対象となる種別に関しては使用申請で議論すればよいと思いますが、現状pywikibotではないプログラムを使う運用者が混乱する可能性があるように思いました。例えば、種別E(保護テンプレート整備)と種別I(特定ページの定期更新)を仕事の1つにしている私のDragoBotは、使用している自作ライブラリがかなりテンプレートの抽出に特化しており、保護テンプレートの除去と{{UserAN}}の更新作業の両方でこれを使いまわしています。機能面だけ見ると種別Cにも該当するのかも、と勝手に思っていたのですが、どのBotがなんの言語/ライブラリを使っているのかが表に含まれていれば、例えば自身がどの種別で使用申請をすべきかを見極めるためにステータス一覧を眺めたりするときに、同じ言語を使っているBotの承認種別参考を探すという意であてが付けやすくなる気がします(WP:BOTの作業種別欄のあたりにも、Wikipedia:Bot/ステータスへのリンクを参考用に貼っておくのもありかと思います)。いかがでしょうか。--Dragoniez (talk) 2023年4月10日 (月) 11:26 (UTC)返信
コメントありがとうございます。{{BotL}}は13年ほど前に私がen:Template:BotSを改良して日本語版に導入したものです。当時の乏しい見識で作った大枠がそのまま残っており、改良の余地は十分にあると思います。言語/ライブラリを追記することに反対しません。運用者としての視点からすると、同じ言語/ライブラリを使っている人がどういう運用をしているか、過去の事例が探しやすく参考になるかもしれませんね。なお、コミュニティの視点からすれば、どの種別で使用承認をすべきか、については言語ベースというより、仮運用でどんな作業ができると示したか、によると思われます。--W.CC会話2023年4月10日 (月) 16:23 (UTC)返信

「転送ページを作成せずに移動」権限の扱いについて 編集

お疲れ様です. 利用者:QueueBot会話 / 投稿記録の導入についてプロジェクト‐ノート:カテゴリ関連で議論を行っていたところ、「転送ページを作成せずに移動」の取り扱いについて規定がないという指摘があったため、これについて明文化することを提案します.

特別:利用者グループ権限によると、現在「転送ページを作成せずに移動」を行うことができるsuppressredirect権限を持っているのは

  • 管理者
  • インターフェイス管理者
  • 削除者
  • Bot

のようです.

Bot以外はすべて削除権限を持つ利用者グループなため、実質的に「転送ページを作成する通常の移動を行った後、転送ページを即時削除」しているのと同じなのでは、という見方ができます. 削除者が導入された際のWikipedia:井戸端/subj/新しい利用者グループの作成などを確認したところ、suppressredirectは「削除権限の一種である、だから削除者にもこの権限を付ける」という方向で議論が進んでいたようです.

他プロジェクトでは

  • MediaWikiのデフォルト
管理者とbotがsuppressredirectを持っている
  • 韓国語版
削除者suppressredirectを持っておらず管理者とbotは持っている

のような状況です.

  • ロシア語版
削除者、管理者、botがsuppressredirectを持っている. (ロシア語版は他にもこの権限を持つ利用者グループが複数あるようです)

削除者にsuppressredirectがない場合はありますが、確認した限りどの他プロジェクトでもbotはsuppressredirectを持っているようです.

これらを踏まえて、「botは削除者権限がなくてもsuppressredirectを行使できる、ただし種別F(移動)で使用申請が認められなければならない」という趣旨の内容をWP:BOTに盛り込むことを提案します.

--鏡華会話) 2023年8月6日 (日) 07:30 (UTC) --(加筆修正)鏡華会話2023年8月6日 (日) 08:25 (UTC)返信

  コメント そもそも管理者や削除者に対しても「リダイレクトを作成せずに移動」の使い方について方針などが定まっていないので、削除者権限の取得を必須化したところで…という話ではあります.
英語版にはen:WP:PMRCがあり「移動後に作成されたリダイレクトが即時削除対象が明確である場合リダイレクトを作成せずに移動できる」と定められています.
これに対応する方針を日本語版で作り、「これに準拠する限りは管理者/削除者/botなどはリダイレクトを作成せずに移動を行使できる」という方向に持っていくべきかもしれません.
こちらの場合WP:BOTで完結しないためもう少し広い範囲で意見を募るべきですので、コメント依頼を行います.--鏡華会話2023年8月6日 (日) 08:40 (UTC)返信
  報告 WP:BOTで完結しなくなったためWikipedia:井戸端/subj/「転送ページを作成せずに移動」権限に関する方針についてに移動します--鏡華会話2023年8月6日 (日) 09:08 (UTC)返信
  報告 Wikipedia‐ノート:削除者#管理者・削除者の運用するBotの削除者立候補の手順省略で削除者・管理者が運用するbotの削除者権限付与について議論を行っています. --鏡華会話2023年8月25日 (金) 10:10 (UTC)返信

「#Additional_guidelines」アンカーの指定先について 編集

Bot方針の改定時に「#Additional_guidelines」アンカーがなくなってしまったため、Wikipedia:Bot/使用申請の英語表記での方針サマリ第1項にて「WP:B#Additional_guidelines」が該当箇所にリンクされていません。対処としては、改定前に存在した「{{anchors|注意事項|Additional guidelines}}」相当の記述を本ページの該当する節の前に追加するか、左記で示した節へのリンクに使用申請ページの方で変更するかといったところかと思います。個人的には前者が良いのではないかと思いますが、他ページで以前のアンカーが指定されているかは調査できていないため後者でも十分かもしれません。--Amayus会話2023年8月14日 (月) 08:03 (UTC)返信

  情報 データベース・ダンプから確認した限りでは「#Additional_guidelines」アンカーを使用しているのはWikipedia:Bot/使用申請の当該箇所のみでした。その他のリンクとしては以前の節名へのこちらの会話ページ編集がありましたが、対象のBotも10年以上活動はなく考慮不要なものと思います。--Amayus会話2023年8月14日 (月) 09:47 (UTC)返信
  提案 本方針ページの「化粧直しスクリプトの追加制限/ Additional guidelines for cosmetic changes scripts」節見出しの直前に「{{anchors|Additional guidelines}}」を追加することを提案します。反対や対案等の提示がないようでしたら、実施したいと思います。--Amayus会話2023年8月26日 (土) 21:36 (UTC)返信
  反対はなかったものとして変更を反映しました。WP:B#Additional_guidelinesが該当節を表示することを確認しています。--Amayus会話2023年9月12日 (火) 09:05 (UTC)返信

ご利用のウィキは間もなく読み取り専用に切り替わります 編集

Trizek_(WMF) (talk) 2023年9月15日 (金) 09:30 (UTC)返信

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