http://www.apper.de/wikipedia/wikihistory/WikiHistory.exe ダウンロード(2016年3月4日時点のアーカイブ版)

WikiHistoryはウィキペディアの記事の編集者を表示するツールです。

使い方 編集

プログラムを起動すると次の画面が表示されます:

 

まず使用するプロジェクトを選択します。ウィキペディア日本語版であれば「日本語」を選択します:

 

次に記事名を入力します:

 

その後エンターキーを押すか、"Load History" というボタンをクリックすれば、対象記事の履歴情報が表示されます。

 

"Edit List" タブでは、記事の全履歴を見ることができます。利用者名を指定すると、その利用者の編集記録だけを抽出して表示します。

 

"User Statistics" タブでは、編集した利用者の一覧を見ることができます。

 

"Find revision" タブで履歴の検索ができます。テキストを指定して検索すると、古い版から順に検索を行い、指定したテキストが含まれる最も古い版を、"Edit List"タブでハイライトして表示します。ダブルクリックするか右クリックすることで、差分をブラウザで表示できます

次の検索オプションがあります。

  • 検索範囲の指定
    • all: すべての版を対象に検索を実行します
    • selected in "Edit List": "Edit List"タブ で選択した版だけを対象に検索を実行します
    • given timesapn: は時間指定した範囲だけを対象に検索を実行します
  • 検索方法の指定
    • case-sensitive: アルファベットに関して大文字と小文字を区別します(日本語に関しては関係ありません)
    • regular expression: 正規表現で検索します
    • only find the oldest revision matching: 最も古い版だけを返します。チェックを外すと全ての版を検索し、"Edit List"を赤と緑で色分けします。

 

"Text authors"タブでは、記事中の各テキストを執筆した編集者を分析できます。この操作はマシンスペック、記事の長さ、版の数に応じてかかる時間が変わります(記事が長大で履歴の版数も多い場合、数時間以上かかることもあります)。分析が終わると各編集者ごとの寄与率が計算され、寄与率の多い方から5人分の編集が、色付きで表示されます。

 

色分け表示されている領域を右クリックすると、表示内容をクリップボードにコピーすることができます(html形式またはウィキテキスト形式)。どちらの場合も、5人の編集者の内容が色分けされて表示され、色付きテキストにマウスを重ねると編集者の名前が表示されます(/例)。

インストール 編集

2010年9月現在、ウィキ・ヒストリーのインターフェースは英語のみです。ただし英語版の他、コモンズやドイツ語版、日本語版などのプロジェクトで使用できます。

  • ウィキ・ヒストリーを動かすには、ウィンドウズ上で、.NETフレームワークのバージョン2.0以上がインストールされている必要があります。
  • LinuxまたはMac OS Xの場合、Monoを使用して動かすことも可能です。ただし編集者の色分け機能はウィンドウズで動かすのと動作が違います。また分析速度も遅いです。

プログラムは次のサイトからダウンロードできます(ダウンロード)。.NETはマイクロソフトのサイトからダウンロードできます(.NET Framework ダウンロード)。

不具合報告・フィードバック 編集

不具合報告などのフィードバックは、ドイツ語版のノートページで受け付けられています(de:Benutzer_Diskussion:APPER/WikiHistory

バージョン情報 編集

  • Version 1.0.0: 初期バージョン (2008年10月9日)
  • Version 1.0.1: 高速化 (2008年10月9日)
  • Version 1.0.2: Mono用のテキスト色分けコード (2009年1月27日)
  • Version 1.0.3: バグ取り (2009年2月7日)
  • Version 1.0.4: 検索オプションを追加、寄せられた意見を反映 (2009年2月9日)
  • Version 1.0.5: 小さいバグ取り、アップデート・チェック機能 (2009年4月20日)
  • Version 1.0.6: テキスト分析機能の高速化 (2009年4月24日)
  • Version 1.0.7: ウィキメディア・サーバーの変更に対応 (2010年2月21日)

関連項目 編集

外部リンク 編集