Wikipedia:ナビゲーションテンプレート

ナビゲーションテンプレート (navbox, topicbox) は、複数の記事ページ上でナビゲーションを容易にするために関連する内部リンクをまとめたものです。

なんでもかんでも詰め込まないよう、「独自研究は載せない」、「記事どうしをつなぐ」などに留意してください。

携帯端末でのアクセス(モバイルビュー)では、ナビゲーションテンプレートは表示されません。

性質

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ナビゲーションテンプレートはナビゲーションを提供します

  • Navboxは、関連記事について可能な限り多く詰め込むことを目的としたものではないです。そのようなNavboxは、読者が関連する話題を探し出す助けとなるでしょうか? Navbox中のリンクからどれかふたつ記事を取り出してみた時に、読者がその片方の記事を見ているとき、もうひとつの記事へと移動したいと本当に思うでしょうか?
  • 大きすぎるNavboxはナビゲーションとして使いにくくなるものなので、サイズは小さく保つべきです。多数の記事の間でナビゲーションしたいのであれば、以下の方法を取ることを検討してください:
    • サブトピックについて、それぞれをもっと小さな複数のテンプレートに分割する。
    • 条件文を使って、関連するサブトピックのみを表示するようにする。
    • 関連性の強い関係記事だけを表示するようにして、残りは隠す(クリックして表示するタイプにします)。
  • Navboxは小さすぎるのも適当ではありません。リンクがほんの少ししかないようなNavboxは、関連項目セクションで済ませたり、{{Main}}や{{See also}}で置き換えることができます

ナビゲーションテンプレートはすでに存在する記事の間のナビゲーションを提供します

  • 赤リンクを含めるのは、記事が作られる見込みが高そうな場合以外は避けるべきです。またそういった場合であっても、編集者はテンプレートより先に記事を書いておくほうが望ましいです。
  • 内部リンクではない単なるテキストを記載するのは避けるべきです。そういったものは記事に配置する方がより適切でしょう。
  • 外部リンクはNavboxには含めず、しかるべき記事に配置すべきです。

ナビゲーションテンプレートは関連する記事の間のナビゲーションを提供します

  • もしテンプレートに載せる予定の記事の一群が、記事本体において信頼できる情報源によって関連性が示されていないのなら、それらを内部リンクするのはたぶんベターな方法ではありません。

利点

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関連項目」節に列挙する代わりにNavboxを用いるメリットは以下があります。

  • 「出典」と「外部リンク」節の間の乱雑な記事面積を減らすことができます。
  • リンクが多い場合、従来のリストやテーブルと比べて記載がコンパクトになります。
  • 「関連項目」節のリンクを使うよりも、読者はナビゲーション範囲を直感的につかめます。
  • あまり直接関係ないリンクの場合、標準では隠すことができます。
  • 関連記事が増減した時にも、更新メンテナンスが容易になります。
  • ビジュアル的に多くのユーザを喜ばせます。
  • 既存記事との関連関係を示せるために、新規記事の主題が分かりやすく、関連記事との関係を示す手間が省けます。
  • 新規記事や古い記事が孤立していても、Navboxを用いることで多くのリンクを得られます。

種類

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よく使用されるのは、ナビボックス(navbox)とサイドバー(sidebar)の2種類です。

ナビボックス

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通常ページの最下部に設置される横型のナビゲーションテンプレートです。{{Navbox}}テンプレートを使用して作成できます。

  • 下に、ナビボックスの例 {{Named sapphires}} を示しました。

サイドバー

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インフォボックスと同様に、通常ページ最上部の導入文の右端に設置され、縦方向に内部リンクを配置します。{{Sidebar}}テンプレートを使用して作成できます。

  • 右端に、サイドバーの例 {{測地学}} を示しました。

使用上の注意

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ナビボックスとサイドバーの主な違いは次のとおりです。

  • ナビボックスは、水平方向に表示されるため、少数のサブカテゴリに属する長いリンク一覧に最適です。記事の一番下に設置されるため、サイドバーよりも広範なリンク一覧に適しています。記事ページには複数のナビボックスが含まれることも多く、内容が多少重複することもあります。また、すべての記事ページにナビボックスを設置する必要はありません。
  • サイドバーは、通常垂直方向に表示し、記事本文のテキストと並んで比較的目立つ位置に設置されます。そのため、関連するリンクが少ない場合に適しています。関係のない情報はサイドバーに含めないでください。また、複数のサイドバーを持つ記事ページはほとんどありません。

代替案

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いくつかのケースでは、Navboxを作るよりも好まれることがあります。

  • もし記事のグループが既存のカテゴリと有意に重複する場合は、代わりに{{Otheruses}}の使用を検討してください。もちろんカテゴリはすでに当該の記事内にリンクしているため、{{Otheruses}}ではナビゲーションに変わりがないとも言えます。
  • ひとまとまりの記事があって、同じ位置にある、もしくは題名が共通するなど、わずかな共通点しかない場合、たとえば爵位あるいはスポーツの世界チャンピオン戦など、{{Succession box}}の使用を検討してください。いくつかの要職に就いた人用の応用編はtalk:Succession box(英語)で議論されています。
  • 異なるカテゴリに属する記事を論理的に結ぶには、継承テンプレートを使います。

設置場所

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ナビゲーションテンプレートを記事の下部に置く場合は、上から(1)ナビゲーションテンプレート、(2){{Taxonbar}}や{{Normdaten}}、(3)スタブテンプレート、(4){{リダイレクトの所属カテゴリ}}、(5)デフォルトソートカテゴリの順番で設置するようにしてください。

関連項目

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テンプレート 折畳モード タイトル色 画像 グループ スタイル
パラメータ
例テンプレート
{{Navbox}} collapsible navbox Left/Right of body Yes Yes {{イギリスの電車}}
{{Navbox with columns}} collapsible navbox Left/right of columns No Yes {{都道府県知事}}
{{Navbox with collapsible groups}} collapsible navbox Left/right of body and/or in each list Yes Yes {{日本近代地震}}
{{Navbox subgroup}} collapsible navbox No Yes Yes {{日本百名山}}
{{NavboxYears}}
{{NavboxYears2}}
collapsible navbox No No No {{全豪オープン}}
折畳属性
種類 CSSクラス Javascript 畳まれるとき Custom
initial state
ネスト タイトル色 フォントサイズ
Collapsible table collapsible, navbox Common.jsにて定義 2個以上 Yes No #ccccff 90%