Wikipedia:井戸端/subj/初心者さんの法的リスクの回避に、新しい通知が必要ではないか?

初心者さんの法的リスクの回避に、新しい通知が必要ではないか? 編集

こんにちは。最近は初心者さんが元気にご活躍のようで何よりです。この度は、初心者さん(及びIPさんも)による法的リスクについて考えたいと思います。

ケース1:個人情報
ある漫画家さんで、こういう編集をしたことがあります。このケースは、2015年11月9日にアカウントを取得なされた新規利用者さんが1週間後に行った編集が、新規参入者さんが、本名だと思い込んだ(勘違いした、または、ウィキペディアでの資料の扱い方の不慣れな)ものを、本名が信頼できる情報源で公表されていない(または本名だと推定した資料のみ存在する)ことを知る私がRVしたケースなのですが、これは、ウィキペディアンの誰も気が付かないままですと、漫画家本人さんが「本名を無断掲載しないことをメディアに対しプレスリリースしている」状態なので、法的な問題となる可能性を秘めたケースではないかと思います。
ケース2:営業妨害
ある漫画家さんで、こういう編集があります(記載時点で一日後の予定の「12月21日には議員会館にて出版に抗議する記者会見が行われることとなりA参議院議員が広くマスメディアに参加を呼び掛けている」を投稿)。これは、2015年5月4日にアカウントを作成なされた方が、7か月後に編集されています。実は、A参議院議員さんのその行為は、漫画家本人さん(とその支持者さんら)が「営業妨害」だとFMラジオ番組などで指摘しています。ウィキペディアがそれ(妨害の告知)を書くと、個人が事業主でその生業を妨害したなら営業妨害の成立ですが、こういったものは判例に従うものとは思いますが、ここらへんの法的リスクはいかがなものかなと思ったりします。なお、営業妨害に関しては、初心者さんかはわかりませんが、こういう話もあるようです。
ケース3:名誉棄損
ある市民活動家さんで、こういう編集がありましたが、これは最終的には除去したのですけれども、作家Tさんは、この作家ならではの表現(言葉選び)により当事者さんを褒めているのでしょうが、でも、もし当事者さんが何らかの不幸な原因でウィキペディアに腹を立てたとしたなら、真っ先に狙われそうな表現ではなかろうかと思います。こちらの編集者さんは2015年9月22日にアカウントを取得なされた当日の編集であります。判例によるでしょうが、これも法的リスクなのではなかろうかと思ったりします。

ほかに初心者さんがやってしまいがちなことは、著作権侵害でしょうか。それは従来通り、多人数の目で見張って発見次第の除去(及び削除依頼)だとしましても、上のケース学習で示しました幾らか込み入った案件(グレーゾーンとでも言うべき)ですと、法的リスクを発見するのが大変ですし、前もって、善意の初心者さんがウィキペディア執筆(編集)にまつわる法的リスクに関して学習しておけば、ある程度は防げるのではないか、とも思っています。

しかしながら、初心者さんが、前もって学習するとして、実はウィキペディア内の方針文書に、法的リスクは分散して書かれています([1][2][3][4][5]など)。新規参入者さんへのメッセージカードに、真っ先に読むように、法的リスクを分かり易く、リンク先を示しておくべきなのかなぁ、あるいは、「プレビュー機能のお知らせ」のような独立したメッセージカードがいいのかなぁ、と思慮しています。あるいは何もしないで大丈夫でしょうか。いかがでしょうか?

私見:熱血指導にも問題がありますが、そんなに熱血ではない法的リスクについての説明で、元気のよい初心者さんは、その場は納得したかのようにしても、2日後に、揚げ足をとってみたり、数日後に喧嘩を売るかのような編集をしたり、「自主的に方針等の理解を深められることを望みます」と暴言ともとれる発言をしたり、その後、コメント依頼提出と、個人的な怨恨とみられる事例に発展する場合までありますので、法的リスクの説明に関しても、舌足らずにならないように、そのさわりでさえも、なるべく(メッセージカードのような)事務的な作業にしたほうがよいのかなぁとも考えていたりします。--謗法会話2015年12月20日 (日) 14:24 (UTC)[返信]

特に必要性は感じません。普通に常識のある大人にはいらない内容ですし、ウィキペディアが敷居が高いと思われると、敬遠されませんかね。真っ先に読んでもらいたいのはこのページでしょう。問題のある人にだけ、気が付いた人が指摘するという今のやり方でいいんじゃないでしょうか。--ぽてから会話2015年12月20日 (日) 15:59 (UTC)[返信]
  •   真剣に議論を提起したのでしょうか?3点目は知りませんが、他は仕返しにしか見えないのですが。
    • 1点目については、記載されている名称が本名であれば、現状の版でも問題。本名でなければ、単なる間違いなので個人情報の公開ではないでしょう。
    • 2点目は、私的には問題ないと判断します。仮に議員の抗議活動が営業妨害だとしても、抗議活動があった事実を書く事が営業妨害になるとは思えません。
    • 3点目は、私的には問題ないと判断します。ゼミの先生の批判ではない言葉を名誉毀損と捉える事はあまりないでしょう。ただし、Aさんが「Bは〇×△」という明確な名誉毀損を言った場合、それをそっくりそのまま「AはBに対して〇×△と言った」と書くのは問題があるかもしれません。
いずれにせよ、まともな議論を提起したいのであれば、貴方と関係のある個々の利用者ではなく、一般論で述べるべきでしょう。--JapaneseA会話2015年12月20日 (日) 16:16 (UTC)[返信]
JapaneseAさまがそのようにとらえるのですから、全く返す言葉もございません。ただ、一点だけ。法に詳しい方にこの小話にご意見がもしございましたら、ご見識を賜りたく存じます。--謗法会話2015年12月21日 (月) 03:40 (UTC)[返信]
  •   コメント例示されているもののうち、
  • ケース2、ケース3は、法的な問題にはなりません。
  • ケース1について、ウィキペディアでは多くの場合「個人情報」ではなく「プライバシー」の問題となります。実際に本名かどうかは問われません。扱うこと自体が侵害となりえます。出典があるからと言って侵害を免れるわけでもないです。一方、本人が嫌がっているとしても、いくらかの公人性があり、かつ十分流布している情報であれば、プライバシーは侵害しません。
これらのような問題は、それほど簡単に判断できるものではありませんし、過度に抑制的な文書を作ることは、不要な萎縮、あるいは適切な判断のもとで執筆されているものにまで影響を及ぼしたりすることに繋がります。また、法的な部分はともかくとして、百科事典の記述としてどうか、という部分で記載するかどうかという判断が重要であり、かなりの事例では、百科事典の記述として、という判断で法的な問題は回避できると思われます。常識的な部分は常識として、また一部は削除の方針などで線引きされていますが、これを超えたところは、知識を持ち、説明できる方が、個別に解説、案内することで対応するしかないと思いますし、こうした問題に関わる利用者、こうした問題をウィキペディアの問題として取り上げようとされる場合には、基礎的な知識を自ら獲得することも必要です。ケース2、ケース3くらいの判断はできるようになるでしょうし、ケース1についても基本的な法理は身につけることができるはずです。--Ks aka 98会話2015年12月21日 (月) 06:21 (UTC)[返信]