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X-02 Wyvern 諸元
概要
用途 制空/多用途戦闘機
乗員 パイロット1名
開発開始 1998-MM-DD?
開発国 エルジア共和国(メーカー不詳)
寸法
全長 21.84m
全幅 18.3m(外翼展開時)・11.54m(外翼収納時)
全高 4.36m(外翼展開時)・3.42m(外翼収納時)
重量
自重 16,800kg
動力
エンジン ERG-1000×2(詳細不明)
性能
戦闘行動半径 1050km
最大速度 Mach 2.5+
武装
固定武装 航空機関砲1門(詳細不明)(04・5・ZERO・X)
爆弾 無誘導通常爆弾(ゲーム内未登場・詳細不明)
小弾頭ディスペンサー(暫定装備)(04・X)
(誘導弾頭の開発遅延により通常型小型爆弾散布のみ)
ミサイル AIM-9X サイドワインダー(04)
R-73 アーチャー(ZERO)
ダークファイア長距離AAM(X-02専用・射程200km級)(04・5・ZERO・X)
高機能対地ミサイル(同時多目標攻撃可能・詳細不明)(ZERO)
その他
空中給油 可能(フライングブーム方式)
艦上運用 可能(04・X)

X-02は、ナムコ後のバンダイナムコゲームス→バンダイナムコエンターテインメント)のプレイステーション2フライトシューティングゲームエースコンバットシリーズに登場する架空軍用機。愛称はワイバーン(Wyvern)[1]。資料によってX-02・X-02A・X02A等の記述の違いが見られるが、基本的に同一の機体である。以下の項目においては、『ACE COMBAT X2 JOINT ASSAULT』を除くシリーズ作品における世界観に基づいた設定について記述する。

目次

概要編集

機体形状は、大型カナード前進翼形態と後退翼形態をとる変形可能な主翼、水平尾翼形態と外半角のついた垂直尾翼となる形態をとる全遊動式尾翼によって構成される三面翼(スリーサーフェイス)構造。

速度に応じて後退翼と水平尾翼で構成される高速飛行形態と、前進翼と外半角のついた垂直尾翼で構成される高機動形態が選択される。ステルス性を意識した形状で全体的に直線で構成されており、兵装は機体内部に収容される。ウエポンベイは、機体中央の左右エンジン中間に大型兵装の複数搭載も可能な大型兵装庫、左右のエンジンとエアインテークの中間下部に短距離AAM用の小型兵装庫を左右それぞれ1庫ずつ備える。エンジンは三次元ベクタードノズルにより全方向に推力偏向が可能なエンジンを2基搭載する。

高速飛行形態時には主翼外半を主翼内半に折りたたむという構造のため、その部分は燃料タンクとして使用できず、従来機に比べ航続距離が短い。そのためエルジア王国における開発中には可変翼機構を廃した空軍型も検討された。

ゲーム内における扱い編集

※ 文中に登場する固有名詞については『ACE COMBAT 04』の用語集を参照。

ACE COMBAT 04編集

当初はエルジア海軍が保有する艦上戦闘機の更新用の機体として開発が開始されたが、空軍の更新要請と同時期であったため両軍事組織と軍需メーカーの協力で開発が進められた。 開発開始の時期については諸説あるが、遅くとも1998年には開発が始められていたと見られている。基本的な機体形状や設計概念は、1987年にはほぼ完成していたと思われる資料が残っているが、実機の開発には遅延が生じていた模様である。

前述の通り機体シルエットが大きく変わるため、開発当初からX-02の存在を把握していたユージア大陸諸国に、複数の戦闘機を平行開発していると誤認させた。

2003年夏のサンサルバシオン侵攻で、隕石迎撃用の長距離対空砲ストーンヘンジを接収したエルジア軍は、これを軍事利用することでISAFをユージア大陸から駆逐した。これを受けエルジア政府は、コストのかかる新機種開発ではなくストーンヘンジと在来型の軍用機による防空体制の構築を選択するが、エルジア空海軍と開発に関わったメーカーなどの開発推進派はストーンヘンジへの防空体制の依存を危惧していた。政府と推進派との対立が議会を巻き込むレベルにまで激化したことで、この機体の開発は事実上停止する。しかし、ISAF最後の拠点とも言えるノースポイントへの上陸作戦のために集結していたエイギル艦隊がコンベース港で壊滅したほか、大陸の南東に位置するコモナのロケット打上げ施設を巡る戦い、ISAFの大陸反攻、そしてストーンヘンジの撃破によって戦況が不利となったことを受けて開発が再開された。終戦には間に合わなかったものの、ISAFによる開発施設の接収により、この機体が注目される。その後、ISAFはX-02を完成させ試験飛行を行い、潜在的な能力においてF-22Aをも凌駕する事が明らかとなった。

ACE COMBAT 5 アーケードモード編集

戦争終結後の武装解除を拒否し、地下に潜伏していたエルジア軍の残存勢力が自由エルジア軍を名乗り武装蜂起。この際兵器の奪取目的で、かつてエルジアのものであった軍需工場の襲撃が行われ、完成していたこの機体が接収された。ISAFの残存勢力討伐作戦カティーナ(KATINA)で、ISAF側の航空部隊の迎撃に出撃した全ての機体がたった一機のF-22Aとの交戦で失われた。

ACE COMBAT 5編集

  • 機体の図面と生産用の機材が友好国であるユークトバニアへ譲渡されていたため、ユークトバニア軍が運用している。
  • ノースオーシア・グランダーI.G社にも図面や生産用の機材が渡っていた。
  • オーシア国防海軍第3艦隊が独自に拿捕した南ベルカのユーク向け密輸船に同機も積載されていた可能性があり、非公式の作戦に使用されたとする説もある。

2010年、何らかの理由でオーシア側に撃墜されたユークトバニア軍所属のX-02が、サンド島の航空機基地に運び込まれ、人目を避けるようにシートで覆われ、格納庫の天井から吊り下げられて保管されていた。これは、一部部品にノースオーシア・グランダーI.G.社のロゴが入っており、「ノースオーシア・グランダーI.G.社が敵国ユークトバニアに兵器を密輸している」という事実が告発報道される可能性を、ベルカによる戦争推進扇動工作の影響を受けていたオーシア政府関係者や軍高官が恐れたほか、事が露見した際に発生する恐れのある、この事件とは無関係のノースオーシア州出身者への偏見と弾圧による国内情勢の悪化を考慮したためと思われる。

登場作品編集

ACE COMBAT 04編集

  • プレイヤー機として登場。
  • 特殊武装は小弾頭ディスペンサー(略称:BDSP)、マルチロック可能な長距離空対空ミサイル(略称:XLAA)、高機動空対空ミサイル(略称:QAAM)のいずれか一つを搭載できる。
  • 作中では艦載機として登場する。

ACE COMBAT 5編集

  • プレイヤー機として登場。また、アーケードモードでは敵機として登場する。本作より「ワイバーン」の愛称が付けられた。
  • 特殊兵装はマルチロック長射程空対空ミサイル(略称:XLAA)一種のみ。
  • 今作では、その機体での敵破壊数(キルレート)が一定以上になると、一部の機体に派生型の機体が出現するが、本機には派生型は存在しない。
  • 『04』とは異なり、艦載機ではなく陸上運用機として登場する。

※『04』ではエアブレーキ時にカナードも使用しているが、『5』以降では使用していない。

ACE COMBAT ZERO編集

  • プレイヤー機として登場。
  • 特殊兵装は複数目標誘導対地ミサイル(略称:XAGM)、マルチロック可能な長距離空対空ミサイル(略称:XLAA)、高機動空対空ミサイル(略称:QAAM)のいずれか一つを搭載できる。

※ストーリー上、時系列的には存在していない機体である。

ACE COMBAT X編集

  • プレイヤー機として登場。
  • 兵装は通常のミサイルと機銃、選択式で特殊兵装のマルチロック可能な長距離空対空ミサイル(略称:XLAA)、複数目標誘導対地ミサイル(略称:XAGM)、小弾頭ディスペンサー(略称:BDSP)のうちいずれかを搭載できる。
  • 作中では『04』以来の艦載機として登場する。
  • 今作では機体のチューニングによる性能強化が可能。本機独自のチューニングパーツとして、通常ミサイルにブースターを取り付ける事で射程を伸ばした「長距離ミサイル(Long Range MSSL)」が用意されている。

ACE COMBAT X2編集

  • プレイヤー機として登場。
  • 前作『X』に続いて登場。
  • 前作同様チューニングもできるが専用パーツはなくなった。
  • 特殊兵装は高機能長距離空対空ミサイル(マルチロック可)(XLAA) 高機動ミサイル(QAAM) 小弾頭ディスペンサー(BDSP) 高機能空対地ミサイル(マルチロック可)(XAGM)の内から0~2つ選択可(今作は通常ミサイルのみ、特殊兵装のみの出撃が可能)

ACE COMBAT ∞編集

  • プレイヤー機として登場。
  • 特殊兵装は6目標マルチロックオン 空対空ミサイル(6AAM)、スタンドオフディスペンサー(SOD)、高機動 空対空ミサイル(QAAM)の内から一つを装備可。
  • 『ZERO』に登場したナイトエースカラー(ライトグレーに各翼縁のみツートンのブルー)の機体が、通常機より性能向上が図られた特別機体「X-02 "Knight"」として登場、ランキングイベントの上位入賞報酬として配布された。

ACE COMBAT 7編集

エルジアが開発したX-02Aをベースに、空軍単独採用モデルとして大幅な改修を行った戦闘攻撃機であるX-02Sが、敵エースの機体として、自機としては隠し機体として登場。X-02Aが単座であるのに対し、本機は複座となった。また、本機種下部には、F-35にも搭載されているEOTSらしき装置も確認されている。その他の外形に変化は見られないが、その中身は全くの別物といってよい程の進化を遂げており、従来の空戦能力はそのままに重武装化を達成し、極めて高い機体性能を秘めた機体に仕上がったものの、最大性能を発揮するにはパイロットには高い技量が求められる。愛称は「ストライクワイバーン」。

  • 特殊兵装は4目標マルチロックオン空対空ミサイル(4AAM)、対艦ミサイル(LASM)、レールガン(EML)が選択可能。

その他編集

『ACE COMBAT 04』の発売後、2ちゃんねる等の一部のインターネット掲示板を中心に、「X-02」が小説『グッドラック - 戦闘妖精・雪風』の表紙イラストに描かれた戦闘機「FFR-41 メイヴ」に似ているといった説が流布し、一説には『ACE COMBAT 04』発売直前のZero-CONで先行公開された、OVA版『戦闘妖精雪風』のトレーラーに登場した兵器のデザインが衝撃的なものであったことを受けて、最終的なデザインにOKを出した監督に対する、ゲーム開発チームによる嫌みではないかという憶測等も流布されていたが、小学館及びソフトバンクパブリッシングから発行された『ACE COMBAT 5』の攻略本で、Su-47YF-23等を参考に考案された機体であり、小説とは全く関係ないと開発スタッフにより否定されている。

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ 初登場の『ACE COMBAT 04』時点では、特に愛称は付けられていなかったが、『ACE COMBAT 5』以降からワイバーン(Wyvern)の愛称が設定された。

外部リンク編集

※注 リンク先に記載されているX-02に関する記述は、製作者による創作が含まれたものであり、公式のものではありません。