XM806 LW50(Lightweight .50 Caliber Machine Gun)は、ブローニングM2重機関銃の後継として開発が進められていた50口径重機関銃

XM806
XM806
種類 重機関銃
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 ジェネラル・ダイナミクス
年代 現代
仕様
口径 12.7mm
使用弾薬 12.7x99mm
装弾数 ベルト給弾(M9 ベルト)
作動方式 ショートリコイル
全長 1,562mm
重量 18kg(本体重量)
28kg(XM205三脚(10kg)を含む)
発射速度 260発/分
歴史 
テンプレートを表示

ジェネラル・ダイナミクス社が開発中止になったXM307の技術をスピンアウトする形で、M2の改良型として開発を行っていたが、2012年に開発が中止された。

概要 編集

 
M2重機関銃(奥)とXM806重機関銃(手前)

前走発火方式の採用により、M2重機関銃と比較して重量は約半分まで減少し、射撃の反動も約60%軽減することに成功した。発射速度はM2の半分程度だが、同じくM2の後継を目指して開発されていたXM312よりは高い。射手の安全性の向上や分解結合の容易さでもM2より優れている。

また、ピカティニー・レールが取り付けられているため、M145などの各種光学サイト夜戦用の赤外線レーザーサイトナイトビジョン用)を取り付けできる拡張性を有している。

関連項目 編集